*****2歳馬*****

【ルージュレアリーズ】

馬体重:451キロ

先週土曜日と今週火曜日に坂路で14-14を消化しました。体の使い方は上達していますし、集中力も高く、現状のペースなら楽な手応えのまま坂路を駆け上がれるようになっています。緩んでいた体が引き締まって映る中でも馬体重はしっかり維持。いいコンディションで送り出せそうです。栗東・福永祐一厩舎への移動は来週が予定されています。

 

【ルージュラティーナ】

本日ゲート試験に合格しました。

池江泰寿調教師「予定通り、今朝(金)ゲート試験を受験し合格することができました。ゲートが近づくにつれて動きはノソノソしていましたが、枠入りについてはこれまでの練習で騎乗者とリードする助手がコツを掴んでいたのでうまく誘導できたようです。入ってしまえば問題はない馬ですし、スタートもポンと出て加速感も十分。水準以上の内容だったと思います。気性的にあまりゲートに時間は掛けなくなかったので、早めにクリアできて良かったです。この後はグリーンウッドトレーニングに放牧へ。基礎体力を強化し、体が大人びてきたら戻そうと考えていますが、現状からデビューは早くても年末あたりになるとみています」

 

【ノースカトレア】

9月27日にゲート試験に合格しました。

 

【スピアッジャローザ】

ノルマンディーファーム小野町で調整され、25日(水)に美浦・蛯名利弘厩舎に入厩しました。

「新しい環境でも大きく戸惑う様子を見せることはありませんね。早速、坂路にも入れて、その後はゲート練習という流れで進めているところです。まずは扉が開いているゲートを通して、次に前扉、後ろ扉を順に閉めてといった具合に段階を踏んでいます。今朝は手動で前扉を開けて出すところまで進められました。まだ数日ではありますが、ここまでで何かこちらを困らせることだったり、逆にスピアッジャローザが苦しがったりするような素振りを見せることなくこれていますよ」(蛯名利弘調教師)

 

*****3歳馬*****

【アンデスビエント】

9月26日(木)船橋・マリーンC(JpnⅢ・3歳牝馬・ダ1800m)に田口騎手で出走し6着。

西園調教師からは「自分の競馬をさせたかったですが、相手も譲らず思った競馬ができませんでした。急に脚がなくなってしまい心配しましたが、上がりには問題無いようです。今後については厩舎に戻った状態を確認してから判断したいと思います」との話がありました

田口騎手からは「出たなりで行けましたし、1コーナーも力みはなく、相手に楽をさせないよう進めていきました。道中の感じは良かったのですが、いきなり手応えが無くなってしまいました。この馬の良さが出せず申し訳ありませんでした」との話でした。

 

【レッドアトレーヴ】

馬体重:499キロ

引き続き坂路主体の調整です。移動が近づいてきたこともあり、この中間は週2回の時計消化を14-14、14-13に引き上げており、送り出しに向けて最終調整に入ったと言っていいでしょう。相変わらず動きは溌剌としていますし、馬体にも張りがあって数字以上に大きく見せているのも好感が持てます。まさに充実一途といったところ。早ければ再来週にも移動の運びになりそうで、このまましっかり乗り込んで態勢を整えていきたいと思います。

 

【レッドエヴァンス】

馬体重:505キロ

予定通り、先週土曜日から坂路での15-15を開始しています。まだ周りの影響を受けやすく、コントロール面に若さを残しているものの、動き自体は軽やか。体もふっくらしており、雰囲気も悪くありません。来週前半の帰厩が予定されていることから明日(土)14-14ほどの時計を出して息を整え、気持ちを乗せてから送り出すことにしています。

 

【ルージュルリアン】

馬体重:505キロ

毎日の周回コースでの調整のほかに、週に3回は坂路を1本上がっています。坂路でのペースはこれまでと変わらず4ハロン65秒。ここまで至って順調に乗り込むことができていますし、毛ヅヤもピカピカで飼い葉の食いも安定。体調もすごく良さそうです。涼しくなってきたこともあり、早ければ明日(土)から4ハロン60秒までペースアップする予定です。

 

【タキザクラ】

今後について、一旦北海道で休養させた後に園田競馬から始動予定でいましたが、方針を変更して南関東競馬で採算性等を考慮した運用継続(規定の条件を満たした際のJRA再登録を含む)をおこなうこととなりました。

転入先は川崎競馬・鈴木義久(スズキヨシヒサ)厩舎に決定しており、このまま須藤ステーブルで調整し、8回川崎開催(10/07~)後の入厩を予定しています。

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。痛みなどはないものの、左前の蹄に若干脈がありますね。以前の交突名残かと思われ、歩様には見せていないものの、悪くならないよう気をつけて進めてきます。10月中旬ごろ入厩と聞いているので、そこへ向けて体調面等態勢を整えていきたいと思います」(担当者)

 

*****4歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

馬体重:490キロ

今週も坂路で14-13のメニューで乗っています。スピードの乗りもしっかりしていますし、走りには緩急を付けることができています。飼葉も安定して食べてくれていて、ここまで順調に乗り込むことができていると思います。来場された尾関調教師に状態を確認してもてもらったところ、11月9日の東京・奥多摩S(芝1400m)を目標に進めていくこととなりました。トレセン帰厩を視野に、この調子で乗り込んでいきます。

 

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:530キロ

引き続きウォーキングマシン運動での調整です。手術箇所を含めて馬体や脚元はいい意味で変わりなく、ここまでは順調そのものといったところ。今後もしっかり動かしつつ、トレッドミルへ移行するタイミングも探っていくつもりです。

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

馬体重:500キロ

周回コースでダク500m、キャンター2000m(ハロン18秒ペース)を乗ってから坂路に入り、18-18のペースで1本登坂しています。動き始めに硬さはあるものの、すぐに体もほぐれていますし、最後までバランス良く走れていると思います。飼葉も安定して食べてくれていて、体調面は良好ですね。尾関調教師と相談して3回福島開催での出走を目標に進めていくことになりましたので、来週は少しペースを上げてみたいと思います。

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

「現在は屋外ダートコースでダクとキャンター3000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。馬体重もいくらか増やせているように良化傾向にあるのは確かです。ただ、その増え方も微増なようになかなか大きく変わってこないのはあり、以前もお伝えしたようにやはり年齢的なものもあるのか良化もスロー。メリハリをつけたメニューで刺激を与えようと試みています」(担当者)

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:534キロ

周回コースでダク500m、キャンター1000mを2本乗っており、1本目に20-17、2本目は15-15のペースで進めています。先週末から速いところを開始、本数も今週から2本に増やしていますが、気温が落ち着いていることから活気ある動きを見せてくれています。脚元の方も大丈夫ですので、ペースアップ後も順調にきていると言えるでしょう。鹿戸調教師から『10月27日の東京を予定しています』との連絡がありましたので、トレセン帰厩も近々かと思われます。移動を視野に引き続きしっかりと乗っていきます。