*****2歳馬*****
【バティストゥータ】
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。10日現在、BTCの屋外直線ダート1600m2本、または屋内600mダートコース6周、または坂路2本のメニューを日替わりで乗り進めており、坂路の2本目は16-16で登坂しています。騎乗スタッフは「この中間からは、週2日は坂路の2本目を16-16で乗って、調教の負荷を上げています。勿論、動きはまだまだ重いですし、体重は減っていませんが、お腹などを見てもそこまで出ているわけではないですし、跨った感触だと、少しずつ中身が出来てきているように感じてます」とのことでした。10日現在の馬体重は584キロ。
【ノースカトレア】
KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。この中間も変わりなく、屋外ダート馬場にてハロン22秒程度のキャンターを2000~3000mと坂路をハロン18秒で1本、週に2回は坂路を15-15で乗られています。菅野代表は「馬場が回復し、中間からメニューを戻しました。変わりなく順調です。引き続きしっかり乗り込んでいきます」とのことでした。
【メロディーロード】
宇治田原優駿ステーブルで調整されています。10日現在、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースでダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000mを乗られており、週2日は坂路に入って、そのうち1日は15-15、もう1日は13-13の時計で乗り込まれています。騎乗スタッフは「まだ追い出してからビュッと反応よくスピードに乗れる感じではないですが、トモの緩さからくるものであって、成長と共に変わってきてくれたらと思います。体調は良くなっていると思いますし、食欲旺盛で毛艶も良いです。順調と言って良いと思います」とのことでした。10日現在の馬体重は478キロ。
【パステルキュート】
KSトレーニングセンターで調整されています。10日現在、屋外ダート馬場にてハッキングとハロン22秒程度のキャンターを合わせて3000~4000m乗られています。牧場スタッフは「先週後半には馬場も乾いて、中間も問題なく進めることができています。このまま問題がなければ、もう一段階ペースアップしていけると思います。青木調教師も定期的に来場されていますし 、蹄の状態も報告しながら相談して進めています」とのことでした。
*****3歳馬*****
【ディスペランツァ】
中山11R 京成杯オータムハンデキャップ(GIII)(7着)
9月8日、中山競馬11R、3歳以上オープン・京成杯オータムハンデキャップ(GIII)・ハンデ・芝1600mに出走しました。馬体重は前走からプラス4キロの518キロ。好スタートを切り、他馬が押して前に出して行く中、インの8番手辺りに一旦はつけますが、2コーナーで他馬に寄られて後方5番手まで下がってしまう不利。そこから立て直して再度レースの流れに乗って追走し、3コーナーでは1番人気馬の後ろのラチ沿いの位置取りで、4コーナーを内から2頭目のところを通ってまわり直線へ向くと、馬群の中から末脚を伸ばして追い上げ、勝馬から0秒8差の7着でした。
石川裕紀人騎手 レース後コメント
「速いスタートを切れましたが、外から来られてポジションを下げざるをえませんでした。開幕週の馬場なので、スタート後のそのままの位置で進めるのが理想で、良い位置につけられたと思っていたので残念です。ゲートがあまり速くないと聞いていましたが、返し馬をしっかりしたせいか、特に遅くは感じなかったです。最後までしっかり脚は使って頑張ってくれました」
吉岡辰弥調教師 レース後コメント
「スタートは抜群で良いポジションが取れたのですが、最初のコーナーで不利を受けて下がってしまい、厳しい位置取りになりました。石川騎手からも『あそこで一旦ブレーキをかけた』とのことですので、もう一度エンジンを掛け直した中では良く頑張ってくれています。不利がなく、あのポジションのまま行けてれば3着以内の争いには加われたとは思いますが、勝った馬は強かったです。まだ、身体に伸びしろ部分はありますし、今回はスタートも出ましたので、次回もさらに良くなっていると思います」