*****2歳馬*****

【バティストゥータ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。6日現在、BTCの屋外直線ダート1600m、または屋内600mダートコース6周を乗るメニューを日替わりで進められており、週1本は坂路にも入って16-16で登坂しています。騎乗スタッフは「普段は馬房でもボーッとしていることが多いですが、速いところを行けばハミをしっかり取って行きますし、上の兄姉達のことを考えると、いまこちらで進めている段階では、これ位のテンションの方がいいだろうと感じています。逆にこちらにいる時から気合が入り過ぎる位だと、トレセンへ行った時大変になりそうですからね」とのことでした。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。6日現在、屋外ダート馬場にてハロン22秒のキャンターを2000~3000mと坂路を18-18で1本乗られています。菅野代表は「今週から坂路調教を再開しました。動きも問題なく乗り込めていますが、両前脚は締まってきてはいるものの、まだ張りは出やすいので、気を付けながら進めていきます」とのことでした。6日現在の馬体重は523キロ。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。6日現在、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースでダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000mを乗られ、週2日で坂路に入って、そのうち1日は15-15、もう1日は13-13の時計を出しています。田辺厩舎長は「先週末からもう1段負荷を上げています。出来れば15-15は馬なりで楽々と、13-13も手綱を抱えたまま位で上がってくることを目標に乗り込んでいますが、まだそこまでは動けていません。それでも馬体は凹凸が出来て見映えがするようになりました。割と胴長の体型ですし、普段のんびり屋さんでもあるので、見た目はスプリンターという感じはしません。ただ、血統的から見ると、兄姉は皆、短い距離で走っているので、レースに使うとガラッと変わってくるタイプかもしれません」とのことでした。6日現在の馬体重は475キロ。

 

【パステルキュート】

KSトレーニングセンターで調整されています。中間も、屋外800mダート馬場にてハロン20秒程度のキャンターを4~5周と、坂路を15-15で週に2回乗られています。牧場スタッフは「引き続き、問題なく順調に進めることができています。全身を使って走ることなど、課題はある中でも、前進気勢がある走りが良いですね。引き続き入厩を目指して進めていきます」とのことでした。

 

*****4歳馬*****

【マランジュ】

引き続き周回コースでは4000mのハッキングキャンターを消化してから、坂路コースに入ってハロン17秒ペースで元気に駆け上がっています。さらに週2日に増やした速め調教は、ハロン14~15秒ペースまで上げています。調教負荷を上げても、右前肢の状態は安定していて、この厳しい暑さにもうまく対応できている様子です。このコンディションを維持しながら、もうひと段階ピッチを上げていきます。現在の馬体重は457kgです。

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

★8/06(火)盛岡・東京カップ けやき賞(ダ1600m)坂口裕一騎手 結果7着

「ある程度脚を溜めて終いに賭ける感じで乗ってきてほしいとお願いしていたのですが、前半で少し攻め過ぎましたかね。結果的にエクストラより後ろにいた馬が来ているので、いつもの形で見たかった気持ちはあります。ジョッキーは『返し馬で少しズブさを感じたので、盛岡コースのことも考慮してあの位置から運びました。3、4コーナーでもズブいところがありましたし、早めから仕掛けていきました』と話していました。キックバックを嫌がることも伝えてありましたが、進路どりはうまく考えて乗ってくれたと思います。結果は出ませんでしたが、やはり障害練習の効果でトモを含めていろいろ鍛えられていそうですね。トレセンに帰ってきた馬の感じを見て、また次のことを考えていきます」(加藤和宏調教師)