*****3歳馬*****

【ルージュルリアン】

7月21日レース後コメント(4着)

西塚洸二騎手「砂を被りたくなかったですし、馬場状態からも前で競馬をするつもりでした。スタートの出は想定通りでしたが、ポジションを取りに行こうと促すと引っ掛かり気味に。普段は一頭で調教をおこなっていたので、久々にたくさんの馬と走ったことで気持ちが高まって我を失ってしまったのかもしれません。その中でも人の意思というものはしっかり伝えることができましたし、キックバックを浴びるなどこれからに必要な経験も積むことができましたからね。鼻出血でびっしりやれない中でレースを一度使ったことで体はもう一段引き締まり、息も良くなってくるでしょうから次は走りの質は上がってくると思います。すみませんでした」

藤原英昭調教師「勝てなかったですが、権利は死守してくれました。ハナでも切ってしまえばそのまま逃げ切れるだけの能力があるのですが、見ての通りスタートが得意ではなくて…。ストライドが大きいあまり前との間隔が詰まって窮屈になると、今日のようにコントロールが難しくなってしまいます。走りを見てもグリップが効かず進みきれない感じで本質は芝向きの馬だと思いますが、勝つことに焦点を当てるとダートの牝馬限定戦の方がメンバーレベルが低く、勝つ可能性が高まるとみているので次もダートを使うつもり。中京だと左回りですから、左に張ることがあるルリアンにとって条件は好転しますし、次は息の持ちも変わってくるはずなのできっちり決めたいです」

 

*****4歳馬*****

【レッドルヴァンシュ】

7月20日レース後コメント(15着)

吉村誠之助騎手「すみませんでした。道中はキックバックを気にすることはなかったですし、思った以上に進んでくれたのですが、ペースが上がるとトモがついてこず、踏ん張ることができない感じでした。4コーナーからは呼吸も大きく乱れ、最後はビタッと止まってしまいました」

音無秀孝調教師「前半の走りは良かったですが、勝負どころからは追走で一杯一杯に。最後はバタバタになってしまいました。距離が長かったとは思いますが、トモがパンとせず気持ちに体がついてこないのでしょう。1着馬から5秒以上離され2回目のタイムオーバーとなり2ヶ月間出走できないこともあり、ここでオーナーサイドと協議をさせていただきます。申し訳ありません」

 

【ウィズアットダンス】

★7/21(日)船橋・C3 (二)(ダ1200m)矢野貴之騎手 結果:優勝

「内枠の分、コーナーがキツくてクビを曲げていましたが、そこはうまくカバーできました。ただ、終始力んで走っていたので、距離はこれくらいまでかと思います。体を維持していて状態が良く、今日は最後まで頑張ってくれました」(矢野貴之騎手)

 

*****5歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

連闘で7月20日(土)小倉・3歳以上1勝クラス(芝1,200m)に国分恭介騎手で出走し13着。

宮本調教師からは「連闘で臨みましたが良いところなく終わってしまい残念です。1番の敗因は枠順と思われ、外過ぎる枠を引いたのが災いしました。

国分騎手は『前半は無理には出して行かずスムーズな追走を心がけたのですが、追い出してすぐに脚色が悪くなり一杯となってしまいました』という話でした。

この後については厩舎に戻ってからの状態を見て検討します」との話がありました。