*****3歳馬*****
【レッドクレメンス】
7月13日レース後コメント(8着)
角田大和騎手「発馬も良くてスッと位置を取れたのですが、2コーナーを回って外から被されると周りを気にする素振り。何か怖がりながら走っているようでした。そういった感じは4コーナーに向くまで変わらず、直線でも浮ついた走りになってしまいました。返し馬の感触も良く、レースに集中できれば走りは違うはずなのですが、今日は久々の実戦ということも影響したかもしれません。ひと叩きで変わってきてくれればと思います」
茶木太樹調教師「外枠からうまくポジションを確保できたかと思ったのですが、もともと散漫なところのある馬。ジョッキーが言うように被されてからは集中しきれずフワフワした走りで、最後もジリジリという感じになってしまいました。権利を取って次に繋げたかったのですが、すみませんでした。この後は節で入れば中京のダート1800~1900mに向かおうと考えていますが、このまま在厩で進めるか放牧に出してひと息入れるかは、レース後の状態を見てから判断したいと思います」
【レッドエヴァンス】
7月13日レース後コメント(2着)
団野大成騎手「ゲート内で怪しいところはあったものの、スタートはそこまで悪くなかったですね。ポジションは後ろ目になりましたが、道中もグイグイと進んでいき、4コーナーでは突き抜けそうな手応えでしたよ。これなら差し切れると思いましたが、残り200mあたりから伸び切った走りになってしまって…。スピードが前に伝わらずに捕まえられませんでした。すみません。この距離は大丈夫ですので、もう少しゲートが安定してスピードに乗れればレースもしやすくなると思います」
音無秀孝調教師「勝ったと思ったんですがね…すみません。ゲートは縛った甲斐があって我慢して出てくれましたし、スピードがある馬らしく3コーナー過ぎから手応え良く来てくれました。最後はもうひと押しというところでしたが、レース内容としては良かったと思いますし、1200mに対応できたことは大きな収穫。中2週で8月3日の新潟・芝1200mに引き続き団野騎手で向かうつもりで考えています」
【ジャンヌローサ】
★7/13(土)福島・3歳上1勝クラス(芝1200m・牝)◇藤田菜七子騎手 結果13着
「1200mという距離も大丈夫ですし、今回初めて馬群の中での競馬だった思いますが、その点も問題ありませんでした。道中はいい手応えで運べて、ただ3、4コーナーの馬場の緩い部分で脚を取られてバランスを崩しています。そこで本人もビックリしてしまったようで、その後は気が乗らない素振りでハミをとらずといった具合でした。今日の様子からすると馬場はあまり悪くない方が良さそうです。せっかく機会をいただいたにも関わらず、上手く導けずに申し訳ありません」(藤田菜七子騎手)
*****4歳馬*****
【フェミナフォルテ】
★7/13(土)函館・かもめ島特別(芝1800m・牝)横山和生騎手 結果7着
「初めてでこの馬のことを掴みきれていないところはあったのですが、過去の小回りの右回りのレース映像なども見て、動ければ途中から捲っていこうと考えていました。ただ、今日は思っていた隊列にならなかったですし、内に入れて踏み遅れることだけはしたくなかったので、外を回しました。だいぶ大味な競馬になりましたが、このクラスでもやれる力はありますし、チャンスがあればもう一度乗せてもらいたいですね。距離も2000mなどにこだわらなくて良さそうです」(横山和生騎手)
*****5歳馬*****
【ダイヤモンドフジ】
7月13日(土)小倉・3歳以上1勝クラス(芝1,200m)に国分恭介騎手で出走し4着。
宮本調教師から「馬体重が二桁増でしたが、パドックでは太く感じませんでした。久々のレースでしたが最後までしっかりと脚を伸ばしてくれました。上位2頭との斤量差が8キロあった中で、一馬身差まで良く詰めてきてくれたと思います。小倉競馬場は脚質的に合っていると思いますので、このまま競馬場に滞在して、来週の競馬に備えます」との話がありました。
国分恭介騎手からは「スタートが決まって、終始リズム良く走れました。小倉の馬場も合っていると感じますし、叩いた上積みも見込めるので、次走こそ勝利を掴みたいです」との話でした。
14日、宮本調教師から「昨日のレース中に、芝のキックバックが左眼近くに当たっていたようで、今朝は眼がしょぼしょぼしていました。小倉に在厩のまま、獣医に治療してもらいます。もう暫く経過を観察してから、小倉最終週へ向かうかを判断します」との連絡があった。
*****6歳馬*****
【レッドアウレア】
7月14日レース後コメント(13着)
横山琉人騎手「すみませんでした。状態自体は決して悪くなかったのですが…。尾関先生と相談して、道中はジックリ構えてロスなく立ち回るイメージで乗りました。スタートは出ましたけど、作戦通り中団よりも後ろで控える形。道中はイメージ通りに運べたのですが、3コーナーでペースアップしてから付いて行けなくなって…。今回はメンバーが強かったですし、レース間隔が空いた影響もあったかもしれません。ここを叩いての変わり身に期待したいですね」
尾関知人調教師「申し訳ありません。ジョッキーとも相談して、昨年の秋に同じコースで3着に来た時のように道中は抱えて終いを活かす競馬をしました。イメージ通りに運べたのですが、3コーナーでペースアップしてからの反応が今ひとつで…。大幅馬体減ではあったものの、昨秋に好走した時と同じ馬体重だったので問題はなかったと思います。今回は相手が揃っていましたからね。どうしても相手関係や展開に左右されてしまうのですが、ローカル開催や地方交流のメンバーならまだまだやれるはず。今後については厩舎に帰って様子を見てから決めるつもりですが、条件やタイミングが合えば地方交流競走への出走も考えたいと思っています」