*****2歳馬*****

【ハイファイスピード】

ノーザンファームしがらきで調整中。

担当者は「現在は15-14ペースのメニューを消化しており、ここにきて徐々に良化傾向が出てきたように思います。馬体も増えてボリュームアップしてきました。良い時に見せていた活気と迫力まではあともう少しといった感じですが、乗り込みつつ上向いていますので、このまま良化を待ちたいと思います。ただ、夏場の暑さもありますし、あまり無理せずに進めてたいですね」とのこと。現在の馬体重は470キロ。

 

【ブラゾンロワイヤル】

グリーンウッドTで順調に乗り込まれ6月28日の検疫で帰厩。

牧場担当者は「12~13秒ペースを順調に乗り込むことができました。石坂調教師から『レースに向けて調整し、順調なら札幌開催へ』という連絡があり、帰厩することになりました。コンスタントに強目を乗り込むことができ、良い状態で送り出せたと思います」とのこと。移動前の馬体重は510キロ。

 

【レイナデアルシーラ】

ノーザンファームしがらきで調整中。

担当者の話では「大変順調にきています。現在坂路では3ハロン40秒前後を消化しており、帰厩への態勢も整ってきています。8月の新潟開催に向けて、近々帰厩の話が出るでしょう。このまましっかり乗り込んで送り出します」とのこと。現在の馬体重は516キロ。

 

【ルージュレアリーズ】

馬体重:425キロ

入場した時点で腫れはほぼ引いていましたし、歩様に違和感もなかったものの、大事を取って数日間はウォーキングマシンでの運動にとどめてきました。その後も異常は確認されなかったことから昨日(木)乗り出しましたが、久々の騎乗調教ですくんでしまいました。必要な処置を施し、今朝(金)も軽めとはいえ運動をおこなったところですが、反動らしい反動もないため、このまま騎乗調教を継続して帰厩態勢を整えていきます。

 

【レッドアトラーニ】

馬体重:506キロ

打撲した臀部の状態を慎重に見極めながら、ウォーキングマシン、角馬場での軽めの運動をおこなっていましたが、だいぶ痛みが引いてきたこともあり、トレッドミルを開始しています。このまま問題が出ないようなら、騎乗トレーニングに移行していく予定。休養期間が長かったこともあり、さすがに馬体は緩んでいますが、前向きな気持ちを感じさせる、俊敏な動きを見せるようになってきました。

 

【レッドエソール】

馬体重:510キロ

この中間も引き続き、上がり1ハロンで14秒台に入っていく坂路調教、周回コースにおける1800mのキャンターといったメニューを意欲的におこなっています。本州移動を視野に乗り込みを重ねている状況ですが、ここにきて止め際などの息遣いが気になる場面が増えてきました。調整を進めていく過程で改善が見られないようであれば、クリニックで精密検査をおこなうことも考えています。

 

【ルージュラティーナ】

馬体重:504キロ

2本時計を出す日、3ハロン38~39秒ペースで駆け上がる日も設けた週4回の坂路調教のほか、登坂後に周回ウッドコースに移り、1000mのキャンターをおこなうメニューなどに、意欲的に取り組んでいます。腰幅、臀部周辺の筋肉が一回り大きくなり、馬体の迫力は十二分。大柄ですが、硬さを感じさせない点も、セールスポイントとなっています。7月に予定されている本州移動に向け、しっかりと調整していきます。

 

【ゴールドエンペラー】

「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1800m、600mの坂路を2本(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間より登坂本数を増やし、15-15も織り交ぜていますが、まだゼーハー、ゼーハーしているものの、意外と対応できていますよ。徐々に体力が付いてきているので、このまま本数を重ねていけそうです」(担当者)

 

【ルジュウェール】

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(16~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間もいい意味で調子は変わりありません。暑さに負けずカイバ食いもいいですし、乗り込みを重ねても体重が安定していることは好感が持てます。火曜日に小手川師が来場され、『このまま順調であれば7月中には入れてよさそうですね』と話していました」(担当者)

 

*****3歳馬*****

【アンデスビエント】

6月15日よりノーザンファームしがらきで調整中。

担当者の話では「こちらに来てからも問題無く、周回コースでゆったり乗るメニューでリフレッシュに専念しています。引き続き状態は安定していて具合が良さそうです。暑い夏の間も体調を維持し、秋のレースに向けて進めて行きたいと思います」とのこと。馬体重は479キロ。

 

【レッドアトレーヴ】

馬体重:486キロ

週明けからトレッドミル調整を開始しました。ゆっくり目のキャンターで5分ほど走らせる程度にとどめています。しばらくは心身両面のリフレッシュに重きを置く方針で、乗り出すのはもう少し先になるでしょう。

 

【ゲンブ】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(16~18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調にこられていて、乗り固めイメージで進められました。しっかり積み重ねられましたし、着実にいい状態になってきましたよ。明日29日(土)の帰厩が決まっています」(担当者)

 

【ジャンヌローサ】

26日(水)に坂路コースで4ハロンから0.4秒先行して併せ、55.5-40.0-25.7-12.7を馬ナリに追い切りました。「帰厩してからここまで、とても落ち着いた雰囲気で調整を進めることができています。いいリフレッシュ期間を挟めたこともそうですが、大人になったというのもあるでしょうね。水曜日には三頭併せの先頭を走らせて、並びかけられてもムキになることなく軽快な動きを見せてくれました。やればいくらでも動けそうな感触ですし、だからこそあまり負荷を掛けすぎずにというのは意識しています。乗り難しいようなクセがあるわけではないので、レース当日いきなりからでも問題ないタイプ。それでも事前に良さを感じてもらうことはマイナスにはならないでしょうから、大江原ジョッキーにはタイミングが合えば稽古で跨ってもらうつもりです」(蛯名正義調教師)

 

【プリドラ】

26日(水)に坂路コースで4ハロン55.1-40.9-26.7-13.0を単走で強めに追い切りました。「帰厩して一本目は55-40程度をイメージして、意図した通りにおこなえています。程よくやる気も見られて、動き含めて悪くなかったですよ。左にモタれるところはまだ見せますが、それでもコントロールがきかないほどではないですし、修正を意識しながら気をつけて進めていくつもりです。あとはどこで出走できるかで、今週の状況を見ても9節は必要な印象。なかなか出走のタイミングが読めないところがありますので、並行して交流戦にも申し込んでチャンスを狙っていければと考えています」(尾形和幸調教師)

 

【エルキュール】

「現在は馬場で馬場でダクとキャンターを4000m(17秒ペース)のメニューで調整中です。乗り込みを継続しながらも、馬体重を大きく減らすことなく推移しています。本音をいえばもっと増やしたいのですが、ここからなかなか増えてこないのが悩ましいところ。体調面は良好ですし、あまり必要以上に数字に捕らわれずに、週末からはペースを上げて鍛えていく予定です」(担当者)

 

【スノーディーヴァ】

「現在は内馬場でダクとハッキングの後、ダートコースをキャンター3000~3500m、週2回は坂路コースを2本(16~17秒ペース)のメニューで調整中です。少しずつピッチを上げながら乗り込んでいますが、いい感じで動けていますよ。入場時から30kg以上増えているように、体の張り、艶ともにある状態。北海道への輸送に備えて、このまま体をフックラとさせながら進めていきたいと思っています」(担当者)

 

*****4歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

馬体重:484キロ

今週も坂路で14-14のペースで乗っています。トモの入りもしっかりしていますし、以前との比較でも走りの軸が安定してきたように思います。コンディションが上がってきており、それに伴い息遣いも良化。この後も緩めずに乗っていきながら、先生とも相談して次走予定を決めていければと思います。

 

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:509キロ

引き続き調整は順調に進んでおり、週に2回は坂路で15-15ほどの時計を出しています。硬さも入場時よりはマシといえる状態ですし、相変わらず調教での動きは目立っていますが、少し活気に欠ける様子であるため、比較的涼しい時間帯に乗るなど暑さへの対策が必要になってきそうです。今のところ小倉開催での出走予定に変更はなく、近々帰厩する予定です。

 

【ウィズアットダンス】

「今開催最終日の1200m戦に出走が確定し、レースは少頭数の7頭立て。鞍上は前走に引き続き、和田譲治ジョッキーに依頼しています。25日(火)におこなった本追い切りでは、5ハロン70.1-51.9-37.6をマーク。時計のかかる馬場でしたが、ここにきてかなり気合乗りが良くなり、最後まで余裕のある手応えで動けていましたよ。最初のコーナーさえスムーズなら前へ行けるメンバー構成になったと思いますし、ひと叩きした今回は息の持ちも違うはずです」(林幻調教師)

 

【フェミナフォルテ】

22日(土)にWコースで6ハロンから1.0秒追走して併せ、81.6-65.4-51.4-37.6-12.1を馬ナリに追われ、26日(水)にもWコースで6ハロンから1.0秒追走して併せ、84.3-69.0-53.5-38.2-11.9を馬ナリに追い切りました。「先週末、今週と琉人に乗ってもらって追い切りをおこなっています。今週は私は乗れていないのですが、この馬のことを一番よく知っているジョッキーが乗って『変わりなくきていて、いい感じですよ』と話してくれているので心配はしていません。まだ良くなりそうな雰囲気がありますし、このままレースに向けて仕上げていきましょう。体重も430㎏でキープできているのは好感が持てますね。7/13(土)函館・かもめ島特別(芝1800m・牝)に向かうことになり、鞍上の調整をおこなっています。今回は琉人が向こうにいないため上位どころから当たっているところ。メインレースで重賞が組まれているので、なるべくいい騎手で臨みたいと思っています」(小島茂之調教師)

 

*****5歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

馬体重:527キロ

今週からミニトラックコースに入れてダク・ハッキングを1600mほど乗っています。気持ちの面も安定しており、走る方に気は向いてくれています。まだ、今後の見通しは立っていませんが、馬自身は元気いっぱい。こちらでの調整になっても、いい具合にモチベーションを保てるよう、心身のバランスを上手く取りながら進めていきたいと思います。

 

【ルージュエクレール】

馬体重:455キロ

今週も坂路で14-14のメニューで乗っています。乗り込みながらもテンションは安定していますし、体も減らず飼葉の食いも良好です。動きは素軽さもあって良いと思います。次走予定が8月24日の新潟・朱鷺ステークス(L・芝1400m)となりましたので、引き続き乗り込みながら移動に向けた準備を進めていきます。

 

【グロリアスヒーロー】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(16~20秒ペース)のメニューで調整中です。暑さが厳しくなってきたことで汗を掻く量が多くなり、体重を少し減らしてしまいましたが、ボディコンディションは安定しています。背腰も大丈夫そうですし、脚元に不安が出てくることもありません。このまま積み重ねていくつもりです」(担当者)

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

坂路を1本登坂後にウッドコースを1周

尾関知人調教師「昨日(木)帰厩させました。今日は運動初日になりますので、坂路とウッドコースで軽めに乗って調整しています。運動始めは硬さも少し見られましたが、坂路やウッドでは脚取り良く動けていましたし、トモの感じも良かったですよ。2回福島3~4週目あたりでのレースを考えていますので、これから追い切りを始めていきながらコンディションを整えていきたいと思います」

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

「引き続き障害主体のメニューで進めています。練習を重ねるごとに飛越は安定していて、いい流れの中できていますよ。昨日は芝コースで障害練習をおこないましたが、まずまずいい感じで走れていましたし、段々と障害馬っぽくなってきました。この感じで進めていければ、そう遠くないうちに障害試験を受けられると思います。早ければ来週、遅くとも再来週には試験に行きたいですね。練習をつけている水沼がレースでは乗れないため、鞍上も含めて検討していきます」(加藤和宏調教師)

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:534キロ

周回コースでダク500m、キャンター1000m(ハロン20秒ペース)を2本といった内容で乗っています。走りのバランスはしっかりしていますし、覇気もちゃんとありますね。今のところ暑さにやられてしまっている感じも見られませんし、コンディション落ちもありません。あとはペースを上げてみて調子を維持できるかどうかで、夏の新潟に向かえるかの判断ができるかと思います。

 

*****10歳馬*****

【アナザートゥルース】

「先週同様に今週も木曜日に追い切り、坂路で3ハロン41.1-27.1-13.6をマークしています。騎乗した服部ジョッキーの感触では『状態は上がってきている』とのことでしたし、見た目にも良化が窺えるところ。このまま順調なら、来月下旬の8回門別開催(7/23~)には使える態勢に持っていけるかと思います」(田中淳司調教師)