*****2歳馬*****

【ミッドナイトデュー】

川崎3R ホタル特別(5着)

6月11日、川崎競馬3R、2歳(一)・ホタル特別・ダート1400mに出走しました。馬体重は前走から増減なしの449キロ。スタートはマズマズ出て、そのまま促して前へ進み、インの4~5番手で1コーナーへ。向正面ではインの4番手で追走し、3コーナーでは5番手を進み、直線へ向くとインから追い出しましたが、伸びはジリジリで、勝馬から1秒2差の5着でした。

今野忠成騎手 レース後コメント

「返し馬で気が入り過ぎていた感じだったので、性格的に短いところなのかなと思いましたが、走りっぷりからは1周競馬の方が良さそうです。2コーナー過ぎまで、ひと息で走っていたけど、跳びが大きいし、距離は1400mの方がいいと思います。まだ後ろがそこまでしっかりしていないので、コーナーで置かれてモタついて、また直線で来る感じでした。まだまだこれから力をつけてくればチャンスはありそうです」

佐藤博紀調教師 レース後コメント

「今野騎手には『前回900mを使っているので、出だしだけ気をつけてください』と話しました。騎手も頭に入れてくれて折り合いに専念してくれましたが、競馬を見ると馬がまだ若いという感じですね。初めての馬群の中で砂を被る競馬でもキックバックを嫌がっていなかったですが、跳びが大きい分、コーナーでちょっと遅れ気味になりました。それでも、直線でまたしっかり盛り返してきてくれました。今後についてはまた考えますが、馬がまだ若いですし、7月は前半の開催ではなく、後半の開催を使ってもいいかなと思っています。使いつつ馬も良くなっていて、成長の見込める馬なので、何とか乗り越えて欲しいと思います」

 

【バティストゥータ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。11日現在、BTCの屋外直線ダート1600mを2本、または屋内600mダートコースを乗った後、屋内1000mウッドチップ坂路を乗るメニューを併用して進められており、坂路で週に1本は15-15を乗られています。高沢場長は「中間、体重は少しずつ絞れてきていますが、まだまだ乗っている時の反応が悪く、ハミを自分から取って行くと言う感じではありません。もう少しキャンターの距離を延ばして乗って、しっかり汗を掻かせて代謝を上げて行こうと思います」とのことでした。11日現在の馬体重は562キロ。

 

【ノースカトレア】

西舎共同育成場内高昭牧場に在厩してBTCで調整され、6日に北海道を出発して、7日に茨城県のKSトレセン内K2ステーブルへ到移動しました。週末はウォーキングマシン運動で調整され、今週から角馬場にて軽めに乗り出しています。菅野代表は「到着後も体調面は問題なく、輸送熱もありません。今週の関東地方はかなり暑くなりそうな予報ですし、北海道から来たばかりの馬ですから、まずは暑さに慣らすためにも、しばらくは軽い運動で様子を見ます」とのことでした。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。11日現在、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースで、ダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000mを乗られ、週2日は、坂路1本をハロン18秒ペースで進めています。田辺厩舎長は「来た当初の坂路の動きは良かったですが、現時点では、これ以上負荷を強めるのは、まだ厳しいかなというところです。相変わらず、普段は大人しいですし、扱い易いですね。牝馬ですし、一度レースに使ってからガラッと変わるかもしれませんね」とのことでした。11日現在の馬体重は452キロ。

 

【リビングストン】

チャンピオンヒルズで調整されています。11日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター2000mと坂路1本をハロン18秒ペースで乗り、週2日は坂路1本を計測区間の4ハロン55〜56秒台の時計を出しています。小泉厩舎長は「条件付きになりますが、ゲート試験までであれば、現段階でトレセンへ移動しても対応できる状態です。ただ、その先のデビュー迄と言われると、現状、気持ちが前向きなのに対して、身体の緩さや、身体を持て余している現状なので、時期尚早だと判断しています。本当に馬が良くなってくるのは夏以降かなと思いますが、それはマイナスな意味合いではなく、まだまだ伸びしろがあるいうことです」とのことでした。4日現在の馬体重は538キロ。

 

【パステルキュート】

引き続き、小国スティーブル内ラフメットで調整されて、場内の屋外1000mウッドチップトラックでダクとキャンター2000~3000mをハロン18~20秒ペースで乗られました。なお、馬運車の手配がついて、茨城県のKSトレセンへ向けて11日発の馬運車で北海道を出発しました。松尾代表は「引き続き、体調維持に努めて乗り込みを進めて、青木調教師から連絡があり、本日出発することになりました。小柄ですが、速いところを乗る中でも馬体重が430キロを大きく割ることなく進める事が出来ていたように、この馬なりの成長を感じます。あちらでもしっかり頑張ってほしいと思います」とのことでした。