*****2歳馬*****

【ミッドナイトデュー】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。中間も状態面に変わりはなく、22日現在、小向TCの走路で順調に攻め馬を消化しています。佐藤博紀調教師は「次の川崎開催については、まだ概定番組の段階ですが、2歳1組は、この前の開催の新馬戦2鞍の勝馬以下、上位に来た馬たちで編成されるので、全頭が続戦するではないにしても、当然、相手関係は強化されます。ただ、今回は距離が1400mに延びてコーナー4回の競馬になるので、ミッドナイトデュー自身はプラスαが見込める筈と思っています。中間、痛いところが出たり、調子落ちなどはなく、今週、まず1本速いところをいく予定です」とのことです。引き続き、6月10日から始まる川崎開催への出走を視野に入れて進めていきます。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。21日現在、大井競馬場の走路でダク2000mとキャンター3200mを乗られており、17日には2歳馬と併せて、ラスト16-15を行いました。渡邉和雄調教師は「まずは先週金曜日に2歳馬と併せて、直線だけ16-15を行きました。まずは脚慣らし程度ですが、いいですね。順調に推移することが出来ていますし、矢野騎手からは入厩前から『乗りたい』という声が掛かっていました。セイカメテオポリスのデビュー2連勝は矢野騎手の手綱ですし、矢野騎手の感想も聞いてみたいと思っているので、能力直前の追い切りか、遅くても能力試験本番では乗ってもらうつもりです。この後は今週金曜日に登録検査を受けて、来週木曜日にはNAR登録が完了する予定です。26日に併せ馬で54-40程度の追い切りを行う予定です」とのことでした。

 

*****3歳馬*****

【ファインノーブル】

美浦・尾関知人厩舎で調整されています。18日のレース後、右前脚の球節に張りが出ており、レントゲン検査を行う予定です。尾関知人調教師は「昨日、獣医が触診した際、右前の球節付近を屈曲すると反応しているとのことでした。これまでも右前の球節は張りやすく、気を付けてケアしてきましたが、今回は動かすと痛みがあるようです。歩様に出すほどではありませんが、今日午後にレントゲン検査を受けて、それで問題がなければ、明日乗ってみて様子を見ます。競馬については、改めて津村騎手とも話しましたが、前進気勢のある走りではなく、チークピーシーズの効果もあまり感じられなかったようです。今回帰厩後の追い切りでは前走時よりもよく動けるようになっていたので、前進を期待していましたが、気持ちの面でまだ馬が一生懸命には走っていないのかもしれません。次走についても馬の状態を見ながら、改めて検討していきたいと思います」とのことでした。

 

【ディスペランツァ】

チャンピオンヒルズで調整されています。22日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースでキャンター2000mを乗られ、その後は坂路に移動してハロン18秒程度のペースで1本を乗られています。小泉厩舎長は「中間は既に立ち上げを開始していますが、良い意味で変わりなく、疲れた様子も一切見られません。馬を緩めると緩めた分だけ体重が増えていきそうなタイプなので、今週末からは時計を入れていくつもりです」とのことでした。

 

【オーヴェルトゥーレ】

松風馬事センターで調整されています。22日現在、屋外ダート馬場にてハロン18秒程度のキャンター1600mを2セット乗られています。後藤場長は「中間からペースアップしました。ペースアップしてからの動きを見ると、以前よりもしっかり走れていて、競馬を使ったことで体力は強化されているように感じます。引き続き帰厩を目指して進めていきます」とのことでした。22日現在の馬体重は440キロ。

 

【アンデスビエント】

ノーザンファームしがらきで調整中。

5月22日、西園調教師からは「牧場でしっかりとケアをしてもらい、24日の検疫で帰厩予定です。今週日曜が締切となる関東オークスに投票します」との連絡が入っている。

6月12日(水)公営川崎・関東オークス(ダ2,100m・3歳・牝馬限定・JpnⅡ)に投票する。

 

【サミアド】

5月26日(日)東京5R・3歳1勝クラス(混・ダ1,400㍍)に松山騎手で出走予定。

22日、竹内調教師から「今朝はウッドチップコースで併せ馬を行ない、先行から馬なりで併入しています。中1週でも疲れは無く、最後まで楽な手応えで走れていました。今回は叩き2走目なので、上積みを以てレースに臨めると思います。鞍上は松山騎手に依頼しました」との連絡があった。

◆出走予定:5月26日(日)東京5R・3歳1勝クラス(混・ダ1400m)松山弘平騎手(57キロ)

フルゲート16頭(出走予定全17頭〔未定1頭〕、除外権利持ち2頭)*自身、権利なし

 

*****4歳馬*****

【ファントムシーフ】

朝宮ステーブルで舎飼されています。移動後も体調に問題はなく、幹細胞移植手術に向けて体調を整えながら過ごしています。下野代表は「こちらに到着した時点では、既に脚元の腫れは落ち着いていて、スッキリとしていました。馬も屈腱炎の出た箇所以外は問題ないので、元気ですね。今月末から来月初旬のどこかで手術を受ける見込みとのことなので、しっかり体調管理を行なっていきたいと考えています」とのことでした。

 

【パレルモ】

高橋トレーニングセンター内森本スティーブルで調整されています。中間も変わりなく、屋外ダート馬場にてハッキングを2000m乗られています。川俣場長は「こちらに戻ってきて1カ月休ませて、だいぶ気持ちも楽になってきているように思います。体調面に問題はなく、メンタル面以外は良い状態です」とのことでした。

 

【スマラグドス】

5月25日(土)京都・桃山S(4歳以上3勝クラス・ハンデ戦・ダ1,900m)に田口騎手で出走予定。

22日、西園正都調教師から「除外の影響も無く、本日は坂路で4ハロン54秒5、ラスト12秒4の時計を出し至って順調です。田口騎手が乗れると言うことなので依頼しました。ぜひ頑張って欲しいと思います」との連絡が入っている。

◆出走予定:5月25日(土)京都10R・桃山S(4歳以上3勝クラス・混・ハンデ・ダ1800m)田口貫太騎手(55キロ)

フルゲート16頭(出走予定全23頭、本馬より優先順位高い馬7頭、同条件・本馬含め3頭)*自身、前走から5週

 

【ミラクルティアラ】

グリーンウッドTで調整中。

5月22日、野中調教師からは「馬の状態は徐々に上向いてきています。転厩で初めてこちらの厩舎に入りますので、馬の特徴を掴むためにも少し早めに入厩させて厩舎でじっくり調整するつもりです。牧場でも速めのメニューを乗り出してくれているので、近いうちに入厩させたいと思います」との連絡が入っている。

 

*****5歳馬*****

【ラッキーガブリエル】

松風馬事センターで調整されています。22日現在、ロンジングを行った後、屋外ダート馬場にてハロン18秒のキャンター1600mを2セット乗られています。後藤場長は「先週土曜日にエコー検査を行いました。血流の数値は、進めてきても落ち着いているので、帰厩に向けた調整を進めていきます」とのことで、高木調教師は「順調に回復してくれていますね。ただ、今月中の帰厩を検討していますが、実は現在トレセンでは丸馬場の改修工事が行われていて、予定ではそろそろ終わる頃なのですが、長引いてまだ完工してないようです。ラッキーガブリエルは、まず丸馬場で準備運動をしてから馬場に向かわないと制御が難しくなるので、そこまで大きくズレ込むことはないと思いますが、丸馬場が使えるようになるまで帰厩させるのは待つことにしました」とのことでした。