*****3歳馬*****

【エルキュール】

★5/12(日)新潟・3歳未勝利(芝1800m)☆佐々木大輔騎手 結果12着

「スタートもしっかり反応できてましたし、これまでダートの短いところを使ってきただけあって道中の行きっぷりも良かったですね。最後は体力的なのもあってかあそこまででしたし、距離は気持ち長いので短くしてもいいと思います。芝で味が出てくるまでやってみていいかもしれません」(佐々木大輔騎手)

 

【サミアド】

5月12日(日)東京・3歳1勝クラス(ダ1,400㍍)に菅原明良騎手で出走し11着。

竹内調教師から「久々の競馬でしたが、パドックでは落ち着きもあって、良い雰囲気で周回が出来ていました。長期休養明けを感じさせない状態でしたが、最後の直線は苦しくなってしまいました。新馬戦も結果が伴わなかったことから、叩いた方が良いタイプなのかもしれません。次走は叩いた上積みも見込めますので、レース後の状態次第では続戦も考えています」との話がありました。

菅原明良騎手からは「いつも通りの良いスタートで、好ポジションからスムーズにレースが運べました。ただ、3コーナ過ぎでいっぱいになってしまいました。今日は久々の競馬でしたので、次はもっと良くなってくると思います」との話でした。

 

*****4歳馬*****

【フェミナフォルテ】

★5/11(土)新潟・信濃川特別(芝2000m・混)横山琉人騎手 結果5着

「勝った馬は強かったとして、2、3、4着にこれなかったものかと考えてしまうところはあります。ゴール過ぎても脚は止まらなかったですし、脚を余してるだけに勿体ない部分はありますからね。ゲートへの入りも駐立も問題なく、スタートも決まって無理なくいい位置をキープできています。もう少し上にこれる可能性として、確かにスペースが空いたタイミングがあって、そこで入っていければ違ったかもしれません。ただ、上手くいった場合にはそれでいいですが、上手くいかなかったら何であそこで動かしていったんだということになり、心理の部分で難しい判断だったのはあるでしょう。新潟は勝ってるだけにあって合ってるとは思うものの、スローに落とされました時にはいくらやっても勝てないだろうとは感じました。前回で距離が延びてもやれることはわかりましたし、距離に幅をもたせながら番組を選択していければ。いつ勝ってもおかしくないところにはいますからね」(小島茂之調教師)

 

【マランジュ】

この中間もウォーキングマシン運動のみで馬体回復を促していたのですが、右前肢の管部分に出てきた骨瘤を気にしている素振りがあったため、念のためレントゲン検査を実施したところ、僅かですがヒビが入っていました。

そのため、本日11日(土)にあらためて栗東トレセン内の診療所においてJRA獣医師によってレントゲン検査をおこなったところ、右前肢の第4中手骨に僅かながら骨折線が判明して、これは前走に起因する傷病との見解から全治3か月以上(事故見舞金11号)の正式な診断がくだされています。診断後はグリーンウッドTへ戻っており、まずは脚元の早期回復をはかります。

 

*****5歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

5月11日レース後コメント(2着)

横山和生騎手「一度前に出たのですが、そこで難しいところを出してしまって…すみません。結果的にもう一呼吸、二呼吸ほど待ってから追い出せれば良かったのですが、ペースや馬場のバイアス的にそこまで待てなかったです。こちらが思う以上に切れたというのもありますが、着差が着差だけに悔しいですね。前回があのような競馬になってしまっただけに、今回はとにかく気分良くモンレーヴの競馬をすることを考えていましたが、やはり今はこのような形が合っているようです。怪しいながらも我慢してくれたあたりゲート練習の効果もありましたし、いい競馬をしてくれてホッとしたのと悔しいのと半々ですね。気持ちさえ乗ればマイルの強い相手たちとも十分に勝負できるという手応えは得られたので、また頑張ります」

蛯名正義調教師「まずは前回の競馬を払拭するようなモンレーヴらしい脚を使ってくれたのは良かったです。今回はゲートを含めて、結構プレッシャーや負荷をかけましたからね。気持ち的にどっちに転ぶか心配な面もあったのですが、モンレーヴも徐々に大人になってきたのか、そのあたりは上手くクリアしてくれました。騎手とも今回は気分を損なわないようにモンレーヴの競馬をと話していたんですけど、やはりこの形ならしっかり伸びてくれますね。これを使って体の締まりなどももう一段上がってくるはずなので、本番に向かう形としては悪くなかったと思います。限界に近い脚を使ったので、まずはしっかりケアをして安田記念に向けていい形でもっていってあげたいですね。競馬内容は良かったように力を再確認できたので、また体と気持ちを見ながら調整していきます」

 

*****7歳馬*****

【レッドエランドール】

5月11日レース後コメント(14着)

川須栄彦騎手「調教師からは出して行ってほしいと指示がありました。先行馬も揃っていたので楽ではないだろうとみていましたが、その通りポジション争いでの競りも厳しく、隊列が固まるまでにエネルギーを使ってしまうことに。そこでの消耗が大きかったことや息づかいもあまり良くなかったこともあり、3コーナー過ぎには苦しくなってしまいました。状態も完調手前だったようなので、これで変わってくれるといいですね」

田中克典調教師「すみませんでした。2コーナーまでが辛い形になってしまいましたし、コンディションも良化途上だった中でも前回よりは頑張ってくれたと思います。心配なのはノドの状態。調教でも少し気になるところはあると聞いていたのですが、舌を縛った状態でもレースでは息づかいが悪かったということなので、もしかしたら持病とも言えるDDSPが年齢を重ねて悪化してきているのかもしれません。この後については小倉開幕週に向けて準備を進めていく予定ですが、放牧に出してリフレッシュを図るか厩舎に置いてじっくりやっていくかは、レース後の状態を見てから判断させていただきます。コンディションは夏に向けて上向く一方だと思いますし、真面目で気持ちも切れていないので変わる余地はあるはずです」

 

【エクストラノート】

★5/12(日)新潟・中ノ岳特別(ダ1800m・混ハンデ)水沼元輝騎手 6着

「砂を被るのを嫌がることと、終い脚を使ってくれることを意識しながら、いつでも外に出せるようなポジションで運びました。調子も悪くなかったですし、直線でもしっかり脚を使って、あとは前が止まってくれれば良かったのですが…。個人的に以前から乗りたいと思ってた馬で、またという気持ちもありますし、やれる力は十分なんじゃないかと感じます」(水沼元輝騎手)