*****2歳馬*****
【ブラゾンロワイヤル】
5月9日、石坂調教師から「先週の日曜に蕁麻疹が出てしまいハッキング程度で様子を見ましたが、症状はすぐに治まり7日火曜には普通のところを乗り出し、当初の予定通りに本日坂路で15-15程度の調整を行えました。併せ馬で3ハロン目から促しつつ4ハロン57秒5、ラスト13秒8をマークし、1本目の時計としては悪く無い内容だったと思います。この感じなら夏番組の後半あたりには態勢を整えられそうです。いったんグリーンウッドTへ放牧に出してしっかり乗り込んでもらいます」との連絡が入っている。
*****3歳馬*****
【エルキュール】
☆5/12(日)新潟・3歳未勝利(芝1800m)佐々木大輔騎手
5日(日)に坂路コースで4ハロン66.1-48.3-30.8-14.5を単走で馬ナリに追われ、8日(水)にはWコースで6ハロン84.7-67.8-52.7-37.8-11.6を単走で馬ナリに追い切りました。「先週時点でもうひと追いすれば仕上がりそうな状態にありましたので、今週は輸送とテンション面を考慮した稽古内容。稍重で締まった馬場コンディションということもあり、時計的にはマズマズだったものの、騎乗後に助手からは『今朝もそうですが、ここ最近は調教で多少ノドが気になるときがあります』とのことでしたので、今回は舌を縛ってレースに臨む予定です。番組に関しては、5/12(日)東京・3歳未勝利(芝1800m・牝)と5/12(日)新潟・3歳未勝利(芝1800m)を両睨みで検討した結果、相手関係などを見て後者を選択させてもらいました。ここで条件をガラッと替えてみましょう」(天間昭一調教師)
*****4歳馬*****
【スマラグドス】
除外のため、5月25日(土)京都・桃山S(ダ1,900m)に向かうことになりそう。
【フェミナフォルテ】
☆5/11(土)新潟・信濃川特別(芝2000m・混)横山琉人騎手
4日(土)に坂路コースで4ハロン52.3-39.0-25.9-12.9を単走で強めに追われ、8日(水)にはWコースで6ハロンから2.9秒追走して併せ、82.3-66.7-52.1-37.5-11.6を馬ナリに追い切りました。「先週の土曜日に私が乗って坂路コースで少し強めのところを消化しました。体を大きく使わせることを意識して乗ったのですが、後ろからは今週のヴィクトリアマイルに出走する予定のフィールシンパシーが追いかけてくる形。向こうには『最後は並び掛けても良い』という指示を出していましたが、フェミナも決して無理をさせたわけではなく少し追った程度だったのですが、最後まで追い付かれなかったようにいい走りでした。本当は最終追い切りにも乗って感触を確かめたかったのですが、先週末の競馬で怪我をしてしまったため、昨日の追い切りにはフィールシンパシーの担当をしているスタッフに乗ってもらいました。以前からの課題ですがどうしても頭の高いところがあり、その影響でトモの収縮が短く、一完歩一完歩が若干短くなってしまうんですよね。もっと上のクラスに行けるだけの力は持っているはずなのに、上手く推進できずに走りがこぢんまりとしてしまっています。また、追い切りに行くと緊張してしまうのか、前半は余計に頭を高くして力むところがあります。ハミをガっと噛んでしまうといった事はなく、首に力が入っていると言った方が分かりやすいでしょうか。後半になると段々と嵌まりが良くなって、走りも改善されるんですけどね。ハミは適度に抜いて走れる馬なので、その分距離はもつんですよ。そういう面があるので、昨日は大きく離れた前の位置に2頭置いて、それを目標にゆったりと走らせています。『並び掛けられたら並び掛けても良いけど、無理はさせなくても良いから体を大きく使わせるように走らせてほしい』との指示を出し、その通りのいい追い切りができたと思います。普段から意識させていることで、フェミナ自身も体を使おう、使おうとする姿勢は見受けられるようになってきましたし、今回で劇的に何かが変わることはないでしょうが、これを続けていくことで秋くらいにはいい走りになってきそうな感触はありますよ。それでも、今回は実績のある新潟コースですし、状態も良いので勝ち負けさせたいと思っています。メンバーはまずまず揃いましたが、頭数は落ち着いたので競馬はしやすいはず。広いコースで末脚を存分に発揮してもらいたいですね」(小島茂之調教師)
*****7歳馬*****
【エクストラノート】
☆5/12(日)新潟・中ノ岳特別(ダ1800m・混ハンデ)水沼元輝騎手
8日(水)にWコースで5ハロンから1.3秒追走して併せ、65.8-51.4-37.3-11.4を馬ナリに追い切りました。「今週は元輝を乗せて追い切りをおこなっています。新潟までの輸送があるのでそこまで無理はさせないつもりで、3頭併せの最内に位置して前に行った2頭を追い掛ける形を取っています。私も一番外の馬に乗ってエクストラを見ていましたが、終始いい手応えでしたし最後は抑えるくらいの余裕がありましたよ。追い切り後、鞍上にどうだったか聞いたところ『手綱を持ったままでいい動きでしたし、凄く調子が良さそうです。レースが楽しみです』と話していました。レースでは今回が初騎乗となりますが、普段から乗っていて感触も分かっているでしょうし、上手くエスコートしてきてもらいたいと思っています。ハンデも54kgと手頃なので、一発を期待しています。ここ最近は追走に苦労していますが、今すごく状態が良いので馬具は使わないで臨む予定です」(加藤和宏調教師)