*****3歳馬*****
【ゲンブ】
「今朝は坂路コースを普通キャンターで2本登板。前走後まだ速いところはやっていないものの、この中間も変わりなく順調にメニューを消化できています。まだトモの緩さが解消されず、稽古でももうワンパンチ力強さが欲しい現状ですが、デビューの頃に比べるとだいぶ芯が入ってきた印象です。未勝利を突破できるだけのポテンシャルは持っている馬なので、なるべく早めに結果を出したいところ。来週は東京ダ1300、1400mの場合は明良、新潟ダ1200m戦に向かう場合は和生で鞍上を予定しています。想定メンバーが出てから展開面などもよく吟味して、より結果を求めやすい番組に投票するつもりです」(高木登調教師)
【プリドラ】
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。適度に負荷を掛けながらコンスタントに乗り込んでいますが、体重をしっかりキープできていますし、いい意味で変わりなくきていますよ。もういつ声が掛かっても良さそうですし、帰厩までこのまま積み重ねていきます」(担当者)
【エルキュール】
21日(日)に坂路コースで4ハロン62.0-44.4-28.5-13.8を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にはWコースで5ハロン67.0-51.8-37.4-11.6を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末は坂路、そして今週半ばはこれまで通りWコースで追い切りを消化しています。フットワークはやや硬く映ったものの、馬ナリでもだいぶ動けるようになってきて、終いはマズマズの伸び脚を見せてくれました。これなら芝の番組を検討しても良さそうですし、次走は早くて再来週と考えているので、9節あれば出走は可能でしょう。来週の追い切りの動き次第でレース目標を具体的にできるかと思います」(天間昭一調教師)
【スノーディーヴァ】
「現在は内馬場でダクとハッキング2000mの後、ダートコースをキャンター3000mのメニューで調整中です。来月頭の帰厩に向けて調教量を増やしながら乗り進めています。我慢する時間が短く、いい形でしっかり走れないので矯正しているところ。段々と嵌まって走れる時間が長くなっていますよ。もう少しトモをしっかり踏めるように乗り込んでいきたいと思っています」(担当者)
*****4歳馬*****
【ウィズアットダンス】
「両前膝の状態に気になるところはなく、入場後ここまで順調に乗り込むことができていますね。来週中には一度半マイルから15-15をおこなうつもりですが、まずは能力調教試験を受ける必要があり、次回の試験日が5月15日(水)とまだ先のため、もう少しの間はジックリやっていきましょう。飼い葉食いがやや細く、馬体重を減らしてしまう傾向にあるようなので、そのあたりにも注意を払いながら試験に向けた調整を進めていきます」(林幻調教師)
【フェミナフォルテ】
チェスナットファーム阿見TCで調整され、24日(水)に帰厩しました。
「1週間の短期放牧だったのでそう大きく変わりはありませんが、少しでもリフレッシュを図れたのは良かったです。体重も433kgで戻ってきています。早速坂路に入れ始めているように、このまま順調に進めていけそうですよ。週末から少しずつ負荷を強めていこうと思っています。再来週の新潟・芝2000mか東京・芝1800mを考えていますが、本命は実績のある新潟にしようと考えているところ。例年頭数は同じくらいなので、相手関係なども見ながら最終的に判断するつもりです」(小島茂之調教師)
【ドゥラチェレステ】
「この中間もいい意味で変わりなくきていて、レースに向けては順調といった感じ。脚元も悪化することはありませんよ。レースに向けて態勢は整ったのですが、今回も800m戦に組まれてしまいました。一番下の組なのでこの距離になってしまうことが多く、ここをスキップしたとしてもまた次も800m戦というのはあり得なくはないですし、何回もスライド、スライドでは馬のリズムを崩しかねないため、ここで一旦出走させることにしました。1頭2着続きの馬がいる以外は、メンバー的にもやれておかしくありませんし、最低限この距離で刺激を与えられればと思っています。鞍上は継続騎乗になりますし、いい結果に導いてほしいですね」(後藤佑耶調教師)
*****5歳馬*****
【グロリアスヒーロー】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き左前脚のケアをおこないながら進めていますが、乗り込んでも脚元に反動が出てくることはありません。獣医師が少し慎重なのですが、許可が下りればペースアップをしたいと思っています。その後は仕上げに入っていく予定です」(担当者)
*****7歳馬*****
【エクストラノート】
24日(水)にWコースで6ハロン83.9-67.0-51.9-37.9-11.3を単走で一杯に追い切りました。「5/12(日)新潟・中ノ岳特別(ダ1800m・混ハンデ)に向けて、水曜日から時計を出していますが、放牧の効果があり馬がかなり良くなっていますね。騎乗者も同じことを話していましたし、ここで変な刺激になってはいけないと思い、障害練習はおこなわないことにしました。レース後の結果次第で考えるつもりです。まずはこのいい状態をキープしながらレースまで進めていきましょう。乗り慣れた原君が新潟にいませんし、ハンデ戦で斤量も軽くなりそうなことから、今回は調教に乗ったことのあるうちの元輝で行かせてください。レースまでにまた感触を確かめてもらうつもりです」(加藤和宏調教師)