*****4歳馬*****

【スマラグドス】

4月20日(土)京都・観月橋S(4歳以上3勝クラス・ダ1,900m)に田口騎手で出走し10着。

西園正都調教師から「ハナに行った馬が2着に残っていたので、先行したのは悪くなかったと思います。1,000㍍の通過タイムは3勝クラスとしては速くなかったので、最後に止まったのは休み明けのぶんかも知れません。この後については、週明けの様子を見てから検討します」との話がありました。

田口騎手からは「ゲートはすんなり出てくれましたが、外枠のぶん、1コーナーまでに多少脚を使いました。道中の手応えは悪くありませんでしたが、最後まで踏ん張れませんでした」との話でした。

 

【マランジュ】

4月21日(日)京都7R・芝1400m戦に北村友一騎手56kgで出走、馬体重は442kg(+24)でした。

レースではほぼ五分のスタートを切りましたが、いったん控える形で後方3番手インから進めていきました。道中はコントロールに専念しながら追走し、後方2番手で直線を向きました。その後は外めから懸命に追われて脚を伸ばしたものの、先行馬たちの勢いも衰えず、最後は勝ち馬から0.7秒差の8着まで追い上げたところでゴールしています。

レース後、北村騎手は「ゲートは出たのでもう少しポジションを取りたかったですが、まだ操縦性に少し課題を残す印象で、器用に立ち回ることができませんでした。最後も伸びているように能力はある馬だと思うので、もう少し道中でスムーズに運べるようになれば、良さを生かせると思います」とコメントしており、

田中調教師は「馬体重が増えていたのは成長分で、状態は悪くなかったと思います。以前よりも乗りやすくはなっているものの、鞍上の指示に対してもう少し細かく反応できるようになるといいですね。現状は緩急のない展開の方が競馬はしやすそうですし、次走は1200m戦も選択肢に入れて検討するつもりです。精神面を含めたレース後の状態を確認したうえで、このあとのプランを立てていきます」と話していました。