*****2歳馬*****

【ルージュレアリーズ】

今朝こちらに入場しています。輸送熱もなかったですし、到着後の歩様もしっかり。飼葉への食い付きも悪くありません。今日の午後から改めて状態確認おこない、問題がないようであれば今夜の便でノーザンファームしがらきへ向けて出発となります。

 

【エテルノレガーメ】

左前膝の状態を確認しながら徐々にペースアップ中。引き続き週2~3回坂路入りを目標に、周回キャンターやトレッドミル運動を織り交ぜながらの調整。

担当者は「脚もとの状態を見ながらになりますが、周回キャンターは最大3000mまで距離を延ばし、登坂時計は3F54秒まで詰めてきています。徐々に動けるようになってきていますが、まだ基礎体力不足からの重さが感じられますので、焦らず馬のペースに合わせてじわじわと調教負荷を上げていきます」とのこと。馬体重は540キロ。

 

【レイナデアルシーラ】

4月19日、西園正都調教師から「本日、ゲート試験を受け、無事に合格してくれました。初日の雰囲気からはもう少し練習が必要な感じもあったのですが、今日はゲートから12秒1のタイムでダッシュを決めてくれました。体付きも同時期の母や姉と比べても立派に感じますし楽しみですね。今後については馬の状態を見ながら考えます」とのこと。

 

*****3歳馬*****

【レッドアトレーヴ】

馬体重:483キロ

今週も坂路で14-14のペースでの調整。引き続き上々のリズムで動けていますし、バランスについても良化を示しています。脚元の方も落ち着いており、コンディションは上がってきていますよ。先日、来場された手塚先生に状態を確認してもらったところ、『2回東京開催の後半で使いたい』とのお話でしたので、好状態で送り出せるよう引き続き乗り込みを重ねていきます。

 

【レッドクレメンス】

馬体重:477キロ

トレッドミル運動再開後も飛節の腫れは小康状態を保っているため、今週から周回コースで乗り出しました。現在はトレッドミル調整と騎乗調教を1日おきにおこなっています。休んでいたぶんの緩さがありますしハミの取り方にも課題が見つかったため、日々のトレーニングで改善に取り組む必要がありそうです。乗り出してからも飛節の状態は安定していることから、来週は周回距離を延ばすことになりそう。後肢への負担を軽減するためにも、坂路で乗り出すのはもうしばらく先になる見通しです。

 

【ゲンブ】

「いいスタートを決められましたが、内の馬の方がスピードに乗れていたのでハナを取られてしまいましたね。それでもいい感じで運べているように見えたのですが、終いが甘くなってしまいました。仕上がりは良かったと思うだけに、休み明けの分があったのか、出して行くと甘くなってしまう部分が影響したのか。何とか権利を取ったので次に繋げられますし、今度は前進させられればと思っています。今後しばらくは左回りの競馬場の開催が続きますが、私も明良も左回りがダメとは思わないところ。今回の感じを見ると1400mで少し抱える競馬が良さそうに思いますが、新潟・ダ1200mは前残りになるので行ければ押し切れそうですし悩ましいところ。相手関係なども見ながら最終的な判断をしたいと思っています。中2週での競馬を考えていて、新潟なら和生、東京は明良を押さえてあります」(高木登調教師)

 

【ジャンヌローサ】

14日(日)に坂路コースで4ハロンから0.7秒先行して併せ、56.2-40.6-26.3-12.8を馬ナリに追われ、17日(水)にはWコースで6ハロンから1.1秒追走して併せ、83.3-67.5-52.8-38.2-11.5を馬ナリに追い切りました。「今週は武史が跨っての時計消化。本番を来週に控えてしっかり目にやりました。時計、動きともにまずまず悪くないかと思います。ジョッキーは『トモが緩いところがあって、ハミの取り方が難しいシチュエーションがあった。悪いところはないし素直ですよね。全体的にパワーアップしてくれば、さらに良くなりそう』と感触を伝えられました。まだ走る時に力まないといけないところがあるので、今後の課題としてリラックスしても噛み合うようになってくるとさらにいいかなとは感じます。今週しっかりと必要な負荷を掛けられたので、来週はサラッと追い切る予定です」(蛯名正義調教師)

 

【プリドラ】

「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。先週末、今週と15-15をおこなえているように、いい感じで進められています。体重が戻って体付きも良くなってきましたし、このまま積み重ねながら帰厩に向けて態勢を整えていきます」(担当者)

 

【エルキュール】

NSRで調整され、昨日17日(木)に帰厩しました。

「帰厩前に15-15を1本消化し、ここにきて体も450kgまで増えてきたとのことで、いいタイミングで戻せたと思います。体調が上向いてきただけでなく精神面でのリフレッシュも図れたようで、この馬なりに落ち着きがあるのも好感が持てますね。トレセンでも今週末から軽く時計を出そうと考えており、次走については東京であればダ1600m戦、新潟であればダ1800m戦への出走を視野に入れています」(天間昭一調教師)

 

【スノーディーヴァ】

「現在は内馬場でダクとハッキング2000mの後、ダートコースを2000~3000mのメニューで調整中です。両背腰を中心に蓄積疲労があったため、治療をおこないながら進めています。まだ軽めのメニューですが、入場時から体重が12kg増えているように、少しずつ回復はしてきているところ。5月上旬の帰厩に向けて、このまま徐々に負荷を強めていく予定です」(担当者)

 

【タキザクラ】

17日(水)にWコースで6ハロンから0.8秒追走して併せ、83.9-67.4-53.0-38.0-11.9を馬ナリに追い切りました。「前々走後の方が疲労感が大きく見られ、今回はこちらが思っていたほどは疲れを見せていません。発汗は少し目立ちましたが、テンションというのもこの馬の範囲の中でおさまっています。ソエも触診反応を示す以上のことは現状見られないため、この状態であればと時計消化を再開させました。自分で跨って感触を確かめてみても、悪い感じもなく動けていると思いますし、あとはこれで反動が出るかどうかでしょう。それにより来週か、再来週かの出走のタイミングを判断できればと考えています」(稲垣幸雄調教師)

 

*****4歳馬*****

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:508キロ

引き続き周回コースと坂路で調整をおこなっています。坂路では週2回のペースで速い時計を出しており、今週火曜日には併せ馬で14-13を消化。緩さがあり、パワー不足感は否めませんが、これだけの速い時計でも対応できていますし、強い負荷を掛けた後も歩様が乱れることはありません。入場時より馬体がパンとしたようにシルエットも良化中です。帰厩態勢はほぼ整っており、再来週までに栗東・音無秀孝厩舎に移動する予定です。

 

【ウィズアットダンス】

ノルマンディーファーム小野町で調整され、本日19日(金)に帰厩しました。

「16日(火)が船橋競馬場へ移動する前の最後の追い切りとなりましたが、ゴールまでしっかりした脚取りで走りきってくれました。息遣いにはまだ良化の余地を残すものの、昨夏に一度入厩したときは地方競馬登録だけ済ませ、その日のうちに育成場へ戻しているとのこと。初めての環境で過ごすことを考慮すれば、あまり詰めすぎずにいい精神状態で送り出せたと思います」(ノルマンディーファーム小野町担当者)

 

【フェミナフォルテ】

この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、昨日18日(木)に移動しました。

「琉人が言うように、内で詰まって不完全燃焼な競馬になってしまいましたね。今回は思い切った競馬をしてもらいたかったのですが、あの形になってしまっては辛いところ。どこかで外に出すタイミングなどはあったかもしれませんが、琉人なりに思うところがあってああいうふうに乗ってきたのでしょうから、これも競馬のアヤだと思います。いずれにしましても、今回もいい競馬をさせられずに申し訳ありませんでした。出来れば勝負に行ってどれだけの脚が使えるかを図りたかった思いはありますが、この距離をこなせることが分かったのは少なからず収穫でしたし、次走に繋げていくつもりです。レース後も大きな疲れなどは見られず、得意の新潟開催に向けて進めていけそう。輸送で多少の馬体減がありましたし、少しでも回復させたいので短期でもリフレッシュを図ろうと思います。育成場でも問題ないようなら5/11(土)新潟・信濃川特別(芝2000m・混)に向かう予定。同日の東京には牝馬限定の1800m戦も組まれているので、そちらも視野に入れるつもりです」(小島茂之調教師)

 

【ドゥラチェレステ】

「調教自体は変わりなく進められているのですが、前走後も左後肢に少しトモズレをしていたのですが、日を追うごとに程度が酷くなっている感があるんですよね。以前は調教でもそんなことはなかったのですが、レース後に少し見つかり、普段の調教で段々と擦れているところ。保護するためにバンテージを着けているのですが、いかんせん絶対擦れる場所なので綺麗な状態というわけにはいかず、触られるのを嫌がっています。異常なまでに反応するので泣きの部分もありそうな感じはしますが、悪化させないように今後も注意して進めていきます。歩様には出ていませんし、問題ないようなら2回笠松開催後半(4/26~)に向かいたいと思っています」(後藤佑耶調教師)

 

*****5歳馬*****

【グロリアスヒーロー】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間よりペースを上げながら乗り進めていますが、左前の状態は落ち着いています。歩様も問題ありませんよ。少し右半身に張りが出てきたので筋注をおこなっています。更なる良化を目指してこのまま積み重ねていきます」(担当者)

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

馬体重:516キロ

周回コースでダク500m、キャンター2000mのうち前半5ハロンを20-17で入って、後半5ハロンを14-14といった内容で進めています。ペースアップにも問題なく対応できており、トモの踏み込みもしっかり。最後まで軽快なフットワークで動くことができています。コンディションは上々といえる位置にあり、トレセン帰厩に向けて態勢は整ってきました。

 

*****7歳馬*****

【レッドエランドール】

馬体重: 502キロ

先週土曜日からウッド坂路での15-15を始めました。1本目でも動きや息づかいに問題はなかったですし、その後もトモの硬さ、脚捌きの硬さは感じられずフレッシュな状態をキープしています。気温の上昇とともに冬毛はさらに抜けて、馬体も見栄えがするようになってきました。今週火曜日に続き、明日(土)も15-15ほどの時計を出す予定です。

 

【エクストラノート】

ケイツーステーブルで調整され、昨日18日(木)に帰厩しました。

「5/12(日)新潟・中ノ岳特別(ダ1800m・混ハンデ)での出走に向けて、昨日トレセンに戻しています。育成場から聞いていた通り、毛艶が良くなってきましたし、状態も戻ってきていますね。いい形でレースに向けて進めていけそうです。ここのところ自分から行く気が乏しくなっていますし、トモの力も少し物足りない印象なので、鍛える目的も兼ねて並行して障害練習をおこなっていくつもり。うちの元輝を背に低いところから飛ばしていくつもりです。いい刺激になればいいなと思っています」(加藤和宏調教師)

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:537キロ

周回コースでダク500m、キャンター1000m(20-17のペース)を1本、最後に15-15のペースで1本といったメニューで進めています。馬場入り前は少し気持ちが前にといったところも見せますが、走り出せばリラックスできていますし、フットワークに硬さもありません。馬体や雰囲気、また息遣いなどに問題はありませんが、次走予定が5月25日(土)の東京・欅ステークス(ダ1400m)ということですので、トレセン帰厩はもう少し先になりそうです。状態は整ってきているため、緩急をつけながら上手くコンディションをキープしていきたいところです。