*****3歳馬*****
【ゲンブ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。蹄球の感じは悪くなっていませんし、しっかり積み重ねられています。段々送り出しに向けて態勢が整ってきていますし、高木調教師からは『そろそろトレセンに戻す準備をします』との話がありました」(担当者)
【ジャンヌローサ】
ジェットレーシングで調整され、21日(木)に帰厩しました。
「前走後は少しクタッと疲れが出てしまったため、まずは疲労回復に重点を置いて放牧先で調整してもらいました。思いのほか時間はかかってしまったものの、ようやくコンスタントに15-15を消化できるところまで復調している。今朝もさっそく坂路をキビキビと登板できていましたし、この感じならすぐにでもペースアップが図れるでしょう。当面の目標をどこにするべきか、まずは追い切りを行ってみてからというのはありますが、現状はマイル前後の距離がジャンルローサにとって走りやすい条件に思えます。じっくり進めていくならば、4/27(土)東京・3歳1勝クラス(芝1600m・混)がスケジュール的にもやや余裕がある。同じ週に牝馬限定のリステッド競走(スイートピーステークス・東京芝1800m)も組まれているので、そのどちらかに向かうつもりで調整させてください」(蛯名正義調教師)
【プリドラ】
この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、明日23日(土)に移動します。
「レースを終えて脚元がどうだったりというダメージは見られず、疲労感というのも極端に大きなものではない印象です。今回のレースとしてはスタートで躓いたのが響いたのもありますし、現状はオールダートではない方が良さそうに映ります。クラブ側からは一度芝をという話も出ているので、一旦リフレッシュしながら節を稼いでもらって、福島開催の最終週辺りのレースを目標とするつもりです。芝のレースとなると節も必要となりますが、例年はこの辺りだと比較的出走しやすい傾向にあります」(尾形和幸調教師)
【エルキュール】
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。特に大きな問題はなかったものの、先週いっぱい楽をさせています。その甲斐もあり、体重が10kg以上増えています。もう少し体をフックラさせたいところですが、未勝利でそうゆっくりもできないため乗り出しています。脚元は落ち着いているので、飼い葉をしっかり食べさせながら進めていきます」(担当者)
【スノーディーヴァ】
KSトレーニングセンターで調整され、本日22日(金)に帰厩しました。
「深山調教師から短期放牧予定と聞いていましたし、大きな疲れも見せていなかったのですぐに乗り出し、キャンター3000mくらいのメニューで進めていました。ストレスを溜めないように乗り込んできて、しっかりコンディション調整ができました。初めてお預かりする馬ですが、次も頑張れる状態にあると思います」(KSトレーニングセンター・担当者)
【タキザクラ】
「ゲートの出はモッサリでしたが、ジョッキーもそこから無理に行き脚を付けず、ポジションに収めて競馬を運んでくれました。初めての実戦ではあったものの、砂をかぶっても怯んだりせずに、道中リズムよく走れていたのは収穫です。経験馬相手にゴール前はしっかり脚を伸ばせる内容でしたし、今回いろいろ教えてもらったことが次に活きてくるはず。まだまだ成長途上の段階でも、持っているポテンシャル自体は高いので、チャンスも近いと思いますよ。レース後も馬体や脚元に異常はなく、背腰起点に使ったなりの疲れが残っている程度。権利も無事確保できましたし、このまま続戦していきましょう。まだ走りに少し大雑把なところが見受けられるので、小回りの福島より中山コースで競馬させた方が好走できる確率は高そう。中二週あけて同条件に向かうつもりです」(稲垣幸雄調教師)
*****4歳馬*****
【ウィズアットダンス】
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗再開後も体調面に異常はなく、順調に進めることができています。短期間でも楽をさせたのが功を奏したようで、調教後も飼い葉食いは良好で馬体重も増加傾向にあります。心身ともに余裕が出てきたようなので、この後も特に問題がなければどんどんペースを上げていく考えです。
【フェミナフォルテ】
チェスナットファーム阿見TCで調整され、19日(火)に帰厩しました。
21日(木)に坂路コースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、55.2-41.1-26.8-13.1を馬ナリに追い切りました。「帰厩して次の日の初日は私が跨り、昨日は琉人を乗せて坂路コースでサッと時計を出しています。帰ってきたなりの走りで、頭が少し高く、気持ちはピリッとしているけど動き自体はこれから変わってきそうな雰囲気でしたよ。現時点ではいい感じという評価をして良いと思います。次走は距離を一気に延ばして、4/14(日)福島・奥の細道特別(芝2600m・混)に向かおうと思っています。休み明けでこの距離に対応できるようなら適性がある証拠ですし、今後の選択肢にも幅が広がるところ。しっかり仕上げていくつもりです。体もフックラと見せていて、昨日計測で443kgです」(小島茂之調教師)
【ドゥラチェレステ】
「引き続き問題なくきていて、今開催中に中間追い切りとして一回サラッと流してみたのですが、しっかりした脚取りでした。一回レースを使って上向いてきた感じがしますし、次は前走以上の走りができると思います。このまま調教を重ねていき、1回笠松開催(4/01~)での出走を目指していくつもり。ゲート練習も織り交ぜながら、態勢を整えていきます」(後藤佑耶調教師)
*****7歳馬*****
【エクストラノート】
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター2000~3000m(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。年齢を重ねたからか、心臓を含めた内面の感じが良い時に比べると物足りない感じがしますね。元々の体型もありますがお腹もボテッとしていて、筋肉に張りがありません。毛艶も良くなく、内面から良くしていかないとですね。一旦リセットして鍛え直そうと思います」(担当者)
*****10歳馬*****
【アナザートゥルース】
「中央勢相手に健闘した昨年末の交流重賞・名古屋グランプリ(Jpn2)の内容も踏まえ、次走は4/09(火)名古屋・東海桜花賞(SP1・ダ2100m)を目標に進めることにしました。去年までの1500mから2100mに変更されて同じ距離になりますし、相手関係は未定なものの、地方馬同士の一戦となるここはチャンスが大きそうで、再度遠征させる価値は十分あると思います。他地区所属馬の出走枠は5頭以内となっていて、選定馬が発表されるのは来週後半の予定。状態次第ではその前に軽く1本時計を出そうかと考えています」(田中淳司調教師)