*****3歳馬*****

【サミアド】

8日、牧場担当者から「先週は坂路コースで15-15を行ないました。調教後の歩様や脚もとも確認しましたが、心配するところはありませんでした。ここまでは順調に調整を進めることが出来ました。ここからは馬場状態も考慮しながら、周回コースでも強めの調教を取入れていきます。馬体重は512㌔」との連絡があった。

竹内調教師からは「とてもスムーズに調整が運べています。このまま順調にペースアップ出来れば、ゴールデンウィーク前後の復帰が視野に入ります」との連絡が入っている。

 

【レッドクレメンス】

馬体重:488キロ

左トモの飛節の腫れが完全に治まるのを待っているところです。そのため、騎乗調教は控えウォーキングマシンで1日1時間運動をおこなっています。長い休みにはなっていますが、馬体は崩れていませんし、この時季としては毛ヅヤも良く、コンディションは良好。騎乗調教を始められれば、すぐに軌道に乗せることができるでしょう。

 

【ゲンブ】

「現在は30~40分の曳き運動のみにとどめています。火曜日にウォーキングマシンから出したら、左前を気にする仕草を見せたため、すぐに装蹄師、獣医師に診てもらいました。蹄球が気になるとの見解で、おそらくマシン内でぶつけたのだと思います。患部は少しブヨブヨしているので排膿があるかもしれません。歩様は徐々にナチュラルになってきましたし、もう少しこのまま様子を見ながら良化を待つつもりです。ご心配をお掛けして申し訳ありません」(担当者)

 

【ジャンヌローサ】

「現在はダートコースでダクとキャンターを1600~2000m、坂路1本(18秒ペース、週2回は15~16秒ペース)のメニューで調整中です。先週より少しペースアップを図りましたが、大分動きが素軽くなってきました。週末には15-15も消化してみようと思っているところ。蹄は気にならなくなってきましたし、このまま帰厩に向けて態勢を整えていきます。蛯名調教師からは『そう遠くないうちに戻すことを考えています』と言われています」(担当者)

 

【プリドラ】

6日(水)に坂路コースで4ハロン58.4-43.9-28.6-13.9を単走で強めに追い切りました。「前走後より間隔をあけずに、シャキっと感のあるうちにレースを走らせたいのがありました。それを念頭に水曜日はサラッと坂路で流して準備をしてあります。想定を見てみると、さすがに中山は頭数が多く集まっていましたが、日曜日の中京のダ1200m戦は9頭しかおらず、しかもそのうち4頭は未定という状況。他から回ってくるとしても出走できる可能性が高いと見て、すぐに鞍上を手配させてもらいました。間際になってさすがに頭数は増えて、最終的には残念ながら抽選にもかからないという状況。また来週以降も積極的に出走のチャンスを狙っていくつもりです」(尾形和幸調教師)

 

【タキザクラ】

3日(日)にWコースで5ハロンから0.3秒先行して併せ、72.6-56.4-40.9-12.8をゴール前仕掛けて追われ、6日(水)にもWコースで5ハロンから0.5秒追走して併せ、68.4-52.1-37.9-11.9を直線強めに追い切りました。「この中間は併せ馬メインで時計消化を行っています。だいぶ真っすぐ走れるようになってきましたが、右の口が少し硬いためか、やや左へ行こうとする面が見受けられる。まだトモが弱く、前に力も伝わりづらいので、どうしても頭の高いフォームになりがちですね。それでも時計は十分出せていますから、現状はレースを使いつつ修正していければというところ。息遣いや中身はだいぶ良化してきているので、来週の番組から投票していきましょう。デビュー戦の鞍上は三浦皇成ジョッキーに依頼しており、最終追いで跨ってもらう予定です」(稲垣幸雄調教師)

 

*****4歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

馬体重:491キロ

今週は坂路で14-14のペースで乗っています。負荷を強めてみましたが、リズム良く走れていますし、トモの入りなども良くなっていますね。息遣いも良化してくれており、体調面も良好です。順調に乗り込めていますので、ここから更に状態を上げていきたいと思います。

 

【レッドルヴァンシュ】

後藤佑耶調教師「昨日はありがとうございました。幸いレース後も特に問題はなく、右トモについてもいい意味で変わりありません。この後はノーザンファームしがらきへ移動することになり、日程は来週の火曜日(3月12日)に決まりました。送り出しまでは引き運動にとどめて楽をさせつつ、馬体や脚元のケアを入念におこなっていくつもりです」

 

【フェミナフォルテ】

「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週もしっかり負荷を掛けながら乗り進めていますが、引き続き体重は増加傾向にあります。体は牧場レベルでフックラと見せていますし、問題ない状態。小島調教師からは『4月中旬の福島開催に向かいます』と言われているので、そろそろ帰厩となる予定です」(担当者)

 

【ドゥラチェレステ】

「いろいろと課題の見つかるレースでしたが、まだキャリア2戦ですし、あれがこの馬のすべてではないと思います。ここを使った事で良くなってくるでしょうし、次に向けてまた準備を進めていくつもりです。出遅れてしまったゲートに関しても練習が必要なので、まずは五分に出られるようしっかり見ていきます。レース後も大きなダメージは見受けられないので、このまま次走に向けて進めていきます」(後藤佑耶調教師)

 

*****5歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

馬体重:519キロ

今週はトレッドミル調整(ダク500m、ハッキング2000m)とロンギ場での軽い騎乗運動を日替わりでおこなっています。脚取りはしっかりしていますし、気持ちもしっかりと入っています。飼葉も食べていて、立ち上げもスムーズ。来週から馬場に入れて動かしていく予定です。

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

馬体重:507キロ

今週は周回コースでダク500m、キャンター2000m(20-18のペース)といった内容で進めています。ペースを上げてみましたが、そこまで歩様に硬さは感じませんし、トモの踏み込みは良好。前後のバランスもしっかりしていると思います。息遣いも良化しており、今のところ乗り出し開始後も順調にきているため、来週も調教負荷を強めていこうかと考えているところです。

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:540キロ

今週は周回コースでダク500m、ハッキング1000m(22-20のペース)を1本といったメニューを消化しています。力みなどもなく、走りにはしっかりと緩急を付けることができています。息が戻るのに時間がかからないように、内面についても状態がいいのでしょう。飼葉は毎日完食しておりコンディションは上々。ここまで良い流れで進められていますので、ペースアップを視野にメニューを進めていきます。

 

*****10歳馬*****

【アナザートゥルース】

「ナイター競馬でしたが、その日のうちに船橋競馬場を出発し、門別競馬場には昨日7日(木)に無事到着しています。ここでも中央勢を相手に健闘してくれましたし、まずはレースと長距離輸送による疲れをしっかり回復させてから調教を再開する予定。今年度のホッカイドウ競馬の開幕(4/17~)までまだ1ヶ月以上ありますから、この後のスケジュールについてはもう少し状態を見てから決めましょう」(田中淳司調教師)