*****3歳馬*****

【サミアド】

22日、牧場担当者から「現況は坂路でハロン20秒ペースで脚慣らをしています。運動後も患部の状態が落ち着いているので、近々に18秒ペースまでアップする予定です。今後も獣医師と相談しながら、調整メニューを作成していきます。馬体重は527㌔」との連絡があった。

 

【レッドアトレーヴ】

角馬場運動後、坂路にて単走で追い切り。

坂路 55.2-40.3-26.6-13.1 馬なり

助手「今日は坂路で追い切りました。帰厩して1本目の追い切りになるので単走で動ける範囲にしましたが、雨で馬場が重かった割には加速がスムーズで、最後まで馬なりの手応えで走っていましたね。こちらの指示に対して従順で、息遣いも良かったですよ。来週からはペースを上げていくつもりで、この調子でコンディションも上げていければと思っています」

 

【レッドエヴァンス】

厩舎周りを引き運動。

助手「昨日に引き続き、厩舎周りを引き運動で調整しました。昨日より落ち着いて歩けていましたし、歩様にも硬さは出ていません。飼い葉も安定して食べているように、疲れは感じさせないですね。調教師が海外出張中のため、次走についてはまだ決まっていませんが、明日から乗り出す予定で、今日の午後にもしっかりと状態を確認しておきます」

 

【ルージュルリアン】

本日は引き運動をおこないました。

藤原英昭調教師「昨日(木)の獣医師チェックでは筋肉に若干の疲れが確認されましたが、初めて1周半での追い切りでしたから疲れが出るのは当たり前のことですし、この苦しいところを乗り越えて強くなっていくものですからね。しっかりケアをしたので問題ないとみています。常に注意が必要な脚元については『異常なし』とのことだったので、レースに向けてしっかり負荷を掛けていけるでしょう。馬体重は494キロで、飼い葉食いも良好です」

 

【レッドクレメンス】

馬体重:486キロ

現在はウォーキングマシンで運動をおこなっています。左トモの飛節に発症したフレグモーネについては、抗生物質の投与やアイシングを継続したことで入場時と比べて腫れはかなり引きました。熱発なども確認されておらず体調は安定。あと1週間もあればトレッドミル調整を始めるなど次のステップに進めるでしょう。

 

【ゲンブ】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。水曜日に周回コースで躓いた際に右膝を軽く着き、500円玉より少し大きい擦り傷をつくってしまいました。ほんの僅かに血が滲む程度で歩様も問題はないのですが、このようなことになってしまい申し訳ありません。腫れなども出てこないので翌日から乗っていて、反動が出てくることもありません。まだトモは緩いものの、走りのバランスは徐々に良くなってきています」(担当者)

 

【ジャンヌローサ】

「現在はダートコースでダクとキャンターを1600~2000m、坂路1本(18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も同様のメニューで乗り込んでいますが、問題なくきていますよ。火曜日は17秒台まで伸ばしていて、少しずつピッチを上げていこうと思っているところ。元気が出てきましたし、体調も上向いてきたので、この感じをキープしながら乗り込みを重ねていきます」(担当者)

 

*****4歳馬*****

【レッドルヴァンシュ】

2月23日レース後コメント(4着)

岡部誠騎手「返し馬では頼りない感じでしたが、実戦に行っていいタイプですね。隣の馬がガタガタしていたこともあってゲートの駐立に怪しいところはあったものの、五分のスタートからスンナリと好位を確保してスムーズに立ち回ることができました。道中はすごくいい感じで追走できただけに、勝ち負けになるかと思ったのですが…。残り100mくらいの所で脚が上がってしまいました。すみません。喉は鳴っていることは鳴っています。ただ、以前にもお話ししたと思うのですが、実戦に行って大きな影響が出ているようには感じません。今回に関しては息遣いが苦しくなって止まったというよりも、1ハロンの距離延長が響いた感じ。それに、今回は特別戦で相手も強かったですしね。自己条件の1400mに戻ればチャンスは十分あると思いますよ」

 

【ウィズアットダンス】

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週から登坂本数を2本に増やしました。その後も相変わらずゴネる仕草は見せてはいるものの、許容範囲内で収まっていますし、飼い葉に関しても与え方を変えて食べる量を少しずつ増やすことができています。調教の負荷を強めながらいい形に変わってきている印象なので、引き続き坂路主体に乗り込んでいきます。

 

【ドゥラチェレステ】

「この中間もしっかり乗り込みながら順調に進められています。状態は大分上がってきましたし、今のところ20回笠松開催(3/04~)での出走を目指していて、明日か明後日に中間追い切りとして長めから1本流してみようと思っています。そこでの動きを見て、3月頭に走らせるかどうかを決めるつもり。行けそうな感じはしていますが、半年ぶりの実戦となるので慎重に判断したいと思っています」(後藤佑耶調教師)

 

【レッドシュヴェルト】

馬体重:485キロ

今週はダク500m、キャンター2000m(ハロン18秒ペース)のトレッドミル調整をおこなっています。入念にケアをおこなってきたこともあり、トモの踏み込みもだいぶ良くなってきて、前後のバランスもしっかり。飼い食いも良好で体調面に不安はありませんので、馬の様子を見ながら乗り出し開始のタイミングを計っていくことにします。

 

*****5歳馬*****

【グロリアスヒーロー】

「好スタートから番手に付けて競馬を運べたのですが、前半から割と速いペースで流れていたため、抱える場面がなく追走だけで手一杯の内容に。この条件だと揉まれない外枠が断然有利ではあるものの、道中外々を回らされた分、今回はゴール前でやや苦しくなってしまいました。休養前に比べるとだいぶレースの形にはなっていますので、この競馬を続けていけばいずれチャンスが巡ってくるはず。メンバーであったり、展開次第といったところになるでしょうが、このクラスでも通用するだけの脚力は持っている馬です。上がってきて少し歩様に硬さが出てきましたし、いくらかダメージも残っているように見受けられる。まずは馬体のケアを施してやり、そこからまた立ち上げていくことにしましょう。状態次第では一旦近郊に出させてもらい、ひと息入れるつもりです」(高木登調教師)

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

馬体重:502キロ

先週の土曜日に入場。トモの入りが少し甘くなっており、レースから時間が経って疲れが出ているのかなと思います。火曜日まではウォーキングマシン運動で楽をさせ、水曜日から騎乗運動(ダク500m、ハッキング2000m)をはじめていますが、乗っていてもまだトモがしっかり入ってこないなど前後のバランスがもうひとつ。こちらでも引き続き十分にメンテナンスをおこないながら、状態を見ながら今後のメニューを考えていくつもりです。

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

22日(木)にWコースで6ハロン85.2-69.0-54.1-39.5-12.0を単走で一杯に追い切りました。「レースの疲れはすっかり抜けたので、再来週のレースに向けて今週から時計を出し始めました。昨日長めから単走でビシッと追い切っています。引き続きいい動きでしたよ。1回レースを使って状態が上がってきましたし、馬にも活気があって元気のある状態。来週はレース1週前になるのでもう少し負荷を掛け、レースに向けて再度態勢を整えていきたいと思っています。この年齢になっても最後の脚に衰えはないですし、馬場さえ渋らなければ前まで来られる力はあると思いますよ」(加藤和宏調教師)

 

【レッドエランドール】

馬体重: 508キロ

調整は順調に進んでおり、今週火曜日にウッド坂路で4ハロン58秒台の時計を出しました。まだ動きはモサモサしていて重たく感じますが、徐々に動けるようになってきていますし、時計を出し始めてから気持ちも入り出し、常歩でも自分から積極的に前に出ようとしています。明日(土)から4ハロン56秒台の強めの調教を開始する予定で、あと数本速いところを消化すれば帰厩態勢は整う見通しです。

【追記】

明日(土)の検疫で栗東・田中克典厩舎に帰厩することとなりました。

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:534キロ

先週の土曜日に入場。先週いっぱいはウォーキングマシンでの運動のみで疲労の回復を図っていましたが、厩舎でしっかりケアしてもらっていたことで疲れをほとんど感じないため、月曜日よりトレッドミル調整(ダク500m、ハッキング2000m)を開始しています。メニュー移行後も硬さなどは出ておらず、バランス良く動くことができています。飼い食いは良好で体調面もしっかり。まずはスムーズに立ち上げることができているかと思います。

 

*****10歳馬*****

【アナザートゥルース】

「3/06(水)船橋・ダイオライト記念(Jpn2・ダ2400m)に向けて17日(土)に坂路で追い切りをおこない、3ハロン38.7-25.4-12.9を計時。ここまで順調に乗り込めていますし、19日(月)に選定馬の発表があり、無事出走枠にこぎ着けることが出来ました。この後はレース1週前追い切り、そして最終追い切りともう2本済ませてから門別競馬場を出発する予定ですが、前走同様にこの時期の本州であれば体調を心配する必要はありません。それに名古屋よりも移動距離が短い分、馬体への負担も少ないでしょう。交流重賞とあってメンバーは手強いですが、アナザートゥルース自身の力は発揮できるよう調整を進めていきます」(田中淳司調教師)