*****2歳馬*****

【バディストゥータ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。20日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックを日替わりメニューで乗り込まれ、坂路では週1回ペースでラスト2Fを16-16で乗られています。スタッフは「自分は先週から本馬に跨っていますが、見た目の馬格の通り、走りが大きく、パワーが凄いですね。これでもっと走る気持ちが前面に出てくるようになってきたら、さらに動けるようになってきそうです」とのことでした。13日現在の馬体重は568キロ。

 

【ノースカトレア】

荻伏共同育成場で調整されています。中間は騎乗調教を再開させており、20日現在、屋内ダートコースでダク1000mとハロン25秒程度のキャンター2000mのメニューで進められていましす。伊藤場長は「先々週後半から調教を再開しており、先週はキャンター1600mで、今週からは2000mと、1週間毎に400mずつ距離を延ばして乗り込んでいます。左前腕節部は、進めていく中で、大きな変化はありません。あとは元々が飼葉食いの良い馬で、しかも休んでいた分もあり、体重が結構増えていますので、様子を見ながらさらに距離を延ばして乗って、しっかり動かしていきます」とのことでした。20日現在の馬体重は510キロ。

 

【メロディーロード】

小国スティーブルで調整されています。20日現在、屋根付きダートトラックでダク1200mとハロン22~23秒程度のキャンター2100~2800mで乗られ、週2日はハロン20秒ペースで乗られています。スタッフは「中間も順調に調教メニューを消化していますが、まだ中身がしっかりとは出来てきていない感じがします。引き続き今のメニューでしっかり乗り込んで鍛えていきます」とのことでした。

 

【リビングストン】

西舎共同育成場内谷川牧場に在厩してBTCで調整されて、予定通り15日発の馬運車で北海道を出発して、17日に滋賀県のチャンピオンヒルズに到着しています。20日現在、長距離輸送の疲れを考慮して、ウォーキングマシン運動のみで進めています。吉岡辰弥調教師は「到着後は、多少鳴いたりしていたようですが、まだ2歳ですし、特に心配する事もないと思います。すぐに環境にも慣れてくるでしょう。北海道での動きが良かったと聞いていますし、体力もありそうなので楽しみにしています」とのことでした。13日時点の馬体重は540キロ。

 

【パステルキュート】

小国スティーブル内ラフメットで調整されています。引き続き、屋根付き700mダートコースでダク1500mとキャンター2800~3200mを乗られており、ラストはハロン18秒までペースを上げています。松尾代表は「最近は少しずつ精神面が成長して、調教中も以前よりも落ち着きが出てきており、周囲を気にして敏感に反応することも減りましたね。ペースアップ後も馬体は減らずに430キロ前後で推移しています。まだ中身がしっかり詰まってきているという感じまではないので、現状でここからさらにもう一段負荷を上げると身体が減りそうな感じがしますが、乗りながら馬が成長しているのは感じますね。引き続き、現状のメニューで鍛えていきたいと思います」とのことでした。

 

【ミッドナイトデュー】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。20日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックを日替わりメニューで乗り込まれ、坂路では週1回ペースでラスト2Fを15-15で乗られています。スタッフは「中間も順調に乗り込めています。相変わらず体調も良さそうで、何より飼葉を本当に良く食べます。クラブの他の牝馬2頭のフェイマス3やフェイマス20も食いはいい方ですが、本馬には適いません。これだけ食べられる馬はそうそういないです。特に牝馬ですから、この食いの良さは大きいと思います。なお、3月1日の馬運車で茨城県のK2ステーブルへ移動することが決まりました。移動までの間、引き続きしっかり乗り込んでいきます」とのことでした。13日時点の馬体重は468キロ。

 

【サンタマルティナ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。20日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックを日替わりメニューで乗り込まれ、週1回ペースで坂路ではラスト2Fを15-15を切るところで乗られています。スタッフは「中間も週1本15-15を入れています。操縦性が良いタイプですが、まだトモに緩さがあり、まだまだ良くなってきそうな感じです。フェイマス19と一緒に3月1日の便で茨城のK2ステーブルへ向けて出発することが決まりました。移動までの間、引き続きしっかり乗り込んでいきます」とのことでした。13日時点の馬体重は482キロ。

 

*****3歳馬*****

【レッドアトレーヴ】

角馬場運動後、Bコース1周。

手塚調教師「昨日(火)帰厩しました。今日は運動初日ということで、角馬場とBコースで軽めに乗って調整しています。うるさい面は見せていませんし、走りのリズムも良かったですね。いい状態で戻ってきてくれましたから、明日は坂路でサラッと追い切る予定にしています。次走は3月9日(土)中山5レース(芝1800m)に引き続き横山和生騎手で向かうつもりです」

※3月9日(土)中山5R・3歳未勝利(芝1800m)を横山和生騎手で予定。

 

【レッドエヴァンス】

厩舎周りを引き運動。

助手「レース後ということもあり、今日は引き運動での調整にしています。多少テンションが高いところはあるものの、元気がないよりはいいと思いますし、歩様はしっかりしていました。飼い葉食いは良好で、レース後のダメージも最小限で済んでいる印象です。今のところ金曜日から騎乗運動を開始する予定で、それまでは馬体回復に努めたいと思います」

 

【ルージュルリアン】

本日はCウッドコースで追い切りました。

CW 86.7-69.5-54.3-38.8-11.7 強め

藤原英昭調教師「Cウッドコースを1周半する形での追い切りでした。初めてのコース追いだったので多少キョロキョロしたり、道中でペースを乱しそうになったりはしたものの、離れた前を走る2頭がいい目標となり、最後はしっかりとした脚取りで前との差を詰めていました。ラスト2ハロンはグイグイ伸びていて、帰厩当初からみると見違えるほど動けるようになりました。時計的にも、ちょうどいい負荷を掛けられたのではないでしょうか。本格化するのはだいぶ先になるとみていますが、今の時点でこれだけ動けるというのは能力のある証だと思います。これで更に動けるようになるはずですから、楽しみですね。デビュー戦については、3月9日(土)阪神・芝1600mを武豊騎手で予定しています」

※3月9日(土)阪神5R・3歳未勝利(芝1600m)を武豊騎手で予定。

 

【レッドクレメンス】

昨日(火)グリーンウッドトレーニングへ移動しました。

安田隆行調教師「ゲート練習については先週金曜日までにこちらも馬も納得という段階まで達したのですが、週末に左トモの飛節に腫れが見つかり、歩様にも乱れが生じてしまいました。獣医師に診てもらったところ、『原因は毛穴から菌が入り込むパターンのフレグモーネとみられる』ということで、治療したうえでこの数日間は経過観察を続けてきました。早期治療の甲斐あって改善傾向にあったものの、免疫が落ちているようですし、安田隆行厩舎所属として残された2週間のうちにレースに出走するのは難しくなったため、昨日(火)グリーンウッドトレーニングへ放牧に出たところです。自身が調教師であるうちに何とか勝たせておきたかったので、この状態で次の厩舎にお渡しすることになったことは大変心苦しく、悔いも残りますが、先のある馬で今は無理をする時期でもありませんからね。私の厩舎への所属期間は短いものでしたが、これまで大変お世話になりました。これからも個性豊かなクレメンスの応援をよろしくお願いします。きっと走ってきますよ」

 

【ファインノーブル】

美浦・尾関知人厩舎で調整されています。中間も次走に向けて順調に進められており、2月18日には坂路にて助手が騎乗して、56.0-41.5-27.1-13.5を馬なりで計時しました。今週の追い切りは、21日にウッドチップコースにて助手が騎乗して行われて、84.7-67.3-52.2-37.9-24.4-11.7を強めに追われて計時し、馬なりの古馬1勝馬を1.2秒追走して同入しました。尾関知人調教師は「今日は、来週に向けてしっかり負荷を掛けたかったので、今週出走予定の3歳牝馬を追いかけて外に併せるかたちの追い切りを行いました。前を行く馬を目標にしっかりやれましたし、息遣いも良くなってきています。予定通り来週の出走で、鞍上はレイチェル・キング騎手に依頼しました。あとは、ここまで順調ですが、進めてきて飼葉食いが渋くなってきているので、来週の競馬まで気を付けて進めます」とのことです。3月3日中山、牝馬限定3歳未勝利・芝2000mにレイチェル・キング騎手で出走を予定しています。

 

【ディスペランツァ】

栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。先週は、2月17日にCWチップコースにて調教助手が跨って、3頭併せの最内で追い切りが行われ、86.3-70.9-55.4-39.7-12.6を馬なりで計時し、併せた2頭に先着しました。今週は、21日に坂路にて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、56.0-40.7-26.6-13.3を馬なりで計時し、併せた相手と同入しています。吉岡調教師は「今日は坂路を併せ馬で先行して追い切りを行いました。残り2ハロンのところで1つギアを上げた感じですが、反応も先週より良くなっています。順調に良化していると思います」とのことです。引き続き、3月10日阪神、混合、3歳1勝クラス・芝1600mにミルコ・デムーロ騎手での出走を目標にして進めていきます。

 

【オーヴェルトゥーレ】

松風馬事センターで調整されています。この中間も、ハロン18秒のキャンター1600mを2セット乗られています。後藤場長は「中間も調教メニューは変わりなく乗り込めています。ただ、12月に一時熱感を持った右前脚の球節については、乗るのに問題のない程度に落ち着いていますが、やはり負担が掛かりやすいところがあるようで、時々、多少気になる感じはありますので、気を付けながら進めています」とのことでした。

 

【アンデスビエント】

ノーザンファームしがらきで調整中。

2月21日、担当者の話では「この中間も至って順調にきています。引き続きコンスタントに3ハロン40秒前後を乗り込んでおり、移動の態勢は整いました。そう遠くなく移動の話が出そうです」とのこと。現在の馬体重は495キロ。

 

【プリドラ】

18日(日)にWコースで6ハロンから0.2秒追走して併せ、86.6-69.8-54.3-39.4-12.1を馬ナリに追われ、21日(水)には坂路コースで4ハロンから0.5秒追走して併せ、52.7-38.9-26.2-13.2を強めに追い切りました。「先週出走できればと考えていましたが、今週の様子を見るとこれまでで一番いい状態なのでベストなタイミングでの出走となりそうです。能力があるのはこれまで同様に感じていますし、ゲート試験の時に見せた俊敏さは強い武器となるでしょうから、いきなりから少しおもしろいのではないかと期待しています。既走馬を相手にしても引けを取らないと思いますが、今回の相手関係を見るとプリドラ含めて初出走の馬が半数いるので恵まれた印象ですね」(尾形和幸調教師)

 

*****4歳馬*****

【マランジュ】

現在は周回コースでのハッキング4000mを消化後、坂路コースをハロン17秒程度で1本登坂しています。週2日の頻度でハロン15秒程度の速めも取り入れています。

引き続きメンタルの安定を主眼に置いて乗っており、この中間もなんとか我慢はできている印象です。良い精神状態で厩舎にバトンタッチできるように、帰厩の声がかかるまで注意を払いながら調整していきます。最新の馬体重は452kgです。

 

【レッドルヴァンシュ】

2月23日(金)笠松9R・明日FC岐阜開幕戦!集え長良川(C1組・ダ1600m)に岡部誠騎手で出走が確定しました。

 

【ファントムシーフ】

チャンピオンヒルズで調整されています。21日現在、ウォーキングマシン運動を行った後、角馬場でフラットワークと、トラックコースで軽めキャンター3000mのメニューを消化しています。なお、先週末に行ったエコー検査でも脚元に異常は確認されませんでした。岡元厩舎長は「先週の金曜日に改めてエコー検査を行いました。乗り出した後も特に変わりなかったので安心しています。西村真幸調教師にも報告をして、今週まではゆっくりさせて、来週からペースアップするようにと指示がありました」とのことでした。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。中間も特に大きな疲れなどはなく、26日からの大井開催出走に向けて、中間は競馬場の走路と1400m内馬場を日替わりで使ってダクとキャンターを乗られています。米田英世調教師は「疲労の残り度合いを量っていましたが、問題はなさそうなので、来週の開催に登録することにしました。競馬は29日のゴールデンステッキ賞に使います。14頭のフルゲートで競馬になりそうですが、巻き返すキッカケになるような走りが出来ればと思います」とのことです。29日大井、B3選抜馬選定騎手特別・ゴールデンステッキ賞・ダート1600mに登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

【スマラグドス】

グリーンウッドTで調整中。

2月21日、担当者の話では「馬場コース3000mと坂路1本17-17中心に、先週予定通り15-15を再開し、今週から12~13秒ペースを乗り出しました。1本目からすごく良い動きで、引き続き好調をキープしている感じです。このまま乗り込み帰厩の態勢を整えます」とのこと。現在の馬体重は483キロ。

 

【ミラクルティアラ】

この中間も変わりなく順調。

2月21日、加用調教師は「馬は厩舎で元気にしています。このまま体調維持に努めます」とのこと。

 

*****5歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

角馬場で軽め。

助手「いつものように軽く乗って調整しました。引き続き気分良さそうに過ごしていますし、追い切りのダメージもなく、順調と言っていいと思います。今回は前回ほど気持ちをなだめる必要がなかった分、しっかり負荷を掛けることができましたし、何より気持ち良く走って追い切りをこなしているのがいいですね。徐々にではありますが、精神面も大人になってきているのかもしれません。今後の路線を見極めるためにも、今回は心身ともにいい状態で競馬に行ってもらいたかったのですが、ここまでの感じなら力は出してくれるでしょう。距離や馬場など読めない部分も多いとはいえ、いい競馬を期待しています」

※2月25日(日)中山11R・中山記念(G2・芝1800m)に横山和生騎手で出走します。

 

角馬場後、本馬場で追い切り。

本馬場

レッドモンレーヴ 68.0-52.1-37.4-11.9 馬なり

カランドゥーラ  68.8-52.7-38.2-12.1 強め

インスタキング  69.2-52.7-38.6-11.9 仕掛け

蛯名正義調教師「今回は帰厩時からいい精神状態できていて、それを乱したくないということもあり、今日は芝でやり過ぎないように追い切りました。前に馬を置いて我慢させながら最後は中に入れる形でしたが、横山和生騎手によると『気分を害するようなところはなかったですし、体もよく動いていました』ということですよ。渋いところも見せなかったようですし、前向きさがありながらもコントロールは利いていて、いい状態でここまでこられたと思います。日曜に長めからコーナー4つを意識して走らせた時もスムーズに対応できていましたし、こちらが思っている通りに上がってきている感じですね。久しぶりの距離になるので、どういう競馬になるかはスタートしてからのテンション次第になるとは思いますが、この距離でも問題なければ今後の選択肢も広がりますからね。今回に関しては距離よりも馬場が悪くなりそうなので、そこで気持ちを切らさないかどうかというのが気になる点ではあります。今後を占う意味で重要な一戦になりますが、何とか力を発揮していい内容の競馬を見せてもらいたいですね」

※2月25日(日)中山11R・中山記念(G2・芝1800m)を横山和生騎手で予定。

 

【ルージュエクレール】

厩舎周りを引き運動。

萩原調教師「追い切った翌日ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しています。運動中の脚取りはしっかりしていましたし、うるさい面も見せていなかったですね。飼い葉食いはマズマズといったところですが、体調面は確実に良化しており、馬の雰囲気もいいと思います。引き続き入念に乗り込んで、状態を更に上げていきたいですね」

 

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

ウッド 71.6-55.7-40.2-25.7-11.8 馬なり

萩原調教師「今日はウッドにて単走で追い切りました。下ろしがけからリラックスして走っていて乗り手との意思疎通も取れていましたし、直線でもスッと反応して素早く加速。最後まで馬なりの手応えで、余力を残して動けていたと思います。息遣いも良化しており、それに伴ってコンディションも上向き。ここまでは順調にきていると言えるでしょう」

※3月9日(土)中山11R・中山牝馬S(G3・牝馬・芝1800m)を菅原明良騎手で予定。

 

【ラッキーガブリエル】

松風馬事センターで調整されています。中間もロンジングを行っています。後藤場長は「中間もダク中心のロンジングを行っています。もう少しやってみて、脚元が大丈夫そうならペースを上げていく予定です」とのことでした。20日計測の馬体重は500キロ。

 

【ダイヤモンドフジ】

信楽牧場で調整中。

2月21日、宮本調教師から「23日の検疫で帰厩させます」との連絡が入った。

同日、場長の話では「引き続き週2回強めを消化し順調にきています。蹄の状態も安定していますし、良い状態で送り出せそうです」とのこと。

 

*****6歳馬*****

【ワイドアウェイク】

2月24日(土)阪神・4歳以上1勝クラス(ダ1,800m・牝)にM.デムーロ騎手で出走予定。

21日、加用調教師から「本日、坂路単走でデムーロ騎手が跨がって時計を出し、4ハロン54秒9、ラスト13秒2をマークしています。続けて出走していますので微調整と言った内容で、状態に変わりは無くいつもの動きが出来ていました。ぜひ頑張って欲しいです」との連絡が入っている。

◆出走予定:2月24日(土)阪神6R・4歳以上1勝クラス(牝・ダ1800m)M.デムーロ騎手(56キロ)

フルゲート16頭(出走予定全12頭、本馬より優先順位高い馬0頭、同条件・本馬含め3頭)*自身、前走5着以内