*****2歳馬*****

【ルージュレアリーズ】

馬体重:416キロ

順調にペースアップが図れていて、現在はハロン16秒、ハロン15秒と2本時計を出す坂路調教、周回コースにおける2500mのキャンターをおこなっています。柔らかさと力強さを兼備した走りが特徴で、抜群の手応えで坂路を駆け上がっています。負荷を上げ、馬体重が減少傾向ですが、飼い葉はしっかりと食べているだけに、暖かくなってくれば、自然に肉付きが戻ってくると見ています。

 

【レッドエソール】

馬体重:505キロ

中間、熱発があって、2、3日休養を取りましたが、すぐに熱も下がり、現在は軽めの坂路調教を再開しています。休養前はハロン16~17秒の時計を出していましたが、俊敏さも感じる、スケールの大きな走りを披露していました。ここに来て、落ち着きが増してきた点も、歓迎すべき材料。持ち前の気持ちの強さを、上手に走りに活かしていけるよう工夫しながら、中身の濃いトレーニングを重ねていきます。

 

【ルージュラティーナ】

馬体重:471キロ

週4回坂路に入り、内2回は2本駆け上がっています。先日、3ハロン45秒の時計も出しましたが、仕掛けられると素早く反応し、併走馬を置き去りにしてしまう走りを見せてくれました。父サトノダイヤモンドの長所が色濃く伝わっている印象もあり、将来的には芝中長距離戦線での活躍を期待しています。馬場では、時折、気が入り過ぎる面もありますが、普段は穏やかで、とても可愛らしい牝馬です。

 

【レッドアトラーニ】

馬体重:473キロ

中間、手術した左前肢の定期検査をおこないましたが、シスト部が順調に埋まっていることが確認されました。現在はトレッドミル、ウォーキングマシンのほか、周回ウッドコースにおけるキャンターのペースを、徐々に上げている段階。少し気が入り過ぎる面もありますが、力強さを感じる、俊敏な走りが出来ています。様子を見ながらですが、現在の状態なら、近いうちに坂路調教にも進めそうです。

 

*****3歳馬*****

【ディスペランツァ】

15日に坂路にて調教助手が跨って追い切りが行われ、58.2-43.1-28.9-14.5を馬なりで計時しています。吉岡辰弥調教師は「以前のように太め感を感じさせる事のない引き締まった身体で戻ってきてくれたと思います。今日は、坂路で58秒位の指示で予定通りでしたし、推進力が前に向かって走れていたので良かったと思います。まだ動きに重さは感じますが、今朝が帰厩後の1本目ですし、明日以降しっかりと乗って、目標に向けて仕上げていきたいと思います」とのことでした。

 

【スノーディーヴァ】

11日(日)に坂路コースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、56.5-40.3-25.7-12.1を一杯に追われ、14日(水)にはWコースで6ハロンから2.4秒先行して併せ、83.0-66.5-52.4-38.4-12.4を一杯に追い切りました。「先週末に坂路コースで負荷を掛け、昨日の最終追い切りはウッドコースでおこなっています。ウインマーベルを含めた古馬2頭を大きく先行する形で運び、さすがに最後は離されてしまったものの、この馬も最後までしっかり伸びてきましたよ。ここまでしっかりと本数を重ねながら乗り込めていますし、態勢は整ったと思います。まだまだここから良くなってくる馬ですが、現状の力は発揮できる状態です。もう芝の新馬戦がなく既走馬相手のレースとなりますが、ここでどれだけやれるか見てみるつもり。この相手でもまずまずやれるのではないかと見ているので、当日の鞍上は松山騎手に依頼しました。いい走りを期待しています」(深山雅史調教師)

 

【ルージュルリアン】

本日は坂路で追い切りました。

坂路

ルージュルリアン  52.9-38.3-24.7-12.3 強め

ルージュスティリア 52.8-38.2-24.6-12.3 馬なり

藤原英昭調教師「坂路でルージュスティリアの胸を借りる形で追い切りました。トビが大きくゆったりした走りで、やはり雰囲気があると感じました。騎乗したのは菱田裕二騎手。追い切り後にジョッキーは『乗りやすくて前進気勢も強かったのですが、切れるという感じはありませんでした。器用さに欠ける印象を受けたので、ワンターンのコースの方が競馬はしやすいのでは』と話していました。まだこれから作っていく段階ですが、ジョッキー騎乗とはいえこの時計で走り切れたことからも、水準以上の素質はありそうですよ。引き続き脚元の状態をよく観察し、大丈夫そうならデビューに向けてCウッドコースでの追い切りも取り入れていくつもりです」

 

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。

坂路

レッドエヴァンス  53.4-38.3-24.4-11.9 馬なり

ミッキースターダム 53.8-38.7-24.7-12.0 一杯

音無調教師「今日は藤岡康太騎手が騎乗して坂路にて併せ馬で追い切りました。火曜日に暴走してしまったので、今日は無理せずに馬なりにとどめましたが、終始手応えは良かったですし、コントロールも利いていましたね。最後までいい走りをしていて、上がりの息もすぐに入っていましたよ。このひと追いで態勢は整いましたから、予定通り今週の日曜・京都5レース(芝1800m)に藤岡康太騎手で投票します。今日の追い切りではチークを着けませんでしたが、前走は競馬場に着いてから気持ちが一気に高ぶって浮足立ってしまったことを考えると、やはりチークを装着してもいいのかもしれません。ジョッキーも『着けてマイナスにはならない』と言っていましたし、スタッフとも相談した結果、実戦でも装着することにしました」

※2月18日(日)京都5R・3歳未勝利(芝1800m)に藤岡康太騎手で出走します。

 

【レッドクレメンス】

本日はゲート練習をおこないました。

助手「今朝(木)もゲート練習に行き、ゲート内で縛って様子を確認しましたが、結論から先に言うと昨日(水)よりはマシでした。ただ、相変わらず挙動不審で、練習を終えて肩のロープを外す際に過剰に反応してバタバタするなど敏感な面は見せていました。縛ると入りを渋ることが多いため、最後に入りの確認をしましたが、その部分については問題なかったです。明日もう一日ゲート練習をおこなって区切りをつけられればと考えていますが、これだけプレッシャーを掛けてしまっている中で来週の競馬となると馬もしんどいでしょうから、レースは再来週にスライドさせることになるかもしれません」

 

*****5歳馬*****

【グロリアスヒーロー】

11日(日)に坂路コースで4ハロン57.7-41.3-26.1-12.4を単走で強めに追われ、14日(水)にはWコースで5ハロンから0.6秒先行して併せ、67.1-52.6-38.1-11.5をゴール前仕掛けて追い切りました。「菅原の予定していた馬がここを回避となったため、申し訳ありませんが原ジョッキーには断りを入れて、鞍上継続とさせていただきました。水曜日はグロリアスヒーローが先行する形から併せ馬で追い切りを実施しています。年長馬として胸を貸す内容でしたが、相手に並ばれてからも集中できていましたし、動きは良かったと思います。仕掛けてからの反応も、休み明けだった前走時よりだいぶ鋭さが増してきており、使っての上積みが感じられますね。レースに行ってまだアテにできないところはあるものの、去勢効果で雰囲気も落ち着いている。道中スムーズに運べさえすれば、今回もいい競馬ができるのではないでしょうか。期待しています」(高木登調教師)

 

【レッドモンレーヴ】

角馬場で軽め。

助手「昨日(水)追い切ったので、いつものように軽い調整です。昨日は久しぶりにウッドでやりましたが、背腰に疲れもなさそうで順調にきていますよ。前回はどうも後ろ向きなところがあって、調整もそれを考慮しなければいけませんでしたが、今回は普段から気分良さそうに過ごしていますし、徐々に気持ちの波も少なくなっている感じですね。とはいえ、あまり追い込むとまだ不安もあるので、そのあたりはテンションなども慎重に見ながら進めていくことにしています。相手も強力なようですし、距離への対応もありますが、力を出せるようにしっかり調整していきます」

 

【ルージュエクレール】

角馬場運動後、Bコース1周、最後にゲート練習。

萩原調教師「昨日に引き続き角馬場とBコースで軽めに乗った後、最後にゲート練習というメニューで調整しました。フットワークはしっかりしていて、ゲート練習も落ち着いて対応してくれましたね。競馬場に行くとまた環境もガラリと変わってしまうだけに、これで大丈夫とは言い切れないのですが、トレセンで練習する分には不安はありません。この後も練習を重ねながら慣らしていきたいと思います」

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

厩舎周りを引き運動。

鹿戸調教師「昨日に引き続き、厩舎周りを引き運動で調整しています。チャカつくような面は昨日に比べれば緩和されていますし、歩様もスムーズ。飼い葉も安定して食べていて、体調面には何ら問題ありません。土曜日に放牧へ出す予定で、それまでは状態管理に努めていきたいと思います」

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

厩舎周りを引き運動。

鹿戸調教師「昨日に引き続き、厩舎周りを引き運動で調整しています。チャカつくような面は昨日に比べれば緩和されていますし、歩様もスムーズ。飼い葉も安定して食べていて、体調面には何ら問題ありません。土曜日に放牧へ出す予定で、それまでは状態管理に努めていきたいと思います」