*****3歳馬*****

【アンドスビエント】

ノーザンファームしがらきで調整中。

担当者の話では「この中間も順調に進めることが出来ています。15-15を継続して乗り込んできて、今週から15秒を切るメニューを乗り出しました。このメニューをあと2週間ほど乗り込めば移動の目処も立ってきそうです。2月中旬頃に良い状態に持っていけるようこのまま乗り進めていきます」とのこと。現在の馬体重は496キロ。

 

【サミアド】

26日、牧場担当者から「獣医からの許可が出ましたので、騎乗運動を再開しました。現在は周回コース3,000㍍を軽めのキャンターで跨がっています。運動開始後も患部の熱感や腫れも無く、歩様も落ち着いています。今後も定期的に検査を行ないながら、復帰に向けて調整を進めていきます。馬体重は524㌔」との連絡があった。

 

【ジャンヌローサ】

この後はトレセン近郊のジェットレーシング(ミッドウェイファーム内)で調整することになり、本日26日(金)に移動しました。

「先週はありがとうございました。適鞍が京都にしか組まれておらず、やむなく遠征させたのですが、結果を出してくれて正直ホッとしています。輸送は無事こなしてくれて、あとはこのメンバーを相手にどういった競馬ができるか、この馬場でどれくらいのパフォーマンスを発揮できるのかと内心やや不安な気持ちも抱えながらレースを見守っていました。そんななか抜群のスタートを決めて、あの馬場でも最後までしっかり走り抜けるのだから大したもの。お母さんのオルレアンローズが新馬を勝った時も14番枠、しかも逃げ切り勝ちの内容まで同じだったとクラブスタッフから聞いて、不思議なものだなと思いましたね。パンパンの良馬場ならもっと走れるんじゃないかと期待しているんです。レース後も脚元など特に問題がなければ続戦するつもりでいたのですが、乗り始めるとさすがにトモがクタッとなっていて疲労感もぬぐえません。一旦近郊でケアを施してやり、回復具合を見ながらまた立ち上げていくことにしましょう」(蛯名正義調教師)

 

【プリドラ】

ケイツーステーブルで調整され、昨日25日(木)に帰厩しました。

「前回こちらにいた時はボヤっとしている印象でしたが、向こうで乗り進めてもらったことや二度目のトレセンの環境ということもあって、いくらかシャキっとしてきた様子ですね。今朝から早速坂路を2本駆け上がらせて、トレセンでの調教を再開しています。動かしてみて気になるようなところもありませんし、週末には15-15程度の時計を出していって、新馬戦があるうちでのデビューを目指してやっていくつもりです」(尾形和幸調教師)

 

【エルキュール】

24日(水)にWコースで5ハロンから0.1秒追走して併せ、67.0-52.2-38.3-12.5を強めに追い切りました。「今週は内に古馬2勝クラス、外には同じ3歳馬を置き、3頭併せの中で追い切りを掛けています。先週同様に格上馬にリードしてもらい、それを追いかける形で最後はきっちり同入。欲を言えば、ラストはもう少し時計を詰めてほしいところでしたが、先週よりも動きには良化が窺える内容で、ひと追いごとに良くなってきましたね。距離的にはマイルくらいまでが合っているのではないかとみていて、初戦は芝で迎えたいと考えており、来週2/03(土)東京・3歳新馬(芝1600m)から投票していく予定です。ただ、そこを除外された場合、再来週以降は東京、京都ともにダートの新馬戦しか組まれていません。除外の権利持ちで混み合うでしょうから、分の悪い5頭枠の抽選で出走が叶えばといったところだと思います」(天間昭一調教師)

 

【スノーディーヴァ】

21日(日)に坂路コースで4ハロン60.1-43.7-28.9-14.1を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にはWコースで5ハロンから0.6秒先行して併せ、70.8-56.0-41.0-12.4を馬ナリに追い切りました。「今週は馬場で負荷を掛けていますが、まだ動きは重苦しいですし、息遣いも今ひとつといった感じです。体力的にもまだ物足りないところがあるので、もう少し乗り込みを重ねてから具体的なデビュー目標を考えたいと思っています。最初に入厩した時に見せた脚元の不安はもう心配なく、新たな問題が出てくることもありません。適性についても、もう少し進めてみた感じを見てから判断させてください」(深山雅史調教師)

 

【タキザクラ】

「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。右トモの状態はもう問題ないことから、今週よりペースアップを図って乗り進めています。相変わらず前掛かりなところはありますが、順調にきていますよ。そう遠くないうちに入厩となりそうなので、このまましっかり積み重ねていきます」(担当者)

 

【ルージュルリアン】

本日は角馬場で調整しました。

助手「リハビリメニューを終え、ペースアップできる状態にあるということで、これから先はこちらの仕事。昨日(木)の検疫で帰厩しています。福井県や滋賀県北部の雪の影響でいつもより輸送に時間が掛かったということで、今朝(金)は輸送疲れをとるべく、500mあるコースでのフラットワークにとどめました。乗ってみると初めのうちはハミを弾いていたのですが、手綱を譲ってあげるといいリズムで走っていましたし、動きは軽く、やはりいい馬だなと感じました。見た目では背中からトモにかけての筋肉量が十分ではないことは明らかですが、牧場であまり攻めていないということで、これから本数を重ねていけば体つきも理想に近づいてくるでしょう。今のところ明日(土)からコース入りする予定。能力は間違いなく、やれば動いてしまいそうな雰囲気ではあるものの、脚元のことがあるので慎重に進めていきます」

 

*****4歳馬*****

【パレルモ】

大井11R 新助坂賞(4着)

1月26日、大井競馬11R、B3(三)選抜特別・新助坂賞・ダート1650mにシャドーロールを装着して出走しました。馬体重は前走からマイナス6キロの444キロ。互角のスタートから前に出て行って、他馬の出方を窺いながら1コーナーはインの5番手。ところが1~2コーナー中間で頭を上げると、2コーナーでも頭を上げて進まなくなり、ジョッキーが押しながらの追走となって最後方へ下がってしまい、向正面に出てからは、気合を着けながら何とかそれ以上は離されずに殿を追走。そのまま3~4コーナーを最後方で回って直線に向くと、ようやくエンジンが掛かって内ラチ沿いから末脚を伸ばして追い上げ、勝馬から1秒5差の4着でした。

今野忠成騎手 レース後コメント

「今日は馬が走りたがっていなくて、向正面に入る手前位からはずっと気合をつけていました。前に乗った時は、そこまで嫌がる素振りはなかったのですが・・・。最後はそれなりに反応しているので、一度叩いて、また、競馬なんだなというのが馬が分かれば変わってくると思います」

米田英世調教師 レース後コメント

「中間、腹痛をやって、やや順調さを欠いた部分もあるし、休み明けの左回りという影響もあるのかもしれませんが、あんなにハミを取らずにスッカスカで前に進んで行かないというのは全くの想定外でした。最終追い切りもちゃんと左回りでやって、あんな感じではなかったですが、競馬では気の悪さを出してしまい、前向きな感じがなかったです。馬体は、体重は減っていましたが、休み明けで余裕があるので、ここを使って変わってくると思います。飼葉食いはいいので、減っている分も戻ってくると思います」

 

【スマラグドス】

1月19日よりグリーンウッドTで調整中。

担当者の話では「移動後も問題は無く、今週から乗り出して馬場コース2000mと坂路1本17-17中心の調整を開始しています。レースを使ったなりの疲れは見られますが、大きなダメージなどは感じませんし硬さも無いので、このまま進めていけると思います。テンション面も問題無く、落ち着いていますよ」とのこと。到着時の馬体重は471キロ。

 

【ウィズアットダンス】

この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、21日(日)に移動しました。

現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。到着後も体調面などに異常はなかったことから、昨日25日(木)より周回コースでの騎乗を開始しました。明け4歳になりましたが、もともと小柄な馬なので、馬体重の推移や飼い葉食いに注意しながら進めていきます。

 

【フェミナフォルテ】

「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで1000~2000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場してきて1週間になりますが、体重の戻りが遅いですね。いつも通りといえばいつも通りなんですが、飼い葉食いも良くないところ。大きく疲れた様子などは見せていませんし、これから少しずつ増やしてきてくれると思うので、数字を確認しつつ調教量を上げていきたいと思っています」(担当者)

 

【ドゥラチェレステ】

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。21日(日)からの雨の影響で馬場状態が悪く、長めのキャンターはおこなえてはいないものの、ここまでコンスタントに追い切りを重ねることができています。その効果もあってか馬体面も張りが出ていい形になってきました。この後も時計消化を織り交ぜながら、入厩へ向けた調整を進めていきます。

 

【レッドルヴァンシュ】

後藤佑耶調教師「レース後は引き運動にとどめて様子を見ていますが、右トモについてはぶり返すことはなく歩様も正常ですし、落鉄した右前も蹄がボロボロになるようなことがなかったのは何よりでした。ガクッときた感じはなく、レースによる反動は今のところほとんど見られません。今週は水曜日の開催が取りやめになるなど降雪の影響を受けており、融雪剤を撒いているとはいえ調教の時間帯に馬場が凍結することもありますし、厩舎地区でも除雪はしているものの凍っている箇所があるので馬場状態と天候次第にはなるのですが、問題なければ明日(土)から乗り出す予定。そのまま順調にいけば2月6日(火)~9日(金)の笠松開催での出走に向けて調整を進めていこうと思っています。久々を叩いた上積みが見込めるはずですし、次は結果が何より求められる一戦であると認識しているだけに、何とか巻き返しを図ることができればと考えています」

 

*****5歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

信楽牧場で調整中。

場長の話では「この中間も変わりは無く、週2回強め(水曜に17-16、土曜に15-15)を乗り込んでいます。蹄の状態は安定していますし、このまま移動に向けて乗り込んでいきます」とのこと。

 

【ルージュエクレール】

馬体重:444キロ

今週は坂路で14-13のメニューで乗っています。終いのペースを上げてみましたが、変わらずスムーズな加速。心身のバランスも問題なく、コントロール面についても気になるところはありません。息遣いも良化傾向にあり状態は整いつつある状況。引き続き緩めずに乗っていきます。

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

24日(水)にWコースで6ハロンから3.2秒先行して併せ、87.7-71.2-56.1-40.3-12.2をゴール前仕掛けて追い切りました。「今週は馬場で追い切りをおこなっています。格上馬を大きく先行する形で運び、直線で相手が迫ってくると根性を発揮して前には行かせませんでした。しっかり積み重ねられていますし、いい流れのなかで進められていますよ。体調面も良さそうなのでこのまましっかり積み重ねていくつもり。レースまであと2週間ありますし、1週前となる来週はもう少し負荷を強めて仕上げに入っていきたいと思っています」(加藤和宏調教師)

 

【レッドエランドール】

馬体重: 513キロ

今週も周回コースと坂路を併用して調整しています。坂路でのペースもハロン17秒のままです。調教での動きから寒さが堪えているようには映りませんし、ここにきて馬体の張りも良くなりつつあるなどコンディションは少しずつでも上向きだしているようです。馬場が硬い時季で脚元など体に負担が掛かりやすいため、今は無理せずじっくり進めることにしており、ペースアップするのも来月中旬あたりになるでしょう。