*****2歳馬*****
【マンテラライの22】
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。1月9日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックで乗り込まれ、坂路ではハロン18~19秒のキャンターで1本乗られています。スタッフは「中間、馬は元気いっぱいで、キャンターの距離を延ばし、坂路のペースも徐々に上げていきながら乗り進めています。年末年始で休みを挟んだ分もあって、中間は20キロほど身体が増えて、まだまだ余裕のある馬体ですが、動き自体は良く動けている方で、順調に基礎体力が上がって来ているのが乗っていて感じます」とのことでした。1月9日現在の馬体重は570キロ。
【ノースパストラルの22】
荻伏共同育成場で調整されています。予定通り12月21日からハッキングを開始しており、その後、年末年始で3日間ほど楽をさせた以外は、屋内ダートコースでダクを乗られています。伊藤場長は「左前腕節部の腫れについてはダクを開始した後は徐々に引いて、12月末辺りには結構治まっていましたが、年末年始休みが明けた時にはまた腫れが大きくなっていました。ただ、動かし出した後は、また腫れが引きつつあります。歩様はこの間問題はなく、獣医からも『運動に支障がない症状だが、腫れはそのまま残るかもしれない』と言われているので、気にせず、来週辺りからはキャンターを開始するつもりです」とのことでした。
【メジェルダの22】
小国スティーブルで調整されています。引き続き、屋根付きダートトラックでダク1400mと普通キャンター2800mほどを乗られたのち、途中に年末年始を挟みながら、12月下旬以降はひと息入れており、1月9日現在、ウォーキングマシン運動が行われています。スタッフは「中間は楽をさせて疲労の回復を図りつつ、併せて馬体の成長を促しています。様子を見て再び立ち上げていきます」とのことでした。
【ニシノヒナギクの22】
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。1月9日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックで乗り込まれ、坂路ではハロン18~19秒のキャンターで1本乗られています。スタッフは「年末年始休みを挟みつつ、中間も順調に乗り込みを進めることが出来ています。吉岡調教師の指示で2月中にはフェイマス3と一緒にチャンピオンヒルズへ移動する予定なので、いい状態で送り出せるようにしっかり乗り込んでいきます」とのことでした1月9日現在の馬体重は548キロ。
【レオパステルの22】
小国スティーブル内ラフメットで調整されています。中間は年末年始休みを挟みながら進めており、1月9日現在、屋根付き700mダートコースでダク1500mとハロン25秒前後の2000~2500mを乗られている。松尾代表は「年末年始はウォーキングマシンのみでひと息入れましたが、既に乗り込みを開始しています。また、中間にはメディセルという機材を使い、筋膜の癒着を緩めることでリンパ液の循環を改善させて、結果、代謝が良くなって筋肉の凝りをほぐし、身体のバランスを整える筋膜リリースというケアを月1回行っています。引き続き、状態を見ながら進めます」とのことでした。1月9日現在の馬体重は430キロ。
【デューフォールの22】
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。1月9日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックで乗り込まれ、坂路ではハロン18~19秒のキャンターで1本乗られています。スタッフは「中間は屋内トラックで乗る際はキャンターの距離を延ばし、また坂路のペースも徐々に上げて負荷を増やしていますが、馬は元気いっぱいで、飼葉もしっかり食べてくれています。佐藤調教師からは、今後の進み方次第ですが、早めの使い出しを考えていると聞いているので、それに応えられるように、しっかり進めていきます」とのことでした。1月9日現在の馬体重は466キロ。
【ボウピープの22】
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。1月9日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックで乗り込まれ、坂路ではハロン18~19秒のキャンターで1本乗られています。スタッフは「年末年始休みを挟みつつ、中間も変わらず乗り込めており、順調です。精神的にも大人になってきたのか、落ち着いて、全体にいい雰囲気になってきていると思います。3月中には本州の育成場へ移動する予定になっていますので、引き続き、しっかり進めていきます」とのことでした。1月9日現在の馬体重は472キロ。
*****3歳馬*****
【ファインノーブル】
美浦・尾関知人厩舎で調整されていましたが、5日にKSトレーニングセンター内ブルーステーブルへ放牧に出ました。10日現在、屋外ダート馬場にてハロン22~23秒のキャンターを2000m乗られています。岩淵代表は「身体は少し細く見えますので、馬体回復を優先して軽めの調整を行っています。まだ背腰の疲れは完全には取れていないので、もう暫くは軽めに乗って様子を見ます」とのことでした。
【ディスペランツァ】
栗東・吉岡辰弥厩舎で調整され、予定通り、5日にチャンピオンヒルズに移動しています。到着後は少し休んで、8日から角馬場で軽めの運動を開始しました。吉岡調教師は「GIを使った後も大きく状態が崩れる事はなく、既にチャンピオンヒルズで乗り出しを再開していますし、この感じであれば、さほど間隔を空けないで次走に向けて使えると思います。本当にタフな馬だなと思いますね。まだ、次走はどこという目標は決めていませんが、2月か3月には自己条件を使えたらと思っています」とのことでした。
【オーヴェルトゥーレ】
松風馬事センターで調整されています。10日現在、屋外ダート馬場にてハロン17~18秒程度のキャンターを3200m乗られています。後藤場長は「年末からペースを上げています。首の力みも取れ、腰もしっかりしてきて、左前脚の骨瘤と右前脚の球節の熱感も気にならなくなり、馬がしっかりしてきているように思います。ゲートももう合格レベルには達しているので、あとは入厩まで特に練習はせずにしっかり乗り込むことに専念します」とのことでした。10日現在の馬体重は458キロ。
【レッドアトレーヴ】
厩舎周りを引き運動。
手塚調教師「レースの後ということで、ここまでは引き運動での調整です。出掛けの歩様は問題なかったですし、関西への輸送でも気負うところはなく、戻ってきてからも体調面に大きな変化は見られません。今のところこのまま厩舎に置いて続戦させる予定で、コンディション管理を入念におこなっていきたいと思います」
【レッドエヴァンス】
角馬場運動後、坂路1本。
坂路 62.4-46.3-30.9-15.7 馬なり
音無調教師「今日は角馬場と坂路で軽めに乗って調整しました。全休日明けでもリラックスして走っていてコントロールは利いていましたし、フットワークも最後まで軽快だったと思います。脚元や馬体にも異常はなく、追い切りを重ねていい状態に仕上がってきましたね。明日の最終追い切りで状態をもう一段上げられればと考えています」
※1月14日(日)京都5R・3歳新馬(芝1600m)を北村友一騎手で予定。
【レッドクレメンス】
本日は坂路で追い切りました。
坂路 54.9-40.2-26.0-12.7 馬なり
助手「坂路でサッと伸ばしました。まだ走る方に気が向いていないのか、自分からハミを取ろうとしませんでした。もう少しガツンときて欲しいのですが…。バテている感じはなく、上がってからの息の入りが良過ぎることから、しっかり走っていないのかもしれませんね。ワンペースな走りでダートは合っているはずですから、今週の京都のダート戦に向かいますが、これからのためにも一度速い流れを経験させてハミを取ることを教えておくべきだと思い、今回は1400mを選択しました」
※1月13日(土)京都3R・3歳未勝利(ダ1400m)を北村友一騎手で予定。想定から除外の可能性があります。
*****4歳馬*****
【ファントムシーフ】
引き続き、朝宮ステーブルで調整され、最終確認として1月5日にエコー検査と開業獣医のチェックを受けて、結果、問題なしとの事で、6日にチャンピオンヒルズへ移動しました。8日から乗り出しを開始しており、10日現在、角馬場で騎乗運動を行っています。西村真幸調教師は「しっかりと2ヶ月間、乗る事なく休ませました。ただ、移動前には再度獣医にチェックしてもらい、馬体に問題がないのを確認した上でチャンピオンヒルズへ移動させたので現時点で脚元を含めて心配はないのですが、馬体を見ると寂しく映ります。当初考えていた金鯱賞や大阪杯を目標にこのまま進めた場合、急ピッチの仕上げになりますが、今の馬体を見ると、そのペースで進める事には、やや懸念があります。そして一気に進めていく事になるので、脚元に掛かる負担が大きいです。自分は、ファントムシーフについて、将来、必ず大きいところを狙っていける馬だと考えています。それだけに、大事にいきたいと思います。ここは一旦次走の予定を白紙に戻して、思い切って目標を定めず、じっくり立ち上げていく事にします」とのことでした。
【パレルモ】
大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。中間は疝痛の影響は見られずに乗り込みが行われており、6日には4F57秒0~3F42秒8を馬なりで計時しました。米田英世調教師は「6日にまず1本目を行き、ハミ受けの問題で右にモタれるところがありましたが、久々を感じさせない動きでした。馬体はやはり気持ち寂しいですが許容範囲と捉えており、疝痛を起こした影響は感じられません。引き続き、21日から始まる大井開催に向けて進めていきます」とのことでした。
【スマラグドス】
1月13日(土)京都・五条坂特別(4歳以上2勝クラス・ダ1,900m)に田口騎手で出走予定。
10日、西園調教師からは「この中間も順調で、本日坂路単走で時計を出しました。4ハロン53秒7、ラスト12秒7を計時し、単走でも終いまでしっかり動いていました。予定通り今週のレースに田口騎手で向かいます」との連絡が入っている。
◆出走予定:1月13日(土)京都9R・五条坂特別(4歳以上2勝クラス・混・ダ1900m)田口貫太騎手(57キロ)
フルゲート16頭(出走予定全10頭、本馬より優先順位の高い馬7頭、同条件・本馬含め2頭)*自身、前走から3週
【ミラクルティアラ】
1月14日(日)京都・雅ステークス(4歳以上3勝クラス・ダ1,800m)に松山騎手で出走予定。
◆出走予定:1月14日(日)京都10R・雅S(4歳以上3勝クラス・混・ダ1800m)松山弘平騎手(55キロ)
フルゲート16頭(出走予定全13頭、本馬より優先順位の高い馬2頭、同条件・本馬含め3頭)*自身、前走から7週
【レッドシュヴェルト】
角馬場運動後、坂路1本。
坂路 68.4-50.7-33.2-16.4 馬なり
尾関調教師「今日は角馬場と坂路で軽めに乗って調整しました。全休日明けでも変にテンションが上がることはなかったですし、走りのバランスも良かったと思います。この中間も硬さはそこまで出ておらず、体調面も良化傾向にあると言えるでしょう。最終追い切りは明日(木)予定しており、今週のレースにいい状態で送り出せるように努めます」
※1月14日(日)中山12R・4歳上1勝クラス(芝1600m)を坂井瑠星騎手で予定。
*****5歳馬*****
【ラッキーガブリエル】
松風馬事センターで調整されています。中間も、朝晩のウォーキングマシン運動を1時間行っています。後藤場長は「年末に毛刈りをしたのですが、活気が付いたのか、うるさくなってきています。とても元気が良いので、もっと動かしてあげたいのですが、まだ我慢ですね。明日エコー検査を行う予定です」とのことでした。10日現在の馬体重は501キロ。
*****6歳馬*****
【ワイドアウェイク】
1月8日・京都・4歳以上1勝クラス(牝・ダ1,800m)に出走し4着。
10日、加用調教師は「レース後も脚もと等に問題は見られません。この後も問題が無ければ、中2週の牝馬限定戦に団野騎手で向かいたいと思います。今回も良い競馬をしてくれましたし、同じ条件で好走を期待しています」との連絡が入っている。