*****2歳馬*****

【レッドアトレーヴ】

厩舎周りを引き運動。

手塚調教師「昨日追い切ったので、今日は厩舎周りを引き運動での調整です。時折うるさい面を見せてピョンピョン跳ねてはいたものの、追い切り翌日ですから元気がないよりはいいでしょう。飼い葉食いも落ちておらず、今のところ順調そのものといったところ。引き続きしっかり乗り込んでいきますよ」

 

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。

坂路

レッドアトレーヴ 53.9-39.4-25.9-13.0 一杯

ヨール      53.7-39.3-25.7-12.8 強め

テンカノギジン  54.6-40.0-26.5-13.4 一杯

手塚調教師「今日は坂路にて3頭併せで追い切りをおこないました。アトレーヴは3頭併せの2番手から進めましたが、序盤は走りのリズムが良かったですし、ハミ受けも問題なく、抱えるところを作れていたと思います。昨日の雨で馬場が重くなったことも影響したのか、終いは少し脚を取られるような感じで走っていて、手応え的にもビッシリ追うことにはなったものの、時計を詰めることができたのは良かったのではないでしょうか。先週から一気に良くなった訳ではありませんが、この馬なりに良化はしていると思うので、この後もしっかり乗り込んでいくつもりです」

 

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。

坂路

レッドエヴァンス 52.3-38.1-25.2-12.9 強め

モズブーナー   52.2-38.1-25.2-13.0 強め

音無調教師「今日は坂路で追い切りをおこないました。テンから併せて行くような形でしたが、スピード感溢れる動きを見せており、それでいてしっかり溜めるところを作れていたと思います。ラスト1ハロンの時計を要しているのは、馬がフワフワしていて気合を付ける意味で強く追っただけ。決して3ハロン目で一杯になってしまったり、馬場に脚を取られたりした訳ではありません。上がりの息や歩様も問題なく、1本目の追い切りとしては十分動けていたと思います。距離に関してはマイルあたりがベストになってきそうで、もう少し乗り込んでから具体的な番組は決めさせてもらうつもりですが、急ピッチで仕上げることはしたくありませんから、デビューは年明けの1回京都開催で考えていますよ」

 

角馬場運動後、坂路1本。

坂路 61.9-46.2-30.7-15.4 馬なり

音無調教師「昨日(火)帰厩しました。今日は運動初日ということで、坂路で軽めに乗って調整しています。運動中の脚取りは問題なかったですし、テンションもそこまで高くなっていませんね。いい雰囲気で戻ってきてくれました。明日(木)は追い切りをおこなう予定です」

 

【オーヴェルトゥーレ】

松風馬事センターで調整されています。12日現在、屋外ダート馬場にてハロン22~23秒程度のキャンターを1600m乗られています。後藤場長は「左前脚の骨瘤と、先週辺りには熱感が感じられた右前脚球節部は、中間、共に落ち着いており、先週土曜日にペースアップして以降も問題なく乗れています。また先週土曜日にはゲート練習も行いました。発馬や二の脚の俊敏性はもう少しと言った感じですが、理解はしてくれているので、体力が備わって来れば良くなってくると思います」とのことでした。12日現在の馬体重は455キロ。

 

【ファインノーブル】

美浦・尾関知人厩舎で調整されています。今週のデビュー戦に向けて中間も順調に進められており、10日には坂路にて助手が騎乗して、56.7-41.5-27.6-13.8を馬なりで計時しました。今週の追い切りは、13日にウッドチップコースにて簑島靖典騎手が騎乗して2頭併せで行われて、68.0-52.9-38.9-12.3を馬なりで計時し、馬なりの2歳新馬の内から0.5秒追走して同入しました。追い切りに騎乗した簑島騎手は「2週続けて追い切りに乗せていただきました。先週よりも状態は上がっていますし、今週の出走に向けて良い雰囲気だと思います。切れる脚があるタイプではなく、ジワジワ伸びる感じの走りですね」とのことで、尾関知人調教師は「レース当週なので、今朝の追い切りは疲れを残さず競馬に向かえるように、終いは余力を残した感じでしたが、まずまずの動きで順調な仕上がりです。簑島騎手も、良いバネを持っていると言ってくれていますが、現状、身のこなし的にそれを馬が使い切れていない分、瞬発力に欠けるところがあるようです。今週に入って軽く咳をしているので、吸入でケアしています。乗り込みは十分ですし、現状の中で態勢は整ったと思います。どんな競馬ができるか楽しみにしています」とのことです。17日中山、牝馬限定2歳新馬・ダート1800mに菅原明良騎手で登録を予定していますが、想定の段階でフルゲート16頭に対して2頭多い18頭の登録が見込まれており、除外の可能性があります。

 

【ディスペランツァ】

栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。先週は、9日にCWチップコースにて調教助手が跨って3頭併せの大外で追い切りが行われ、86.3-70.6-55.1-39.2-12.4を馬なりで計時し、最内の馬には遅れて、真ん中の馬とは同入しています。今週は、13日に坂路にて調教助手が跨って追い切りが行われ、54.9-39.9-26.0-13.2を馬なりで計時し、併せた相手と同入しています。吉岡調教師は「先週末のコース追いも、馬なりで良い動きを見せていましたし、今日も2頭で入って途中から縦に並んで先行させて、最後にまた馬体を併せてという内容で追い切りましたが、自由自在にポジションを変化させても、しっかりと折り合いがついていました。操縦性の高さを改めて感じます。なお、次走の鞍上については、ルーク・モリス騎手にスイッチします。来週はモリス騎手に追い切りに乗ってもらって感触を確かめてもらおうと考えています」とのことです。28日中山、2歳オープン・ホープフルステークス(GI)・芝2000mにルーク・モリス騎手での出走を予定しています。

 

【レッドクレメンス】

本日はプールで調整しました。

助手「追い切り翌日のため軽めの運動にとどめました。引き運動後にプールで泳いでリフレッシュを図りつつ体をほぐしたところです。馬体重は488キロ。相変わらず見栄えのする好馬体ですが、その割にメンタルが…といったところで警戒心の強さが厄介。運動中もキョロキョロしていますし、1頭になると立ち止まってなかなか歩けずといった感じですから…。いいモノは持っていると思うのですが、それをレースで発揮するためにも精神面の成長が待たれます」

※12月23日(土)阪神5R・2歳新馬(芝2000m)を北村友一騎手で予定。

 

本日はCウッドコースで追い切りました。

CW

レッドクレメンス  86.8-70.2-55.0-39.3-24.5-12.2 一杯

ピアリ       85.6-69.0-54.0-38.3-23.9-11.7

シュプリームアロー 86.3-69.5-54.3-38.8-24.2-12.1

安田隆行調教師「今朝(水)はCウッドコースで3頭併せを消化しました。クレメンスが前で受ける形から直線は大外を通って一杯に追われましたが、ゴール地点では遅れることに。それでも騎乗した助手は『先頭を走っていたので物見がひどかった。前に馬がいれば違った走りができたはずですし、併走馬2頭にはジョッキーが乗っていたので遅れも気になりません』とのことでした。時計は思った以上に掛かっていましたが、昨日(火)までの雨で馬場が重かった影響もあるのでしょう。手応えから余力はあったとのことで、ゴール後200mほどは伸ばしていたように必要な負荷も掛けることができたとみています。今日の感じから、来週のデビューで調整していくことにしました」

※12月23日(土)阪神5R・2歳新馬(芝2000m)を予定。

 

【アンデスビエント】

喉頭蓋エントラップメントの手術を行い、ノーザンファームしがらきで経過観察中。

担当者の話では「その後は体調やトモ脚の状態は比較的安定して進めることが出来ており、周回コースの調整に並行して先週から坂路調整も再開しています。現在は17-17程度で乗り進めることが出来ており、ここにきてようやく体調面が整ってきた感じです。ノドについては経過も問題無く、今後気になるところが出なければこのまま進めていけると思います」とのこと。現在の馬体重は487キロ。

 

【サミアド】

15日、牧場担当者から「現況は厩舎内での曳き運動を行なっています。患部に熱感や腫れも見られず、歩様も落ち着いていますので、次の定期検査次第でウォーキングマシン運動へ移行出来るかもしれません」との連絡があった。

 

【ルージュルリアン】

担当スタッフ「引き続きトレッドミルでの調整をおこなっています。水曜日に脚元のエコー検査をおこない、不安箇所の状態をチェック。継続して動かしてきて、徐々に運動負荷も上がっている状況ではありますが、前回のチェック時よりも確実に良くなっていることが確認できています。順調な回復を示してくれており、ここまでの調教過程もイメージ通り。このまま問題なくメニューを継続していけるようであれば、来週末から騎乗運動開始の予定となっています。馬体重は506キロ。注意して進めていることもありますが、気持ちのコントロールもできていて、気分良くトレーニングに向かうなど前向きな姿勢を見せてくれています。我慢の日々を経て、ようやく乗り出し開始時期が見えてきました。以降も変化を見落とさないように注意深くチェックを重ねていきます」

 

【ゲンブ】

3日(日)に坂路コースで4ハロン56.9-41.9-27.0-12.7を単走で馬ナリに追われ、6日(水)にはWコースで5ハロンから0.2秒先行して併せ、67.4-51.8-36.9-11.6を馬ナリに追い切りました。「勝った馬は楽に先手を取って逃げられたので、枠による内外の差も大きかったように思えます。勝負どころからポジションを上げにいったものの、追ってから少し渋いところを見ると、距離もこれくらいまでが限度なのかもしれません。大野からも『芝も走れるだけのスピードはありますが、どちらかと言えば力のいる洋芝向き。血統面から考えれば、やはりダートの短いところが一番合っていそうですね』と報告を受けました。レース後も馬体や脚元に異常はなく、折り返しで12/28(木)中山・2歳未勝利(ダ1200m・混)に向かうことにしましょう。今回スタートの際に内へ切れ込んでしまい、発走委員から注意を受けましたので、次走に向けては何度かゲート練習して臨むつもりです」(高木登調教師)

 

【ジャンヌローサ】

本日15日(金)にゲート試験を受験し、無事に合格しました。

「ゲートの出はメチャメチャ速かったですよ。沈んで出て行くといった表現が正しいでしょうか。それだけに枠入りから駐立が今後ジッと我慢できるか怪しいので、そこは気を付けながらやっていきたいですね。坂路コースではまだ最後フラフラしながら走っていますし、体力不足は否めない現状。それでも下でやると綺麗なフットワークで走り、跨ったスタッフは皆、口を揃えて背中の良さを褒めています。ひとまずはデビューに向けてこのまま速いところを消化してみましょう。スピードが勝ったタイプですし、距離は徐々に短くなっていくかなという印象です」(蛯名正義調教師)

 

【プリドラ】

ケイツーステーブルで調整され、13日(水)に美浦・尾形和幸厩舎に入厩しました。

「今朝はさっそく坂路コースを普通キャンターで1本登板(16~17秒ペース)しています。まだ厩舎に入ってきたばかりなので、まずはトレセンの環境に慣らしつつ、ゲート練習を軽めに行っている段階。それでもなかなか物覚えがいいですし、変にテンションが高くなることもありません。むしろ少しボーッとした感じで掴みどころがなく、これから進めていって気性面などどう変わってくるか。半兄カンティーユは芝の短いところで活躍していますが、プリドラは少々違うタイプに映りますね。牝馬ながら馬格があってフットワークも力強く、まだまだ良くなってきそうな雰囲気のある馬ですよ」(尾形和幸調教師)

 

【エルキュール】

NSRで調整され、本日15日(金)に美浦・天間昭一厩舎に入厩しました。

「先週いっぱいはウォーキングマシン運動にとどめてリフレッシュを図っていましたが、体重が少しずつ増加傾向にあることから今週より再度立ち上げています。気持ちも乗り始めましたし、いい休養になった様子。しっかりメリハリを付けながら進めてきたので、状態に関しても大分上向いてきました。あとはトレセンで頑張ってもらえればと思っています」(NSR・担当者)

 

【タキザクラ】

ノルマンディーファーム小野町で調整され、先週9日(土)に美浦・稲垣幸雄厩舎に入厩しました。

「現状はまだ腰回りも含めて力が付き切っていない印象を受けるため、フラットコース主体で調整をおこなっています。頭が高く、まだハミに頼りながら走っている感じ。並行してゲート練習も今朝から始めてみたところ、扉を手で開けても反応が鈍く、ヨイショといった具合で発進していく。少し時間をかける必要がありますし、トモをしっかり鍛えてから試験に臨みたいと思います。入厩して初日と二日目は飼い葉を残していましたが、それ以降はもう完食できていますから、もっとフレームに見合う体付きに変えていきたいですね」(稲垣幸雄調教師)

 

*****3歳馬*****

【マランジュ】

到着後は精神面のリフレッシュに専念しています。ウォーキングマシン運動をおこないながらトレッドミル運動で調整しているところです。心身のコンディションを確認しながら、ゆっくりと乗り出す予定です。現在の馬体重は422kgです。

 

【パレルモ】

KSトレセン内森本スティーブルで調整されていましたが、この中間、高橋トレセン内森本スティーブルに移動しました。13日現在、屋外ダート馬場にてハロン18~20秒のキャンターを4000m乗られています。川俣場長は「KSトレセン近くの高橋トレセンにも分場があり、そちらの馬房が空いたので、移動させました。KSトレセンよりも静かな環境で、馬房も広々していて、馬にとってはこちらの方が落ち着けるかと思います。パレルモもこちらに来てリラックスしているようにも見えます。馬場は小さいですが、長い距離を乗り込んで体力強化もできますし、そろそろ帰厩も近いと聞いていますので、しっかり乗り込んでいきたいと思います」とのことでした。

 

【ファントムシーフ】

朝宮ステーブルで調整されています。13日現在、引き続き、朝夕60分間のウォーキングマシン運動を行っています。西村真幸調教師は「年内は騎乗調教は控えて、じっくりと休ませて、年明け位から立ち上げようと思います。来年は2000m前後の番組を中心にローテーションを組みたいと考えており、現時点で次走の目標については3月の金鯱賞とひとまず考えていますが確定ではなく、あくまでもファントムシーフ自身の状態次第です。乗り出した後の仕上がり具合次第で目標は決めたいと思います」とのことでした。13日現在の馬体重は514キロ。

 

【スマラグドス】

12月24日(日)阪神・クリスマスエルフ賞(3歳以上2勝クラス・ダ1,800m)に向けて調整中。

13日、西園調教師からは「この中間も変わりなく順調です。中2週ですので、当該週にサッと時計を出すだけで十分だと思います。良い雰囲気で進めているので次走も楽しみです」との連絡が入っている。

 

【ミラクルティアラ】

1月14日(日)京都・雅ステークス(4歳以上3勝クラス・ダ1,800m)に向かう予定。

12月13日、加用調教師からは「レースまで1ヶ月ほどありますので、普通キャンター中心に調整を行っています。状態に変わりなく順調です」との連絡が入っている。

 

【レッドシュヴェルト】

馬体重:487キロ

今週は坂路で14-13のペースでの調整。終いのペースを上げてみましたが、スムーズなギアチェンジで最後まで余力残しで動けていました。息遣いもしっかりしており、良好なコンディションでトレーニングを継続することができています。先生から『1月14日の中山・芝1600mに向かいたいと思います』といった連絡がありました。トレセン帰厩は来週となりそうです。

 

【レッドルヴァンシュ】

後藤佑耶調教師「フレグモーネを発症した右トモについては、引き続き歩様に問題なく、触診痛もありませんが、飛節の腫れがしぶとく残っている状態。この中間はダク1200m、ハロン20秒くらいのキャンター3200mというメニューでジックリ乗り込んでいますが、乗った後も歩様が乱れるようなことはなく、飛節はむしろスッキリしているくらいなのですが、午後になると浮腫んでくるといった感じ。今のところ問題なく乗り込むことができているものの、やり過ぎるとぶり返してしまう危険性があるため、獣医と相談しながら進めているところ。とはいえ、年末の開催(12月27日~31日)での出走を目指すには、どこかで速いところを消化しなければならないため、そのタイミングも含めて慎重に検討したいと思っています。フレグモーネが思いのほか長引いてしまい、会員の皆様にはご心配とご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、年末の開催で出走できるように尽力するつもりです」

 

【ウィズアットダンス】

現在はダート坂路1本(ハッキング)のメニューで調整しています。今月上旬からロンギ場での運動メニューへ移行し、試し乗りをおこなっても脚元や歩様に気になるところはなかったため、今は坂路入りしてハッキングキャンターを乗られています。久々もあってテンションが上がりやすい面はあるものの、ここまで患部の状態は落ち着いており、近々予定している定期検査の結果が良好であれば徐々に負荷を強めていって良さそうです。

 

【フェミナフォルテ】

9日(土)にWコースで4ハロン58.0-42.1-13.2を単走で馬ナリに追われ、13日(水)にもWコースで4ハロンから0.1秒追走して併せ、53.3-38.3-11.7を馬ナリに追い切りました。「火曜日に自分自身で跨って確かめてみたのですが、感触は良かったですよ。水曜日は併せ馬で半マイルからサッと追い切っていますが、いい動きでしたよ。出走の可能性は低かったですが、一応今週の中山・芝1800m戦の相手関係を見たところ、わざわざ挑戦するメンバーでもないと思った事から来週の阪神に向かうことに。乗り慣れた琉人が自厩舎の馬がいて遠征できないとのことなので、2kg減の減量が利く田口貫太騎手に依頼しました。輸送があるので来週の追い切りは整える程度でおこなうつもりです」(小島茂之調教師)

 

*****4歳馬*****

【ルージュエクレール】

厩舎周りを引き運動。

萩原調教師「追い切った翌日なので、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。出掛けの歩様はしっかりしていて、気も程良く入っていましたね。飼い葉もこの馬なりに食べていて、馬体重は435キロと先週から変わりなくきています。いい状態でレースに送り出すことができそうです」

※12月16日(土)中山11R・ターコイズS(G3・牝馬・芝1600m)に菅原明良騎手で出走します。

 

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

ウッド 69.9-53.7-38.5-24.4-11.7 馬なり

萩原調教師「今日はウッドで追い切りました。単走で終い重点の形でしたが、前半の立ち回りはスムーズで、道中も落ち着いて走っていて脚を溜めることができたと思います。直線でもしっかりと脚を使えており、最後まで余力残しで動けていましたね。上がりの歩様は問題ありませんし、息もできていますよ。いい状態に仕上がりましたから、予定通り今週の中山・ターコイズステークスに菅原明良騎手で向かうつもりです」

※12月16日(土)中山11R・ターコイズS(G3・牝馬・芝1600m)を菅原明良騎手で予定。

 

【ラッキーガブリエル】

松風馬事センターで調整されています。この中間もウォーキングマシン運動を1時間行っています。後藤場長は「中間も体調面は問題なく、順調です。今週中に3回目のエコー検査を行う予定です」とのことでした。

 

【ダイヤモンドフジ】

信楽牧場で調整中。左前蹄踵の様子を見ながら進めている。

場長の話では「先々週に軽く1本乗ってみた後も歩様に問題はなく、先週は15-15程度の強めを1本消化させました。今のところ問題無さそうですので、今週末にも15-15を乗る予定です。宮本調教師からは『問題が無ければ帰厩に向けて進めて欲しい』という話がきており、様子を見ながら本数を重ねていくつもりです」とのこと。

 

【レッドモンレーヴ】

馬体重:515キロ

今週もトレッドミルでの調整をおこなっています。メニューはダク1000m、キャンター2000m(ハロン18~16秒のペース)。引き続き力みなどのないバランスのとれた動きを見せてくれており、落ち着いてトレーニングに取り組めているなど心身ともに良好な状態にあります。この感じであれば来週から騎乗運動に移行しても問題ないだろうとみているところ。しっかりとコンディションを整えつつ、メニューを継続していきます。

 

*****5歳馬*****

【ワイドアウェイク】

12月6日に帰厩。

13日、加用調教師からは「牧場でもじっくりと時間をかけて調整を進めてもらっていたので、本日、坂路での速めのところを消化しました。馬なりで4ハロン54秒8、ラスト13秒1の時計が出ています。間に合うようなら来週の牝馬限定戦に向かいたいと思います」との連絡が入っている。

12月23日(土)阪神・3歳以上1勝クラス(ダ1,800m・牝)に向けて調整する。

 

【レッドアウレア】

馬体重:506キロ

周回コースでダク1000m、キャンター2000m(17-16のペース)、最後に坂路を18-17のペースで1本登坂といった内容で進めています。坂路に入れ始めて、周回コースでのペースも上げていますが、トモの入りも少しずつ良くなっていますし、前後がうまくリンクしてきていることを感じながら進めています。食欲も安定しており、馬体重も増加傾向。いい形でコンディションは上向いてきているようです。

 

*****6歳馬*****

【レッドエランドール】

馬体重:504キロ

引き続き周回コースと坂路で調整をおこなっています。坂路でのペースはハロン17秒ほどと変わりありません。相変わらず硬さは感じますし、毛ヅヤも今ひとつではあるものの、活気はあり食欲も旺盛で休まず騎乗調教を継続することができています。年内はペースアップする予定はなく、エネルギーの充電にあてる予定ですが、寒暖差が大きい日が続いているため体調管理に気を付けながら進めていきます。

 

【エクストラノート】

10日(日)に坂路コースで4ハロン60.6-44.8-29.3-14.6を単走で馬ナリに追われ、13日(水)にはWコースで5ハロン67.9-53.4-39.3-12.6を単走で馬ナリに追い切りました。「特別登録の段階では、予定していた阪神は思いのほか頭数が多くて出走枠から漏れそうな感じでした。そういう状況でしたので、ダブル登録していたこの番組にまず賭けることにしたところ、無事選出となりました。好走歴のあるこの条件で走れるのは良かったですし、過去に騎乗した経験のある角田大和騎手になるのもプラスに働くのではないでしょうか。先週末に15-15、昨日はウッドコースにて単走で追い切っていますが、いい感じで走れていましたし、状態はしっかりキープできていますよ。脚質的に展開頼みになってしまうところはありますが、3走前のようにある程度のポジションが取れれば末脚を生かせるので、上手くスタートを決めて運べればと思っています」(加藤和宏調教師)

 

*****8歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:534キロ

周回コースでダク500m、ハッキング1000mを1本、20-18のペースで1本といったメニューで進めています。先週よりもリラックスして走れていましたし、力強い走りで動きに関して気になる点はありません。与えた飼葉も完食してくれているように体調面も良好です。今のところ不安なく進められていますので、週末または来週はもう一段のペースアップをと考えているところです。

 

*****9歳馬*****

【アナザートゥルース】

「12/21(木)名古屋・名古屋グランプリ(Jpn2・ダ2100m)に選定されなかった場合を考慮して、念のため12/29(金)大井・東京大賞典(G1・ダ2000m)にも申込みを済ませていたのですが、そちらにも選定されました。ただ、メンバーはかなり強化されるため、当初の予定通り名古屋へ遠征させるプランを選択しています。9日(土)には門別で重賞2勝をあげているスペシャルエックスと坂路で併せ、3ハロン35.1-23.8-12.4を計時。この後は17日(日)に最終追い切りをおこなって19日(火)に北海道を出発し、名古屋競馬場には翌20日(水)に到着する予定です。夏場に弱いアナザーですが、この時期の本州であれば体調が左右されることはないでしょう。輸送を無事クリアしてくれれば、いい状態でレースに臨めると思います」(田中淳司調教師)