*****2歳馬*****
【オーヴェルトゥーレ】
この中間はキタジョファームにて、引き続き屋内800mダート坂路2本を18-18で乗られました。なお、高木調教師の指示で今後は本州の育成場で進めることになり、24日午前中出発の馬運車で茨城県の松風馬事センターへ向けて出発しています。岡マネージャーは「再立ち上げから、ようやく徐々に軌道に乗り始めたところですが、高木調教師の指示で、ここから先は本州で進めるということになり、馬運車の便の手配がついて本日朝の便でこちらを出発しました」とのことでした。
【ファインノーブル】
KSトレーニングセンター内ブルーステーブルで調整されています。中間からはぺースを上げて、屋外ダート馬場にてハロン20秒のキャンター2400mと、坂路をハロン17~20秒のキャンターで1本、週に2回は坂路で15-15を乗られています。岩淵代表は「変わりなく順調です。大きい馬なので、緩さもありますが、良くなってきたら楽しみな素質のある馬だと思います。しっかり乗り込んで帰厩を目指していきます」とのことでした。
【ディスペランツァ】
10月26日の検疫で帰厩しました。
チャンピオンヒルズで調整されています。25日現在、角馬場で身体をほぐし、トラックコースでキャンター2000mを乗られた後、ハロン18秒程度で坂路1本を乗られ、週2回は坂路にて計測区間の4ハロンを57秒台を切る位のペースで乗られています。なお、厩舎の馬房調整がつき26日の検疫で栗東・吉岡辰弥厩舎に帰厩する予定です。吉岡調教師は「予定通り、目標のひと月前に帰厩させます。チャンピオンでも体重が増え易くて苦労しているみたいですが、元気が有り余っている証拠だと思います。トレセンでしっかり身体を絞りながら進められればと思います」とのことでした。
【ピエサエルモソ】
10月28日(土)新潟・2歳未勝利(ダ1,800m)に▲川端騎手で出走予定。
25日、加用調教師からは「本日坂路で時計を出し、4ハロン56秒1、ラスト12秒9を計時しています。中1週になりますので無理はしておらず、状態はキープ出来ていると思います。前走以上の走りを期待しています」との連絡が入っている。
【サミアド】
25日、竹内調教師から「本日レントゲンの再検査を行ないましたが、左後肢球節部の状態に変化は見られませんでした。獣医からは『復帰までは概ね6~7ヶ月。保存治療になります』との話でした。移動許可も下りましたので、26日(木)にケイツーSへ移動します。先ずは1ヶ月間程度の舎飼い。その後は、定期的な検査で経過確認します」との連絡があった。
【レッドエヴァンス】
馬体重:494キロ
今週火曜日に乗り出しました。現在は周回コースで軽めの調整をおこなっています。まだ環境に慣れていなせいか運動中は敏感な面を見せていますし、前向きさも不十分。それに緩さも目立つなど、心身ともに成長途上といったところです。それでも体調面や飼い葉食いに問題はないことから、明日(土)には坂路入りする予定。ゲート試験までを目標とした入厩も検討されているため、しっかり乗り込んで体力強化を図っていきます。
【ルージュルリアン】
担当スタッフ「引き続き1回60分のウォーキングマシン運動を、午前と午後の2回おこなっています。飼葉の食いも安定しており、馬は変わらず元気いっぱい。この程度の運動では物足りないと思いますけど、ストレスを溜め込んでいるような様子はありません。馬体重は514キロ。このあと1ヶ月はこのメニューで進めることになりますが、このまま不安なく12月にメニュー移行できればと思っています。脚元のケアを継続しながら根気強く進めていきます」
【レッドクレメンス】
担当スタッフ「予定通り先週末は坂路で3ハロン40秒の予定で1本。39.4-13.1のタイムで、ある程度の余裕をもってゴールを駆け抜けていきました。乗り進めてきたことで、だんだんと体力も付いてきましたかね。大きな反動もなく、火曜日には元気に15-15のペースで登坂しています。先週末も動きとしては悪くなかったですからね。今週末にも同じくらいのところを予定しているので、さらに手応えや反応などが変わってきてくれればと期待しています。馬体重は473キロ。飼葉は食べてくれていますし、乗りながらも身体をキープできていますが、数字の割にはシルエットが寂しく映るんですよね。肉付きが良くなって、全体にボリュームアップしてくれば雰囲気はガラッと変わりそうなんですけど。どのタイミングで関西移動となるか読みにくい状況ですが、きっちりと乗り込みを重ねて少しでもいい状態、いい馬体で送り出せるよう調整していきます」
【ゲンブ】
ノルマンディーファーム小野町で調整され、26日(木)に美浦・高木登厩舎に入厩しました。
「今朝は角馬場で入念に体をほぐした後、坂路コースを1本登板(18秒ペース)させています。全体的にユルく、まだ稽古でも上が促しながらといった感じでやや前進気勢に欠ける印象。それでも行き出せばスーッとスピードに乗った走りができており、持っているモノは良さそうですね。いまのところ変にテンションが高くなるようなところも見受けられず、週末からまずはゲート練習主体でメニューを進めていくつもりです。シルエットだけみても馬力がありそうで、いかにもダート戦を得意としそうなタイプに思えます」(高木登調教師)
【ジャンヌローサ】
「現在はダートコースでダクとキャンターを1600~2000m、坂路2本(20秒ペース、週2回は17秒ペース)のメニューで調整中です。火曜日に17秒ペースくらいで併せ馬をおこなっています。いい感じで動けるようになってきましたし、走りが軽くなった感じがします。体付きも少し締まってきて、着実に良くなってきていますよ。来週は15-15を織り交ぜてみようと思っています」(担当者)
【プリドラ】
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター4000m(18~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週から少し負荷を強めてきたことで、以前と比べて少しずつ良くなってきました。飛節に反動が出てくることはありませんし、引き続き脚元も問題ありませんよ。このまま乗り込み不足を解消していきたいと思っています」(担当者)
【エルキュール】
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(17秒ペース)のメニューで調整中です。この馬なりに順調に進めてこられていますが、相変わらず口向きに難しいところがありますね。普段は性格的にも普通なのですが。また、体力ももう少しといった感じ。明日から15-15を入れ始めるつもりですが、飼い葉食いが細くなりそうな感じがするので、状態を確認しながらしっかり体力を付けていきたいと思っています」(担当者)
【スノーディーヴァ】
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。ここ数日は体温も安定しており、先週末に15-15を1本、今週も24日(火)に1本消化し、週末にも追い切りをおこなう予定です。体調面に関しては心配することなく乗り込めていますが、脚運びに少しバラつきがあるのか、調教中にぶつけて出来たような小さな傷を付けてくるため、馬具で保護しながら進めています。見ている分には以前よりも真っすぐ走れるようになってきましたが、もうしばらくはバランス面にも気をつけていこうと思います。
【タキザクラ】
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も順調に乗れており、飼い葉食いも安定していていい状態と言えそうです。前回ほどピリピリした雰囲気もなく動きも特に問題ないため、25日(水)からは坂路を2本に増やして負荷を強めました。毛ヅヤや馬体の張りといった面からはこの先の良化の余地を多く残している現状なので、この後も坂路でしっかり乗り込み良化を図っていきます。
*****3歳馬*****
【レッドシュヴェルト】
本日(木)ノーザンファーム天栄へ移動しました。
尾関調教師「昨日に引き続き厩舎周りを引き運動で調整しました。歩様にはまだ少し硬さがあるものの、覇気は徐々に出てきましたし、飼い葉食いも良くなっていますね。今日(木)ノーザンファーム天栄へ移動しました。まずは脚元や馬体のケアを重点的におこない、状態を見ながら立ち上げてもらうようにお願いしています」
厩舎周りを引き運動
尾関調教師「レース後なので、ここまでは引き運動で様子を見ています。中1週で使ったこともあって歩様はコトコトしていますし、飼葉はこの馬なりに食べてくれていますが、疲労感などダメージはそれなりのものがありそうです。この後は冬場で芝のレースは節を貯めないと使うのは厳しいと思いますので、検疫が取れ次第にノーザンファーム天栄へ移動させます。移動日までは入念にケアをおこなっていきますよ」
【レッドルヴァンシュ】
後藤佑耶調教師「その後も脚元や馬体に異常はありませんし、トモがクタクタするようなこともなく、獣医の診察を受けても『全体的にガクッときた感じはしない。続戦可能な状態』とのことでしたから、レース後の状態としては良好と言えるでしょう。今日(金)までは引き運動にとどめていますが、明日(土)から乗り出していく予定。数日乗ってみて問題ないようなら、次の地元開催(11月7日~10日)での出走を予定したいと思います。次は自己条件に組まれるため、恐らく相手関係は楽になるはず。ジョッキーも前回の競馬で好感触を得たようですし、勝ち負けの競馬が期待できるのではないでしょうか。コンスタントに使っている分、さすがに上積みはないと思いますが、一連の状態をキープできるようにしっかり乗り込んでいくつもりです」
10月25日レース後コメント(4着)
後藤佑耶調教師「騎乗した岡部誠ジョッキーによると、『返し馬から喉が鳴っていたし、走りもダラーッとしていて半信半疑だったが、レースに行くと馬が変わるね。結果的に圧勝した勝ち馬を番手から追い掛けた割にバタッと止まることなく、ゴール前ではもう一度盛り返していた。結果は残念だったが、自己条件に戻って相手関係が楽になれば何とかなると思う』とのことで、前向きなコメントをもらいました。時計的にも今回は勝った馬が強かったですが、ルヴァンシュ自身は手応えの割に最後まで踏ん張っていましたし、喉が鳴っていてもレースにはそれほど影響していないことからも、決して悲観するような内容ではなかったと思います。中央からの転入馬が多い時期ですし、賞金順に並べられるので今回のような骨っぽい馬がいないとは限りませんが、自己条件に戻る次走は相手関係が概ね楽になりますから、勝ち負けを意識できるのではないでしょうか。ひとまず数日ほど運動のみにとどめて様子を見たうえで、次開催に向かうのかひと開催空けるのかを決めようと思っています」
【パレルモ】
大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。引き続き、29日の出走に向けて調整されており、25日には走路で最終追い切りが併せ馬で行われて、67.1-52.2-38.2を一杯に追われて計時し、併せた相手と同入しました。米田英世調教師は「今週月曜日からは砂の入れ替えが完全に終わって、走路と内回り両方とも通常通りに使えるようになりました。今朝の追い切りは併せ馬の関係で右回りで行いましたが、いい動きで、出来落ちはありません。メンバーを見ると、この前の勝馬もいますし、B3に上がり全体に相手関係は強くなりますが、立ち回りひとつでチャンスはあると思います」とのことです。29日、大井競馬10R、B3(二)選抜特別・ポルックス賞・ダート1650m(左回り)に登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。
【ファントムシーフ】
10月26日に朝宮ステーブルへ移動しました。
栗東・西村真幸厩舎で調整されています。22日の出走後、疲労から左前脚の球節の上辺りが少しモヤっとしたため、25日早朝にはスッキリとしていましたが、念のために午後、エコー検査を行ったところ、左前脚の腱内血管にダメージがあるのが確認されて、しばらく休養する必要があるとのことでした。26日に朝宮ステーブルへ移動する予定です。担当の調教助手は「レース後、脚元に疲れが出てモヤっとしたので心配しましたが、今朝の段階では脚元はスッキリしていました。検査の結果も、左前脚の腱内血管にダメージがあるのは確認されたものの、長距離を走った馬にはあることで、休養させる必要はありますが、逆に言えば休ませたら回復するものとのことです。大事に至ることがなかったことについては良かったと思いますし、やはり3000mを走るという事は競走馬にとって大きな負担とリスクがつきまとうものだと改めて痛感しています。まずはしっかりと休んで疲れを取ってしっかりケアしてから始動したいと思います」とのことでした。
【ミラクルティアラ】
10月28日(土)京都・御陵ステークス(3歳以上3勝クラス・ダ1,800m)に坂井瑠星騎手で出走する。
25日、加用調教師から「本日、坂路で時計を出し、4ハロン54秒3、ラスト12秒7をマークしました。時計のかかる時間帯だったことを考えると良い動きでした。それほど速い時計は出ていませんが、跨がった坂井瑠星騎手も『感触は良かった』と話しており、ここまでゆっくり進めてきた効果が出た感じがします。強いメンバーも揃っていますが、良い状態で臨めそうですし楽しみにしています」との連絡が入った。
【スマラグドス】
10月20日の検疫で帰厩。
26日、西園正都調教師からは「本日CWチップコースで追い切りを行い、6ハロン80秒2、ラスト11秒7と単走で上々の時計をマークしました。併せ馬にすると速い時計が出過ぎるくらいなので単走としましたが、放牧から戻って1本目でしっかり動いてくれました。京都2週目のレースを予定しており、テンションが上がりやすい面もありますのでレースまでは坂路でサッと乗って仕上げていくつもりです」との連絡が入っている。
11月11日(土)京都・3歳以上1勝クラス(ダ1,800m)に向けて調整する。
【フェミナフォルテ】
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場後も大きなダメージなどは見受けられませんでしたが、馬体が410kg台だったのでゆっくり目に立ち上げています。その後も気になるところはなく、体が細いとは言っても寂しく映ることはありません。飼い葉もしっかりと食べていますし、この馬なりにはいいボディコンディションを保っていますよ。様子を見ながらピッチを上げていきます」(担当者)
【ドゥラチェレステ】
22日(日)に坂路コースで4ハロン56.1-42.4-28.9-14.8を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末に坂路コースで追い切りを実施した後、左後肢を引きずりだして跛行の症状が見受けられました。すぐさま飛節がパンパンに腫れて重度のフレグモーネを発症したため、現在は舎飼いで抗生物質と消炎剤を投与し治療を行っています。白血球などは一時に比べてだいぶ数値が下がってきたので、投薬は今週いっぱいで一旦終えられる見込み。獣医の見立てでは来週半ばから軽く運動できそうとのことですし、骨盤や股関節周りを痛めていないか、近日中に詳しく検査してみるつもりです。帰厩して間もないタイミングで順調さを欠いてしまい、大変申し訳ありません」(伊坂重信調教師)
*****4歳馬*****
【レッドモンレーヴ】
乗り運動後、ダートコース1周。
蛯名正義調教師「軽く乗って様子を見ています。硬い感じもなく、競馬のダメージは最低限で抑えられているかなというところですね。使ったなりの疲れというくらいなので、このままスムーズに立ち上げていけそうです。前回は戻ってきた時からどうも機嫌が悪い感じで、それが競馬前まで尾を引いていたところがありましたが、一度使ったことで今後そのあたりがどう変わってくるのか注意して見ていくつもりです。基本は気分を損ねず、それでいて前向きさを引き出しながらということを意識しながら乗っていくことにしていますよ」
乗り運動後ダートコース1周。
蛯名正調教師「脚元、爪とも問題なく、馬体に大きなダメージも確認されなかったので、昨日から跨りだしています。助手によると背中の感じも使ったなりということなので、休み明けの競馬後としては悪くない状態と言っていいのではないでしょうか。テンションの方もそこまで上がった感じはなく、かといって元気がないわけでもないので、こちらもケアしていけば大丈夫そうですね。一度使った分、次に向けて馬体に関しては調整しやすいとは思いますが、この馬の場合は何より気持ちを尊重して進めていくことが第一。気分を損ねないようにする中で、走ることへの集中力を出すようにやっていくつもりでいます。このまま在厩で進めて、マイルチャンピオンシップに横山和生騎手で臨む予定にしていますよ」
【ラッキーガブリエル】
松風馬事センターで調整されています。中間からは運動時間を延ばして、曳き運動を30分行っています。後藤場長は「特に状態は変わりありません。馬体重も501キロと維持できています。獣医からはウォーキングマシンまでなら進めても良いと言われているので、様子を見ながらマシン運動に移行します。ただ、その後も経過が順調であったとしても、半年は騎乗運動は控えます」とのことでした。
【ダイヤモンドフジ】
10月25日、宮本調教師から「左前の硬さをほぐすように調整を進めてきたのですが改善が見られず、昨日レントゲンを含めて色々診てもらったところ、左前の蹄踵に炎症が見られると言うことでした。挫跖や蟻洞を疑ったのですが、現状ではその症状は出ておらず、本馬の蹄が薄くて負担がかかったことによるもののようです。負担を軽くするために昨日のうちに4分の3蹄鉄に打ち替えて、今日は常歩~ハッキングキャンターで様子を見ることにしました。乗っているときは大丈夫でしたが、上がり運動の時に歩様が乱れてしまいましたのでいったん休ませた方が良さそうです」との連絡が入った。28日に信楽牧場へ移動予定。
【ルージュエクレール】
馬体重:450キロ
今週は坂路で14-14のメニューを消化しています。ペースを上げてみましたが、すんなりとスピードアップすることができていましたし、気持ちが煮詰るようなこともなく、最後までリラックスして走れているのは何より。息遣いも良くなっていますよ。与えた飼葉も完食してくれており、コンディションは上々。良好なリズムで乗り進めることができているかと思います。
【グロリアスヒーロー】
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週も落ち着いて調教に取り組めており、去勢の効果が感じられます。周回コースでは前の馬を追いかけてオーバーペース気味に走ってしまうくらいに元気いっぱい。しっかり体も使えていますし、コンディションは良さそうです。このまま順調なら、さらなるペースアップを図る予定です。
*****5歳馬*****
【レッドアウレア】
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
ウッド
レッドアウレア 66.6-51.9-37.5-24.2-12.0 一杯
レッドアヴァンティ 67.2-52.5-37.8-24.3-11.9 馬なり
尾関調教師「今日はウッドでアウレアが追走して追い切りました。前半からフットワークはしっかりしていて溜めを作ることができていましたし、仕掛け所の反応もスムーズ。併せたレッドアヴァンティと比べて手応え的には劣勢だったものの、ビッシリ追われて動けていたと思います。息遣いは荒かったものの、戻るのにそこまで時間は要しませんでした。今日の感触なら来週のレースに使えそうですから、11月5日(日)福島3R(ダ1700m)に向かいたいと思います。ジョッキーは、春の福島で3着に導いてくれた亀田騎手にお願いしました」
※11月5日(日)福島3R・3歳上1勝クラス(若手騎手・ダ1700m)を亀田温心騎手で予定。
ゲート練習後、坂路1本
坂路 70.0-52.3-33.9-16.6 馬なり
尾関調教師「今日はゲート練習をおこなってから、坂路1本を軽めに乗って調整しています。ゲートでもスムーズさがありましたし、坂路でもリズム良く動けていたと思います。歩様に硬さは少しあるものの、そこまで乗っているぶんには気になりません。明日は追い切りを予定していますので、しっかりと乗り込んでいきたいと思います」
【スノークォーツ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も問題なく進められ、明日28日(土)の帰厩が決まっています。劇的に何か変わったということはありませんが、この馬なりに問題なく進められたと思います。あとはトレセンでしっかり態勢を整えていってもらえればと思っています」(担当者)
*****6歳馬*****
【レッドエランドール】
運動のみ。
田中克調教師「昨日追い切ったので今日は楽をさせています。引き続き朝晩は馬服を着せてケアしていますが、体の張りはいいですし、活気もあって気温による状態落ちは何とか我慢できたようです。そこまで間を置かず使ってきているので大幅な上積みとはいきませんが、体調はいい意味で安定していますからね。昨日の動きを見ても力を出せる状態でしょう。相手はなかなか強力で展開も枠次第になりそうですが、騎手もどんな馬かはわかってくれているので、先手を取れなくてもうまく対処してくれると思います。恐らく年内最後の競馬になると思うので、頑張って欲しいですね」
※10月28日(土)京都10R・御陵S(3勝クラス・ダ1800m)に酒井学騎手で出走します。
角馬場後坂路1本。
坂路
エランドール 54.6-39.7-25.7-12.9 馬なり
コンプラセンシア 54.2-39.4-25.6-12.8 馬なり
田中克調教師「先週に速い時計を出してもうほとんど仕上がっているので、今日は坂路でサラッと流しておきました。引き続き動きも良さそうですし、元気も良くて走り足りないくらいの感じでしたよ。体調の方もなんとか我慢できているようで、硬さも出ていないですし、毛艶のほうも大丈夫です。感じとしては前走と同じか、それ以上くらいに状態はいいと思います。あとは競馬ですんなり先手を取れればというところですが、もし逃げられなくても番手を気分よく走ることができれば力は出せるのではないでしょうか。このクラスまでいくと毎回自分の形で走れるとは限りませんし、徐々にでも応用が利くようになるといいですね。なんとか力を出してきてもらいたいと思います」
※10月28日(土)京都10R・御陵S(3勝クラス・ダ1800m)を酒井学騎手で予定。想定から除外はありません。
【エクストラノート】
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。入場後も大きな疲れを見せていませんでしたが、1週間経っても反動が出てくることはありません。以前は背肉が落ちたり、体重を減らしていたのですが、今回は500kg台をキープしていますからね。この年齢になって大分しっかりしてきた感じがします。中山1週目を目指すことになったので、このまま緩めないように進めていきます」(担当者)
*****8歳馬*****
【レッドヴェイロン】
馬体重:530キロ
周回コースでダク500m、キャンター1000mをハロン20秒ペースで1本、14-14のペースで1本といったメニューで進めています。このペースでも安定した走りを見せてくれていますし、加速も素早くできていましたね。息の入りも良化。体調面が整ったことから本日(金)の検疫でトレセン帰厩となりましたが、好状態で厩舎にバトンを渡すことができたと思います。
*****9歳馬*****
【アナザートゥルース】
「大一番の11/09(木)門別・道営記念(H1・ダ2000m)まで残り2週間となりましたが、この中間も変わらず順調にきていますよ。獣医にも定期的に脚元や背腰などをチェックしてもらっているのですが、特に気になる箇所はありません。今週は23日(月)に坂路を3ハロン40.8-27.3-13.8のタイムで上げており、1週前となる追い切りは30日(月)を予定。そこも同じくらいの時計で済ませて、レース直前の本追い切りで万全の態勢に整えるつもりです」(田中淳司調教師)