*****1歳馬*****
【マンテラライの22】
引き続き谷川牧場第一分場で馴致が行われ、屋内円形馬場での騎乗馴致を終えて、400m屋根付きウッドチップコースで調教を開始。以降はダク800mとキャンター1200mのメニューで進められたのち、10月12日にはBTC近郊の西舎共同育成場へ移動してBTCで調教をスタートした。10月中旬現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路1本を乗られている。スタッフは「馴致からここまで何も困ることなく順調に来ました。先週からはBTCで坂路調教を開始しており、ちょっと右の口が硬い感じがありますが、まだゆっくりなペースで乗るの中でも馬格通り非凡なパワーを感じます」とのことだ。10月10日時点の馬体重は540キロ。
【ノースパストラルの22】
中間は高昭牧場本場で馴致を終えて、9月25日に荻伏町の荻伏共同育成場へ移動して調教を開始した。10月中旬現在、800m屋外ダートトラックでダクとハッキング800mが行われている。荻伏共同育成場の伊藤場長は「こちらへ来た当初からしっかりとした動きが出来ており、一番早い組に入って進めていましたが、10月に入って暫くしてから、季節の変わり目ということも影響してなのか、体温が安定しない感じが続いたため、ダクとハッキング800mに留めています。気性面は、ネオ産駒だった兄メイショウムラクモと全く違って素直で大人しく、乗り手を選ばないタイプです」とのことだ。10月上旬時点の馬体重は472キロ。
【メジェルダの22】
10月中旬現在、小国スティーブルで調整されている。中間は馴致を終了して馬場調教を開始しており、10月中旬現在、屋外ダートトラックでハッキング1800~2000mを乗られている。スタッフは「まだハッキング程度ですが、いいですね。寺島調教師の評価もすこぶる高いですし、ウチで以前お預かりした兄のメディーヴァルと比べても遜色ないという感触を持っています。あとは、この血統ですし、しかも牝馬ですので、あまり気持ちの面でカリカリ煩くなり過ぎないといいですね」とのことだ。なお、10月8日の東京競馬で半兄バグラダスがダート1400mの2勝クラスを快勝している。10月上旬の馬体重は448キロ。
【ニシノヒナギクの22】
中間は谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われ、10月8日に谷川牧場第一分場へ移動した。移動後、暫くは夜間放牧が行われたのち、10月中旬現在、馴致を開始している。スタッフは「夏に右後脚を外傷して舎飼にした分もありますし、4月末生まれなので、クラブの他の馬より第二分場でひと月余り長く夜間放牧を続けた格好ですが、その甲斐あっていい馬体に成長しました。先週末から馴致を開始してますが手が掛かる感じはなく、この後もスムーズに騎乗馴致、そして調教に移行できそうです。父の産駒らしく、まだ成長の余地は大きそうで、乗りながらどんどん変わってきそうです」とのことだ。10月10日の馬体重は524キロ。
【レオパステルの22】
0月中旬現在、小国S内ラフメットで、騎乗してロンギ場と厩舎周りで常歩運動が行われている。松尾代表は「中間はロンギ場と厩舎周りで跨って常歩で30分程度動かしてながら、身体の使い方に硬さがあるのでその辺の改善と、乗り手とのコミュニケーションについて教えることを主に進めています。馬場には、その辺りをもう少し教えてから出そうと考えています。中間、青木調教師が来場されて、『小振りですが、この馬なりに着実に成長していますね』と仰っていました。気の強いところは母譲りで、身のこなしを見ても短いところの芝が良さそうなタイプです」とのことだ。10月11日時点の馬体重は404キロ。
【デューフォールの22】
引き続き、谷川牧場第一分場で馴致が行われ、屋内円形馬場での騎乗馴致を終えて、9月末からは400m屋根付きウッドチップコースで調教を開始した。中間はダク800mとキャンター1200mのメニューで進められて、10月9日にはBTC近郊の西舎共同育成場へ移動。10月中旬現在、1歳馬7~8頭の集団調教で進められており、屋内ウッドチップ坂路1本をハロン25秒程度のキャンターで乗られており、日によってハロン22秒程度迄ペースを上げている。スタッフは「前進気勢がしっかりあって、同じ組で調教しているクラブの牝馬3頭の中で言えば、仕上がりが一番早そうなタイプです」とのことだ。10月12日時点の馬体重は450キロ。
【ボウピープの22】
谷川牧場第一分場で馴致が行われ、屋内円形馬場で騎乗馴致を終え、9月末から400m屋根付きウッドチップコースでダク800mとキャンター1200mのメニュー。10月9日にはBTC近郊の西舎共同育成場へ移動し、10月中旬現在、1歳馬7~8頭の集団調教で、屋内ウッドチップ坂路1本をハロン25秒のキャンターで乗られており、日によってハロン22秒程度迄ペースを上げている。スタッフは「9月に左後肢を外傷し、今もまだ包帯は巻いていますが、大事はなく、馴致や調教にも影響はなく、今はBTCで坂路1本のメニューで進めています。気性が素直で、操縦性がとても高い馬ですよ」とのことだ。10月12日時点の馬体重は458キロ。