*****1歳馬*****

【マンテラライの22】

引き続き、谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われ、9月上旬に第一分場に移動した。9月中旬より馴致を開始している。スタッフは「8月下旬以降も休みなく夜間放牧を続けて、その間も砂のぼりになった左前脚は問題なく、9月に入って第一分場に移動してきました。こちらでも元気いっぱいで、一番身体も大きいので、やはり放牧地では威張っていますし、集牧した時に小さな傷をつくって帰ってくることも少なくありませんが、大きな怪我や病気もなく順調です。先日、牡馬のひと組目の馴致が終わり、フェイマス1と一緒に牡馬の二組目として9月18日から馴致を開始しました」とのことだ。9月中旬現在の馬体重は546キロ。

 

【ノースパストラルの22】

引き続き、高昭牧場分場で夜間放牧が行われ、馴致を開始するため、9月5日に高昭牧場本場へ移動した。9月中旬現在、高昭牧場本場で馴致が行われている。牧場スタッフは「5月生まれですが、このひと月でも体重が20キロ近く増えて、見た目にも張りのある筋肉がついてきました。だいぶ身体が出来てきたようなので、同期のフェイマス4に先駆けて、9月5日から本場に移動して馴致を開始しました。馴致を始めた後もとても素直で順調に進んでいますし、馬体が減ることなく進められています。この感じであれば、9月下旬には馴致を完了して乗り運動が開始出来そうです」とのことだ。9月上旬時点の馬体重は471キロ。

 

【メジェルダの22】

9月中旬現在、小国スティーブルで調整中。中間は馴致を開始しており、9月中旬現在、ロンギ場でロンジングを行っている。スタッフの竹内氏は「9月中の馬場調教開始に向けて、現在は鞍をつけてロンジングを行っています。この血統らしく気持ちが前向きで、ウチの調教主任が感じた印象も『the短距離馬』という感じです。飼葉をしっかり食べてくれて、牝馬の割に力がありますね。中間、寺島良調教師が来場して馬の状態を確認されました」とのこと。なお、9月2日の札幌競馬で半姉ピューロマジックが10馬身差で初勝利。競走年齢に達した母の仔は、その全てが中央で勝馬となっている。8月末の馬体重は450キロ。

 

【ニシノヒナギクの22】

9月中旬現在、浦河町の谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われている。7月下旬に放牧中他馬と接触して右後脚球節を外傷したが、傷は順調に回復し、9月初めには獣医の許可が出て、傷口を覆っていた包帯も取れた。スタッフは「右後脚の外傷した箇所は、傷口はもう塞がり、9月初めには獣医の許可が出て包帯も取れました。現在は傷をした部分の肉が盛っている感じです。8月以降は引き続き第二分場で夜間上牧を継続していますが問題はなく、治療中に舎飼にしたことで一時期落ちた肉付きもすっかり戻りました。生まれも早い馬ではないので、まだ馬体は成長しそうな感じです」とのことだ。9月中旬の馬体重は512キロ。

 

【レオパステルの22】

9月中旬現在、小国S内ラフメットで騎乗馴致が行われている。松尾代表は「中間、段階を踏んで馴致を進めており、現在はロンギ場で跨って騎乗馴致を進めています。最初は立ち上がって反抗したりしましたが、あくまで1歳馬にありがちな反応の範囲で、決して手を焼くような感じではなく問題ありません。逆に立ち上がった際に軸足がブレずにしっかりしており、腰の強さを感じます。馴致を開始して、馬的には経験したことない事を連日求められるので、肉体的にも、精神的にも負荷を感じる日々だと思いますが、身体は減っておらず、身体つき自体が良くなってきました」とのことだ。9月15日の馬体重は394キロ。

 

【デューフォールの22】

引き続き谷川牧場第三分場で夜間放牧を行いながら鞍着けを終え、9月上旬には第一分場へ移動して馴致を開始した。中間は背馴らしを完了し、9月中旬現在、屋内円形馬場で騎乗馴致を開始している。スタッフは「現在は屋内円形馬場で騎乗馴致をフェイマス20と同じ組で進めていますが特に難しさはなく、馴致を進める中でも馬がすぐに受け入れてくれました。この先もしっかり進めていけそうです」とのことで、9月18日に来場した佐藤博紀調教師は「馬体は、まだ成長しそうですが、トモがしっかりしていますし、相変わらず筋肉量の多いのがとても良いと思います。楽しみです」とのことだ。9月中旬の馬体重は454キロ。

 

【ボウピープの22】

引き続き谷川牧場第三分場で夜間放牧を行いながら鞍着けを終え、9月上旬には第一分場へ移動して馴致を開始した。中間は背馴らしを完了し、9月中旬現在、屋内円形馬場で騎乗馴致を開始している。スタッフは「現在は屋内円形馬場で騎乗馴致をフェイマス20と同じ組で進めていますが特に難しさはなく、馴致を進める中でも馬がすぐに受け入れてくれました。この先もしっかり進めていけそうです」とのことで、9月18日に来場した佐藤博紀調教師は「馬体は、まだ成長しそうですが、トモがしっかりしていますし、相変わらず筋肉量の多いのがとても良いと思います。楽しみです」とのことだ。9月中旬の馬体重は454キロ。

 

*****3歳馬*****

【レッドルヴァンシュ】

9月26日レース後コメント(4着)

後藤佑耶調教師「すみませんでした。マイナス12キロという馬体重は絞れたもので、転入初戦としてはマズマズの仕上がりだったと思います。今回のところは勝ち馬が一頭抜けていたということ。1分28秒2という勝ち時計は、同じ3歳戦だった前のレースよりも1秒以上速いタイムでしたからね。正確なラップは確認していないのですが、ハナを切ったウチの厩舎の馬が勝ち馬に潰されてしまったように道中のペースも速かったと思うので、追走に苦労していたのも仕方がないでしょう。騎乗した岡部誠ジョッキーに話を聞くと、『確かに喉は鳴っていて、全く影響がないとは言えないと思うが、かといって大きな影響が出ているようには感じなかった』とのこと。確かに喉の影響がまともに出ていたら最後はバタバタになっていたはずですが、最後までしぶとく粘っていましたからね。勝ち馬から大きく離されてしまったものの、決して悲観する内容ではなかったと思います。次開催から格付けされて古馬と一緒に走ることになりますが、ハイペースに引っ張られた面もあるとはいえルヴァンシュ自身も1分30秒台を切るタイムで走っているだけに、今回のような抜けた馬がいなければチャンスはあるはず。まずは馬体や脚元に異常がないか入念にチェックし、問題なければ次走に向けて進めていくつもりです。まだまだ上積みが見込める体つきでしたから、もう一段階上げていけるよう入念に乗り込んでいきたいと思います」

 

【スノークォーツ】

キタジョファームで調整されています。26日現在、引き続いて、屋内800mダート坂路2本をハロン19~20秒ペースで乗られています。岡マネージャーは「夏の間、楽をさせていた割に体重は思ったほど増えてきていないですが、身体が上に伸びた感じはあります。昨日来場された高木調教師も、馬体に関しては『馬体が良くて、440キロ台には見えないですね。もっと目方があるように見せます』と仰っていました。この後ですが、徐々にペースアップしながら1カ月半~2カ月程度、乗り込んでいけば15-15を始められるかなと見ています。改めて高木調教師からは『焦らず進めていくように』と指示がありました」とのことでした。26日現在の馬体重は445キロ。