*****2歳馬*****
【ディスペランツァ】
9月22日にチャンピオンヒルズへ移動しました。
【ゲンブ】
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。19日(火)に初めて15-15をおこなったところ、タイム的には問題なく駆け上がることができていました。ただ、トモを十分に使い切れていない印象を受けるため、フォームを改善していく必要はあるでしょう。周回コースよりも坂路で進める方がよさそな点に変わりはないので、15-15を織り交ぜながらこの後も坂路主体に乗り進めていきます。
【スノーディーヴァ】
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗開始後ここまで順調にメニューを消化しており、ペースアップにもスムーズに対応できています。周りの景色にも慣れてきたのか、調教中も落ち着きが出てきました。今のところ疲れなどはなさそうなので、引き続きしっかり乗り込み鍛えていきます。
【ルージュルリアン】
担当スタッフ「馬体重は495キロ。引き続きウォーキングマシンでの運動で動かしています。乗っていないこともあって、血のめぐりの関係で日によって脚元に浮腫みが出ますが、このあたりはケアをしながら進めていくしかありません。11月いっぱいはマシン運動のみで我慢の調整となりますので、細心の注意を払いながら日々のメニューを積み重ねていきたいと思っています。変わらずメンタルに不安はなく、イラつく様子も見せずにメニューに取り組んでくれていますよ」
*****3歳馬*****
【フェミナフォルテ】
17日(日)にWコースで6ハロンから1.4秒追走して併せ、86.3-70.4-55.6-40.9-13.0を馬ナリに追われ、21日(木)にもWコースで4ハロンから1.1秒追走して併せ、57.8-41.6-12.8を馬ナリに追い切りました。「先週末から本格的な乗り込みを開始し、昨日は私が跨って調整をおこなっています。少しせっついた走りでしたし、頭も高くて気持ちが先走っているような感じもしましたが、これでガス抜きができるでしょう。馬体面に関しては大きく成長した感じはありませんが、少しパワーアップはした印象ですし、この様子なら新潟1週目から考えていけそう。ただ、トレセンに入ると体重が減ってきてしまい、現在426kg。これ以上は減らない馬ですが、少しでも増やしてレースに送り出したいと考えています。春同様、見た目には数字ほど細く見せませんし、何よりもリフレッシュできたのは大きいと思いますよ」(小島茂之調教師)
【ドゥラチェレステ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(16~18秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き全身の状態は問題なく、強調教の積み重ねができています。体重はもう増やしたくなく、このくらいで十分。疲れも見せず、湿疹が出たりすることもありません。相対的に安定しているので、このまま帰厩に向けて態勢を整えていきます」(担当者)
【レッドルヴァンシュ】
後藤佑耶調教師「来週からの笠松開催の番組と登録馬が昨日(木)発表されました。開催初日(9月26日)の6R(ダ1400m)での出走となりそうです。前後のレースに移動する可能性のある馬がいるため確定ではないものの、登録馬の顔ぶれを見ると、それなりのパフォーマンスを見せている馬が揃ったなという印象。もっとも、今の時期はルヴァンシュと同様にJRAからの転入馬が多く、特に3歳戦のメンバーが濃くなるだけに仕方ないのですが…。攻め馬の動きを見てもダートはこなせると思うので、あとは息遣いだけ。本追い切りは明日(土)おこなう予定で、改めて報告させていただきます」
※9月26日(火)笠松6R・3歳9組(ダ1400m)を予定
*****4歳馬*****
【レッドモンレーヴ】
馬体重:525キロ
今週も坂路で14-14のメニューで乗っています。乗り込みを継続しながらもテンションは上がっていませんし、動きに関しても申し分なしといえるものを見せてくれています。飼葉も安定して食べてくれており、気持ちの乗り具合も上々です。本日(金)の検疫でトレセンへ戻りますが、好状態で送り出せたと思います。
*****5歳馬*****
【スノークォーツ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も問題なく進められていて、徐々に状態が上がってきているのが分かります。多少なりとも硬さはあるのですが、それはこの馬特有のものなので、ある程度目を瞑って進めていくしかないでしょう。帰厩に向けてこのまま乗り込みを重ねていきます」(担当者)
【レッドアウレア】
担当スタッフ「先週末は坂路で3ハロン40.3-13.0の時計で1本登坂。ペースアップに戸惑うことなく、手応え良く駆け上がってきました。稽古後も問題なく、火曜日には15-15での調整。今週末も3ハロン40秒ほどのところを予定しているところです。馬体重は485キロ。背腰の状態がいいこともあって、稽古の感じはなかなかのもの。爪も気になりませんので、福島目標に引き続き強めを挟みながら進めていきます」
*****6歳馬*****
【エクストラノート】
「今回はスタートが決まったのが大きかったですね。いつもなら後方からの競馬となってしまうところですが、楽に真ん中あたりの位置が取れて自分のペースで運べました。ただ、3、4コーナーで前が壁になったのがもったいなかったところ。前がスッと動いてくれて、エクストラももっと早く上がっていけていれば、差し切れていたと思いますよ。ここにきてまた力を付けていますし、このパフォーマンスなら上のクラスでもまだやれそうな感じがします。原君とも本当に手が合っているので次走も彼に拘りたいと思っているのですが、権利内にある適鞍は、10/09(月)東京・昇仙峡特別(ダ2100m・混ハンデ)は乗れるものの、10/15(日)新潟・菅名岳特別(ダ1800m・混)は新潟におらず乗れないとのこと。2100mは若干長い気がしますが前走の走りを見ると今ならこなせそうな感じもしますし、勝利経験のある新潟は来年の5月までないので、どちらに行くかはもう少し考えさせてください。馬の状態はレース後も問題ありません」(加藤和宏調教師)
【レッドエランドール】
馬体重:508キロ
先週末に右トモの治療をおこなってから状態が上がってきたため、今週火曜日に坂路で4ハロン58秒台の時計を出しました。1本目としては体は動いていましたし、息づかいも悪くありませんでした。また、前後のバランスも取れていてハミにもたれることもなく、いいフォームで走ることができています。これまでのところ右トモなどに反動は確認されていませんが、今後も定期的にケアしながら乗り込んでいきます。
*****8歳馬*****
【レッドヴェイロン】
馬体重:533キロ
周回コースでダク500m、キャンター1000m(16-16のペース)を1本といったメニューで乗っています。全体のペースを上げてみましたが、問題なく動けていますし、力強い走りを見せてくれています。気温が落ち着いてきたこともあって、調子そのものもしっかり。来週から本数を2本に増やしていく予定です。ここからピッチを上げていきますので、さらにコンディションも上向いてくるはずです。
*****9歳馬*****
【アナザートゥルース】
「先週末より調教を再開して今はまだ軽めに乗っている段階になりますが、状態面に気になるところはありませんね。11/09(木)門別・道営記念(H1・ダ2000m)に出走するにはもう一戦しなければならないのですが、大一番までの調整過程を考えるとやはり10/12(木)門別・オルフェーヴル・プレミアム A1-1(ダ1800m)がステップレースとして良さそうです。そこを目標に来週後半あたりからは徐々にペースアップを図る予定です」(田中淳司調教師)