*****4歳馬*****
【ルージュエクレール】
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
ウッド 69.5-53.4-38.3-24.7-12.0 馬なり
萩原調教師「先週土曜日の追い切りは強めに追ってしっかり負荷を掛けましたから、今日のウッドでの追い切りは単走で無理せず動かしました。だいぶ走りに身が入ってきたように思いますし、それでいてコントロールは利いていて操作性も以前より高くなっている印象です。終いまで馬なりの手応えでしたし、やればまだまだ動けそうなアクションを見せていましたよ。ここまではいい流れで調整できていて状態は整ってきましたから、今週末は追い切りをおこなわず、来週の最終追い切り1本でレースへ向かうことも考えたいと思います。今週の馬体重は433キロでした」
角馬場運動後、Bコース1周。
萩原調教師「今日は全休日明けということで、角馬場とBコースでジックリ乗りました。テンションはそこまで高くなっていませんし、走りもスムーズ。体調面も良化しており、今のところ順調にきていると思います。追い切りは明日(木)おこなう予定です」
※9月30日(土)中山11R・秋風S(3歳上3勝クラス・芝1600m)を菅原明良騎手で予定。
厩舎周りを引き運動。
萩原調教師「追い切った翌日ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しています。うるさい面は見せていなかったですし、歩様もスムーズ。脚元や馬体にも問題はなかったですね。馬体重は436キロ。牧場滞在時からは減っているものの細くは映りませんし、むしろ無駄肉が取れていい筋肉が付いてきた印象です。再来週の出走に向けて入念に準備していきたいと思います」
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
ウッド 73.8-55.3-39.3-24.5-11.7 馬なり
萩原調教師「先週の金曜日に帰厩しました。今日はウッドチップコースで追い切りを消化しています。テンからリラックスして走っていて、折り合い面もスムーズ。直線でもしっかり加速していたように、帰厩して最初の追い切りとしては好内容だったと思います。この後も入念に乗り込んで状態を上げていきますよ。次走は9月30日(土)中山・秋風Sの予定で、鞍上は菅原明良騎手に依頼しました」
※9月30日(土)中山11R・秋風S(3歳上3勝クラス・芝1600m)を菅原明良騎手で予定。
【ルピナスリード】
チャンピオンヒルズで調整されています。20日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで2000mと坂路を18-18で乗られており、16日と20日には坂路で計測区間の4ハロン57秒台の時計も出しています。なお、検疫が確保出来て、21日に栗東・吉岡辰弥厩舎へ帰厩する予定です。吉岡調教師は「北海道の2戦の疲れもしっかり取れたようで、先週末から今週にかけて時計も出してもらい、トレセンに戻しても問題ないと判断して、明日、帰厩させる事にしました。予定通り、次走は10月の新潟開催を目指します」とのことです。今後は、10月15日新潟、3歳以上オープン・信越ステークス(L)・芝1400mに富田暁騎手での出走を目標に進めていきます。
チャンピオンヒルズで調整されています。13日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで2000mと、坂路を18-18で乗り込まれています。小泉厩舎長は「元々、調教はやればやるだけ動けるタイプなので、この位のペースでは全然問題はありません。飼葉食いは、良い頃と比べたらややゆっくりな印象ですが、いつもこんな感じで、調教の負荷が上がってくるとバリバリ食べ始めますので、心配はしていません。週末からは15-15を入れていく予定です」とのことでした。
【ラッキーガブリエル】
14日に松風馬事センターへ放牧に出ました。20日現在、舎飼で休養中です。後藤場長は「到着後は患部に腫れが出てきて、熱感も出ていますが、少し時間を置いて症状が出てくることも多いので、症状が悪化したということではありません。歩様を確認するために少し曳いて動かしてみたところ、常歩では問題ありませんでしたが、速歩になると気になるところがあります。幸い急性期の割に痛みを感じてなさそうですし、損傷しているパーセンテージから判断する限り、復帰は可能かと思います。ただ、入場時478キロの馬体重が、飼葉の量は大幅に減らしているにも関わらず、20日計測で497キロまで増えており、休養期間中は馬体重管理も大きな課題となりそうです。今後、1カ月は舎飼で冷やしながら様子を見て、再度エコー検査を行って状態を確認します」とのことでした。
美浦・高木登厩舎に在厩しています。9日のレース後は状態に異常は見られませんでしたが、12日の馬体チェックの際、腫れや熱感はないものの右前脚を触ると嫌がる素振りを見せたため、13日にエコー検査を行いました。その結果、右前脚に損傷率9%の屈腱炎を発症していることが判明しました。全治9カ月の診断で18号見舞金の対象です。なお、今後について関係者で協議した結果、治療して復帰を目指すことになりました。高木登調教師は「気になったのは触ると嫌がることくらいで、歩様も問題はなかったので、念のために大事を取って、という位のつもりでエコー検査をしたところ、損傷率9%の屈腱炎が判明しました。復帰後3戦目でようやく調子を取り戻してきたと思えたところでしたので大変残念ですが、検査したJRAの獣医とも話をして、軽度とまでは言えないものの、即復帰を断念しなければいけない状況ではないと判断しました。14日に松風馬事センターへ放牧に出て治療を進める予定です」とのことでした。
【レッドモンレーヴ】
明後日(金)の検疫で帰厩する予定です。
馬体重:524キロ
今週も引き続き14-14のペースでの坂路調整をおこなっています。この中間もスピード感溢れる動きを見せてくれていますが、コントロール面に気になるところはありません。最後まで馬なりで余裕たっぷりの動きで、息遣いも良くなっています。トレセン帰厩は来週となりますが、ここまで不安なく調整ができています。好状態のまま送り出せるよう、明日以降も調整していきます。
【グロリアスヒーロー】
現在は坂路2本(上限23秒ペース)のメニューで調整しています。去勢手術後の経過は良好で感染症の心配もなく、馬体重も回復傾向にあることから、今月上旬より騎乗を開始しました。脚元に不安はありませんが、まだ気持ちと体のバランスが噛み合わずフォームが安定しないため、改善を促しながら進めていきます。
【ダイヤモンドフジ】
9月9日よりドラゴンファームで調整中。全休明けの1日はトラックコース3周の調整を行い、その他の日は、トラックコース1周と坂路1本(18-16)中心の調整。
場長の話では「大きな疲れも無く、すぐに乗り始めています。到着時はうるさいくらいのテンションでしたが、しばらくすると落ち着きが出てきて、今は以前と同じ雰囲気で調整を進めることが出来ています。坂路では17-15も乗っており、動きは良いのでこのまま進めていけそうです」とのこと。現在の馬体重は444キロ。
*****5歳馬*****
【ワイドアウェイク】
9月18日・阪神8R・3歳以上1勝クラス(ダ1,800m)に出走し5着。
20日、加用調教師からは「レース後も脚もと等に問題はありません。このまま調整し、中2週で京都3日間開催に向かうつもりです。メンバー次第になりますが、今のところ牝馬限定のダ1,800mを考えています」との連絡が入っている。
10月9日(月・祝)京都・3歳以上1勝クラス(ダ1,800m)に向けて調整する。
9月18日(祝・月)阪神8R・3歳以上1勝クラス(ダ1,800m)に▲西塚騎手で出走し5着。
加用調教師からは「小回りの小倉よりも広い馬場の方が競馬はしやすそうで、一瞬は3着もあるかという内容でした。人気は無かったですが、良く頑張って掲示板を確保してくれました。乾いていて先行有利な馬場状態でしたので、減量ジョッキーで積極的に行けたのも良かったと思います。この後のことはレース後の状態を見て検討します」との連絡が入っている。
14日、加用調教師からは「牝馬限定戦はフルゲートになりましたので、頭数の少ない8Rに回りました」との連絡が入り、同日18日の8Rに出走する。
9月18日(祝・月)阪神・3歳以上1勝クラス(ダ1,800m・牝)に▲西塚騎手で出走予定。
13日、加用調教師からは「変わりなく順調です。今日は坂路でムーンリットナイトと併せ馬を行いました。遅れを取ってしまいましたが、相手が動きすぎた感もあり、本馬もこの馬なりにしっかり走れていたと思います。予定通り今週の牝馬限定戦に向かいます」との連絡が入っている。
【レッドアウレア】
担当スタッフ「予定通り先週末から坂路での15-15を開始しました。爪の状態に問題はなく、馬は元気いっぱい。背腰の疲れも取れており、稽古でもキビキビとした動きを見せています。馬体重は491キロで変わりませんが、飼葉の食いも上々で具合はよさそうですよ。大きな不安なく進めることができていますので、今週末は坂路で強めにやろうかと考えているところですが、福島1週目としても帰厩まで少し時間はありますので、緩急をつけたメニュー構成で態勢を整えていく考えです」
【スノークォーツ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。右半身は相変わらず硬いながらも、進めてきても過度に硬さが出てくることはないので、この中間からピッチを上げています。少し柔軟性も出てきましたしね。トップラインがまだ寂しいので、このまま背腰に肉が付くよう進めていきます」(担当者)
*****6歳馬*****
【ルヴァンヴェール】
宗形調教師から「転入初戦はスムーズな競馬で善戦してくれましたが、そこから毎回厳しい結果が続いています。私なりに試行錯誤し脚質変更等を行いましたが、良い結果を出せませんでした。大変残念ですが、このクラスで常に掲示板を確保するのは難しいと思われます」との話があり、師と協議を行なった結果、誠に残念ですがここでファンドを解散させていただくことにいたしました。
9月17日(日)大井・爽籟賞(B2二・ダ1,400㍍)に町田騎手で出走し8着。
宗形調教師から「今回は道中もスムーズに運べて直線に入りましたが、ジリジリとしか脚を伸ばせませんでした。ここまで入厩から試行錯誤しながら9戦しましたが、転厩初戦以外は全く結果を出せませんでした。とても残念ですが、クラスの壁を感じています」との連絡があり、今後について調教師と協議を行うことになった。
宗形調教師から「レース後の脚もとや馬体に問題は無く、今週末からの大井開催に向けて調整を再開しています。前走は不良馬場や落馬のアクシデントがありましたので、参考外だと思います。今回は道中で脚を溜めて、直線で脚を伸ばす競馬を見てみたいと思います」との連絡があった。
9月17日(日)大井・爽籟賞(B2二・ダ1,400㍍)に町田騎手で出走予定。
宗形調教師から「レース後の脚もとや馬体に問題は無く、今週末からの大井開催に向けて調整を再開しています。前走は不良馬場や落馬のアクシデントがありましたので、参考外だと思います。今回は道中で脚を溜めて、直線で脚を伸ばす競馬を見てみたいと思います」との連絡があった。
9月17日(日)からの大井開催に投票予定。
【エクストラノート】
★9/18(月)中山・鋸山特別(ダ1800m・混ハンデ)原優介騎手 結果2着
「今日は大外で、スタートが決まったのが良かったですね。毎回砂を被ると極端に嫌がるところがあり、今日は強風の影響もあって、向正面で進みが悪くなる場面がありました。それでも踏ん張ってくれてはいます。外に出して、砂を被らなくなってからはとてもスムーズで、いい脚を使ってくれました。サイモンソーランをやり過ごした分、動き出しが少し遅れたのですが、そこがクリアできていれば頭にきていてもいいぐらいです。毎回スタートを今日ぐらい出てくれれば、運び方の選択肢も増えていいと思います。パサパサの馬場も合ってますね」(原優介騎手)
13日(水)にBコースで5ハロンから0.5秒先行して3ハロンから併せ、70.4-55.1-40.8-13.4を馬ナリに追い切りました。「北海道でほぼ出来上がっていたので、最終追い切りは2歳新馬に胸を貸す形でおこなっています。ジョッキーを乗せたこともありますが、楽な手応えで先着したように、引き続き好調をキープできていますよ。特別登録の時点ではまた少し危なかったため、土曜のダ2400m戦や阪神にも回れるよう準備していたのですが、結果的にエクストラノートの節がボーダーとなり無事に出走枠に入ることができました。ずっと在厩していますが、北海道では1走しかしていないためダメージもなく出走させられるところ。今週が復帰となりますが、乗り慣れた原君が乗れるので、いい競馬をさせてほしいですね。この距離は合っていますし、終いも脚を使ってくれる馬なので、あとは展開が向いてくれればと思っています」(加藤和宏調教師)
【レッドエランドール】
馬体重:504キロ
先週土曜日に右トモを中心に磁気治療を施しました。その後は疲労感が解消に向かっていることが確認されたため、今週月曜日以降は周回コースや坂路で調整をおこなっていますが、調教の動きや歩様を見ても疲れは完全に取り切れていないことから今週末に改めて治療をおこなう予定。メンタル面は崩れず走ることへのモチベーションは保っており、レースを視野に入れて早めにペースアップすることができそうです。
*****8歳馬*****
【レッドヴェイロン】
馬体重:535キロ
周回コースでダク500m、キャンター1000m(17-16のペース)を1本乗っています。少しペースを上げてみましたが、だいぶ涼しくなってきていることもあって気持ちの面も問題なし。肉体的にも楽になってきているようで、しっかりとした脚取りで動くことができています。徐々にリズムが出てきましたので、このまま乗り込んで状態アップを図っていきます。
*****9歳馬*****
【アナザートゥルース】
「この後のローテーションを考えてここで中1週での出走に踏み切りましたが、レース後も反動などはなさそうですね。今のところ週末から調教を再開しようと考えており、次走は1開催空けて10/12(木)門別・オルフェーヴル・プレミアム A1-1(ダ1800m)が目標。そこをステップに11/09(木)門別・道営記念(H1・ダ2000m)に向かう予定です。この距離でラスト1ハロンは12秒台半ばの好時計でしたし、騎乗した服部ジョッキーは『前3頭が飛ばす展開で、アナザートゥルースもそれなりのラップを刻んでいたはずですが、それでも道中は息が入りましたからね。一度使って追い出してからの反応も良くなっていたように、大一番へ向けて順調にステップアップしていると思います』と話していました」(田中淳司調教師)
★9/13(水)門別・レイデオロ・プレミアム A1-1(ダ1700m)服部茂史騎手 結果:優勝
「前走をひと叩きして追い切りの動きもガラッと変わったので、ここも勝ち負けと思っていたのですが、重賞馬もいるメンバー相手に8馬身差の圧勝劇を演じてくれました。やはり力がありますね。途中からは安心して見てられましたし、競馬が上手なようで、どのポジションからでもレースを運べるのがこの馬の強みだと思います」(田中淳司調教師)