*****1歳馬*****
【ラストグルーヴの22】
育成先のノーザンファーム空港へ移動しました。
*****2歳馬*****
【ファインノーブル】
西舎共同育成場で調整されています。22日現在、BTCの様々なコースを併用して18-18のキャンターで乗り進めており、週1日は坂路で15-15を行っています。騎乗スタッフは「結構、負荷をしっかり掛けて乗っていますが、食べた分がすぐ身になるタイプで、身体が相変わらず太めですね。ただ、先週、坂で13-13を乗った際も、持ったまま上がってきたように、以前よりだいぶ動けるようになってきました。上の兄姉と同じくトモは甘いですが、ハミを取って頭の下がったフォームで駆けています」とのことで、尾関知人調教師は「牧場からは、馬はいつでも移動させられる状態と聞いています。猛暑はそろそろ落ち着きそうなので、この1、2週間くらいの間で本州へ移動を考えたいと思います」とのことでした。22日現在の馬体重は532キロ。
【オーヴェルトゥーレ】
キタジョファームで調整されています。22日現在、屋内馬場でダクを左右手前を替えながら20~30分ほど乗られています。岡マネージャーは「乗り運動を再開して1週間が経過しました。久々の騎乗調教で動かすので、さすがに動きはモサモサしていますが、まずは脚元についても特に変わりはなく進めてられているのが何よりです。この後は、徐々にペースを上げていけそうです」とのことでした。
【ディスペランツァ】
栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。今週末のデビューに向けて、先週は、19日にCWチップコースにて調教助手が跨って3頭併せの最内で追い切りが行われ、81.0-66.5-52.0-36.9-11.2を一杯に追われて計時し、併せた相手に先着しました。今週は、23日に坂路にて西村淳也騎手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、57.0-41.5-26.6-13.0を馬なりで計時し、併せた相手と同入しています。西村騎手は「今朝は角馬場から跨りましたが、まだ幼いのか、周りを気にしてキョロキョロしていました。今朝は『調整程度の負荷で』という指示だったので、時計は出さず、前に馬を置いてキックバックを被せて、その辺りの確認を行いながら、最後は併せるという内容でした。先週末は良い時計が出ているようですし、良い背中をしていますね」とのことで、吉岡調教師は「先週末は予定通りしっかりと負荷を掛けて、良い内容で追い切れたと思います。ここまで時間を掛けてきましたが、体重も入厩当初と変わらず530キロ前後あって、見た目も大きく変わった様子はありません。現状でどこまで走れるのかと思いますが、兄姉も走っていますし、いいモノは持っていると思います。何とか良い結果が出てくれたらと思っています」とのことです。26日小倉、混合、2歳新馬・芝2000mに西村淳也騎手で登録を行う予定です。
【アンデスビエント】
8月19日・小倉・2歳新馬(ダ1,700m)でデビューし3着。
23日、西園正都調教師からは「距離ロスが無ければ間違いなく勝っていたと思います。レース後も脚もと等に問題は無く馬は元気一杯ですので、阪神1週目のダ1,800mに向かうことにします。鞍上は幸騎手に声をかけました」との連絡が入っている。
9月10日(日)阪神・2歳未勝利(ダ1,800m)に幸騎手での出走を予定。
【ピエサエルモソ】
9月2日(土)小倉・2歳未勝利(ダ1,700m)に向けて調整中。
8月23日、加用調教師から「この中間も変わりはなく、予定している小倉最終週に向けて調整を進めています。次走は減量の西塚騎手で出走を予定しています」との連絡が入っている。
【サミアド】
23日、竹内調教師から「今朝はウッドチップコースにて3頭併せを行いました。一番後ろから追走させて、最後は相手が強めに追っている中で、サミアドは楽な手応えでモタれる面も無く真っ直ぐ走れていました。ゲートも水準レベルにあり、状態もひと追い毎に上がっているので、初戦から動けそうな雰囲気です。デビュー戦は菅原明良騎手を予定していますので、本馬前に感触を掴んでもらいます」との連絡があった。
9月10日(日)中山・2歳新馬戦(ダ1,800㍍)予定。
*****3歳馬*****
【マランジュ】
帰厩後は順調にキャンター調教を進めており、きょう23日(水)はCWコースで追い切って、6F89.8-73.8-57.8-40.9-12.1秒をマークしています。動きも良好で、ここから調教負荷を上げていきます。いまのところ、9月9日(土)阪神・芝1600m(牝馬限定)戦への出走が視野に入っています。
【ファントムシーフ】
中間はチャンピオンヒルズで調整され、20日には坂路で15-15-14-13の時計で乗られました。なお、厩舎の馬房調整がつき、22日の検疫で栗東・西村真幸厩舎に帰厩しました。23日現在、坂路にて調教助手が跨って、60.6-42.7-27.5-13.4の時計で乗られています。騎乗した助手は「勿論、帰厩したばかりですので、背肉やトモの肉付きは良い頃と比べるとまだ物足りなさを感じますが、レースまで期間があることを考えると、丁度良い状態で帰って来たと思います。久々に跨りましたが、相変わらず素晴らしいキャンターで走っており、こういう背中には、なかなか巡り会えるものではないと、改めて感じました。凄く元気も良くて活気があり、無事に夏を過ごしてくれたのだと思います。皐月賞、日本ダービーとゲートが上手くいきませんでした。それは、ファントムシーフがスタートが苦手とかではなく、そこまで持っていく調整過程に課題があったと反省しています。この馬は決してゲートが下手ではありません。レースへの調教する中で、上手く馬の気持ちを乗せてあげれば、ポンと出る馬です。それにゲートが出た時は、負けていませんからね。そういった意味では、厩舎力が試されると思いますし、春の結果は反省しているところです。この秋は巻き返せるように気を引き締め直して進めていきたいと思います」とのことでした。
8月22日の検疫で帰厩しました。
【パレルモ】
大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。17日のレース後、やや馬がカリカリしているところはありますが、状態面はそこまで大きなダメージはなく、23日現在、走路と1400m内馬場を日替わりで使ってキャンター調整されています。米田英世調教師は「レース後、ややカリカリしているところが見られますが、反動だったり、疲れだったりはそこまでではありません。ただ、この前の競馬の後に今野騎手から『馬がイライラしていたように感じられた』と言われた点を含めて、中1週の影響が出たのかもしれないと思っています。9月の開催は4日からと17日からの2開催の予定で、両方はさすがにタフ過ぎるので、使うとしたらどちらかひと開催にします。どちらに向かうかは、もう少し様子を見て判断します」とのことでした。
【レッドシュヴェルト】
本日(水)ノーザンファーム空港へ移動しました。
尾関調教師「レースではゲート内でうるさかった他馬につられたこともあってスタートで後手を踏んでしまいましたし、道中も休み明けの影響や馬場の悪い所を通っていたこともあり、頭を上げて走っていました。直線では盛り返して伸びてはいたものの、勝ち切るまでは厳しかったですね。それでもこのクラスでも力が通用するところを見せられたのは収穫だと思います。レース後は全体的に硬さもありましたし、雨で馬場が悪い中で走ったこともありますから、今日(水)ノーザンファーム空港へ放牧に出しました。まずは馬体のメンテナンスを最優先でおこなってもらい、回復具合を見ながらノーザンファーム天栄へ移動する予定となっています。今のところ秋の東京開催での出走を考えていますよ」
【レッドルヴァンシュ】
本日(水)笠松競馬場・後藤佑耶厩舎に入厩しました。
【スマラグドス】
8月27日(日)小倉・3歳以上1勝クラス(ダ1,700m)に田口騎手で出走する。
23日、西園調教師からは「この中間も順調にきており、本日坂路で4ハロン52秒6、ラスト12秒3を計時しています。しっかり動けていましたし良い状態をキープしてレースに臨めそうです。ぜひ頑張って欲しいですね」との連絡が入っている。
【ミラクルティアラ】
8月20日・札幌・大通公園特別(3歳以上2勝クラス・ダ1,700m)に出走し見事優勝。
23日、加用調教師からは「レース後も脚もと等に問題は無く、札幌競馬場に滞在して様子を見ています。札幌最後の週には3勝クラスに芝1,500mの番組が組まれており、このまま滞在して登録だけはしておこうと思っていますが、今回の勝ち方が良かっただけに秋のダート番組へ直行するかもしれません。距離的には1,400~1,600が合うように思いますし、今後の馬の状態と番組を見ながら検討します」との連絡が入っている。
*****4歳馬*****
【ルピナスリード】
中間は、田口トレーニングファームで軽めの運動で調整され、馬運車の手配がついて20日に北海道を出発して、途中でワンクッション入れて22日に滋賀県のチャンピオンヒルズに到着しています。吉岡辰弥調教師は「前走後、少し時間を要しましたが、無事に滋賀県に帰って来ました。まずは長距離輸送と競馬の疲れを取って、疲れが抜けてきたタイミングでペースを上げていければと思います。次走は、11月の福島開催辺りを考えています」とのことでした。
8月22日にチャンピオンヒルズへ移動しました。
【ラッキーガブリエル】
20日のレース後も問題なく、23日現在、在厩しています。高木登調教師は「レース後も、脚元も含めて状態は問題ありません。次走は、中山開催で続戦させたいと考えています」とのことで、引き続き在厩したまま次走に向けて進めていく予定です。
*****5歳馬*****
【レッドアウレア】
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
ウッド
レッドアウレア 68.6-53.4-38.2-24.6-12.2 馬なり
インヴェスター 68.1-52,8-37.7-24.3-12.1 強め
ペーシュメルバ 67.1-52.1-37.1-24.0-12.1 強め
尾関調教師「今日はウッドチップコースで追い切りをおこないました。3頭併せでアウレアは先頭の形でしたが、下ろしがけはスムーズな立ち回りで抱えるところも作れていましたね。相手が動いたということもあるとはいえ、アウレア自身は手応えの割に伸び切れなかったですね。それでも集中力は切らすことなく走っていて、上がりの歩様や息遣いも問題なし。このひと追いで変わってくるとは思いますが、今日の午後や明日の状態を確認したうえで、予定通り今週の日曜・新潟8R(ダ1800m)に向かうのか、追い切り本数を更に重ねて来週の日曜・新潟8R(ダ1800m)にスライドするのかを決めたいと思います」
【ワイドアウェイク】
8月20日・小倉・3歳以上1勝クラス(ダ1,700m)に出走し4着。
23日、加用調教師からは「レース後も脚もと等に問題は無く、小倉への往復後も元気にしています。権利もありますので、阪神2週目の牝馬限定戦目標で調整したいと思います」との連絡が入っている。
9月18日(祝・月)阪神・3歳以上1勝クラス(ダ1,800m・牝)に向かう予定。
*****6歳馬*****
【レッドエランドール】
本日(水)の検疫で帰厩しました。
田中克調教師「チャンピオンヒルズで治療をしてもらったことで、体も楽になったようですね。競馬に向けて進めていけるか確認したかったので、今日(水)牧場で1本やってもらいましたが、厩舎長によると『多少の緩さがあるくらいで、問題なくレースに使えるでしょう』ということだったので今日、検疫厩舎へ入れることにしました。来週の小倉を本線と考えてはいますが、先週の小倉の競馬を見ると結構な激流になりそうで、前回と同じ競馬になりかねないというのもあるので、来週の土曜・新潟も視野に入れています。最終的には節で出られるどうかや、登録馬を見て決めることにしていますが、何とかこの時期にもう一戦使って目途を立てておきたいところです」
【ルヴァンヴェール】
宗形調教師から「レース後の脚もとや馬体に気になる箇所はありません。乗り出してからの歩様も問題なく、9月上旬の大井開催に向けて調整を進めています。次は1,200㍍戦が自己条件に組まれる予定です」との連絡があった。