*****3歳馬*****
【ルージュメイベル】
本日(木)の検疫で函館競馬場に入厩しました。
【レッドシュヴェルト】
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
ウッド 69.8-55.0-40.8-26.5-13.2 馬なり
尾関調教師「今日はウッドチップコースで追い切りを消化しました。帰厩して最初の追い切りになることもあり、縦列を組んでシュヴェルトが先頭の形。走り急ぐことはなく折り合い面もスムーズでしたし、トモの踏み込みもしっかりしていて、直線ではいい伸びを見せてくれたと思います。今日の稽古の内容も良かったので、来週の追い切りからは併せ馬でおこない、ペースを上げていく予定です。具体的な番組はもう少し乗り込んでから決めたいと思いますが、今のところ2回札幌の芝1500mを予定。番組は2週目(千歳特別)と3週目に組まれていますから、どちらへ向かうかは仕上がり具合を確認したうえで決めるつもりです」
【レッドルヴァンシュ】
厩舎周りを引き運動。
音無調教師「追い切った翌日ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。出掛けの歩様は問題なかったですし、テンションも高くなっていませんね。脚元も落ち着いていますし、馬体についても異常はありません。飼い葉を完食しているように体調面も良好ですから、このまま進めていきたいと思います」
【レッドカフラー】
本馬は5月21日の新潟競馬・3歳未勝利(ダ1800m)に出走して14着での入線。レース後に両方の鼻から出血が確認され、【鼻出血による出走制限】により1か月間は出走できないこともあって放牧に出して立て直しを図りました。しばらく投薬治療を施した後に順調な回復ぶりを見せて、7月18日の検疫で帰厩。次走に向けて調整を続けていましたが、7月26日の調教後に両方の鼻から出血が確認されたため検査を実施したところ、運動誘発性肺出血を発症していることが判明しました。止血剤を打つなど可能な限り予防に努めてきた中での再発で、3歳未勝利の番組が組まれているうちに出走態勢を整えるのは極めて難しい状況にあることや、ここまでの経緯から完治したとしても再発する可能性が非常に高いことなどを踏まえて関係者の間で協議した結果、誠に残念ではございますが、ここで引退の結論に至りました。出資会員様には追って書面にて詳細をご報告させていただきます。なお、今後は乗用馬に転向する予定です。長い間、レッドカフラー号にたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。
上村調教師「鼻出血の発症を受けて関係者間で協議をおこなった結果、今回で二度目の出血であること、一旦休養させて治まったとしても再発する可能性が非常に高いことから引退との決断に至りました。大変申し訳ありません。転厩のお声がけをいただいた時は、これだけの血統馬をお預かりできることを厩舎スタッフと一緒に喜び、何としてでも勝たせようと意気込んでいたのですが、結果的にレースに出走できたのは一度きり…。不完全燃焼でカフラーを見送ることになってしまったことに忸怩たる思いを抱いています。この先の競走馬としての道は絶たれたものの、今後は乗馬として次の仕事が待っているということで、持ち前の人懐っこさで多くの人に可愛がってもらえるはずです。短い間でしたが、これまでありがとうございました」
*****4歳馬*****
【ルージュエクレール】
厩舎周りを引き運動。
萩原調教師「追い切った翌日ですので、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。運動中の歩様はしっかりしていて、脚元も問題なし。飼い葉も食べています。馬体重は438キロと減ってはいないものの見た目は絞れていて、何より内面がしっかりしたように思います。ここまで順調に調整できたので、レースでもいい走りを期待しています」
※7月30日(日)新潟10R・佐渡S(3歳上3勝クラス・芝1800m)に坂井瑠星騎手で出走します。
*****6歳馬*****
【レッドエランドール】
今日(木)運動のみ。
田中克調教師「今日は楽をさせていますが、いい時のエランドールらしい活気があり、追い切りのダメージもなく状態は良さそうですね。想定を見ても今週の出走は厳しそうではありますが、出られたとしても走れる態勢だと思います。除外の場合は再来週の札幌に向かいますが、もう体も息もできているので状態を維持するイメージで進めていくつもりです」
※7月30日(日)札幌10R・ポプラS(3歳上3勝クラス・ダ1700m)に浜中俊騎手で投票しましたが、除外(非抽選)となりました。8月12日(土)札幌11R・大雪ハンデキャップ(3歳上3勝クラス・ダ1700m)を浜中俊騎手で予定。