*****2歳馬*****
【ゲンブ】
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「6月下旬以降は坂路の後半にかけて、ハロン13秒台のラップを刻む追い切りを織り交ぜています。ペースアップ後も順調ですし、速めを乗り込まれていることで、普段の調教から前進気勢が旺盛な走りに変わってきました。ハミから伝わってくる手応えも着実に力強くなっています」と話していました。
【ジャンヌローサ】
現在は坂路2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「ハッキングにとどめてゆっくりと立ち上げてきましたが、右トモの歩様にさほど影響は見られないため、普通キャンターへ移行しています。今は少しずつ負荷を強めている段階で、このまま馬本位のメニューで対応していきます」と話していました。
【プリドラ】
現在は坂路2本(上限17~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「今が伸び盛りで、また一段と馬体が大きくなりました。ただ、クビ差しも立派になり前進気勢が出てきた影響なのか、このところゴール付近に差しかかると多少息遣いが気になります。ここ最近で急激に成長しましたし、若駒によく見られる一過性のものと思われますが、舌を縛るなど対策を講じていきます」と話していました。
【エルキュール】
現在は坂路1本(ハッキング)のメニューで調整しています。担当者は「もう体調は安定しましたし、一旦減らした馬体重も以前と同じくらいまで戻ったため、昨日6月30日(金)から騎乗を再開しました。さすがに体力を持て余していたようで、昨日今日と馬場入りのときから元気いっぱいの様子。まずはガス抜きも兼ねてジックリ進めていきます」と話していました。
【スノーディーヴァ】
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「ここまでの調教量の割に、体力的にはまだもう一つといった印象を受けるため、この中間からは馬場も併用しながら長めを乗り込んでいます。背中やフットワークなど随所に良さは感じさせるので、ゆくゆくはガラッと変わりそうな雰囲気です」と話していました。
*****3歳馬*****
【ウィズアットダンス】
★7/01(土)函館・3歳未勝利(ダ1000m)横山琉人騎手 結果5着
「うまく外枠が引けましたし、好スタートも決めて理想的な競馬が出来ましたね。3コーナー辺りでは置かれ加減でしたが、直線ではまた盛り返してくれて、最後はクビ差で掲示板を確保。脚抜きのいい馬場コンディションではありましたが、ダート替わりで前進を見せてくれましたし、ここで優先出走権を取れたことは大きいですね」(和田雄二厩舎 原田助手)
【ルージュメイベル】
7月2日レース後コメント(8着)
鮫島克駿騎手「申し訳ありません。装鞍所からだいぶテンションが高かったですね。トモのハマりがゆっくりだったこともあり、前半はジックリ行って終い勝負に徹しました。直線では伸びてはいたものの、前を飲み込むだけの勢いはなかったですね」
【フェミナフォルテ】
★7/02(日)函館・3歳上1勝クラス(芝1800m・混)小林勝太騎手 結果9着
「今日は他の競馬場で見ていたのですが、あそこまで下げたなら、何も大外に行かなくてもと思いました。フルゲートではなかったですし、結果的に馬群もバラけましたしね。ジョッキーは『うまく乗れずに大変申し訳ありませんでした。"終いの脚を生かすように"という指示だったので、スタートから無理をさせませんでしたが、段々とポジションが悪くなってしまいました。さすがにこれはマズいと思い、3コーナーあたりから上げていこうとしたら、少し苦しそうな感じ。ここで脚を使ってはいけないと思い、大外を回してでも一か八かの競馬をさせました。ただ、直線の脚にはビックリさせられました。見ている以上に物凄い脚を使ってくれて、これならもう少し早くに仕掛けるべきでした。能力の高い馬なだけに、このような結果となり、重ね重ね申し訳ない気持ちです』と話していたとのことです。やはり走る馬ということは分かりましたが、ここ2戦期待を裏切るような結果となり、本当に申し訳ありません。この後はこのまま北海道で一息入れてあげる予定です」(小島茂之調教師)
*****5歳馬*****
【レッドアウレア】
7月1日レース後コメント(8着)
吉田豊騎手「スタートでダッシュが付かなかったですが、ペースも流れていたので、後ろで脚を溜めて終いを生かすレースをしようと思いました。道中のリズムも良かったですし、3コーナーから促して行きましたが、反応もしっかりありました。手前を替え切れなかったのはロスでしたが、最後まで頑張ってくれたと思います。最低限権利は取りたかったのですが…そこはすみません。それでも馬はフレッシュに感じましたし、今日使ったことで次は更に良くなりそうですよ」
尾関調教師「夏場のせいか馬体を大きく減らしていましたが、パドックの歩様や雰囲気も良かったと思います。スタートは出切れなかったですが、道中はジョッキーともうまくコンタクトを取れていたようですし、勝負どころもスムーズに上がっていけましたが、思ったほどは伸びなかったですね。それでも最後まで気持ちを切らさず走れていましたし、今回はメンバーも揃っていましたからね。前走より着順は悪くてもレース内容には収穫もあったと思います。体が減っていたので、まずは馬体のメンテナンスを入念におこない、状態を見ながら今後の予定を立てようと思います」
*****6歳馬*****
【ルヴァンヴェール】
6月30日(金)大井・ポートサイド賞(B2三・ダ1,400㍍)に本田正重騎手で出走し7着。
宗形調教師から「スタートは悪くありませんでしたが、進路をカットされてしまいました。その後は切り替えて中団を進めたものの、粘りが信条のタイプだけに、直線はあまり差を詰められませんでした。転籍初戦は2着と頑張ってくれたので、枠やメンバー次第でチャンスがあると思います」との連絡があった。
【エクストラノート】
★7/02(日)福島・いわき特別(ダ1700m・混)永野猛蔵騎手 結果7着
「テンからモタモタしていて、肩ムチを入れられたりしながらの追走でしたが、最後は伸びてくれましたね。使って良くなるタイプですし、ここを叩いた事で上向いてくると思います。ジョッキーは『砂を被ると頭を上げる、というのを原先輩から聞いていたのですが、予想以上に気にしたため追走に苦労しました。最後方になってしまったので終いに賭けることにし、直線ではしっかり脚を使ってくれましたが、手前を替えられなかったりといった不器用さもありました。こういう競馬が合っていると思うので、直線の長いコースなら更にパフォーマンスが上がりそうです』と話していました」(加藤和宏調教師)
*****9歳馬*****
【アナザートゥルース】
本日7月1日(土)に北海道・オカダスタッドへ移動しました。
長距離輸送による影響もなく、無事到着しています。当初は小野町から直接門別競馬場へ入厩の予定でしたが、疲労感が窺えるためプランを変更しました。ひとまずパドック放牧のみにとどめて状態を確認し、運動開始のタイミングを探っていきます。