*****1歳馬*****
【マンテラライの22】
3月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われている。スタッフは「3月に入ってから放牧地の雪がなくなり、連れて、体力もついて力も強くなった牡馬チームは、特にヤンチャ盛りで元気に走りまわるようになって運動量が増えています。このひと月でも10キロほど増えて、3月上旬で441キロと、牧場の1歳の中でも1番立派な身体つきです。中間、成長期特有のトラブルも一切ないですし、逞しさが日々増しています。あとはこの時期、放牧地の地面が結構ゆるく、例えば蹄が欠けたりしたところから雑菌が入って砂のぼりになることがあるので、注意して管理しています」とのことだ。3月上旬時点の馬体重は441キロ。
【メジェルダの22】
3月中旬現在、村田牧場高江第一分場で昼夜放牧されている。村田康彰専務は「寒さの厳しかった2月後半でも飼葉は与えた分をしっかりと食べてくれて、身体が成長しながら、しっかり身も入ってきましたね。成長の過程で、ちょうど今は馬体に伸びが出てきている時期のようですが、同時に身が張って身体に厚みもしっかり出てきているので、素軽そうには見せても、細身に見せることがないのは好感が持てます。これまでの母の仔の中でも、1歳3月期でこれだけの馬格というのは初めてです。このままの成長を続けてほしいですね」とのことだ。2月末時点の体高153cm、胸囲171cm、管囲19.3cm、馬体重は383キロ。
*****2歳馬*****
【オーヴェルトゥーレ】
キタジョファームで調整されています。21日現在、屋内800mダート坂路2本を乗られており、週に1回は坂路を3本乗られ、その他ウォーキングマシン運動を調教の前後に30分ずつ行っています。岡マネージャーは「引き続き、最大傾斜6.5度の新坂路をハロン18~20秒前後で2~3本を楽に上がっています。この血統らしく前進気勢が強く、決して大人しい馬ではありませんが、牝馬にありがちな繊細な面はなく、坂路を日に3本乗るようになってからも食欲が落ちることはありません。このまましっかりと乗って、体力面をはじめ、馬を鍛えていきます」とのことでした。21日現在の体高157cm、胸囲181cm、管囲19.0cm。
【ディスペランツァ】
チャンピオンヒルズで調整されています。中間は、輸送の疲れも問題ないとの事で、11日から騎乗調教を開始しおり、21日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースにて軽めキャンター2000mを乗られ、坂路ではハロン20秒程度で1本、うち週2日は坂路を17-17で乗られています。小泉厩舎長は「輸送で減った体重も戻ったので、調教をスタートさせています。今のところ、まだ背中が上手に使えていないですし、トモの踏み込みも弱いので、まずは坂路中心に乗り込んでいこうと考えています。ここ(チャンピオンヒルズ)の坂路は後半が特にしんどくて、本馬もフラフラしています。2歳馬は初めはみんなそんな感じなので、心配はいりませんが、乗り込み量が必要ですね」とのことでした。
【ファインノーブル】
谷川牧場第一分場で調整されています。21日現在、牧場内の400m屋根付きウッドチップコースを使って常歩とダクを乗った後、ハロン22~23秒のキャンター7~8周のメニューで乗られています。スタッフは「まだ朝などは馬場が凍れて硬いので外のダート走路は使えていませんが、雪は完全に融けてなくなりましたので、今月末位にはもう少し暖かくなって外の900mダートトラックで乗り込みを開始出来そうです。ここまで距離をしっかり乗って進めてきて、だいぶ体力もついてきましたし、身体も500キロを超えるまでに成長してきました。昨年秋頃と比べるとメンタル面は見違えるように安定していて、じっくりと進めてきた効果だと思います。それと、ここに来てトモ幅が増してきました」とのことでした。21日現在の馬体重は502キロ。
【アンデスビエント】
引き続き週3回坂路入り(うち2回は2本)し、16-15ペース中心の調整。その他の日は坂路+周回コースや、周回コースで2500mのキャンターといった調整。
担当者の話では「変わりなく順調で、16-15ペースをしっかりと乗り込むことが出来ています。順調なら6月頃には移動の態勢が整ってくると思いますので、そろそろ西園調教師とも相談して具体的な目標を立てられればと考えています」とのこと。馬体重は451キロ。
【ピエサエルモソ】
チェスナットファームで育成中。屋外馬場が使用可能になり、周回ダ800mでのキャンターを中心に週1日は坂路を16~14秒の強めを消化し順調。
牧場担当者から「3月半ばから坂路強めのペースを上げています。屋外コースは開場したばかりなので、馬場がなじむまでは無理せず2400mを20~22秒ペースで行っています。アースグリーン21に併せる形で16~14ペースのメニューですが、本馬は15-13でも問題無いほど進んでいます。3月末から4月初めの移動に備えて態勢を整えています」との連絡があった。現在の馬体重は490キロ。
【サミアド】
武田ステーブルで育成中。2月末の捻挫から順調に回復し、3月上旬には騎乗調教を再開。11日には坂路で15~16まで進めていたところ、16日に熱発を発症。現在は回復し徐々に元のペースへと戻している。
牧場担当者から「捻挫も順調に回復し、徐々に強めを乗り始めていた矢先に熱発をしてしまいました。少し疲れも溜っていたようなので、ここは無理にペースアップせず今月一杯はハロン20秒前後のキャンターで調整しています。脚もとは問題無く飼い食いも安定していますし、体調は問題ありません。屋外馬場も開場されており、そちらも利用しつつ進めていきます」との連絡があった。現在の馬体重は506キロ。
*****3歳馬*****
【ミラクルティアラ】
この中間も順調。
3月29日、加用調教師からは「桜花賞に出られればと考えていましたが、複数頭が回避しないと出られない状況ですので登録は見送ることにしました。船橋のマリーンCの方は補欠2番手となっており、こちらも出走は厳しいかもしれませんが、繰り上げがあるかどうか締切日までこのまま待ちたいと思います。
待機して出られなかった場合にニュージーランドTも考えましたが、ゆったりと間隔を取って、端午S(ダ1,400m)に向かう方向で進めることにします」との連絡が入っている。
4月12日(水)船橋・マリーンカップ(JpnⅢ・3歳以上・牝馬限定・ダ1,600m)【補欠2番手:繰上締切日は4月6日】
4月30日(日)京都・端午S(3歳オープン・ダ1,400m)目標で調整する。
3月18日・阪神・3歳1勝クラス(ダ1400m・牝)に出走し見事優勝。
3月22日、加用調教師からは「レース後も脚元や馬体に問題は無く、在厩で次走に向けた調整を進めていきます。今年の桜花賞は出走可能な賞金のボーダーがかなり高いようですが、登録だけは行っておきます。出られなかった場合は、船橋の交流競走・マリーンカップへの登録、或いは端午S(ダ1,400m)目標で進めてみたいと思います」との連絡が入っている。
4月9日(日)阪神・桜花賞(GⅠ・3歳・牝馬限定・芝1,600m)
4月12日(水)船橋・マリーンカップ(JpnⅢ・3歳以上・牝馬限定・ダ1,600m)
4月30日(日)京都・端午S(3歳オープン・ダ1,400m)目標で調整する。
3月18日(土)阪神・3歳1勝クラス(ダ1400m・牝)に松山騎手で出走し見事優勝。
勝ち時計は1分23秒9、上がりの3ハロンは37秒1。
加用調教師からは「強いレース内容でした。これからが本当に楽しみになりました。
松山騎手は『出たなりでと考えていましたが、行き脚がスムーズで、番手の良い位置に楽に付けることが出来ました。抜け出してからも脚取りはしっかりしており強い勝ち方だったと思います』と話してくれました。
この後についてですが、桜花賞に登録したいと思います」との連絡が入っている。
【スマラグドス】
4月2日(日)阪神・3歳1勝クラス(芝1,600m)に松山騎手で出走予定。
29日、西園調教師からは「本日、CWチップコースで単走の追い切りを行いました。上がりだけサッと伸ばす形で、6ハロン81秒0、11秒8を計時しています。ラストで気合いを付けると良い動きを見せ、相変わらず追い切りは抜群の内容でした。今回は良馬場でどんな競馬をしてくれるのか、期待したいと思います」との連絡が入っている。
3月18日・中山・3歳1勝クラス(芝1,600m)に出走し10着。
22日、西園調教師からは「今回のレースを振り返ってみると、道中は渋った馬場に脚を取られてノメりまくっていて、全く本来の走りが出来ていませんでした。今回は参考外だと思いますので、再度同じ芝の1600mに距離短縮を進言してくれた松山騎手で向かいたいと思います」との連絡が入っている。
4月2日(日)阪神・3歳1勝クラス(芝1,600m)に向けて調整する。
3月18日(土)中山・3歳1勝クラス(芝1,600m)に戸崎騎手で出走し10着。
西園調教師からは「前々で競馬をしてもらいましたが、番手にいたところを外から捲られたり、出入りの激しい流れになってしまいました。
戸崎騎手の話では『出入りが激しく馬が戸惑ってしまった感じです。距離については今日の競馬だけでは判断できないと思います』とのコメントでした。
小柄な馬だけに、渋った馬場も影響したのかもしれません。レース後の状態次第で続戦するつもりです」との連絡が入っている。
【フェミナフォルテ】
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、本日24日(金)に移動しました。
「レースに使ったことによる馬体減りはありますが、脚元などは特に問題ありませんね。ただ、入厩後ここまで在厩で進めてきましたので、精神面でのガス抜きも兼ねて一旦放牧に出させてもらいました。短期間で戻す予定で、次走は1回福島開催(4/08~)もしくは1回新潟開催(4/29~)を目標にしようと考えています。レース当日は他場に臨場していたため、後日改めて北村友一ジョッキーに話を聞いたところ『小柄な馬体の割にちゃんと走れていましたし、坂や平坦だとかはあまり気にしなくて良さそうです。それよりもフットワークから、馬場コンディションの良し悪しが影響するかもしれません』とのことでした」(小島茂之調教師)
★3/19(日)中山・3歳未勝利(芝1600m・混)北村友一騎手 結果7着
「掲示板には届きませんでしたが、デビュー戦からよく頑張ってくれました。騎乗した北村友一ジョッキーは『スタートして内の馬に寄られるシーンがありましたし、前半は馬場の悪いところを通ったことで走りづらそうでした。ただ、4コーナーで外に持ち出してからは鋭く伸びてくれました。1400~1800mくらいで勝負していけばチャンスはくると思います』と話していました」(小島茂之調教師)
【マランジュ】
放牧後の馬体チェックでは、背中と腰部分に筋肉疲労があったため、患部へショックウェーブ治療を施しながらウォーキングマシン運動のみでリフレッシュに専念しています。馬体重も420kgとまだ細い印象ですから、ここはしっかり馬体を回復させてから立ち上げていく方針です。
【パレルモ】
大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。明後日の出走に向けて、23日には中間追い切りが行われて3F40.0を計時し、27日にはC2の古馬と併せて最終追い切りが行われて、70.3-54.7-39.0を強めに追われて計時し、併せた相手に先着しました。米田英世調教師は「一昨日の最終追い切りは雨で馬場が悪い中でしたが、古馬と併せていい動きをしていたと思います。大井の1400mの外はやはり不利なので、大外枠に入ってしまったのは痛恨ですが、力を出せる状態で競馬に臨めると思います」とのことです。31日、大井競馬10R(19:30発走)、3歳選抜馬・アザレア特別・ダート1400mに14頭立ての8枠14番、笹川翼騎手、56キロでの出走が確定しています。
大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。引き続き、角馬場で準備運動を行った後、競馬場の走路と1400m内馬場を日替わりで乗られています。米田調教師は「飼葉はしっかり食べれており、少し時間が掛かりましたが馬体も戻ってきましたし、テンションも落ち着いてきたので、27日からの開催に出走させることにしました。今のところ明日は雨予報なので馬場状態次第ですが、一応、明日と直前で2本サッと追い切りは行こうかと思っています。レースに向けて直前追い切りを1本ビシッと行くよりも、そちらの方が馬にとってはいいだろうと笹川騎手とも話をして決めました。競馬は当初1600mを考えていましたが、乗り役の関係もあり、今回は距離を短縮して1400mの選抜戦を使ってみようと思います」とのことです。31日大井、3歳選抜馬・アザレア特別・ダート1400mに笹川翼騎手で登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。
【ファントムシーフ】
栗東・西村真幸厩舎で調整されています。中間も順調に乗り込まれており、3月29日には、CWチップコースにて調教助手が跨って3頭併せの大外で追い切りが行われ、84.9-68.9-53.5-38.0-11.3を馬なりで計時し、併せた相手に先着しています。西村調教師は「今朝の追い切りはルメール騎手に跨ってもらう予定でしたが、来週に変更になりました。ただ、来週は1週前追い切りなので、予定が変更になって却って良かったと思います。今日の追い切りは、終いの伸びと反応を確認する内容でしたが、動きは文句なしでしたし、馬なりでこの反応ですので2週間前追い切りの内容としては、注文はありません」とのことです。引き続き、4月16日中山、3歳オープン・皐月賞(GI)・芝2000mにクリストフ・ルメール騎手での出走に向けて進めていきます。
栗東・西村真幸厩舎で調整されています。今週は、22日にCWチップコースにて調教助手が跨って3頭併せ馬の大外で追い切りが行われ、80.8-66.3-51.5-36.6-11.3を強めに追われて計時し、併せた2頭に遅れています。西村調教師は「今日は2本目なので、ある程度強めで追い切りました。遅れていますが、1番外を回って追い掛けるかたちでしたし、まだ一杯にやっていない中で、全体時計は80秒台で来ています。終いも11秒前半でまとめたように、良く動けていると思いますし、目標がまだ3週間先でこの内容なら、文句はないと思います。来週はルメール騎手が跨って追い切る予定です」とのことです。引き続き、4月16日中山、3歳オープン・皐月賞(GI)・芝2000mにクリストフ・ルメール騎手での出走を目標に進めていきます。
【ラッキーガブリエル】
松風馬事センターで調整されています。この中間も、ロンジングを15~20分行ったのちに、丸馬場と角馬場にてダクとハッキングを20~30分程度行われています。後藤場長は「調教の内容は変わりませんが、引き続き、折り返し手綱を使用して、力まずに首差しを柔らかく保つことに気を付けて調教を進めてきました。こちらが求めていることを馬も理解してきてくれたようで、ハミ受けは大分良くなってきています。もう少し安心できるところまでできてから走路に出たいと考えています」とのことでした。28日計測の馬体重は485キロ。
松風馬事センターで調整されています。中間も、ロンジングを15~20分行ったのち、丸馬場と角馬場にてダクとハッキングを20~30分程度行われています。後藤場長は「中間もまだ馬場には出ず、角馬場でしっかり乗り込んでいます。力みがあって首に硬さが出ていたので、中間は、首差しを柔らかく保ちつつハミ受けを取れるように意識して乗りました。その甲斐あって首の力みは落ち着いてきています。冬毛もだいぶ抜けて、首や腰回りは艶のある毛に生え変わってきました」とのことでした。21日計測の馬体重は483キロ。
【ウィズアットダンス】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで3600m(17~20秒ペース)、坂路1本(17秒ペース)のメニューで調整中です。速いところまで進めていませんが、長めをじっくり乗るようにしています。体重が減ることなく進められていますので、増えた分は一時的なものではなく、身になっているはずです。体調は変わらず良いままなので、帰厩に向けてさらに調教を積み上げていきます」(担当者)
【レッドシュヴェルト】
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
ウッド
レッドシュヴェルト 66.1-51.4-37.3-24.0-11.6 馬なり
エクスインパクト 66.6-51.7-37.5-24.0-11.5 馬なり
シュホ 67.3-52.4-38.1-24.4-11.8 馬なり
尾関調教師「今日はウッドチップコースで追い切りをおこないました。シュヴェルトは3頭併せの3番手から進めましたが、序盤はいいフットワークで動けていましたし、溜めを作ることができていたと思います。まだトモに緩いところがあり、エンジンが掛かり切らない感じはあるものの、トップスピードに入ってからは良い伸びを見せてくれていたと思います。あとは息ですね。先週よりは良くなっていますが、まだ重たさが残る印象ですから、この後もしっかり乗り込んでいきながら良化を図っていきたいと思います。番組については、もう少し乗り込んでから決めるつもりです」
厩舎周りを引き運動。
尾関調教師「昨日追い切ったので厩舎周りを引き運動で調整しています。テンションもそこまで高くなっていませんし、歩様もしっかりしています。背腰の疲れもなく、飼い食いも問題ありません。よいリズムで調整できているので、この後も入念に乗り込んでいきたいと思います」
角馬場運動後、ウッドコースで追い切り。
ウッド
レッドシュヴェルト 67.6-53.0-38.5-24.2-11.6 馬なり
レッドアウレア 66.9-52.4-38.3-24.2-11.6 一杯
レッドアダン 66.4-52.0-38.0-24.1-11.7 馬なり
尾関調教師「今日はウッドコースで3頭併せ。シュヴェルトが先導しましたが、うるさい面も見せず、テンからリラックスして走れていました。終始スムーズな立ち回りで、最後は相手の動きを見る余裕もありました。まだ追い切りを始めたばかりで体の緩さや息遣いに課題は残っていますが、今日のひと追いで変わってくるはずですよ。中山マイル戦を使うことになったとしても、まだ時間はありますし、乗りながら状態を上げていきます」
【レッドルヴァンシュ】
昨日(火)ノーザンファームしがらきへ移動しました。
音無調教師「レースでは道悪馬場がこたえてしまったのか、思っていたよりも走りのパフォーマンスに影響して大きく負けてしまい、大変申し訳ありませんでした。レース後は大きなダメージもなさそうで、体調面については問題ありません。権利も取れなかったですし、この後は節を稼がないとレースを使えませんから、昨日(火)ノーザンファームしがらきへ放牧に出しました。まずは回復を優先して進めてもらうようにお願いしています」
助手「スタートも良くて流れにも乗れたと思います。抱えるところも作れたのですが、馬場が悪いのも影響したのか3コーナーから押して行く形に。そこからは盛り返して4コーナーでは見せ場もありましたが、直線で追い出してからが脚が使えずパタリと止まってしまいました。騎乗してくれた松山騎乗は「途中まではスムーズに走れていましたが、ペースが上がってから追走に苦労しました。促せば進んでくれますが、緩い馬場もあってか体をしっかり使えず、最後は脚が上がってしまいました。まだ全体的に芯がしっかりしてない印象なので、力を付けてくれれば変わり身はあると思います。喉はそこまで気になりませんでした」と話していました。先生が海外出張のため、帰国してから状態を確認してもらい、今後のプランを決めさせてもらいます」
厩舎周りを引き運動。
助手「追い切った翌日ですので、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。運動中の脚運びは問題なかったですし、脚元や馬体にも違和感は出ていません。飼い葉もしっかり食べており、状態面の上積みはありますね。前走は既走馬相手にいい走りをしてくれましたし、レースを経験したことによって今回はパフォーマンスも上げられると思いますから、好結果につながって欲しいですね」
※3月25日(土)阪神6R・3歳未勝利(芝1600m)に松山弘平騎手で出走します。
角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。
坂路
レッドルヴァンシュ 54.1-39.7-26.3-13.7 馬なり
サンデーファンデー 52.6-38.3-24.9-12.4 強め
助手「今日は松山騎手を背に坂路で追い切りをおこないました。ルヴァンシュが前で受ける形でやりましたが、下ろしがけからいいリズムで、掛かる感じもなく折り合い面はスムーズ。終いもしっかり動けていたと思います。レースを使っていることもあって時計こそ速くはないものの、最後まで安定した走りを見せてくれましたね。松山騎手は『走り始めに少し硬さを感じましたが、動きは良かったですね。息遣いもそこまで気にならなかったので、全体を通しても走りは問題ありません』と話していました。上がりの息もすぐに入っていて、コンディション面には上積みもありそうです。予定通り、今週の土曜阪神6R(芝1600m)に松山騎手で向かいます」
※3月25日(土)阪神6R・3歳未勝利(芝1600m)を松山弘平騎手で予定。
【レッドジャルダン】
調整メニュー:引き運動
西園翔調教師「レースが終わってすぐに息が入り、トレセンに帰ってきたら飼い葉をガツガツ食べ出しました。とにかく元気一杯で、少しは疲れた様子を見せて欲しいくらい。全く本気で走っていませんね。昨日(火)、今日(水)と引き運動のみにとどめていますが、脚元を含めて気になるところはありませんから、明日(木)から乗り出す予定です。恐らく1400mだと前走のように追走で手一杯になってしまうでしょうし、疲れを全く感じない今の状態なら間隔を詰めて使った方がいいと思うので、中1週で来週の土日に1鞍ずつ組まれている阪神ダート1800mのどちらかに向かうつもりです。来週の追い切りでブリンカーを試してみて、効果があればレースでも着用する予定。当該週の想定を確認し、少しでもメンバーの手薄なところに出走しようと思っています」
西園翔調教師「すみませんでした。騎乗した田中学ジョッキーによると、『どうも集中し切れなかった感じだし、走りもワンペース。最後も止まったわけではない』とのこと。次走はブリンカーを着けて距離を延ばしてみようかと思っています。これで【3走成績による平地競走の出走制限】にリーチが掛かる形になってしまいましたが、馬体が絞れて良くなってきたところで、ここで間隔を空けると緩んでしまう恐れがあるだけに、今のところこのまま在厩させて続戦するつもりです。ジャルダンなりに少しずつ進歩しており、我々の手で良化を更に促して結果に結びつけることができればと考えています」
調整メニュー:引き運動
西園翔調教師「今朝は引き運動のみの調整です。特に変わりはありませんし、何より飼い葉食いが相変わらずいいですね。これだけビシビシとハードに攻めているのに、全くこたえていないのかなと思えるほど。昨日(水)午後の獣医チェックでも『体の張り、トモの筋肉ともに良くなっている』とのことでしたが、追い切りでまだ動き切れていないあたり、大型馬のせいか良化はスローなのかもしれません。明日(金)はCコースから坂路1本、土曜日は坂路1本のメニューで微調整をして日曜日のレースに臨むつもりです。ジョッキーには『砂を被ると良くないようなので、前半である程度のポジションを取って、砂を被らない位置で進めて欲しい』ということと、『最後まで諦めずにしっかり追って欲しい』と注文を出そうと思っています。そういう意味でも、地方の名手の手腕に期待したいところ。タイムオーバー明けであまり強気なことは言えませんが、想定を見る限り三場開催で分散したぶん相手関係は楽になった印象ですし、一度使えばグンと良くなりそうな気もしますから、まずは次につながる競馬をして欲しいですね」
※3月26日(日)阪神4R・3歳未勝利(ダ1400m)に田中学騎手で出走します。
調整メニュー:角馬場(ハッキング)→坂路
坂路
レッドジャルダン 54.9-40.1-25.8-13.0 強め
スマートアンバー 54.0-39.1-24.9-12.1
西園翔調教師「先週末にCWで長めから終い伸ばす形で負荷を掛け、今朝(水)は坂路で併せ馬を消化しました。転厩して初めての併せ馬でしたが、最初の1ハロン目は引っ張り切りの手応えだったのに、そこから徐々に置かれてしまって…。先週しっかり追ったので目一杯ではなかったですし、最後も決して止まっているわけではありませんが、ラスト1ハロンは12秒台で上がってきてもらいたかったというのが正直なところです。それでも入厩当初に比べて前進気勢が出てきましたし、ここまで気持ちの面をピリッとさせることに重きを置いて調整してきただけに、こちらが意図した通りに変わってきてはいるのですが、まだ気持ちと体がリンクしていない感じで、ワンペースな走りは改善し切れませんでした。どこかに隠れたギアがあるはずなのですが…。このひと追いでいい方に変わってくれることを期待したいと思います」
※3月26日(日)阪神4R・3歳未勝利(ダ1400m)を田中学騎手で予定。
【ルージュアテナ】
本日は坂路で追い切りました。
坂路
ルージュアテナ 52.4-38.1-24.7-12.3 馬なり
ブルースワット 53.4-39.0-25.6-12.9
助手「先週の追い切りと同じ馬と併せました。レースでの騎乗を依頼した西村淳也騎手に乗ってもらい、追走する形から最後は抜け出すといった内容。相手は一杯でしたが、アテナの手綱は動かずといったところでほぼ馬なりでしたよ。追い切り後にジョッキーは『息遣いは良かった反面、自分からという感じではなかったですし、まだ動き切れていない感じ。競馬を使いながら変わってくるタイプなのでは』とのこと。それでも時計的には十分で、脚力のあることを証明してくれましたからね。本数を積んできたこともあり、出走態勢はほぼ整ったと見ています。これまでアテナに騎乗したことのある厩舎スタッフやジョッキーと先週の追い切り後にどういう種類のハミがいいのか話し合い、リングハミからDハミに替えてみたのですが、ジョッキーからも『ハミもフィットしていて乗りやすい』とコメントがあったので、レースでも同じハミを使用してレースに臨む予定です。このまま脚元などに反動が出ないことを祈りながら今週のデビュー戦に向けて調整を進めていきます」
※4月2日(日)阪神2R・3歳未勝利(ダ1400m)を西村淳也騎手で予定。想定から除外はありません。
本日は引き運動をおこないました。
助手「今朝(木)は厩舎周りでの引き運動のみの調整でした。馬体重は474キロと先週から6キロ増えていましたが、しっかり調教を積みながらの数字であることからも筋肉量が増えてきているのでしょう。獣医師のチェックを受けても『心臓の状態は多少疲れているが、いい負荷が掛かったと言えるし、入厩時よりもだいぶ良くなっている』ということでしたよ。体に目立った傷みは確認されなかったのですが、念のためコズミ取りや骨疾患に効果があるされる注射を打つなどケアをしてもらいました。レースに向けては先週金曜日にゲート練習をおこなったところで、騎乗した加藤祥太騎手は『ゲートの出は速くもなく遅くもなく普通レベル。既走馬相手でも付いていけるのではないか』と話していました。レースは初めての環境、それもたくさんの馬と一緒ですが、そこで戸惑わなければといった感じですかね。ここまで順調にきています」
庄野調教師「入厩後の調整も順調で、昨日(水)の追い切りでもしっかり負荷を掛けることができました。調教での動きや息遣い、それに時計を見てもまだ良化の余地を残した状態ではあるものの、牧場での調整を含めて本数は積んできましたし、レースで経験を積みながら変わることにも期待して、来週4月2日(日)阪神2R(ダ1400m)のデビューで準備を始めています」
※4月2日(日)阪神2R・3歳未勝利(ダ1400m)を予定。
本日は坂路で追い切りました。
坂路
ルージュアテナ 53.9-39.1-25.5-12.7 一杯
ブルースワット 54.2-39.3-25.7-12.9
助手「今朝(水)は坂路で追い切り、併せ馬でテンからしっかり負荷を掛けました。相手は3歳未勝利で調教駆けしない馬。テンにおろして思ったより手応えが悪く、慎重に走っているような感じでしたし、自分からハミを取らず反応も乏しかったので3ハロン過ぎに手を動かして合図を送ったのですが、促してみるとそれに応えてしぶとく脚を使ってくれて先着することができました。後半の頑張りを見ると、前半はまだ追い切りというものを理解していなくて、どうしたらいいのかがわかっていなかったのかもしれません。この部分については日々学習してもらいながら…といったところでしょう。他にも力が付き切っておらず、体も使い切れないこともあったと思いますが、そこについてもこれから調教を続けたり、レースを経験したりすることで変わってきて欲しいですね」
【ルージュメイベル】
担当スタッフ「入場時435キロの馬体重は439キロに。輸送熱や馬体の異常などはありませんでしたが、背腰の硬さは気になりましたので、入場から今週水曜日まではウォーキングマシン・トレッドミルで動かしながら様子を見てきました。疲労なども抜けてきていたことから、木曜日より騎乗運動を開始。跨がって動かしてみると、右前のソエを気にする素振りを見せるようになりました。現状では動かしていくことに支障はないと見ていますが、少なからず痛みもあるようですので、ケアしながら進めて、動きが気になるようであれば一息入れて治療をという考えです。入場後からここまで馬自身のメンタルは安定しており、この馬なりというところですが飼葉も食べてくれていますよ」
【レッドカフラー】
馬体重:500キロ
予定通り、先週土曜日から調教を強めています。今週水曜日には15-14ほどの時計を出しましたが、休んでいた分の緩さはあっても前向きさは感じましたし、坂路を上がり切ってからの息の入りなども悪くありませんでした。現状、ねん挫の名残りで左前脚の球節に若干の熱感はありますが、負荷を強めてからも悪化はしていないことからも、このまま進めていくことができるとみています。ただ、帰厩まではあとひと月ほどは乗り込む必要があるでしょう。
*****4歳馬*****
【ルピナスリード】
栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。先週は、3月25日にCWチップコースにて調教助手が跨って、3頭併せの最内で追い切りが行われ、84.7-69.7-54.3-38.6-12.0を一杯に追われて計時し、併せた2頭に遅れました。今週は、29日に坂路で調教助手が跨って追い切りが行われて、55.3-40.7-26.5-13.2を馬なりで計時しています。吉岡調教師は「動きは特に問題はなく、順調にこれているように思いますが、今日あたりでもまだ飼葉を残しており、いつもよりも飼葉食いの戻りが遅い印象です。もしかすると、来週の競馬は福島への輸送もあるので、マイナス体重での出走になるかもしれませんが、調教は緩めずに今週末は坂路で一杯にやるつもりです」とのことです。次走は、4月9日福島、4歳以上オープン・モルガナイトステークス・芝1200mに菱田裕二騎手で出走を予定しています。
予定通り、3月16日に栗東・吉岡辰弥厩舎に帰厩しています。先週は、18日に坂路にて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、54.4-39.1-25.8-13.0を馬なりで計時し、併せた相手と同入しました。今週は、22日に坂路にて調教助手が跨って追い切りが行われ、55.5-41.5-27.4-14.0を馬なりで計時しています。吉岡調教師は「帰厩直後は相変わらず飼葉食いは不安定ですが、ある意味、いつも通りの状態だと思います。今日は坂路で軽めの調整ですが前進気勢が強く、引っ張り通しの手応えでした。次走は1200mですし、良い傾向だと捉えています」とのことです。引き続き、4月9日福島、4歳以上オープン・モルガナイトステークス・芝1200mに菱田裕二騎手での出走を目標に進めていきます。
【ダイヤモンドフジ】
28日、田中一巧調教師から「4月4日(火)のゲート検査に向けて15-15を中心に調整を進めています。調教の負荷も徐々に上げていますが、体調面での心配はありません。検査前に軽めの追い切りを行ってから臨む予定です。今回は競馬開催中の検査となるので、当日は松木騎手に依頼してあります」との連絡があった。
20日、田中一巧調教師から「今月末のゲート検査を予定していましたが、帰厩から日も浅いので来月4日にスライドすることにしました。入厩後も順調に調整は進んでいます」との連絡があった。
【グロリアスヒーロー】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。右前中筋の触診反応はゼロではありませんが、歩様は問題ないので、この中間も先週同様のメニューで乗り込んでいます。大柄な馬の割に体重がなかなか増えず、もっとフックラとしてきてほしいところ。引き続き体重増加も意識しながら進めていきます」(担当者)
【レッドモンレーヴ】
乗り運動後、坂路下でダク、その後ウッドチップコースで追い切り。
ウッド
レッドモンレーヴ 85.5-68.8-53.2-38.4-11.8 馬なり
バスマティ 87.1-70.1-54.4-39.4-12.2 馬なり
助手「今日も杉原騎手に乗ってもらって追い切りました。追い掛ける形でゴール直前に併入、ゴール過ぎてからも1ハロン流してもらったので負荷は十分掛かっているはずですよ。先週に比べて収まりが良く、コントロールに苦労することもなかったということなので、精神面も問題なくきている感じですね。体重は今週の時点で前回と同じくらいだったので、競馬では少しマイナスでの出走になるかと思いますが、今回の方が時間を掛けて攻めている分、馬体の雰囲気は今回の方が上だと思います。一気に相手は強くなりますが、モンレーヴも成長してきているので楽しみに送り出します」
蛯名正調教師「競馬になると前進気勢が顕著に出るので、今はこのくらいのテンションでいいと思います。時間をかけてジックリ乗り込んできましたが、脚元、蹄とも不安なく進めてくることができました。中山も勝っているコースですし、極端に馬場が悪くなったりしない限り力は出してくれると思います。ポテンシャルは十分通用すると見ているので、あとは乗り慣れた騎手にお任せですね。この相手にどんな競馬ができるか、今後の試金石になりますが、いい結果を期待しています」
※4月1日(土)中山11R・ダービー卿チャレンジT(G3・芝1600m)を川田将雅騎手で予定。
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。
助手「今日は北馬場で軽く乗っていますが、引き続き元気一杯という感じですね。所々遊ぼうとしたり気がそれることはありますが、入れ込んだり暴れたりするわけでもないので、いつものモンレーヴといったところです。馬体重はそこまで減ってはきませんが、見た目に重いということもないですし、昨日の動きを見ても体はしっかり動けているのでこのくらいの体で問題ないと思いますよ。まだ成長してきている分もあるでしょうしね。あまりピリピリさせすぎると競馬で行きたがってしまいそうなので、できるだけ穏やかに競馬まで向かえるように気を付けていきます」
乗り運動後、坂路下でダク、その後ウッドで追い切り。
ウッド
レッドモンレーヴ 80.6-65.6-51.1-36.9-11.7 馬なり
アンバーホーク 82.3-66.8-52.1-37.8-12.0 馬なり
ワールドコネクター 84.1-68.4-53.7-39.3-12.9 馬なり
助手「今日は杉原騎手に乗ってもらってウッドで追い切りました。ここまで我慢させながらじっくりやってきたので、その効果もあるのかコントロールも問題なくいい動きだったということでした。まだまだ余裕もあったようで、一気に突き抜けてしまいそうなくらいだったようです。息も重い感じもなかったということなので、来週までやればいい仕上がりで臨めそうですね。あとは今日やったことでテンションが上がる可能性があるので、そこだけ気を付けてやっていきます」
蛯名正調教師「1週前なのでしっかりやっておきました。後ろから出てラスト1ハロンで並びかけましたが、いい加速ができていましたよ。馬体も爪も問題なくきているので、いい上昇カーブでくることができていると思います。今までとは相手も違いますが、さらに上を目指すためにも大事な1戦になるので、力を出せるように来週まで仕上げていきます」
【ルージュエクレール】
角馬場運動後、Bコース1周。
萩原調教師「今日は角馬場とBコースで軽めに乗って調整しました。リズム良く走れていましたし、折り合い面も大丈夫。脚元や馬体に違和感はなく、体調面も良好だと思います。飼い葉もこの馬なりに食べていますしね。明日(木)追い切る予定で、しっかりと準備していきます」
角馬場運動後、Bコース1周
萩原調教師「昨日帰厩させました。今日は運動初日になりますので、角馬場とBコースで軽めに乗って調整しています。うるさい面も見せてなかったですし、稽古での動きはしっかりしていましたね。前走時に痛めてしまった右前も気にすることなく走れていたと思います。次走は4月15日(土)の中山・芝1200mか翌週の東京を予定していますので、これから追い切りを重ねつつ出走態勢を整えていきたいと思います」
本日(木)の検疫で帰厩しました。
*****5歳馬*****
【ワイドアウェイク】
右前肢の外傷も落ち着き、通常の調整メニューを再開している。
29日、加用調教師から「大事にならないように安静にしてケアをしたおかげで、予定通り運動を再開することが出来、すでに通常の調整メニューを行っています。まだどのレースというのは決めていませんが、来週以降の状態を見ながら検討していきます」との連絡が入っている
3月18日・阪神・4歳以上1勝クラス(ダ1,400m・牝)に出走し7着。
22日、加用調教師から「レースで挟まれた際に、右前肢に外傷を負ってしまい、治療を行いここまで安静にさせていました。経過は悪く無く、明日あたりから運動を再開できそうです。運動再開後も問題が無ければ次走に向けて進めていきます」との連絡が入っている
3月18日(土)阪神・4歳以上1勝クラス(ダ1,400m・牝)に酒井学騎手で出走し7着。
加用調教師から「1400mのレースにも上手く対応してくれました。直線で前が詰まらなければ、掲示板に載ってもおかしくない脚色でした。
酒井騎手も進路を探して必死に追ってくれましたが、内枠からで隊列も詰まっていただけに厳しかったですね。ここを叩いて更に良くなると思いますし、次は外枠を引いてスムーズに運べればと思います。1800m、1400m両睨みでメンバーや頭数を見ながら次走を検討します」との連絡が入っている。
【ブランメイユール】
川崎競馬小向TC・池田孝厩舎で調整されています。3月29日現在、小向TCの走路でダクとキャンター合わせて2600mほどを乗られています。並木厩務員は「さすがに間隔が狭いので、中間追いは行っていませんが、この中間も状態面について特に気になるようなことはありません。今回も900mに希望を出して、無事に初日に選定されました。前回の船橋戦は着順は別にして内容的には見どころがありました。そこからさらにいい競馬を見せてくれることを期待しています」とのことです。4月3日、川崎競馬5R(17:00発走)、C2選定馬・界雷賞・ダート900mに登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。
川崎競馬小向TC・池田孝厩舎で調整されています。中間は小向TCの走路で調教を開始しており、3月22日現在、小向TCの走路でダクとキャンター合わせて2600mほどを乗られています。並木厩務員は「船橋戦のダメージはなく、攻め馬も開始しています。飼葉も落ちず、暖かくなって馬も活気が出てきました。このまま来月の川崎開催へ向けて進めていけそうです」とのことでした。
【ソニックムーヴ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。前回いた時にも気になっていた右前の球節は落ち着いていて、前の出の硬さも落ち着いています。今回はそれほどダメージがない感じで、節稼ぎスタンスの短期放牧で大丈夫そう。体重が入場時からプラス14kgと体調も良さそうですし、あまり増やし過ぎないよう徐々にピッチを上げていくつもりです」(担当者)
【レッドアウレア】
厩舎周りを引き運動。
尾関調教師「レース後ということで、ここまでは引き運動で調整しています。体調面は安定しており、飼い葉食いもしっかりしていますね。運動中の脚運びに少し硬さはありますが、ケアしていけば問題ない程度のもの。権利はありませんが続戦させたいと思っていますので、出走に向けて状態を整えていくつもりです」
尾関調教師「スタートは良かったですし、二の脚もしっかり。平均ペースで流れてくれたこともあってスピードにも乗れましたし、序盤はリズム良く走れていました。ただ、雨で脚抜きの良い馬場だったことで前が止まらないレース。アウレアのポジションであれば、最後はもうひと踏ん張りして欲しかったというのが正直なところです。そのあたりは、まだ体と気持ちがフィットしていない部分があるからかもしれません。それでも前半のレース運びなどは好内容といえるものでしたし、今日はジョッキーも馬場を考えて乗ってくれましたので、良い部分はしっかりと次に繋げていきたいところです。この後はレース後の状態を確認してからの判断とはなりますが、問題なければ続戦させたいと思っています」
厩舎周りを引き運動。
尾関調教師「追い切った翌日なので厩舎周りを引き運動で調整しています。運動中の脚運びもそこまで硬くなかったし、程よい緊張感で稽古に取り組めていたと思います。飼い食いも良く体調面の不安もありません。追い切りを重ねて良い状態に仕上がったと思うので、変わり身を見せて欲しいですね」
※3月26日(日)中京6R・4歳上1勝クラス(ダ1400m)に団野大成騎手で出走します。
角馬場運動後、ウッドコースで追い切り。
ウッド
レッドアウレア 66.9-52.4-38.3-24.2-11.6 一杯
レッドシュヴェルト 67.6-53.0-38.5-24.2-11.6 馬なり
レッドアダン 66.4-52.0-38.0-24.1-11.7 馬なり
尾関調教師「今日はウッドコースで追い切りました。アウレアは3頭併せの2番手から進めましたが、そこまで硬さは感じなかったし、道中も良いリズムで走れていたと思います。直線ではスッと動けず、追い出してから甘いところはありましたが、一杯に追ってエンジンが掛かってからは良い脚を使えていたと思います。息遣いも良くなっていますし、出走態勢は整いましたね。今週26日の中京ダ1400mに団野騎手で投票します」
※3月26日(日)中京6R・4歳上1勝クラス(ダ1400m)を団野大成騎手で予定。
【レッドレジェーラ】
角馬場後、ウッドチップコースで追い切り。
ウッド
レッドレジェーラ 84.1-67.6-52.2-37.8-11.5 馬なり
ノーダブルディップ 83.2-66.8-51.4-37.2-11.5 馬なり
古賀慎調教師「中間も問題なく順調にきていますよ。今日は併せ馬でやりましたが、いつものように追い切りはよく動いてくれますね。最後も少し合図を送っただけでスッと反応していたようですし、これだけ楽に動けるのなら競馬でももっとやれるはずだけに歯痒いところはありますね。一度使って毛ヅヤなどは良くなってきていますし、背腰やトモの感じもすごくいいので仕上がりとしては十分だと思いますよ。馬具に関してはもう少し考えるつもりですが、ゲート裏で装着して刺激を与える形がいいような気もしているので、そのあたりも含めて決めていきます。まずは使えるかどうかなので想定を見てからになりますが、もし全く入らないという場合はまた改めてどうするか考えます」
※4月1日(土)阪神7R・4歳上1勝クラス(ダ1400m)を角田大和騎手で予定。
運動のみ。
古賀慎調教師「昨日少し時計を出したので今日は楽をさせておきました。馬自身は大きな疲れもなくいつも通りといったところですが、一度使って体や息はできているので、状態を整えることを第一に進めています。昨日また全身を治療してもらいましたが、体やトモのダメージもそこまで感じられないということなので、来週の出走に向けて進めていけると思いますよ。出られるかどうかは想定を見ないとわからないですが、出られなかった場合は中山で使ってみるか、東京まで待つか馬の状態も見ながら考えていくことにしています」
角馬場後坂路1本。
坂路 56.8-41.3-27.0-13.6 馬なり
古賀慎調教師「中間も特に問題なくきています。トモの疲れも気にならない程度なので、今日は坂路を上がっておきました。41秒くらいでサラッとですが、いつも通りに素軽さがありました。踏み込みもしっかりしていましたし、背腰の感じを見てもすぐに使っていって大丈夫だと思います。暖かくなって冬毛が抜けて体もスッキリ見せるようになってきており、体はすごく良く見せています。東京か新潟まで待つことも考えましたが、この感じなら使っていった方がいいと思うので、来週の阪神ダート1400mに向かうつもりでいます。例年の傾向だとフルゲートにならないというデータがあるので、おそらく使えるとは思うのですが、最終的には来週の想定を見て決めるつもりでいます。使っていますし来週1本やれば十分仕上がるでしょう」
※4月1日(土)阪神7R・4歳上1勝クラス(ダ1400m)を角田大和騎手で予定。
*****6歳馬*****
【エクストラノート】
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。先週と同様の内容で乗れていますが、まだ皮膚はイメージしているところよりも厚ぼったく感じます。他の馬と比べて汗をあまり掻かないで、内面からの良化がスローなようです。体調が悪いわけではないですし、帰厩もそろそろだと思うので、このまま負荷を掛けながら進めていきます」(担当者)
【モンストルオーソ】
「3/21(火)に4ハロンからサッと流す感じで時計を出してみました。4ハロンから52.6-38.2です。軽快なフットワークをみせてくれました。コンディションの安定を最優先にメニューを組んできましたが、まずは一安心です。ここから1回川崎開催(4/03~)での出走に向けて、乗り込み量を増やしながら、しっかりとペースアップを図っていきましょう」(鈴木義久調教師)
【レッドエランドール】
馬体重:505キロ
今週水曜日の調教後に右前脚の裏に小さな腫れが確認されました。その日のうちにエコー検査などをおこなって詳しく調べたところ、腱などに異常はなく、皮下の腫れということでした。調教前か調教中に打撲したものとみられています。治療し経過観察を続けた結果、今朝(金)までに腫れは引いたため、今日から乗り運動を再開しました。このまま反動が見られなければ、明日(土)にはコース入りすることができるでしょう。
*****7歳馬*****
【レッドクレオス】
本日(水)の検疫で帰厩しました。
馬体重:498キロ
今週は坂路で14-13のメニューで乗っています。終いのペースを少し上げてみましたが、しっかり反応はありましたし、最後まで楽な手応えで走ることができていたかと思います。息遣いも安定しており、状態は整ってきたなという印象。ここまで順調にきていますので、引き続き緩めずに乗り進めます。
*****8歳馬*****
【レッドヴェイロン】
馬体重:518キロ
今週から騎乗運動を始めており、周回コースでダク500m、キャンター2000m(20-18のペース)を2本というメニューで進めています。バランスの取れた走りができていますし、トモの状態もしっかりしていて、このペースでは余裕を持った動きができています。息遣いなどにも気になるところはなくコンディションは良好。ここまで順調に進めることができています。
*****9歳馬*****
【アナザートゥルース】
先週18日(土)に松風馬事センターに移動しました。
「現在は1時間のウォーキングマシン運動をおこなっています。入場後は両背腰に張り感があり、少し触診反応もある状態。左前を起点に歩様も硬さが出ていたのでケアをおこなっています。今回2年ぶりにお預かりしますが、良くも悪くも変わっていないですね。以前気になって左前膝も問題ありません。背腰の状態を見ながら調教開始の判断をするつもり。4月下旬くらいまではこちらでの調整となる予定なので、余裕を持って進められそうです」(担当者)