*****2歳馬*****

【ゲンブ】

現在は日中放牧をおこなっています。担当者は「夜間放牧を終了して順調に負荷を強めていましたが、ここにきて疲労の兆候が窺えたので、今月下旬以降は無理せず一旦調教を控えています。徐々に元気を取り戻している印象を受けるため、近日中にはウォーキングマシンでの運動を再開する予定です」と話していました。

 

【ジャンヌローサ】

現在は坂路2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「立ち上げが遅めの同期生と併せながら、ゆったりとしたペースで坂路を駆け上がっています。調教後に日中放牧を挟み、午後からは洗い場で脚元を入念にケアしていますが、両前の骨瘤が大きくなったり熱感を持ったりすることもなく、安定した状態をキープしています。今は無理をさせず、少しずつ負荷を強めていければ理想的と考えています」と話していました。

 

【タマヒカルの21】

現在は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間も休むことなく順調に乗り込んでいますが、まだトモが流れ気味で地面を力強く捉えきれていないようです。こればかりは地道な鍛錬を重ねていくことが重要ですし、焦りは禁物。手先に頼らず、トモをしっかりと使わせることを意識しながら進めていきます」と話していました。

 

【メルジェリーナの21】

現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「ここまで課題克服に重点を置いて取り組んできた甲斐あって、ようやくコーナリングも改善されてきました。この感じであればもう少しペースを上げても良さそうでしたので、坂路1本目がスムーズなら2本目はハロン18秒程度で登坂しています。ただ、これ以上は馬体重を減らしたくはないと考えているので、その辺りにも気を配りながら進めていきます」と話していました。

 

【スノースタイルの21】

現在は坂路2本(上限22~23秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「トレーニング再開後は順調に乗り込むことが出来ています。ペースはセーブしているため、グループの後方に構えてジックリと走らせていますが、時折尻っぱねをするなど少々ヤンチャな面を覗かせています。当面は体力強化を必須課題として入念に乗り込んでいこうと考えています」と話していました。

 

【レッドアトレーヴ】

馬体重:472キロ

外傷の影響もなくなり、周回コースにおける2500mのキャンターのほか、ハロン16秒の時計を2本出す坂路調教もおこなっています。緩んでいた馬体が引き締まり、前進気勢に優れた、スムーズな走りを披露。気性にも、競走馬らしいピリッとした面が出てきました。オープン入りした全兄レッドモンレーヴに続けるよう、しっかりとトレーニングを重ねながら、高い素質を引き出していきます。

 

【レッドエヴァンス】

馬体重:471キロ

ハロン16秒の時計を2本出す日を含めた、週6本の坂路調教、周回コースにおける2500mのキャンターといったメニューを精力的にこなしてから、一旦、リフレッシュ期間を設けました。いいタイミングで休養を取ったことで、一時減っていた馬体が完全に回復。毛艶、馬体の張りも、申し分のないものとなっています。遅生まれでもあり、さらなる成長を促しながら、トレーニングを積み重ねていきます。

 

【ルージュルリアン】

所在地;495キロ

馬体重:社台ファーム

2本目にハロン15秒台にも入る坂路調教、登坂後に周回コースに移りキャンターをおこなうメニューなどを、意欲的にこなしています。周回コースでは、多少、緩さを感じさせる動きを見せることもありますが、坂路では手前の替え方もスムーズな、スピードに乗った走りが出来ています。飼い葉喰い良く、毛艶も上々。胸部、トモの張りが増してくるなど、馬体も順調に成長しています。

 

【レッドクレメンス】

馬体重:481キロ

徐々にペースアップを図っている週3回の坂路調教、登坂後に周回コースへ移り、1000mのキャンターをおこなうメニューなどを、元気にこなしています。爪の関係もあり、出だしは同期生たちよりも遅くはなりましたが、時間を掛けながら、じっくりとトレーニングを継続してきたことが功を奏し、走り、馬体の両面で、良い成長曲線が描けています。落ち着きが増すなど、気性面も大人っぽくなってきました。

 

*****3歳馬*****

【マランジュ】

この中間も少しずつ強度を高めて乗り込まれ、3月1日(水)は亀田騎手を背にCWコースで追い切られ、5F69.5-53.0-37.6-11.9秒を併せ馬でマークしました。

田中調教師は「3頭併せの真ん中を通り、前半から走る気持ちを表に出して進んでいき、後ろから来られるといい反応も見せていました。追い切るたびに動きは良くなっていて、距離適性についてはマイル以下が合うイメージです」と話していました。来週3月12日(日)阪神4R・3歳未勝利(芝1600m)戦でのデビュー案が浮上しています。

 

【ファントムシーフ】

チャンピオンヒルズで調整されています。1日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースにて軽めキャンターで1000mと、坂路に移動してハロン18秒程度で1本乗られています。西村真幸調教師は「チャンピオンヒルズに移動した後もレースの反動もなく、すぐに乗り出しが開始出来ています。速い時計はトレセンに戻ってからと思っていますので、外にいる間はしっかりと身体のケアと、運動量と質を落とさず進めるように指示を出しています。検疫次第ですが、来週から再来週にはトレセンへ戻す予定です」とのことでした。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。2月28日の椿賞出走に向けて24日に最終追い切りが行われて、4Fから併せ馬で54.7-38.2を終い重点で計時しましたが、残念ながら除外されてしまいました。米田調教師は「椿賞は除外されてしまいましたが、先週金曜日の追い切りは動きに柔らかさがあって、馬の具合はドンドン良くなっていると思います。改めて、来週のクラシックトライアルにいい状態で向かえるように調整していきます」とのことです。3月7日大井、3歳選抜特別・クラシックトライアル・ダート1800mに登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

【スマラグドス】

2月24日に帰厩。

3月1日、西園調教師から「先週予定通りに帰厩し、本日はCWチップコースで単走の追い切りを消化しています。6ハロン83秒1、ラスト11秒4をマークし、単走でサッとやっただけですが、以前と変わらず良い動きを見せてくれました。あと2本ほど長目を乗れば態勢が整うと思いますので、3月18日(土)中山・3歳1勝クラス(芝1600m)目標で進めることにします。中山はデビュー戦で勝った競馬場ですし、前に行ける馬なので合っていると思います」との連絡が入った。

 

【ミラクルティアラ】

在厩で次走に向けて調整中。

3月1日、加用調教師からは「次走は3月18日(土)阪神・3歳1勝クラス(ダ1400m・牝)を予定しています。続けて出走している馬なので、直前のひと追いで十分仕上がってくると思いますし、遠征で馬体重が減っていたので、レースまで回復優先で無理せず進めたいと思います」との連絡が入っている。

 

【ドゥラチェレステ】

現在は坂路1本(上限25秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「トレッドミルで運動を進めても体調面などに変わりはなく、馬体重も490kg台まで回復したため、昨日27日(月)から騎乗を再開しました。まだ今朝で2日目とあって軽めに1本乗っている段階になりますが、本来のこの馬らしさが戻っていて、調教後も元気いっぱいの様子を見せています。飼い葉食いなども特に心配ないため、このまま徐々に進めていけそうです」と話していました。

 

【ルージュメイベル】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

ウッド

ルージュメイベル 71.5-56.3-40.5-25.5-12.4 馬なり

キタウイング   71.2-56.0-40.3-25.4-12.4 馬なり

小島調教師「今日はウッドチップコースで追い切りをおこないました。メイベルは私が乗って先行する形で追い切ったのですが、バランスがだいぶしっかり整ってきましたし、それにともなって手前もちゃんと替えてくれていましたね。最後もしっかり加速し、キタウイングが終いスッと突き抜けそうなところを負けじと食らいついたのも強調材料。上がりの息や歩様も問題なく、着実に力を付けていると思います。予定通り、来週のレースを使うつもりで進めていきますよ」

※3月11日(土)阪神5R・3歳未勝利(芝2000m)を岩田康誠騎手で予定。

 

【レッドルヴァンシュ】

角馬場運動後、坂路にて単走で追い切り。

坂路 

レッドルヴァンシュ 52.2-37.3-24.3-12.3 仕掛け

レアシャンパーニュ 53.5-38.5-24.9-12.5 強め

音無調教師「今日はデムーロ騎手を背に、坂路で追い切りをおこないました。ルヴァンシュが追走する形だったのですが、序盤から乗り手とのコンタクトも取れて道中で溜めるところを作れましたし、終いも乗り手のゴーサインにしっかり反応し、いい動きを見せてくれたと思います。デムーロ騎手は『稽古で動く馬ですし、今日は喉もそれほど気にならなかったので、レースでも今日のように走ってくれればいいですね』と話していました。ゲート試験後から追い切りを重ねていい状態に仕上がったので、予定通り今週の土曜阪神5R(芝1600m)にデムーロ騎手で向かいます。既走馬相手にはなるものの、ジョッキーも言っているように喉の影響なくしっかり走ってくれればチャンスは十分にあるはずです」

※3月4日(土)阪神5R・3歳未勝利(芝1600m)をM.デムーロ騎手で予定。

 

【レッドジャルダン】

本日(水)の検疫で栗東・西園翔太厩舎に入厩しました。

西園翔調教師「重賞勝ち馬の下という良血馬を管理させていただき、大変光栄に思います。まずは初勝利を目指して精一杯頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします。放牧先で何度か見せていただきましたが、大型馬で全体的に緩さが残っていて、前進気勢にも欠ける印象。健康面の不安はなさそうで鍛え甲斐がありますし、気持ちの面がピリッとしてくれば変わり身があるはず。血統背景や馬っぷりの良さから、あそこまで負ける馬ではないと思うので、ジャルダンの持ち味をうまく引き出して結果につなげたいですね。いいモノを持っているはずですし、もちろん期待していますよ。開業日に合わせて今日(水)入厩させていただきました。明日(木)から早速乗り出して、まずは現状の把握に努めたいと思います」

 

【ルージュアテナ】

本日はゲート練習をおこないました。

坂路 68.3-50.3-32.7-16.4 馬なり

助手「今朝(水)から本格的なゲート練習を始めました。手開け、消音、それに音ありのゲートで基本を教えているところですが、入りや駐立は問題なくてもゲートから出ることはわかっておらず、なかなか出ようとはしてくれませんでした。それでもゲートへの恐怖心はないようなので、明日以降、ゲートを出るパートナーをつけて一緒に練習することで学んでもらおうと考えています。他にも歩きに自信がないのかすぐにダクになってしまうので、もう少し落ち着いて歩けるようになってもらいたいところ。この部分については環境への慣れが必要と見ており、時間が解決してくれるはずです」

 

*****4歳馬*****

【ルピナスリード】

予定通り、2月24日にチャンピオンヒルズに移動しており、先週はレース後の疲れを考慮して軽めの運動のみで留めました。28日からは、角馬場でウォーミングアップを行った後、ダートトラックコースで軽めキャンター2000mを乗られています。騎乗スタッフは「少し身体が萎んだ印象でこちらに帰って来たので、先週末から週明けにかけてゆっくりさせました。今週の火曜から乗り出しましたが、特に気になるところはありません。強いて挙げるなら、気持ち飼葉食いが遅い程度ですが、いつもこんな感じなので心配ないと思います。このまま次走に向けて徐々にピッチを上げていく予定です」とのことでした。

 

【ラッキーガブリエル】

松風馬事センターで調整されています。中間も、朝夕のウォーキングマシン運動を1時間ずつ行っています。また、先週末に獣医の診察を受け、経過は良好とのことで、騎乗再開の許可が下りました。後藤場長は「馬体重485キロとここまで増やさずに進めることができ、ようやく騎乗許可をいただきました。長かったですが、暖かくなってきたところで乗り出すことができるので、ちょうど良い時期だったかもしれません。蹄鉄を履かせていなかったので、今日履かせて、明日から調教開始します。この半年の休養期間で気持ちの面で成長して、少しでも馬が落ち着いていてくれていたら良いのですがね。まずはロンジングから始めて、慎重に進めていきます」とのことでした。

 

【レッドモンレーヴ】

乗り運動後、坂路下でダク、その後坂路1本。

坂路  57.5-42.0-27.5-14.0 馬なり

助手「日曜から坂路に入れ始めて今日は42秒くらいで上がりました。いつものように元気もいいですし、抑えるのが大変なくらいでした。体もよく動いているように見えたので、状態に関しては問題なさそうです。時間もあるのでやりすぎないよう気を付けて進めていきます」

蛯名正調教師「体重も前走くらいまで減ってきていい雰囲気ですよ。爪のこともあるので様子を見ながらじんわり上げるイメージでやっていくつもりでいます。一息入れたことで気持ちもフレッシュで元気がいいので怪我だけは気を付けていきます」

 

*****5歳馬*****

【ブランメイユール】

川崎競馬小向TC・池田孝厩舎で調整されています。中間は2月25日に最終追い切りを行って、補欠からの繰り上がりを待ちましたが、3月1日、2日共に除外されました。並木厩務員は「C1の900mだとそこまで頭数が集まっていないのですが、C2は頭数が多くて、今開催も除外されてしまいました。この後、再来週の船橋開催は川崎所属のC2の5歳馬は登録が可能なので出走希望を出しており、距離の希望は伝えますが、どの番組に編成されるかは主催者の番組班が決める事なので、編成が済んで登録が発表されるの待ちたいと思います。他場のうち、浦和だと前開催時に出走希望を出した時のように、最近800mは地元馬で枠がほぼ埋まり、コーナー4回の一般戦に編成されてしまうことが多くなってしまいます。勿論、船橋も他場なので除外される可能性はありますが、1200mの一般戦の方が出られる可能性があると思いますし、ワンターンの船橋1200mをこなせたら選択肢が増えます。もし仮に再来週の船橋開催にも出られなかった場合、その翌週の浦和も登録が可能な開催ですが、800mは頭数的に難しいことが予想され、そうすると次走は4月3日からの川崎開催になりそうです。丸々2カ月間隔が空くことになるので、それは避けたいところです」とのことでした。

 

【ワイドアウェイク】

2月24日の検疫で帰厩している。

3月1日、加用調教師からは「予定通り先週帰厩させました。本日坂路で4ハロン53秒3、ラスト13秒1を計時し、騎乗者の話では『まだ少し重い』ということでしたので、もう1本追ってその動きを見て次走を検討することにしたいと思います。阪神、中京、地方交流戦など、馬の状態とメンバーを見ながら決めることにします」との連絡が入っている。

 

【スノークォーツ】

現在は坂路1本(上限25秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「もう少し落ち着いて欲しいところですが、だいぶ体がほぐれて硬さは解消されてきました。当面の間は旧坂路コースが中心のメニューになりますが、このまま徐々に負荷を掛けていけそうです。来月上旬からは登坂本数を2本に増やし、もう少しペースも上げる予定です」と話していました。

 

【レッドアウレア】

ゲート練習後、坂路1本、最後にウッドコース1周。

坂路  72.4-54.1-36.0-18.0 馬なり

ウッド 74.0-52.7-34.4-16.7 馬なり

尾関調教師「先週の土曜日に帰厩させました。今日はゲート練習後に坂路とウッドでじっくり乗ってみました。走りのバランスは問題なかったし、気合いも程よく入っています。脚元も落ち着いていますし、良い状態で戻ってきてくれたと思います。明日から追い切りを始めて、しっかりと作っていきますよ」

 

【レッドレジェーラ】

角馬場後ウッドで追い切り。

ウッド

レッドレジェーラ 66.4-52.2-38.2-12.1 馬なり

アジアノカイゾク 66.9-52.5-38.3-12.2 強め

イコノスタシス  67.5-53.1-38.9-12.2 馬なり

古賀慎調教師「今日は北村宏騎手に乗ってもらって追い切りました。一番後ろから出て直線は併せましたが、終始手応えに余裕もあって1本目としてはいい動きでしたね。北村宏騎手も前に乗った時よりフットワークが良くなっているので、その分楽に動けているということだったので、今は調子がいいのかもしれません。体も重くは感じませんし、息の方も悪くなかったということなので、これなら来週に間に合いそうですね。追い切りは動くだけに競馬に結びつかず歯がゆいところではありますが、何とかポテンシャルを発揮できるように気持ちの面も整えていきたいと思っています。脚もとは全く問題なく馬体に気になるところもないので、このまま来週まで乗り込んでいきます」

※3月12日(日)中京12R・4歳上1勝クラス(ダ1400m)を佐々木大輔騎手で予定。

 

*****6歳馬*****

【モンストルオーソ】

★3/01(水)川崎・啓蟄特別 B3(二)(ダ1600m)笹川翼騎手 結果2着

「スタートから勝ち馬とマッチレースのような形。確かに勝ち馬は強かったですが、相手は叩き3戦目、こちらは長期休養明けですから、順調度の差もあったと思います。これで次はホンモノになるはずです。いきなりから決めたかったのはやまやまですが、まずは格好がついて一安心。とりあえず上り運動は問題なさそうですが、明日以降のダメージと消耗具合をしっかりと確認していきましょう」(鈴木義久調教師)

 

*****8歳馬*****

【レッドヴェイロン】

Aコースを半周後、ウッドコースで追い切り。

ウッド 68.2-53.6-39.4-25.7-12.7 馬なり

鹿戸調教師「今日はウッドコースで単走で追い切り。先週同様に馬場入りを嫌がっていましたが、走り出してからは良いフットワークで動けていましたし、最後の反応も良かったです。先週から状態の上積みも感じました。あとはレースに行っての気持ち次第だと思うので、レースで全力を出し切れるように、こちらもレースまでしっかりアプローチしていきたいと思います」

※3月5日(日)10R・総武S(4歳上OP・ダ1800m)を吉田豊騎手で予定。