*****2歳馬*****

【アンデスクイーンの21】

現在は週3回坂路入りし、うち2回は2本を消化。16秒ペース中心に乗り込まれ、15秒の時計も出し始めており順調。その他の日はウォーキングマシンとトレッドミルでの調整。

担当者の話では「先週は週3回坂路入りし、今週はトレッドミルでリフレッシュと体力強化を兼ねた調整です。坂路では15秒ペースでも乗り出しており、ここから徐々に15-15メインへと移行していくことになると思います。雰囲気良く進めることができており、このまま順調なら6月の移動を目標としたメニューになりそうです。厳寒期ですので体調を整えつつ進めます」とのこと。馬体重は461キロ。

 

【ゲンブ】

現在は夜間放牧と並行して坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「今月上旬から騎乗を再開しました。最初の数日は蹄の状態も確認しながら軽めに乗っていましたが、特に気にする素振りは見られなかったため、その後は徐々にペースアップを図っています。数字は先月から横ばいとなっていますが、それでも十分な馬格がありますし、精神的にいいリフレッシュになったようで、馬に活気が感じられます」と話していました。

 

【ジャンヌローサ】

現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「左前骨瘤が良化したことから一度騎乗を再開しましたが、今度は右前管内側に骨瘤が出てしまいました。そのため今は再度運動を控えてケアを優先しています。念のため左前にもレーザー治療を継続しており、しっかり固まるまでは無理をさせない方針です」と話していました。

 

【タマヒカルの21】

現在は夜間放牧と並行して坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「とても素直な馬で乗り手の意のままに動けるタイプ。ただ、ガッシリとしたビジュアルとは異なり、まだトモの力感が伝わってはきません。ジックリと乗り込みながら体力と筋力を養っていこうと考えています」と話していました。

 

【メルジェリーナの21】

現在は夜間放牧と並行して坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「まだハミ受けが安定しないところがあって、坂路入り口のコーナリングがスムーズでなかったり、坂の途中でようやくハミを噛んでくれたりと課題が残る現状です。多少わがままなところを垣間見せていますが、ペースを上げてからも特にテンションは変わりありません。背中の感触がいい馬ですし、丁寧に教育して課題を克服すれば走りの質はグッと高まってきそうです」と話していました。

 

【スノースタイルの21】

現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「この中間に左前の歩様にスムーズさを欠いたため、一旦騎乗を控えています。今は徐々に跛行を見せなくなってきていますが、念のためもう少し歩様を注視してから騎乗を再開しようと考えています」と話していました。

 

【ラストグルーヴの21】

馬体重:471キロ

腫れの引き具合を見ながら、外傷を負った箇所のレントゲン撮影をおこないました。深刻なダメージは確認されず、獣医師の許可を得て、ウォーキングマシンを再開。その後も歩様などに問題がないことから、現在はトレッドミルでのメニューに移行し、スローキャンターでの調整をおこなっています。傷の具合をチェックしながら慎重に立ち上げてきましたが、運動時の様子に気になるところはありません。近々、軽めからにはなりますが騎乗運動を開始する予定となっています。やや体重は減りましたが、体調面は良好。心身ともにリラックスした状態でメニューを進めることができています。

 

【レッドアヴァンセの21】

馬体重:465キロ

ハロン17秒、ハロン16秒と2本時計を出す日も設けた坂路調教、周回コースにおける2500mのキャンターをおこなっています。トモの強化を念頭に置きながらトレーニングを重ねていますが、馬体に身が入ってきて、走りの力強さも、徐々に増してきました。背中のラインが綺麗で、立ち姿の美しさがセールスポイント。もう少し腹袋がしっかりとしてくれば、馬体の良さが際立ってくるはずです。

 

【カルティカの21】

馬体重:495キロ

週3回坂路に入り、ハロン16秒の時計を2本出す日も設けています。また、周回コースにおける長めのキャンターも継続中。まだ、口向きの難しさは残していますが、背中の感触が良い、力強さと伸びやかさを併せ持つ走りが特徴です。操縦性の面でも、徐々に進歩を見せている最中。馬房では大人しいのですが、馬場に入ると、気持ちが入ってくるタイプです。体調良く、飼い葉喰いにも問題はありません。

 

【ヴゼットジョリーの21】

馬体重:471キロ

引き続き、左前蹄の状態を入念にチェックしながら、ハロン20秒ペースを基本とする週2回の坂路調教、周回ウッドコースにおける2500mのキャンターなどをおこなっています。ゆっくりとしたペースでトレーニングを重ねてきたことが功を奏し、落ち着きが増し、飼い葉喰い、毛艶、体調のいずれもが、極めて良好です。素材の良さは間違いなく、今後の成長が楽しみな期待馬です。

 

*****3歳馬*****

【ファントムシーフ】

栗東・西村真幸厩舎で調整されています。先週は、1月29日に坂路にて調教助手が跨って、併せ馬で追い切りが行われ、60.5-42.9-27.5-13.7を馬なりで計時し、併せた相手に先着しました。今週は、2月1日にCWチップコースにてクリストフ・ルメール騎手が跨って3頭併せの大外で追い切りが行われ、82.0-67.0-52.7-37.5-11.3を終い一杯に追われて計時し、併せた最内の馬と同入し、真ん中の馬には先着しています。西村調教師は「雪の影響でずっと馬場が使えていませんでしたが、ここまでの調整に大きな狂いはありません。今朝の追い切りでルメール騎手に感触を確かめてもらいました。最後、軽く仕掛けただけでしたが、鋭く反応して、とてもいい動きだったと思います。ルメール騎手からも『乗り易くて反応も良かった。長く良い脚が使えるし、東京のコースは合いそう。レースが楽しみ』と言ってもらえました。来週の競馬に向けて順調です」とのことです。12日東京、3歳オープン・共同通信杯(GIII)・芝1800mにクリストフ・ルメール騎手での出走を予定しています。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。1月27日のレース後も大きな疲れはなく、2月1日現在、大井競馬場の走路で調教を開始しています。米田調教師は「昨日から笹川騎手が跨って調教を開始しました。気になるところはなく馬は元気で、次走へ向けてこのまま進めていけそうです。なお、先週の競馬は強い勝ち方でしたが、同日5Rの3歳306万円以上の結果に当てはめると6着相当の時計で、結構差があるなと正直感じました。ただ、パレルモは1戦毎に力をつけてきている最中ですし、笹川騎手の感触だと、距離はやはり1800mや2000mなど長い方が合っていそうだとのことで、大井1600m内回りの適性という面での差もあるのかなと思います。なお今後については、2月23日大井の雲取賞(SIII)と、3月1日川崎、クラウンカップのトライアル競走である椿賞に登録している他、大井の自己条件などその他のレースに行く可能性も想定しています。以前、雲取賞などの大井の3歳王道路線だとまだ厳しいかも、とお話しましたが、一概に決めつけなくてもいいのかもしれないと思い直し、雲取賞は頭数と相手関係を見て判断しようと思います。一方で椿賞は、地元の川崎所属馬がまず優先で、残りの枠を他3場の所属馬が賞金順で埋めていく形なので、出られるか何とも言えないのもあります。現時点ではまだ次走は未定で、まだ時間はあるので、現段階では広く視野を構えて、馬の状態や登録メンバーを確認しながら次走の番組を決めたいと思います」とのことでした。

 

【スマラグドス】

グリーンウッドTで調整中。

2月1日、担当者の話では「乗り出した後も問題無く、引き続き馬場コース3000mと坂路1本17-17中心に乗り込みつつ、昨日1月31日から15-15を乗り出しました。至って順調で、乗りながら馬体も増えて具合は良さそうです。帰厩に向けて強めを乗り込んでいきます」とのこと。馬体重は483キロ。

 

【ミラクルティアラ】

2月1日、加用調教師からは「坂路の馬場が時間帯によってはあまり良くないこともあって、今日はCWチップコースで追い切りを行いました。併せ馬で6ハロン88秒8、ラスト12秒9を計時し、相手なりで行かせてのものですが、コース追いでも良い感じで動けていたと思います。状態は変わりなく来ていますし、至って順調です。出走レースを検討したのですが、2月19日(日)東京・3歳1勝クラス(ダ1400m)本線で進めてみようかと思っています」との連絡が入っている。

 

【ウィズアットダンス】

1日(水)に小倉競馬場のダートコースで5ハロン73.3-56.9-41.9-12.9 を単走で一杯に追い切りました。「最終追い切りは良馬場のコンディションでおこなえたので、先週みたいに馬場を気にすることもなく、しっかりと負荷を掛けることが出来ました。仕上がりの早いタイプですし、本数的にもこれで十分。滞在競馬とあって落ち着きがあり、飼い葉も食べているとの報告を受けていますが、馬体重はこれまでと同じくらいでの出走になりそうです。フルゲートで権利持ちも多いメンバー構成にはなったものの、若手の中でも乗れている今村ジョッキーを抑えられたのは心強いですね。斤量のアドバンテージも生かし、前進を期待しています」(和田雄二調教師)

 

【フェミナフォルテ】

ノルマンディーファーム小野町で調整され、本日3日(金)に美浦・小島茂之厩舎に入厩しました。

「今週前半には4ハロン55秒程度の追い切りを消化しましたが、その後も食欲があって体をキープして送り出すことが出来ました。敏感なところのある馬ですが、しっかりと負荷を掛けているなかでも精神的に追い込まれているような感じはなかったので、トレセンでのゲート練習も順調に進めていけると思います」(ノルマンディーファーム小野町担当者)

 

【ドゥラチェレステ】

現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。担当者は「術後の経過は良好で馬体も順調に回復し、獣医からの許可も下りたため、昨日30日(月)よりマシン運動を再開しました。運動後も特に問題はなく飼い葉食いも旺盛とあって、以前と変わりない状態に戻っているようです。今後2週間程度は現状メニューを継続し、その後はひとまずトレッドミルで立ち上げる予定です」と話していました。

 

【レッドシュヴェルト】

馬体重:472キロ

今週は火曜日に坂路に入れて、ハロン17秒ペースで1本登坂。若干ながら背腰に疲れは残っているようですが、動かしているぶんには問題なく、稽古後の状態にも気になるところはありませんので、昨日は14-14のペースで乗ってみました。このペースでも変わらず動きはスムーズ。気持ちが高ぶってしまうような素振りもなく、順調に立ち上げることができているかと思います。背腰のケアをおこないながら、明日以降も乗り込みを進めていきます。

 

【レッドジャルダン】

馬体重:538キロ

入場後はウォーキングマシンでの運動にとどめてリフレッシュを図っています。ショックウェーブ治療を施したことで背腰の疲れはほぼ解消していますし、脚元も問題ないことから明日(土)乗り出す予定。違和感がなければ、来週月曜日以降は連日騎乗調教をおこなうことになるでしょう。

 

【ルージュアテナ】

馬体重:479キロ

調整は順調に進んでおり、今週火曜日にも13-13を消化しました。気持ちが入って行きっぷりは良くなっていますし、終いの粘りも増してきています。患部に反動は見られないものの、動きの硬さ、とくに脚捌きに硬さがあるため、サプリメントを与えたり定期的にケアしたりしています。現状からもう少し乗り込んで今月下旬までに入厩する予定となりました。

 

【レッドカフラー】

馬体重:484キロ

大雪の影響でウッド坂路が閉鎖されたため、ダート坂路と周回コースで調整をおこなっています。右前脚の蹄の問題もほぼ解消し活気も十分であることから、坂路でのペースもハロン16~15秒ほどまで上げています。動きは悪くありませんし、騎乗者の指示に素直に従って走っています。今週中に馬場状態は回復する見通しで、来週以降はウッド坂路で4ハロン58秒台といった速い時計を出すことになるでしょう。

 

【ルージュメイベル】

マシン運動。

小島調教師「今日はマシン運動で調整しています。脚取りは良かったし、気持ちが変な方に向かうこともなく落ち着いて良い雰囲気。飼葉の食いも悪くないし、体調は悪くないですよ。明日、栗東トレセンに移動して、来週は栗東で調整することにします。小倉への移動は来週末かレースの週にしようと思っています」

 

【レッドルヴァンシュ】

坂路1本登坂後、ゲート試験を受けて合格。

坂路 70.1-51.5-33.5-16.5 馬なり

音無調教師「今日は坂路を1本登坂した後にゲート試験を受けました。入りはスムーズで、中の駐立も問題なくクリアしてくれましたね。スタートも昨日よりしっかりと出てくれて、2本とも同じ内容だったこともあって無事に試験をクリアすることができました。喉のこともありますが、この後は追い切りを消化しながらデビュー戦に向けて進めていきたいと思います」

 

*****4歳馬*****

【ルピナスリード】

1月27日の検疫で栗東・吉岡辰弥厩舎に帰厩し、29日には坂路にて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、56.9-41.7-27.4-13.6を馬なりで計時し、併せた相手と同入しました。今週は、2月1日に坂路にて調教助手が跨って、併せ馬で追い切りが行われ、55.8-40.5-26.3-13.2を馬なりで計時し、併せた相手と同入しています。吉岡調教師は「いつもは帰厩して1本目は15-15位に留めるのですが、もうオープン馬ですので加減はせず、今日も少し強めに時計を入れています。これまでだと、帰厩した後は、いつも飼葉食いが不安定になるのですが、2~3日はそんな感じが若干あったものの、以降はもうペロリと飼葉を平らげていました。状態は引き続き良さそうです。今週末は馬場で、さらにしっかりと負荷を掛ける予定です」とのことです。2月18日阪神、牝馬限定4歳以上オープン・京都牝馬ステークス(GIII)・芝1400mに川田将雅騎手での出走を予定しています。

 

【ラッキーガブリエル】

松風馬事センターで調整されています。中間、獣医の診察を受け、エコーとレントゲンで左前脚内側の種子骨付近の状態を確認しました。結果、特に変わりはなく、もう一段階、進めて、これまで朝40分だったウォーキングマシン運動を、朝夕1時間ずつに増やして、リハビリを続けていくことになりました。後藤場長は「今回の診察で騎乗許可が下りたら良かったのですが、まだ許可が下りず、もう暫くウォーキングマシンで様子を見るようにとのことでした。ラッキーガブリエルの場合、小さな骨片が神経のそばに浮遊していて取り除けないため、今後も注意していかなくてはいけないところでもあるので、獣医も慎重になっているところがあるように思います。馬は変わらず元気にしていますので、引き続きしっかり様子を見ながら進めていきます」とのことでした。

 

【グロリアスヒーロー】

「先手を主張した三浦騎手の馬(ヴォルケニック)を目標に、道中はいい感じのリズムで運べていたと思います。ただ、3角過ぎからペースが上がると急にアタフタしだし、馬自身戸惑ってしまってフットワークも若干バラバラになっていました。久々の分、そこはレース勘だったりの影響もあったかもしれませんね。ジョッキーもコメントしていましたが、ここで距離を詰めるよりは延ばしてやって、リズムよく走らせたい考え。2節でもし入るようなら、来週2/11(土)東京・4歳上1勝クラス(ダ2100m・混)に向かいます」(高木登調教師)

 

【レッドモンレーヴ】

こちらには水曜日に入場しています。レースから数日といったところですが、馬体に目立ったダメージは見られませんし、爪や脚元についても今のところ違和感はありません。与えた飼葉も食べてくれていますので、いい形でコンディションは回復してくるのではないかと見ています。気持ちが入りやすいタイプの馬ですので、今週まではウォーキングマシンでの運動で楽をさせて、来週からじわりと立ち上げていく予定です。

 

*****5歳馬*****

【ブランメイユール】

川崎競馬小向TC・池田孝厩舎で調整されています。1月26日には最終追い切りが行われて、1月30日川崎、C2(一、二、三)・白妙菊賞・ダート1400mに出走しましたが、残念ながら見せ場はなく12着の殿負けでした。レース後も変わりなく、2月1日現在、厩舎周りの曳き運動を行っています。池田孝調教師は「900mで今回のように川崎所属馬だけで編成モレが発生するほど頭数が揃うのは、ほとんどなかったので、そこがまず誤算でした。体重も増えて良くなっていたので、出来れば900mを使いたかったというのが正直なところです。ただ、それでも久々の1400mでも途中で気持ちさえ切れなければと送り出しましたが、スタートがもうひとつでしたし、ワンターンの900mを続けて使ってきているので、馬の集中力の面でコーナー4回の競馬は厳しいようです。なお、次走ですが、2月27日からの川崎開催を予定しています。概定番組を見ると、次開催もC2で2鞍900mが編成されることになっていますので、出られたらやはり900mを使いたいと思います」とのことでした。

 

【ワイドアウェイク】

グリーンウッドTで調整中。

2月1日、牧場担当者の話では「馬場コース2000mと坂路1本17-17中心に、先週から12~13秒ペースを乗り出しました。昨日も強めを1本消化しており、先週の動きよりも良くなっていましたし、帰厩に向けて上向いてきていると思います。このまま乗り込み帰厩の態勢を整えていきます」とのこと。現在の馬体重は526キロ。

 

【ソニックムーヴ】

1月29日(日)に坂路コースで4ハロン57.8-42.8-28.0-13.4を単走で馬ナリに追われ、1日(水)にも坂路コースで4ハロン52.8-38.9-25.1-12.6を単走で強めに追い切りました。「帰厩してここまで時計消化が2本。さすがにまだ息遣いはだいぶ荒く感じられます。それでもエンジンが掛かると重心が沈み、脚の回転力もアップするところはさすが。もう少し首を下げたフォームで走れるようになれば、もっと良くなってくるはず。このクラスで勝ち負けできる資質は十分備えている馬だと思います。来週は水曜日にコース長目からしっかり負荷をかけて追い切り、木曜日に小倉競馬場へ移動させる予定。2回開催の二週目(2/18.19)を目標にしていきましょう」(伊坂重信調教師)

 

【スノークォーツ】

現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。担当者は「この中間も同様のメニューで進めており、近日中には獣医の定期チェックを受ける予定です。レントゲン検査をおこなって問題がなければ、騎乗開始の許可が下ると思います」と話していました。

 

【レッドアウレア】

馬体重:499キロ

騎乗運動への移行を予定していましたが、まだ目標レースなども決まっていない状況でもあり、今週はトレッドミル調整で進めています。現在はダク500m、キャンター2400m(ハロン20秒ペース)といった内容で進めていますが、それほど歩様の硬さなども気になりません。飼葉の食いも良く、コンディションに問題はありません。山元トレーニングセンターの馬房が空いたことから、本日積み出します。

 

【レッドレジェーラ】

担当スタッフ「昨日こちらに帰ってきました。入場時の馬体チェックでは輸送熱や脚元などに異常は確認されず、すぐに飼葉に口をつけるなど元気な様子を見せてくれました。今朝は軽めの運動にとどめていますが、大きなダメージもなさそうなので、明日からコースに入れて軽めから動かしていくつもりです。次走は中京での出走を予定しているとのこと。こちらでは3週ほどの調整期間になるかと思いますので、次走へ向けて好状態で送り出せるよう、体調管理をメインに進めていくことになりそうです」

 

*****6歳馬*****

【ルヴァンヴェール】

2月1日、竹内調教師から「今朝はウッドチップコースで併せ馬を行い、並走馬に少し遅れています。道中はこちらが先行し、直線も一杯に追い切りました。今日は時計の掛かる馬場状態の中で大外を廻ったことを考慮すると、1週前追い切りとしては充分に負荷を掛けることができました。また、距離延長に備えて普段の調教量も増やしていることで、動きに素軽さも出てきています」との連絡があった。2月11日(土)東京・4歳以上2勝クラス(ダ1,600㍍)に出走予定。

 

【エクストラノート】

2月1日(水)に坂路コースで4ハロンから0.8秒先行して併せ、56.6-41.7-27.5-13.9を馬ナリに追い切りました。「再来週のレースに備えて、水曜日に坂路コースで追い切りを消化しています。相手は新馬で胸を貸すような形になりましたが、手応え優勢で先着しています。いい感じできていますし、上積みもしっかりありそうですよ。態勢は整っているので、この状態をキープしていきたいと思っています。あとは5節で入ってくれればといったところですね。同週には阪神でダ1800m戦が組まれていますし、翌週には小倉でもハンデ戦があるので、他の選択肢も考えておきます」(加藤和宏調教師)

 

【モンストルオーソ】

「1/29(日)に4ハロンから一杯に追って、53.1-38.8の時計を出し、当初からの予定通り、川崎競馬場でおこなわれた今朝の調教試験に臨みました。古岡勇樹ジョッキーが騎乗して、5頭立ての最内1枠1番から。ポンと好スタートを切って向正面で先頭に立ち、あとは持ったままで2着にコンマ4秒をつけ先頭でゴール。走破時計は900mを58.8秒、馬体重は480kgでした。もちろん合格です。厩舎に戻ってきて上りもしっかりと確認しましたが、異常ありません。まずはここが目標でしたから、ひと安心。13回川崎開催(2/27~)での復帰に向けて、来週から一段階ペースアップしていきましょう」(鈴木義久調教師)

 

【レッドエランドール】

馬体重:512キロ

連日の降雪によりウッド坂路が閉鎖されたため、ダート坂路で調整をおこなってきました。 ダート坂路においても水分を多く含んだシャバシャバした状態だったことから、強めの調教は控えて、ペースもハロン18秒ほどにとどめていました。動きは徐々に良くなってきていますが、冬毛は伸びたままで見た目は悪いですし、覇気も感じられずといったところで、まだまだ時間がかかりそうです。

 

*****7歳馬*****

【レッドクレオス】

乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。

助手「今日は軽めの調整です。クタッとしたところもなく歩様もスムーズ。昨日はウッドでやったので、多少背腰やトモに疲れはありますが、いつもの追い切り後と変わらない感じなので問題のない程度。昨日の一追いで息も良くなるでしょうし、体ももう一段締まってくると思います。そこまで煩い馬ではないですが、テンションも落ち着いていて雰囲気はいいですね。この感じで来週まで進めていきたいです」

 

*****8歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:525キロ

今週も周回コースでダク500m、ハッキング1000mを1本、キャンター1本(18-17のペース)、最後に15-15を1本といったメニュー構成。走りには安定感があり、この時期ですが硬さも気になりません。コンディションに不安はなく、準備が整ったことから、本日の検疫で美浦・鹿戸雄一厩舎に帰厩しました。

 

*****9歳馬*****

【アナザートゥルース】

「来週2/08(水)船橋・報知グランプリカップ (S3・ダ1800m)に森泰斗騎手で投票を予定しています。この中間またフットワークが一段軽くなり、気持ちもだいぶ乗ってきました。本追い切りは明日4日(土)に実施するつもりですが、申し分ない仕上がりでレースに臨めると思います。前回先着を許したギガキングも名を連ねてくるでしょうし、S3の重賞競走でさすがに一筋縄ではいかないメンバー構成となりそう。それでも今回アナザー自身、上積みはかなり大きいので、十分勝負になると思います」(佐藤裕太調教師)