*****2歳馬*****
【コウヨウルビーの21】
谷川牧場第一分場で調整されています。中間はキャンターの距離を延ばしており、1月10日現在、牧場内の400m屋根付きウッドチップコースで、常歩とダクを乗った後、ハロン23~25秒のキャンター7周のメニューで乗られています。スタッフは「焦らず馴致にかなり時間を掛けて丁寧に進めた甲斐あって、最近はすっかり安定してきましたし、乗り終えて馬房に入ればすっかりくつろいでいます。上手く自分でスイッチのオンオフの切り替えが出来ているようです」とのことでした。
【ルパンⅡの21】
西舎共同育成場で調整されています。年末年始を挟み、1月のお正月休みが明けて以降も変わりなくBTCで順調に乗り進めており、1月10日現在、BTCの屋内600mダートトラックでハロン22~25秒程度のキャンター3000mを乗られ、週2回は屋内1000mウッドチップ坂路をハロン16~18秒程度で乗られています。スタッフは「中間は600mダートではキャンターの距離を延ばして、坂路では時計を詰めていますが、まったく問題なく対応できています。順調ですね。この調子で進めていけそうです」とのことでした。
【マリーンウィナーの21】
キタジョファームで調整されています。12月中に馴致を終えて、年末年始でひと息入れたのち騎乗調教を開始しており、1月10日現在、200m屋内ダート馬場にて2歳馬の集団調教でダクを左右手前を替えて10周ずつ乗られ、その他ウォーキングマシン運動を調教の前後に30分ずつ行っています。岡マネージャーは「年内で馴致を完了し、1月からは調教を開始しています。まずはダクで乗り進めていますが、馴致からここまでのところでは、気性的な難しさは見られません。馬の成長に合わせながら徐々に調教内容を強めていきます」とのことでした。
【アンデスクイーンの21】
暮れに17~16秒ペースを消化。年末年始期間のリフレッシュを挟んで乗り出した後も順調。
担当者の話では「年明け最初の週は坂路1本17秒ペースを乗り出し、2週目に入ってからは坂路2本(17-16)、或いは坂路1本(17秒)と周回コース2500mのメニューを再開しており、その他の日はトレッドミル調整で進めていくことになっています。乗り出し後も問題は無く、16秒ペースメインで乗り込んでいけそうです」とのこと。馬体重は456キロ。
【シンギングセンセーションの21】
チェスナットファームで育成中。先月下旬に坂路で16秒前後まで進め、年末年始はトレッドミル調整やウォーキングマシン運動でリフレッシュを図り、1月7日頃から騎乗調教を再開。徐々にペースを上げ、現在は周回ダートコース600mを4周半と坂路18秒前後を行っている。
牧場担当者から「年末からトレッドミル調整でリフレッシュ期間を設けましたが、年明けは熱発の影響で運動を控えていました。ただ、回復は早くこれまでしっかり乗り込んできたおかげで、他の馬たちと同時期に立ち上げを行えています。今月中には坂路で15秒ペースまで進めていく予定です。馬体のバランスも徐々に整って来ており、フォームも良くなってきています」との連絡があった。現在の馬体重は491キロ。
【エイシンバンバの21】
武田ステーブルで育成中。年末に坂路で16秒ペースまで進み、お正月期間でリフレッシュを図り1月4日から騎乗調教を再開。徐々にペースを上げ、現在は周回ダートコースで3000m前後の普通キャンターと、週1日坂路で20秒ペースのメニューを行っている。
牧場担当者から「昨年末の坂路16秒ペースも、余裕を持ってスムーズな走りが出来ていました。リフレッシュ期間で馬体に大きな変化は無いものの、変わらずにテンションは安定し、体調も至って良好です。立上げからも順調に進められていますので、近々坂路の日を2日に増やし、ペースも徐々に上げていく予定です」との連絡があった。
*****3歳馬*****
【マランジュ】
予定どおり、本日1月12日(木)にグリーンウッドトレーニングへ放牧に出ています。
この中間も騎乗トレーニングを重ねてきましたが、まだ頼りなさが残る現状を考慮して、無理せず放牧を挟むことになりました。あす1月12日(木)にグリーンウッドトレーニングへ放牧に出る予定です。
田中調教師は「新馬戦が組まれているあいだにデビューさせたかったところですが、成長がスローでしっかり攻めることができず、まだその時期ではない印象を受けます。放牧先でもう少し底上げを図ってもらってから、あらためてデビューを目指します」と話していました。
【ファントムシーフ】
1月5日にチャンピオンヒルズにリフレッシュのため短期放牧に出ており、中間は、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースで軽めキャンター3000m程度のメニューで進められました。なお、11日の検疫で栗東・西村真幸厩舎に帰厩しています。西村調教師は「ホープフルステークスの後、若干、背腰に疲れが感じられ、両トモの球節周りには軽い皮膚病が出ましたが、背腰にはショックウェーブ治療を行い、皮膚病もすぐに治まってくれました。チャンピオンヒルズには、精神面のリフレッシュを図りつつ、あまり身体は緩めないようにと伝えて短期放牧に出し、本日の検疫で厩舎に戻しました。明日以降、次走に向けてトレセンで進めたいと思います」とのことです。今後は、2月12日東京、3歳オープン・共同通信杯(GIII)・芝1800mにクリストフ・ルメール騎手での出走を目標にして進めていく予定です。
【パレルモ】
大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。引き続き、状態面に変わりはなく、11日現在、大井競馬場の走路で乗り込まれています。米田調教師は「中間、調教は休まず乗っていますが、若干トモに疲れが見られたので、関節の薬を打ちました。打った後は注射の効果が見られたので、この後も1週間に1回の間隔で注射は打つ予定です。大井で2戦競馬に使って、馬の雰囲気は正直、劇的に変わったところはないですが、人馬共にお互いのことが分かってきたところがあり、以前よりも息が合ってきたように思います。このままサルビア特別出走に向けて進めていきます」とのことです。引き続き、25日大井、3歳選抜馬・サルビア特別・ダート1700mへの出走を視野に入れて進めていきます。
【スマラグドス】
1月11日、西園調教師からは「7日にグリーンウッドTへ放牧に出しています。一息入れてリフレッシュしてもらい、馬の状態を見ながら帰厩時期を検討します。ジョッキーから『距離を詰めてみては』という進言がありましたので、次はマイル辺りのレースを検討してみたいと思っています」との連絡が入っている。
【ミラクルティアラ】
1月15日(日)中京・3歳1勝クラス(ダ1200m)にM.デムーロ騎手で出走する。
12日、加用調教師は「この中間も変わりなく、先週末に坂路で軽く時計を出し、本日も単走でサッと登坂させています。状態はキープ出来ており、良い雰囲気でレースに臨めそうです」とのこと。
【ウィズアットダンス】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで3600m(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も引き続き順調に乗り込めています。馬格があまりない馬なので、速いところはおこなわず長めを乗って進めています。明日14日(土)の検疫でトレセンに戻ることが決まっています」(担当者)
【フェミナフォルテ】
現在は馬場2周と坂路1本もしくは馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週から追い切りを開始しました。まだ安定感こそないものの、追い切りでもいいバランスで走れていたように、良化の兆しは見せ始めています。飼い葉も変わらず食べており、ようやく胴回りにドッシリとした感じも出てきました。今月末か来月上旬の入厩を目標に引き続き乗り進めていきます。
【ルージュメイベル】
担当スタッフ「先週末は坂路で3ハロン42秒ほどのところを消化。背腰の硬さについては大きく変わりませんが、この時計でも無理なく動けていることから、火曜日は3ハロン40秒のところをイメージして1本。パートナーに引っ張られて速くなってしまったものの、38.6-13.1のタイムでしっかりと動いてきてくれました。無駄に気が入ってしまうことで体に力み。このあたりが硬さの原因かと思いますが、ケアを継続しながら乗り込める状態をキープすることができていますので、引き続き速いところを織り交ぜながら進めていきます。気持ちが先走ってトモが入ってこないといった印象もありますので、このあたりも意識しながら乗っていきますよ。馬体重は447キロ。火曜日が速くなってしまったこともあり、今週末は15-15にとどめます」
【レッドルヴァンシュ】
馬体重未測定
今朝、無事に到着しています。輸送熱なども確認されず、到着後には飼葉もちゃんと食べてくれています。状態が落ちているといった印象はなく、馬体や脚元に異常も見られませんので、午後に改めて馬体チェックをおこない、問題なければ今夜の便でノーザンファームしがらきへ移動の予定となっています。
【ルージュアテナ】
馬体重:484キロ
調整は順調に進んでおり、今週火曜日に1本目の15-15を消化しました。気難しいところはありませんが、気持ちだけで走っている感じで、まだ体の使い方をわかっていないのが現状。動きは物足りないと言わざるを得ませんが、これから本数を重ねていくうちに少しずつ変わってきそうです。冬毛が抜け始めて内面のコンディションは上昇中です。
【レッドシュヴェルト】
角馬場運動後、ウッドにて単走で追い切り。
ウッド 70.5-54.2-39.1-25.0-11.9 馬なり
尾関調教師「ウッドコースで追い切りました。昨日、坂路でオーバーペースになってしまったので今日は単走で息を整える程度でしたが、下ろしがけから折り合いも付いて道中で抜くところも作れていました。3コーナーからのギアチェンジも早く、直線の動きも良かったです。息の入りも良く、昨日の影響を感じさせない良い追い切りができたのではないでしょうか。今回も良い走りを期待しています」
※1月15日(日)中山5R・3歳未勝利(芝1600m)にT.バシュロ騎手で出走します。
【レッドジャルダン】
本日は引き運動をおこないました。
友道調教師「今朝(木)も厩舎周りの引き運動にとどめて体力面の回復を促しています。レースから数日経っても背腰や脚元に疲労感は出てきませんし、雰囲気もこれまでと変わらず。この状態なら明日には乗り出せるでしょう。変化を求める意味でも少し時間は必要なので、中3週くらいで次走に臨むつもり。そして芝での瞬発力勝負では力を発揮できないようなので、次走以降はダートの中距離を選択していきます」
【レッドカフラー】
本日は坂路で調整しました。
坂路 66.7-51.0-34.5-17.6 馬なり
助手「坂路で普通のところを乗ってみましたが、硬さはいつも通りでしたし、気持ちも前向きで雰囲気は良かったです。想定を確認したところ意外にも出走できそうな状況だったため、連闘に踏み切ることにしました。ジョッキーは自厩舎所属の坂井瑠星騎手を押さえています。前走で好スタート後に前につけられるスピードは見せてくれたことからも距離短縮はマイナスにはならないはず。ダラッとしてしまった部分を競馬に行ってどう修正するかがポイントになりそうですね」
※1月14日(土)中京1R・3歳未勝利(ダ1200m)に坂井瑠星騎手で出走します。
*****4歳馬*****
【ルピナスリード】
1月12日にチャンピオンヒルズへ移動しました。
栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。1月9日のレース後も状態に変わりはないですが、短期放牧に出る事になり、12日にチャンピオンヒルズへ移動する予定です。吉岡調教師は「残念なレース結果でした。今までは軽量で走れていましたが、今回の55キロという斤量も影響したのかもしれません。それでもこの経験は、必ず今後の糧になってきます。騎乗してくれた川田将雅騎手も背中を誉めてくれましたし、課題も指摘してくれました。引き続き、成長が止まらないように使いつつ育てていきたいと思います。このあとは2週間程のリフレッシュ放牧に出したのち、2月の京都牝馬ステークスへ向けて進めていこうと思います」とのことです。次走は、2月18日阪神、牝馬限定4歳以上オープン・京都牝馬ステークス(GIII)・芝1400mを予定しています。
【ラッキーガブリエル】
松風馬事センターで調整されています。今月からウォーキングマシン運動を行っています。後藤場長は「ウォーキングマシンを始めたばかりですが、今のところ脚元に問題なく、順調です」とのことでした。
【グロリアスヒーロー】
9日(月)に坂路コースで4ハロン57.6-42.4-26.8-12.4を単走で末強めに追われ、12日(木)にはWコースで5ハロンから0.3秒先行して併せ、68.6-54.3-40.1-12.7を馬ナリに追い切りました。「今週はコース長目から併せ馬で追い切りを行いましたが、躍動感溢れるフットワークで上々の動きを披露。こちらが指示した通りの時計で回ってきてくれました。それでも乗っていたスタッフからは『手応えには結構余裕が残っていたのに、フーフーと息遣いが悪く、体もまだだいぶ重い印象です』と報告を受けている。現時点では東京開催2週目あたりを目標にするのがベターかもしれません。稽古でも以前より行きっぷりが増しているので、今なら距離は少し縮めてみても対応できると思います」(高木登調教師)
【レッドモンレーヴ】
乗り運動後、坂路下でダク、その後ウッドで追い切り。
ウッド
レッドモンレーヴ 69.4-53.6-38.8-12.3 馬なり
トウキチロウ 69.8-54.1-39.2-12.3 馬なり
メリディアンローグ 70.3-54.5-39.6-12.4 馬なり
助手「今日はウッドで追い切りました。一番後ろから出て直線は併せましたが、ペースとしては70-40くらいだったので楽に動けていたようです。併せに行く時の加速もスムーズだったようですし、このくらいならまだまだ走り足りないといった感じ。体はまだ多少余裕がある感じですが、体の張りや筋肉の付き方は良くなってきているので、このまま乗り込んでいけば徐々に締まっていくでしょう。順調にきています」
蛯名正調教師「爪も問題なくいい感じに上向いてきていると思います。前走は連戦だったこともあってイラついている感じもありましたが、リフレッシュしたことで、そのあたりは解消されています。まだ競馬まで何本かやれるので十分仕上がると思いますよ。今回は川田騎手にお願いしています」
※1月29日(日)東京10R・節分S(4歳上3勝クラス・芝1600m)を川田将雅騎手で予定。
【ルージュエクレール】
角馬場運動後、Bコース1周。
萩原調教師「昨日に続き角馬場とBコースで軽めに乗って調整しています。今のところテンションは高くなっていませんし、バランスの良い走りができています。体調面も良く、不安な面はありません。追い切りは明日か週末から始める予定。このまましっかり乗り込んでいきます」
*****5歳馬*****
【ブランメイユール】
川崎競馬小向TC・池田孝厩舎で調整されています。レースの疲れも抜けて、11日現在、小向TCの走路で次走に向けて調教を開始しています。並木厩務員は「やはり馬がまだ重かったですが、その状態でも途中まであの展開に持ち込めているように、状態さえ整えば楽しみだと思います。また、初戦は身体が減っていましたが、レース後は飼葉をしっかり食べてられており、次は身体も増えた状態でレースに臨めるのではないかと思います」とのことです。今後は30日から始まる川崎開催に向けて進めていきます。
【ソニックムーヴ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。年末からゆったりと進めているため右前の球節はスッキリしていて、そろそろネジを巻く時期になってきました。伊坂調教師からは『そう遠くない帰厩を考えています』という話があるので、送り出しに向けて一段ギアを上げようと思っています」(担当者)
【レッドアウレア】
昨日ダートコースで追い切り、本日厩舎周りを引き運動。
ダート 69.1-54.1-39.8-12.4 馬なり
尾関調教師「先週の金曜に小倉競馬場に移動しています。日曜日にダートコースでラスト3Fから終いを伸ばし、昨日は黛騎手を背にダートコースで追い切っています。単走でしたがフワフワした感じもなく、道中も鞍上の意のままに良い感じに動けていたようです。今朝は引き運動の調整ですが、歩様はスムーズで不安な面はありません。飼い葉を食べて体調もいいので、前進に期待しています」
※1月15日(日)小倉8R・4歳上1勝クラス(ダ1700m)に黛弘人騎手で出走します。
【レッドレジェーラ】
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周半。
古賀慎調教師「東京開催での出走に向けて昨日帰厩させました。放牧といっても短いものですし、山元でも緩めず乗り込んでもらったのでそこまで重い感じはないですね。この時期なので、どうしても冬毛は出ていますが体調自体は問題なし。トモの踏み込みなどもそこまで悪くないので、引き続き治療しながら乗り込んでいけばすぐにしっかりしてくるでしょう。前回の競馬で多少内容に前進が見られたこともあり、コースこそ違いますが同じ距離を使うつもりでいます。次はある程度スタートから出してもらいたいので、しっかり追ってもらえる内田騎手に依頼しています」
※1月28日(土)東京7R・4歳上1勝クラス(ダ1400m)を内田博幸騎手で予定。
*****6歳馬*****
【エクストラノート】
9日(月)にWコースで5ハロン72.4-57.0-41.7-12.3を単走でゴール前仕掛けて追われ、12日(木)には坂路コースで4ハロン56.4-41.8-27.8-14.1を単走で馬ナリに追い切りました。「先週は変則開催だったため9日(月)に本追い切りを消化していて、今日は坂路コースでサッと整える程度のところをおこなっています。この中間も順調にきていて、月曜日は終いを伸ばすような形を取ったのですが、スッと反応してくれましたよ。いい動きでしたし、状態も良くなってきたところ。1週スライドして態勢はほぼ整った感じです。今回は昇級初戦ですが、手頃な頭数となりましたし、良績のある左回りコースなので、どんな走りができるか楽しみにしています。このクラスでも終いの脚を生かすような競馬をさせたいので、ジョッキーにはその点だけ指示しておきます」(加藤和宏調教師)
【モンストルオーソ】
「いかにも去勢明けといった感じです。冬毛が目立ち、全体的には少し細めのシルエットに映りながらも、お腹周りはポコッと。ただ、今のところ脚元の不安がありませんので、3000mのキャンターまで乗り進めています。前走から半年以上の間隔が空いていますので、まずは能力検査を受けて、合格後の13回川崎開催(2/27~)での復帰が当面の目標です」(鈴木義久調教師)
【レッドエランドール】
馬体重:511キロ
調整は順調に進んでおり、週に2回は坂路での4ハロン58秒といった速めの時計を取り入れています。時計には難なく対応していますが、動きの硬さは相変わらずで、好調時と比べるとまだまだといったところです。それでも徐々に活気は戻りつつありますし、飼い葉食いなどに問題はなく体も維持できているため、今後も休ませずにしっかり負荷をかけていきます。
*****7歳馬*****
【レッドクレオス】
乗り運動後、坂路下でダク、その後坂路1本。
蛯名正調教師「東京での出走に向けて昨日帰厩させました。天栄での調整も順調だったようで状態は良さそうですよ。体型的なこともありますが、時期的に少し体に余裕は感じるので、長めに乗るなどして引き締めていきたいところです。トモの感じもいつも通りですし、爪も問題ないということなのでしっかり乗り込んでいけそうですね。年齢は重ねてきましたが、無理使いしているわけでもないので体はまだまだ若いですし、もう一花咲かせられるように調整していきます。競馬は1回東京3週目の雲雀Sを引き続き内田騎手で向かう予定にしています」
※2月11日(土)東京10R・雲雀S(4歳上3勝クラス・芝1400m)を内田博幸騎手で予定。
*****8歳馬*****
【レッドヴェイロン】
馬体重:530キロ
今週は周回コースでダク500m、ハッキング1000mを1本、キャンター2本(18-17のペース)といった内容で乗っています。本数を3本にしてみましたが、動き始めには硬さを感じさせるものの、体がほぐれるのも早くて力みなども感じさせません。年齢を感じさせないフレッシュな走りを見せてくれており、立ち上げてからここまで順調な調整過程。今週末には15-15を予定しています。
*****9歳馬*****
【アナザートゥルース】
「予定している1/17(火)船橋・チバテレ盃(準重賞・OP・ダ1800m)に向けて、本日最終追い切りを実施しました。息遣いなどまだ重く、正直ひと叩きがベストな感は否めません。それでも単走ながら躍動感に満ちており、さすが重賞勝ち馬といったフットワークを披露。手探りの状態ではありますが、こちらに来てから一ヶ月ジックリと乗り込んで、概ね態勢は整いました。アナザートゥルースは会員様をはじめ、非常にファンの多い馬です。転入初戦からいい走りがお見せできたらと思います」(佐藤裕太調教師)