*****3歳馬*****
【レッドカフラー】
矢作芳人調教師「すみませんでした。スピードがあるところは見せてくれましたが、終いが甘くなりましたね。外を回ったにしてもそこまで無理をしたわけではないので、もう少し我慢してもらいたかったところです。レース後に岩田望来騎手は『エンジンの掛かりが遅かったが、エンジンが掛かったら掛かったでハミにもたれて伸びた状態で走っていた。キックバックは問題なかったので、馬の後ろにつけて脚を溜めるような競馬をしてもいいかも』と話していました。ハミのもたれは調教からそういった面を見せているものですが、これから体がしっかりしてくれば解消してくるでしょう。この後は状態面に問題なければ続戦するつもり。まだ引き締められそうな体つきだったので使いつつですね」
【レッドジャルダン】
友道調教師「すみませんでした。いかにも大型馬の初戦という感じでゲートはもっさりでした。ちゃんと練習はしていたんですけれどね。ペースが遅かったので追走はできましたが、そのままヨーイドンの瞬発力勝負になってしまい上位には及ばずといったところでした。普段の調教でもそうなのですが、促されると反応こそ示すものの、もう一つトップギアが入らないのが現状。そのあたりは成長はもちろん、レース慣れも必要になってくるでしょうね。坂井瑠星騎手によると『距離はこれくらいかもう少しあってもよさそう。これだけの大型馬ですから、先々はダートに矛先を向けてもいいかもしれません』ということでした。あくまで状態次第ですが、次走に向けてこのまま厩舎に置いて調整を進めていきます」
*****4歳馬*****
【ルピナスリード】
川田将雅騎手 レース後コメント
「返し馬の時から凄く背中が良い馬だと感じました。ただ、その割にはスタートした後の追走で押して行ったり、3〜4コーナーでは内ラチを頼って走ったりしています。直線では思い切って外に出した後は弾けそう感じはありますが、外にヨレようとしていました。その辺りが成長してくれば、もっとやれる馬になると思います」
吉岡辰弥調教師 レース後コメント
「鞍上はとても上手く乗ってくれたと思います。最後の直線ではもっと伸びてくるかと期待しましたがジリジリでした。その辺りはもう少し成長待ちかもしれません。今日は現時点では力負けですし、休み明けの分もあったかもしれません。もう一段逞しくなれるギアはあると思いますので、使いつつ成長していければと思っています」
【ダイヤモンドフジ】
田中一巧調教師から「レース後の歩様を見ると、背中からトモにかけて疲れが見られます。特に腰の中央部(百会)が顕著だったので、重点的にショックウェーヴ治療を施しました。9日(月)に山岡トレセンへ放牧に出して、次の園田開催に備えます」との連絡があった。