*****3歳馬*****
【スマラグドス】
1月5日・中京・3歳1勝クラス(芝2000m)に出走し5着。
6日、西園調教師からは「レース後、脚もと等に問題は見られませんが、今朝は飼い葉を少し残していました。いつもしっかり食べてくれる馬で、完食しなかったのは今までで初めてだと思います。やはりこれまでの疲れが出ているようなので、放牧に出して一息入れさせることにします。状態が良くなるのを待って帰厩させ、次は少し距離を詰めてレースを検討するつもりです」との連絡が入っている。近日中に放牧に出る予定。
1月5日(木)中京・3歳1勝クラス(芝2000m)に松山騎手で出走し5着。
西園調教師からは「道中は手応えも良く進められていましたが、直線で弾ける事が出来ませんでした。競馬を続けて使ってきた、見えない疲れがたまっているのかもしれません。ここで一旦リフレッシュさせることにしたいと思います。
直線で自ら外に張っていくところがありましたが、松山騎手の話では『すぐに進路を立て直せましたし、大きな問題はありませんでした。ジワジワと伸びてはいるのですが』ということでした。今日は残念な結果になりましたが、一息入れて立て直ししたいと思います」との連絡が入っている。
【ミラクルティアラ】
1月15日(日)中京・3歳1勝クラス(ダ1200m)に出走予定。
3日、加用調教師は「年末年始期間も変わりなく過ごすことが出来ました。状態は維持できていますし、レースに向けてそれほど強い調整は必要無さそうです。このままレースに向けて調整を進めます」とのこと。
【ファントムシーフ】
1月5日にチャンピオンヒルズへ移動しました。
【ウィズアットダンス】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで3600m(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。年末年始も順調に進められ、年明けからピッチを上げて乗り込んでいます。しっかり負荷を掛けていますが体をキープできているように、体調面は良さそう。このまましっかり進めつつ、態勢を整えていきたいと思います」(担当者)
【フェミナフォルテ】
現在は馬場2周と坂路1本もしくは馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。正月休みを経て、お腹回りにだいぶ余裕が出てきました。ただ、周りを気にしてしまって落ち着きのない面は変わらず、もう少し気持ちの部分に余裕が出てきて欲しいところ。普段からまだ気負いながら走っていますし、なだめつつ進めて徐々に体力を付けていきます。
【ルージュメイベル】
担当スタッフ「年末年始も不安なくメニューを消化することができています。周回コースでのメニューに加え、年末から坂路での調整も開始。ハロン16~15秒ほどのペースを中心に動きや気持ちを確認しながら乗っていますが、背腰の状態回復にあわせてフットワークには伸びやかさが出てきたように感じます。緩さも残す現状でもありますので、気性面に注意しながら乗り込みを強化していきたいところです」
【ルージュアテナ】
馬体重:474キロ
入場後すぐに乗り出し、現在は周回コースを2周後に坂路をハロン17秒ほどのペースで1本上がっています。性格は前向きで走りも安定していますし、脚元に反動も見られません。長い休養期間があった割に他の未入厩の3歳馬と比べてもしっかりしている印象で、この後のペースアップにも対応できればそれほど時間が掛からずに入厩できるかもしれません。
*****4歳馬*****
【ダイヤモンドフジ】
1月4日(水)園田・C1(ダ1,230㍍)に下原騎手で出走し2着。
田中一巧調教師から「距離短縮でリズム良く走れましたが、向正面で1ハロン早く動かされたことで、最後は差し切られてしまいました。この後は姫路開催になりますので(姫路は800、1.400、1.500)リフレッシュ放牧を挟みます。今日の競馬は折り合いも良く、適距離だったと思います」との連絡があった。
【ルピナスリード】
5日に坂路にて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、54.5-39.5-25.2-12.0を終い仕掛けて計時し、併せた相手に先着しています。吉岡辰弥調教師は「今朝の追い切りは予定通りの全体時計から、確認する意味で終いだけ仕掛けました。反応は良く、重たい感じはありません。休み明けになりますが、良い仕上がりで臨めると思います」とのことです。9日中京、4歳以上オープン・淀短距離ステークス(L)・芝1200mに川田将雅騎手で登録を行う予定です。5日現在の馬体重は464キロ。
【グロリアスヒーロー】
ノルマンディーファーム小野町で調整され、1月5日(木)に帰厩しました。
「背が伸びて体付きもひと回り大きくなった印象を受けます。今朝は角馬場でウォーミングアップした後、坂路1本登板(18秒ペース)のメニュー。全体的にフワッとしていて力強さに欠ける走りですが、そこはまだ休養明けの分もありますし、徐々にピッチを上げていければ。1回東京の開幕週(1/28.29)を目標に仕上げていくつもりです」(高木登調教師)
【ジュレップグラス】
これまでの戦歴およびレース内容、現状を踏まえて櫻田康二調教師と協議をおこなった結果、誠に残念ではございますが、ここで匿名組合契約を終了することといたしました。
なお、本馬は来週12日(木)に開催されるサラブレッドオークションに出品する予定です。
ジュレップグラス号にお送りいただいたこれまでの温かいご声援、誠にありがとうございました。
「3連闘を含め厳しいローテーションでしたが、しっかりとそれに応えてくれました。レースキャリアを重ねたことで、心身の幼さが抜けてきた印象を受けています。初勝利に至らなかった原因は、馬場に尽きると思います。ダートであれば脚抜きがいい状態が必須でしょうし、やはり芝がベストでしょうか。なんとか結果を出したいと強行軍に踏み切ったわけですが、初勝利を挙げるには至らず、申し訳ありませんでした」(櫻田康二調教師)
【ルージュエクレール】
角馬場運動後、Bコース1周
萩原調教師「きのう帰厩させました。今日は運動初日ですので、角馬場とBコースで軽めに乗って調整しています。札幌を使ってからしっかり休ませて、その後は入念に乗り込んでもらったこともあり、だいぶ見た目はパンプアップしたように思います。稽古でも落ち着いて動けていましたし、体調面も良さそうですので、これから追い切りを始めていき、状態を上げていきますよ。レースは2月4日の東京・テレビ山梨杯(芝1400m)を予定。横山武史騎手に騎乗依頼をかけています」
*****5歳馬*****
【ワイドアウェイク】
12月21日よりグリーンウッドTで調整中。
1月6日、牧場担当者の話では「大きな疲れも感じられず元気な様子ですが、連戦してきましたので、年末までは予定通りウォーキングマシンとトレッドミルのみの調整でゆっくり立ち上げてきました。年明けから馬場コース2000mと坂路1本17-17を乗り出しており、馬に合わせて徐々に進めて行きたいと思っています」とのこと。現在の馬体重は521キロ。
【ソニックムーヴ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。入場時は四肢に皮膚病があり、浮腫んでいたものは良化傾向です。体重は増えてしまいましたが、今の状態で乗り込み態勢へ移れそうで、右前の球節、膝には問題ありません」(担当者)
【レッドレジェーラ】
担当スタッフ「年末年始も順調にメニューを消化。先週末も坂路で3ハロン42秒ほどのペースで乗っており、着々と準備が進んでいるといった状況です。気の勝ったタイプの馬ですけど、稽古で悪い方に向くようなことはなく、前向きに元気いっぱいといった様子でトレーニングをおこなってくれています。寒い時期らしく毛が長いのは相変わらずですが、動きもコンディションも上向き。順調に帰厩準備を進めることができています」
*****6歳馬*****
【ルヴァンヴェール】
12月21日からケイツーSで調整中。
1月6日、牧場担当者から「毛艶や馬体のハリも良く、周回コース3,000~4,000㍍のキャンターを中心に、15-15も始めています。現在の馬体重は515㌔」との連絡があった。
【エクストラノート】
1月4日(水)にWコースで6ハロン86.0-69.6-54.6-39.5-12.9を単走で馬ナリに追い切りました。「仕上がりに不安があったことから今週のダ2400m戦はパスしていますが、乗り込みはしっかりおこなえていますし、態勢は整ってきた感じです。予定より1週スライドしましたが中山か中京での出走を考えることにし、原君に中山で乗れないか聞いたのですが小倉に行ってしまうとのこと。改めてジョッキーを探していたところ、中京であれば坂井瑠星騎手が乗れるという事だったので、1/15(日)中京・天竜川特別(ダ1800m・混)に向かう事にしました。去勢前とはいえ過去に騎乗経験がありますし、エクストラにとっても相性の良い左回りコースなので、いい状態で送り出せるようあと1週間しっかり調整していきます」(加藤和宏調教師)
【モンストルオーソ】
今後について佐藤裕太調教師と協議した結果、ここで他競馬場に環境を変えて再出発を図ることになりました。
移籍先は川崎競馬・鈴木義久(スズキヨシヒサ)厩舎に決定し、本日6日(金)に川崎競馬場に入厩しました。
「年末年始も順調に進められ、しっかりした積み重ねができました。球節を含めた脚元の状態も安定していましたし、入場当初と比べたら雲泥の出来です。転厩となるようですが、この状態であればどこでも頑張ってくれると思いますよ」(松風馬事センター・担当者)
【レッドエランドール】
馬体重:514キロ
今週水曜日(4日)から坂路での15-15を始めましたが、全体的に動きは硬く、いい頃の柔らかい動きが見られない状況です。また、冬毛がボサボサですし、活気も乏しいことからもこの時季が苦手なのかもしれません。それでも脚元などに不安はないため、このまま時計を出し続けながら良化を待つことにしています。
*****7歳馬*****
【リーピングリーズン】
これまでの戦歴および現状を踏まえ、管理する櫻田康二調教師と協議をおこなった結果、誠に残念ではございますが、近日中に地方競馬登録を抹消し、匿名組合契約を終了することといたしました。
今後はオカダスタッドにて繁殖牝馬となる予定です。
「こちらの重賞3戦を含む6戦に出走。いずれも非常に厳しいレースだったと思いますが、連闘で挑んだ再転入2戦目の芝のマイル戦では、上り3ハロン36秒を切る豪脚で、当地3年ぶりの勝利を挙げることが出来ました。厩舎スタッフ一同、感慨深く本当にうれしかったですね。ただ、前走は1番人気を裏切ることとなり、パフォーマンスも今ひとつの印象を受けました。今開催の9回水沢開催が終了し、次開催が10回水沢開催(3/11~)、一旦シーズンオフとなります。明け7歳という年齢も考慮すると、競走生活に別れを告げるベストなタイミングかと思います。リーピングリーズン同様、芝ダートを問わない産駒を輩出してくれることを切に願っています」(櫻田康二調教師)
【レッドクレオス】
馬体重:492キロ
今週も坂路で14-13のペースで進めています。引き続き軽快な動きを見せてくれており、息遣いにも着実な良化が感じられます。乗り込みを継続していますが脚元や馬体に違和感などもなく、ここまでトレセン帰厩へ向けてスムーズな乗り込みをおこなうことができています。
*****8歳馬*****
【アナザートゥルース】
「今朝4ハロンから追い切りました。馬ナリで51.4-38.3の時計です。深いダートを苦にするようなところも見られず、軽快なフットワークで、楽な感じで動けていました。1/17(火)船橋・チバテレ盃(準重賞・OP・ダ1800m)に向かいましょう。初戦からやれるだけの態勢に持っていけるとは思いますが、あとはブランク、実戦の勘ですよね」(佐藤裕太調教師)
【レッドヴェイロン】
馬体重:536キロ
昨年末から騎乗運動を開始しており、今週は周回コースでダク500m、キャンター2000m(20-18のペース)のメニューで乗っています。脚捌きはスムーズですし、気持ちの面もしっかり。動きに関しても気になるところはありません。この中間も飼い食いは良く、乗りながら体も着実に増やすことができているように、良い流れで進めることができているかと思います。