*****3歳馬*****
【レッドジャルダン】
本日は引き運動をおこないました。
友道調教師「年末(12月31日)と昨日(1月3日)もCウッドコースで時計を出しました。正直に申し上げて年末の追い切りの動きが、その前の追い切りよりも悪かったです。そのため昨日もソコソコ動かしておいたのですが、まだモタモタしているように映ったので明後日(6日)も坂井瑠星騎手にお願いして終いだけ反応を確かめてもらうことにしました。併せ馬よりも単走の方がいい動きをすることからも周りの馬を気にしているのかもしれません。そうは言っても競馬はたくさんの馬たちと走るわけで、新馬戦もフルゲート間違いなしといった状況なので、できるだけ調教で慣らしておかないといけませんね」
※1月9日(月)中京6R・3歳新馬(芝1600m)を坂井瑠星騎手で予定。
【レッドカフラー】
本日は坂路で追い切りました。
坂路 坂井J 52.8-38.5-24.9-12.4 馬なり
助手「今週末のレースに向けて今朝(水)坂路で最終追い切りをおこないました。レースで騎乗することが決まった坂井瑠星騎手を乗せて、馬なりながらもテンからある程度のペースを刻んで4ハロン52秒台。追い切り後にジョッキーは『終始硬さは感じたものの反応は良く、タイムオーバーになるような馬とは思えない走りでした』と話していました。デビュー時よりもコンディションは良さそうですし、調教の動きからも水準のレベルにはあるとみているところ。一度競馬を経験したことや距離を短縮することで大幅に変わって欲しいですね」
※1月8日(日)中京2R・3歳未勝利(ダ1400m)を坂井瑠星騎手で予定。
【レッドシュヴェルト】
坂路1本登坂後、Bコースを1周。
尾関調教師「前走後も体調は安定していますし、飼葉もこの馬なりに食べています。騎乗運動を再開してからも大きなダメージは感じませんし、今日は坂路で軽めに乗ってみましたが、走りのバランスなども問題なかったです。雰囲気などを見ても続戦しても大丈夫そうなので、権利のある来週15日の中山5R(芝1600m)を使うことにします。当日はデムーロ騎手が他場での騎乗のため、鞍上については調整中です」
※1月15日(日)中山5R・3歳未勝利(芝1600m)を予定。
【マランジュ】
1月4日(水)はCWコースでキャンター調教がおこなわれました。
田中調教師は「引き続き馬体減には注意し、少しずつ調教負荷を強めています。飼葉を食べないわけではありませんが、現状は身になりにくい体質のようで、直近の計測で馬体重は420kgまで減っています。ただし、下げ止まりのような感じもしますし、ここから徐々に上げていければと思います」と話していました。
【ファントムシーフ】
栗東・西村真幸厩舎で調整されています。12月28日のレース後も状態面に問題はなく、1月4日現在、疲れを癒しながら軽めの運動が行われており、1月5日にチャンピオンヒルズへ放牧に出る予定です。西村調教師は「ホープフルステークスの結果は残念でしたが、この馬の能力が世代の上位である事を、改めて確認出来た競馬でした。また、関東への輸送をはじめ、今回経験したことは、今後の大きな糧になると思います。騎乗してくれた福永祐一騎手からも『成長期に入っているようで、まだまだこれから良くなる馬だと思いますし、今後の成長次第では3歳牡馬路線の主役を担う可能性も秘めていると思います』と言ってもらえました。その期待に応えられるように、しっかりと育てていきたいと思います。なお、今の新馬とオープン特別を勝った賞金だけでは春のクラシック出走は、まだ覚束ないので、この後は、一旦、短期放牧でリフレッシュさせたのち、春のクラシックへ向けて、どこかでしっかりと賞金を加算させたいと考えています」とのことでした。
【パレルモ】
大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。12月30日のレース後も状態面は特に変わりはなく、1月4日から走路で調教を開始しており、今後は、23日から始まる大井開催に向けて進めていく予定です。米田調教師は「今朝から調教を開始しており、大きな疲れやダメージは感じられません。現状はまだ本当の意味で馬に力が付ききっておらず、少なからず素質だけで走っている部分がありますが、これで力がついてきたら楽しみだという感触は、この前の競馬でも感じました。一方で、成長途上の現段階では、例えば雲取賞や京浜盃といった大井の王道路線だと、ちょっと厳しいかなとも思います。ですので、この春は、そこからは少し外れた路線の4月船橋、東京湾カップTRの準重賞・ブルーバードカップ辺りを目標にしたいと考えています。勿論、別路線と言っても決して楽に出られるわけではなく、今後の成長は必要不可欠です。また、大井所属3歳馬は、南関東の他3場には重賞や準重賞以外だと、ほとんど登録自体が出来ないので左回りの経験が積めないのは不利ですが、しばらくは地元中心に使って経験を積ませたいと思います」とのことです。今後は、25日大井、3歳選抜馬・サルビア特別・ダート1700mへの出走を視野に入れて進めていく予定です。
*****4歳馬*****
【レッドモンレーヴ】
乗り運動後、坂路下でダク、その後坂路1本。
蛯名正調教師「年末年始も順調に来ていますよ。早めに戻してしばらくはじっくりやるつもりだったので、まだ速い時計は出していませんが、坂路を2本乗るなど基礎的な部分を固める感じできています。冬場の割に硬さもなく、今のところ爪の不安もなく乗り込めているのが一番ですかね。時期的になかなか絞りづらくはありますが、そこまで太くは見えませんし、ここからペースを上げていけば競馬の頃にはちょうど良くなると考えています。ここまではずっと坂路でしたが、明日からはウッドにも入れて息を作りつつ状態を上げていくつもりでいます。今年は試金石となる一年になりますが、去年の夏に無理しなかったことが今年に生きてくるはず。上手く調整しつつ結果を残していきたいですね」
※1月29日(日)東京10R・節分S(4歳上3勝クラス・芝1600m)を予定。
【ルージュエクレール】
明日(5日)美浦トレセンに帰厩します。
【ルピナスリード】
栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。今週末の3日間開催に向けて、中間は、12月31日にCWチップコースにて調教助手が跨って3頭併せの大外で追い切りが行われ、82.8-68.6-53.6-38.3-11.9を一杯に追われて計時し、内の馬には同入し、真ん中の馬には先着しました。年が明けて1月4日現在、坂路にて調教助手が跨り、63.8-46.8-30.4-15.0の時計で乗られており、今週の追い切りは5日に行う予定です。吉岡調教師は「12月28日の段階で動きに重さを感じたので、31日もしっかりとやりました。ハードにやった割に追い切り後の体重が464キロあり、飼葉もしっかりと食べて、すぐに470キロ台に体重が戻った辺り、馬が逞しくなっているのを感じますね。明日追い切って、それでレースに向けてしっかりと仕上がると思います」とのことです。9日中京、4歳以上オープン・淀短距離ステークス(L)・芝1200mに川田将雅騎手で登録を行う予定です。
*****5歳馬*****
【ブランメイユール】
川崎競馬小向TC・池田孝厩舎で調整されています。12月30日には小向TCの走路で最終追い切りが行われて、74.6-56.3-41.9を一杯に追われて計時し、1月3日川崎、C2選定馬・毘沙門天賞・ダート900mに出走しました。スタート後、積極的に前に出して行って2番手につけてレースを進めましたが、直線で一杯になり10着でした。レースからひと晩明けた4日現在、状態は変わりなく、並木厩務員は「レースを使ったなりの疲れはありますが、そこまで酷いダメージという感じではありません。様子を見て、今後は31日から始まる川崎開催に向けて調教を開始していく予定です」とのことでした。
【レッドアウレア】
昨日はウッドコースで追い切り、本日厩舎周りを引き運動。
1月3日
ウッド
レッドアウレア 69.0-53.7-38.8-24.7-11.9 馬なり
ブレードランナー 68.3-53.2-38.6-24.5-11.9 馬なり
尾関調教師「昨日ウッドコースで併せ馬で追い切っています。アウレアが先行しましたが、下ろしがけからそこまで硬さも見られず良いバランスで走れていたと思います。道中も抱えるところを作れて最後まで脚を残すことができていたし、息遣いも良かったと思います。次走については、来週の中山8R(ダ1800m)、同週の小倉を両にらみで考えています。どちらにするかはもう少し考えますが、小倉を使う場合には、週末に小倉競馬場に移動させる予定です」