*****2歳馬*****
【スマラグドス】
11月26日(土)阪神・ラジオNIKKEI杯京都2歳S(GⅢ・芝2000m)に松山騎手で出走し12着。
西園調教師からは「ハナに行った馬が逃げ切る競馬でしたから、乗り方は間違っていなかったと思います。2~3番手で直線に向かいましたが、4角で勝ち馬が外に持ち出した際に2回ほど寄られる不利があり、不正駆け足になってしまいました。ぶつけられて怯むところもあって、本来の走りが出来ず、後方まで下がってしまいました。
松山騎手からも『不利が痛かった。こんな馬では無い』と言ってくれており、競馬なので仕方の無いこととは言え本当に残念です。接触もあったことですし、この後のことはレース後の様子を見て検討します」との連絡が入っている。
【マランジュ】
その後も大きく調整メニューは変わらず、進捗しています。この中間も周回コースにてハッキングキャンター程度で4周した後、坂路コースに入って1本をハロン17秒で登坂しています。加えて、坂路コースでは週2日、ハロン13~15秒のキャンターもコンスタントに乗り込む内容です。心身ともに成長・上積みが感じられ、動きもしっかりとしてきました。最新の馬体重は430kgです。
*****5歳馬*****
【レッドエランドール】
田中克調教師「体は前回の増加分が戻ったもので、決して細くはなかったと思います。輸送も問題なく、パドックでも落ち着いていたので状態はいいと思ったのですが…。強引にでも逃げられたのは良かったですけど、あの強い馬に最初からあれだけピッタリこられるとさすがに厳しいですね。展開が向かなかったのは確かですが、浜中騎手によると夏に乗せてもらった時のようなグッと来るところがなかったので、追い切りでは動けていても本調子ではなかったかもということでした。一時期よりは上がってきたと思っていたのですが、夏に一度崩れたリズムがまだ戻っていないのかもしれません。また、少し喉が気になったという話もあったので、トレセンで喉のチェックをしようと思っています。いずれにせよリセットした方がいいと思うので、一度ここで放牧に出して立て直すつもりです」