*****2歳馬*****
【ファントムシーフ】
チャンピオンヒルズで調整されています。中間も、休養に充てられており、5日現在、ウォーキングマシン運動を朝と夕に60分ずつ行っています。騎乗スタッフは「西村真幸調教師から『10日間は休ませて上げて下さい』と指示が来ていますので、今週中は跨らない予定です。レース後も脚元もスッキリしていますし、馬体に異常はなく、飼葉食いも良いですし、元気そうで何よりです。まだまだ成長してくれそうな身体つきをしていますので、焦らずに西村調教師と相談しながら進めていけたらと思います」とのことでした。
【パレルモ】
6月のアタックチャレンジに勝利し、近3走は重賞に挑戦してきましたが、メンタル面の影響もあっていまひとつ力を発揮し切れていないため、関係者で協議した結果、先日の1戦をもってホッカイドウ競馬での出走を切り上げて心身のリフレッシュと立て直しを図ることになり、門別競馬場・米川昇厩舎を退厩して、10月1日に茨城県のモリモトスティーブル美浦エリアへ移動しました。なお、今後は大井競馬・米田英世厩舎への移籍して南関東競馬で出走することになります。モリモトスティーブル美浦エリアの川俣場長は「申し送りで本馬のことは色々と聞きましたが、気性に関しては血統的なところからくる元々持っている部分もある一方、普段の扱いでも変わってくる部分もあるので、しっかりやって行きたいと思います。到着後、特に健康面は問題ありません。ただ、長距離輸送後は、割と便が緩くなる馬が多いですが、パレルモは硬めでした。もしかするとそういう体質なのかもしれません。また、今のところ大人しいですが、他の馬に嘶いたり、周りが気になっている様子です。今日までウォーキングマシンでしたが、様子を見て乗り出しを開始していきたいと思います」とのことです。なお、出資会員の皆様には移籍のお知らせとそれに伴う維持費出資金の変更、および競走馬保険加入に関するご案内の書面を9月30日に投函しておりますのでご確認のほどよろしくお願いします。
【ミラクルティアラ】
10月16日(日)阪神・2歳新馬(ダ1400m)でのデビューに向けて調整中。
5日、加用調教師は「本日は坂路で併せ馬の追い切りを行っています。4ハロン53秒2、ラスト12秒9で、併せた相手に少し遅れましたが、動きは良かったと思います。本日跨がってもらった亀田騎手は『馬場の悪い中でしたが、最後までしっかりした脚取りで動けていました』と話してくれました。先週、先々週は松山騎手に稽古を付けてもらっており、感触は良かったようですので、実戦でどういう走りを見せてくれるか楽しみにしています」とのこと。
【ウィズアットダンス】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで2400m(20秒ペース)のメニューで調整中です。先週入場時の体重が390kgだったので、そこまでペースを上げずに進めています。このぺースであればもう少し増えてきてほしいところ。飼い葉はしっかり食べていますし、様子を見ながら徐々に負荷を強めていきます」(担当者)
【レッドシュヴェルト】
馬体重473キロ
今週は坂路で14-14のペースで乗っています。まだ坂路での動きには全体的な緩さがありますが、気持ちはしっかりしていてトレーニングに向かう姿勢は前向き。最後まで集中して走りきることができています。体の使い方も徐々に良くなっており、着実な良化を示してくれています。この後もジックリ乗り込んでいきながら、パワーアップを図っていきたいところです。
【レッドジャルダン】
馬体重529キロ
今週月曜日に乗り出しました。現在は周回コースを2000m乗ってから坂路をハロン17秒ほどのペースで乗っています。馬体に目立ったダメージはありませんが、入厩前より活気がなく、内面に疲れがあるようなのでソフトな調教を心がけています。これから運動量を増やしていく予定も、来週については周回数を1周増やす程度になるでしょう。
【レッドカフラー】
馬体重488キロ
入場後はウォーキングマシンで運動をおこなっています。60分の運動から始めましたが、とくに問題が見られないことから、昨日以降運動時間を90分まで延ばしました。チャンピオンヒルズの受け入れ態勢が整ったことから本日(金)移動しました。
*****3歳馬*****
【ルピナスリード】
栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。1日のレース後、馬体重は少し減ってはいるものの、馬は元気いっぱいで、5日現在、在厩しています。吉岡辰弥調教師は「トレセンへも戻ってきてからも飼葉は良く食べていますし、状態も良いので続戦する方向で進めます。但し、ちょうどいい間隔では3勝クラスの芝1400m戦がないので、次は中2週で新潟の芝1200mに出走させようと思います。ハンデ戦で51キロか52キロで出られそうなので、かなりチャンスあると思っています。ただ、流石にG1シーズンなので主戦の池添謙一騎手はかなり乗りたがっていましたが、残念ながら新潟にはいないそうなので、鞍上は団野騎手に変更します」とのことです。今後は、22日新潟、混合、3歳以上3勝クラス・北陸ステークス・ハンデ・芝1200mに団野大成騎手での出走へ向けて進めていく予定です。
【ラッキーガブリエル】
松風馬事センターにて、舎飼で休養中です。後藤場長は「先週レントゲン検査を行いました。特に変わりなく、経過は順調とのことです。あと2カ月は舎飼で様子を見て、その後は経過次第では少しずつ動かし始めることもできるかと思います。馬体重は491キロと、何とか増え過ぎずに維持できています」とのことでした。
【ダイヤモンドフジ】
10月3日に園田・田中一巧厩舎へ入厩。
6日、田中一巧調教師から「入厩後は環境に慣らしつつ調整を進めています。調教中は、周囲を気にしながら走っていますが、おっとりした性格で扱い易く、飼い喰いも良好です。馬体面もしっかりしていますので、来週から時計を出し始め、21日のゲート検査を下原騎手で受験予定です」との連絡があった。
【ジュレップグラス】
「この中間からチークピーシズを使用。こちらの環境に慣れたこともありますが、その効果で集中して走れているよう。来週の開催2日目、10/12(水)名古屋・C18組(ダ1500m)での出走となりますので、明日がその最終追い切り。もちろんチークを装着して、しっかりとやりたいと思います。当地デビューいきなりから、通用して欲しいですね」(藤ケ崎一人調教師)
【ルージュエクレール】
馬体重450キロ
今週も周回コースでダク、ハッキングで軽めに乗って調整しています。メニューは変わりませんが、馬体重を大きく増やせているのは良いですね。稽古で見せるフットワークもスムーズで、走りのリズムやフォームもしっかりしています。息遣いは安定しており、体調面も良好。来週から徐々にペースアップをしていきたいと考えています。
【レッドアウレア】
担当スタッフ「予定通り先週末から坂路での15-15を開始。動きや稽古後の状態に不安はなく、火曜日にも元気に15-15のペースで1本の登坂を消化しています。今週末も同様のペースでの調整を予定。ハロン15秒ペースでの動きや、爪の状態を確認しながら次のステップへの移行時期を判断していきます。ペースアップを図りながらも飼葉食いは変わらず、今週の計測では512キロと微増。なかなか頼もしい限りです。一応の目標を12月の中山2週目(D1800m)に設定し、11月中旬頃のトレセン帰厩を見据えて慎重に調教強度を上げていきたいと思っています」
【レッドモンレーヴ】
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。
助手「昨日追い切ったのでいつものように北馬場で軽く乗っています。戻ってきた当初は煩いところも見せていましたが、それも徐々になくなってきて穏やかになってきていますよ。走り出してしまえば真面目に走っていますしね。まだ体に余裕があるぶん動けない部分はあるかとは思いますが、今の精神状態で今後も進めていきたいところです。爪は戻ってきてからは落ち着いていて熱を持つようなこともないですが、伸びてくるのには時間もかかるので引き続き注意してやっていきます」
*****4歳馬*****
【ブランメイユール】
阿見トレーニングセンター内チェスナットファームで調整されています。この中間は、屋外ダート馬場にてハロン20秒のキャンターを3000m乗られています。牧場スタッフは「こちらに来て1カ月、大分元気が戻ってきていますので、これから徐々にペースアップしていきます」とのことでした。
【ワイドアウェイク】
ダ1800mは除外の可能性が高く、10月8日(土)阪神・ダ2000mに荻野琢真騎手で出走予定。
10月5日、加用調教師からは「本日、坂路単走で追い切っています。テンに引っかかってしまいラストは13秒台という内容でしたが、馬自体はメンタルも体調も変わりなくきています。ダ1800m戦の想定を見ると、日曜の牝馬限定戦は確実に除外で、月曜のレースも入れない可能性が高そうですので、土曜の2000mに回ることにしました」との連絡が入っている。
【ソニックムーヴ】
「ひとつ上のA2クラスとの混合戦となりましたが、好勝負可能な組み合わせ。相手にとって不足なしといったところです。大外11番枠に入りましたので、なるべくコースロスを避けて、1400mに対応しましょう。申し分ないコンディションで本番に送り出せると思いますので、期待しています」(山田徹調教師)
【スノークォーツ】
本日7日(金)に北海道・オカダスタッドへ移動しました。
現在は舎飼されています。長距離輸送による影響もなく、無事到着しています。今後しばらくは舎飼で安静にさせて、患部の経過観察をおこなっていきます。
【ルージュアドラブル】
厩舎周りを引き運動。
国枝調教師「昨日追い切ったので、今日は厩舎周りを引き運動。リラックスして歩けていましたし、歩様も問題なかったね。飼葉もこの馬なりに食べていて馬体重は413キロ。ここまで順調に来ているので、この調子でレースに向けて進めていきたいと思います」
【レッドレジェーラ】
運動のみ。
古賀慎調教師「昨日も午後からしっかりトモを中心に治療してもらいました。追い切りを重ねてきて疲れも出てくるころですが、普段の感じを見ても入厩当初より歩きや踏み込みは良くなっているので、効果は出てきているのだと思います。今回は転厩初戦で手探りの部分もあるので、あまりやりすぎずソフトな調整で競馬まで向かうつもりでいますが、今のトモの感じでどんな競馬になるかというのをよく見たいと考えていますよ。まだ芝、ダートどちらがいいのかなど掴み切れてはいませんが、気持ち一つなのかなというところもあるので、自分からという気持ちを引き出すようにやっていくつもりでいます」
*****5歳馬*****
【ルヴァンヴェール】
10月4日に美浦トレセンへ帰厩。
5日、竹内調教師から「今日から騎乗運動を再開しています。今回の短期放牧で、精神面のリフレッシュが上手く出来たみたいで、馬の雰囲気がとても良さそうです。明日から時計を出して、阪神3週目のダ1,200㍍目標で進めて行きます」との連絡があった。
【エクストラノート】
5日(水)に坂路コースで4ハロン55.7-40.9-26.9-13.5を単走で馬ナリに追い切りました。「来週のレースに向けて今週から時計を出し始めました。坂路での追い切りでしたが、元気いっぱいに駆け上がってきましたよ。時計こそ目立ったものではありませんが、この馬はいつもこんな感じですし、順調にきているところ。新潟までの輸送がありますし、コンスタントに使ってきているので、最終追い切りもサッとやってレースに臨みたいと思っています。基本は10/16(日)新潟・3歳上1勝クラス(ダ1800m・若手)を予定していますが、一般戦と相手関係があまりにも差がある場合は検討するつもりです」(加藤和宏調教師)
【レッドエランドール】
角馬場後、CWで追い切り。
CW
レッドエランドール 86.6-70.3-54.9-38.9-11.7 馬なり
クロニクル 85.9-69.9-54.3-38.6-11.6 強め
田中克調教師「いつものように先行する形で追い切りました。長めから息を作るイメージで進めていますが、動きはすごくいいですよ。余裕を持って楽に動けていますし、最後まで集中できているのがいいですね。普段はこの馬らしいこうるさいところも見せてきていますが、走り出せば真面目に真っすぐ走れているので、いい精神状態できていると思います。跨った助手によると『息の入りなども問題なかった』ということなので、1週前の現時点でも仕上がりは良さそうですよ。重めが残るのが怖いので週末、来週もある程度しっかりやるつもりでいますが、そのあたりは直前の状態も見ながらどうするか決めることにしています。今回は脚元や蹄についても問題なく、股関節も気にならないので、このままのいい雰囲気で来週までもっていきたいと思います」
【ルージュメイベル】
10月9日(日)社台ファームから山元トレーニングセンターに移動します。
*****6歳馬*****
【リーピングリーズン】
「12頭立ての7枠9番で確定。昨日の最終追い切りは、同じレースに出走予定の自厩舎所属の元中央オープン馬と併せました。最後は半馬身遅れをとってしまいましたが、4ハロンから50.5-37.5-12.6の時計で動けています。躍動感ある走りでした。力を出せるデキに持ってこれたと思いますし、一筋縄ではいかない相手ですが、いきなりからやって欲しいですね」(櫻田康二調教師)
【レッドクレオス】
馬体重478キロ
今週も坂路で14-13のペースで乗っています。力強いフットワークで動けていますし、鞍上とのコミュニケーションも十分で折り合い面なども問題ありません。それなりに硬さは出ていますが許容範囲のものですので、ケアしていけば大丈夫でしょう。帰厩は来週または再来週を予定していますので、この調子で乗り込んでいきたいと思います。
*****7歳馬*****
【レッドヴェイロン】
北の角馬場で運動。
鹿戸調教師「追い切った翌日なので、北の角馬場で軽めに乗って調整しています。運動中も硬さはありませんし、しっかり気も入っています。良い雰囲気だったと思いますし、飼葉もしっかり食べて体調もしっかりしています。久々になりますが、良い状態で送り出せそうですね。月曜のレースなので、最後まで体調ケアに努めながら状態を整えていきますよ」
※10月10日(月)東京11R・グリーンチャンネルC(L・ダ1600m)に北村宏司騎手で出走します。
*****8歳馬*****
【プラチナムバレット】
「単勝1.4倍の支持を集めていましたし、すっきりと決めたかったですね。位置取りが後ろ過ぎでした。もう少し強気の競馬で良かったのではないかと思います。今回のレースの反動等しっかりと確認して、次走に向けて立ち上げていきましょう」(山田徹調教師)