*****1歳馬*****
【コウヨウルビーの21】
8月中旬現在、谷川牧場第三分場で夜間放牧中。牧場スタッフは「マジェスティックウォリアーの産駒ですが、身体のシルエットがキレイで、体型的にも芝が良さそうだと、スタッフの間でも予想しています。勿論、全兄が芝で力を発揮しているということもありますし、スナップの利いた繋ぎだったり、放牧地で見せる滑らかなキャンターの身のこなしからも、芝での走りを期待したくなるタイプです。性格的には、少し臆病なところのあったウエストンバートやシャーマンロックと比べて安定感があるので、馬群を気にせず競馬で上手く立ち回るタイプになれるかもしれませんね」とのことだ。8月15日時点の馬体重は481キロ。
【ルパンⅡの21】
引き続き、谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われ、8月1週目に第一分場へ移動した。8月中旬現在、夜間放牧が行われている。筋肉量に恵まれたその馬体は、容量の大きな深い胸に肩の傾斜角の良さ、そしてクビ抜けの良さが特徴的で、放牧地でどっしりと構える姿は半兄ファントムシーフとも共通する。差し色の入った尾と相まって、多頭数が放たれている放牧地でも、ひときわ目立つ存在だ。スタッフは「兄姉に似たヤンチャな性格で、元気に走りまわる姿も兄姉を思い出します。8月中には馴致を始める予定で、この気持ちの強さを、走る方向へと上手く導いてあげたいですね」とのことだ。7月末時点の馬体重は475キロ。
【マリーンウィナーの21】
8月中旬現在、梅田牧場で夜間放牧中。梅田代表は「大体昼に放牧したら翌朝5時に集牧する感じで、天気次第ですが、夏の間も概ね変わらず夜間放牧を行っています。相変わらず動きはシャープでキレがあり、そしてパンフレットの写真を撮影した6月上旬以降で胸囲が7cm増えたように、馬体に幅が出て、順調に身体も大きくなっていますよ。気性面は、8月21日の未勝利戦を勝った姉のラッキーガブリエルは牧場時代は大人しかったですが、本馬は、牝系本来の気の強さを分かり易く表に出しています。その意味で、よりホワイトフーガに似てますね」とのことだ。7月末の体高153cm、胸囲175cm、管囲 19.5cm、馬体重は400キロ。
*****2歳馬*****
【ファントムシーフ】
15日にCWチップコースにて、調教助手が跨って3頭併せで追い切りが行われ、83.4-67.2-52.0-37.2-10.9を直線で一杯に追われて計時し、併せた2頭に先着しました。西村真幸調教師は「追い切りに騎乗予定だった福永祐一騎手が都合がつかずに今朝は調教助手で追い切りました。追走するかたちでキックバックに対する反応を確認しましたが、チップのかかり始めは頭を振って嫌がっていたものの、すぐに慣れて気にせず走れていました。直線の手前で外に出して並びかけ、残り1F手前から追い出して行きましたが、抜群の動きでした。ゴール板を過ぎても余裕があり、心肺機能と身体能力のポテンシャルの高さを改めて実感しています。あとはレースまで無事にいって欲しいです」とのことでした。
【パレルモ】
門別競馬場・米川昇厩舎で調整されています。引き続き、22日のサンライズカップ(HI)への出走を視野に入れながら調整されています。米川昇調教師は「昨日も16-15くらいのところをブリンカーを着けて乗りましたが、動きは良かったです。最終追い切りでも試しますが、今日の時点では競馬でもブリンカーを着ける予定です。引き続き、22日のサンライズカップを目標にして進めていきます」とのことでした。
【スマラグドス】
9月25日(日)中山・2歳新馬(芝2000m)に松山騎手でデビュー予定。
15日、西園調教師から「レース1週前になりますので、今日はCWでの本追い切りを行っています。同じく来週デビュー予定の馬の外に付けて6ハロンから併せており、3~4コーナーで他馬を避けるために少し内を通りましたが、直線は外に出してしっかり追う内容です。相手の馬も十分良い時計で動いていますし、乗り手の斤量差(相手はジョッキー騎乗で本馬は助手)もあったのですが、追い出すと相手の馬を1秒ほど突き放してゴールしました。タイムも6ハロン77秒8で、ラスト11秒5のすばらしい数字で、本当に楽しみになってきました。明日も同じ2頭でゲートからの調整を行い、来週はレースへの微調整という形で臨むつもりです」との連絡が入った。
【ミラクルティアラ】
帰厩後も順調。
9月14日、加用調教師は「本日、坂路で併せ馬の追い切りを行いました。前を行く1頭を追いかける形で、アリアージュと併走する内容です。実質1本目の追い切りのようなものですから、乗り役にも無理せずに乗ってもらっており、調教を重ねて良くなってきそうです。このままデビューに向けて進めていきます」とのこと。
【アリアージュ】
9月17日(土)中京・2歳未勝利(ダ1400m)に▲角田大河騎手で出走する。
14日、加用調教師は「本日、坂路で併せ馬の追い切りを行い、4ハロン55秒2、ラスト13秒5の内容でした。先を行く1頭を追いかける形でミラクルティアラと併走していましたが、馬っ気があってまだ真面目に走れていない雰囲気でした。相手は実質的な追い切りは初めてと言って良い位の馬だけに、もう少し先輩らしさを見せて欲しかったです。体調等に問題はありませんので、予定通り今週のレースに向かいます」とのこと。
【レッドシュヴェルト】
角馬場運動後にゲート試験を受けて合格。
尾関調教師「今日は予定通りゲート試験を受けました。練習を積んできたことで苦しさもあったのか頭を上げるようなところがあったので、今日はネックストレッチャーを装着して試験に臨みました。その効果もあって、スッとスタートを決めることができたので良かったです。2本ともゲート入りからスタートまでスムーズでしたしね。無事に合格することができて、まずは一安心といったところ。この後は週末から速いところを入れていきながら、動きや馬の状態を見て今後の予定を立てていきたいと思います」
【レッドジャルダン】
馬体重531キロ
先週土曜日に坂路で15-15を、今週火曜日には13-13を消化しました。気持ちは入っていましたが、終始バタバタした走りで前に進んでいかず、緩慢といった印象を受けました。普段は手前を替えますし、真っすぐ上手に走れているだけに久々の13-13で戸惑ってしまい、心と体が噛み合わなかったのでしょう。現在入厩の順番待ちといった段階にあり、いつ声が掛かっても対応できるよう、引き続き週2回は強めの調教をおこなうことにしています。
【ルージュメイベル】
馬体重:450キロ
引き続き週3回ペースで坂路に入り、その内2回は2本の登坂。入坂日以外は周回ウッドコースでのキャンターとトレッドミル調整といった内容で、心肺機能向上を意識したメニューを組んでいます。中間は坂路で3ハロン12.3-12.1-13.7、3ハロン12.6-12.4-13.2のタイムを計時。乗り込みを重ねて乗り手の指示に反応できるようになってきていますが、まだ背腰の力が足りず、トモの入りに強化の余地が残ります。現行メニューを繰り返して、体の伸縮性を高めていきたいところです。
【レッドルヴァンシュ】
馬体重:530キロ
現在、ハロン15~17秒ペースでの坂路調教に加え、週1回はトレッドミルで調整を進めています。左前肢の様子を見ながらの調整で、脚元への負担を考慮して坂路主体のメニュー構成となっていますが、ここまで問題なくメニューを消化することができています。ハロン15秒ペースのトレーニング後も脚元などコンディションに異常は見られず、引き続きペースアップを視野に乗り込みを継続していくことができそうです。脚元のこともあり、本州への移動時期については、もうしばらく乗り進めていっての状況で判断していくことになりそうです。
【ルージュアテナ】
馬体重:480キロ
8月29日に社台クリニックにて左前第3手根骨の骨片除去手術をおこないました。術後は舎飼で患部の様子を確認。経過、また馬の状態に問題が見られないため、厩舎まわりの引き運動を開始したところです。歩様や脚元の状況を引き続き確認しながら、ウォーキングマシンでの運動開始のタイミングを慎重に判断していきます。
【レッドカフラー】
本日は引き運動をおこないました。
助手「昨日(水)の追い切りでしっかり負荷を掛けましたが、その後の様子も変わりありません。飼い葉も残さず食べていますよ。馬体重は506キロ。数字的には牧場にいた時と変わりませんが、来た時と比べると馬体にメリハリがあって競走馬らしい体つきになっていると思います」
矢作調教師「調整は順調です。入厩時に調教で騎乗することになる数人の助手に『アメリカンファラオ産駒だからといってダートという先入観を持たないように』と伝えていましたが、騎乗した助手は皆、『硬めの脚捌きだし、素軽さよりもパワーで勝負するタイプ』と口を揃えていたので、どちらかというとダート向きなのかもしれませんね。デビュー戦については調整中です」
【ウィズアットダンス】
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。もう体調面も心配なさそうなことから、今月上旬以降はややペースアップを図って乗られています。その後も馬体重を大きく減らすことはありませんが、テンション面も考慮してこちらでは現状メニューで進めるつもり。なお、早ければ来週後半にも本州の育成場へ移動する予定です。
【フェミナフォルテ】
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。飼い葉食いも良く、引き続き週1回はスピード調教を織り交ぜながら順調にトレーニングを消化しています。もう少しアバラ付近が膨らんでくると理想的ですが、精神面は秋を迎えてゆとりが出始めている様子。このまま乗り込んでいけば移動の目処が立ってくるでしょう。
【ドゥラチェレステ】
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。左の上まぶたの外傷は傷口が小さくなって、運動を再開しても特に影響はなさそうなことから、今月中旬より軽く動かし始めました。念のためマシン内での様子を窺っていますが、アブの数がめっきり減ったこともあり、落ち着いてこなしています。四肢の浮腫みに関してはまだ朝の運動前は見られるものの、前脚に比べてトモの方は解消されてきています。
*****3歳馬*****
【ルピナスリード】
栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。先週は、9月11日に坂路にて調教助手が跨って追い切りが行われ、58.2-42.6-27.8-13.9を馬なりで計時しました。今週は、14日に坂路にて調教助手が跨ってコンクイスタと併せて追い切りが行われ、58.7-43.0-28.4-14.1を馬なりで計時し同入しています。吉岡調教師は「まだ身体は少し重い感じがありますが、目標の番組までの時間を逆算すると丁度良い雰囲気で来れています。今週末からは強い負荷を掛けて行く予定で、体重は、現時点で前走からプラス20キロ位ですが、それはほぼ成長分と捉えて良さそうです」とのことです。引き続き、10月1日中京、混合、3歳以上2勝クラス・芝1400mに池添謙一騎手での出走を目標にして進めていきます。14日現在の馬体重は470キロ。
【ラッキーガブリエル】
松風馬事センターにて舎飼で休養中です。後藤場長は「この中間も状態は変わりなく、落ち着いています。まずは予定の2カ月間が経過するまで、引き続き舎飼に留めて経過を確認して行きます」とのことでした。
【ダイヤモンドフジ】
地方での預託厩舎は園田・田中一巧厩舎を予定。9月8日に岐阜県の山岡トレーニングセンターへ移動している。
14日、田中一巧調教師から「牧場で馬体回復を優先に調整を進めてもらいます。馬の体調を確認しながら入厩時期を検討し、年内2勝の中央復帰条件をクリア出来るよう頑張ります」との連絡があった。
牧場担当者からは「入場後の馬体確認で、右トモに疲れがあったのでケアをしています。現況の馬体も寂しく映るので、ハッキング運動をしながら、徐々に馬体を増やしていきます。飼い葉は完食出来ています。馬体重は446㌔」との連絡があった。
【レッドモンレーヴ】
馬体重527キロ
今週は坂路で14-14のペースで乗っています。一段階のペースアップをおこないましたが、バランス良く動くことができており、息遣いもしっかりしていました、脚元や蹄にも問題はなく、ここまで順調に進めることができていますので、帰厩時期について先生とも相談していきたいと思っています。
【ルージュエクレール】
馬体重433キロ
今週から馬場入りを開始。メニューは周回コースを普通キャンターで2500mを基本とし、週1回はハロン15秒ペースを1本、週2回はハロン16秒ペースを1本というように坂路調整も織り交ぜてジックリ乗り込んでいるところです。乗り出したこともあって馬体重こそ減ったものの細くなった感じはなく、飼い葉も本馬なりに食べているので心配は要らないでしょう。乗り込み自体も順調で、坂路では素軽い動きを見せています。馬体重や状態面には気を配りつつ、更なるペースアップのタイミングを探っていくつもりです。
【グロリアスヒーロー】
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。今月上旬に調教ペースを上げたところ、右前の歩様を気にする素振りが見られたため、その後は一旦パドック放牧のみにとどめて様子見しました。腫れや熱感などもないことから先月に捻った影響ではなさそうで、両前に蹄鉄を履かせたところ歩様は良化。もう少しマシンでの運動を継続して問題がなければ、騎乗を再開する予定です。
【ジュレップグラス】
風馬事センターで調整され、本日16日(金)に名古屋競馬場・藤ケ崎一人厩舎に入厩しました。
「午後一番に無事に到着いたしました。しっかりと乗り込まれている印象で、締まって見えますね。馬体重は460kgです。週明けより馬場入りをスタートして、こちらの環境に慣れさせていきたいとい思います」(藤ケ崎一人調教師)
*****4歳馬*****
【ブランメイユール】
阿見トレーニングセンター内チェスナットファームで調整されています。この中間も、ウォーキングマシン運動を行われています。牧場スタッフは「馬は特に変わりありません。しっかり休ませてから乗り出します」とのことでした。
【ワイドアウェイク】
9月18日(日)中京・3歳以上1勝クラス(芝2000m・牝)に★今村聖奈騎手で出走予定。
14日、加用調教師から「本日、坂路で併せ馬の追い切りを行っています。4ハロン53秒8、ラスト13秒0を計時し、今週も良い動きが出来ていたと思います。減量騎手起用で前進を期待しています」との連絡が入った。
【ルージュアドラブル】
現在は角馬場でダクとハッキングでほぐした後、周回コースに出てハッキングで3000mのメニューで調整しています。普段は落ち着いているものの、調教ではコースに出て周回を重ねていくうちにテンションが上がってしまうため、なだめながら乗っている状況です。馬体重はまだ量っていませんが、入場当初に比べて多少増えたかな…といった程度。かといって、内地への移動が控えていることを考えると、調教をこれ以上緩めるわけにもいかないので、大幅な馬体増は期待できないかもしれません。それでも飼い葉はしっかり食べているだけに、送り出しまでに少しでも数字を増やすことができればと考えています。
【レッドアウレア】
担当スタッフ「騎乗運動を開始してからも問題なく、この中間も予定メニューを消化することができています。周回コースでは2000mほどを軽めに。引き続きハッキング程度ですが、坂路での調整も継続しています。不安箇所の爪については小まめにチェックしていますが、ここまで悪い変化は確認されていません。とはいえ無理は禁物ですので、この馬のペースでジワリと慎重にピッチを上げていければと思っています。馬体重は514キロです」
【レッドレジェーラ】
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。
古賀慎調教師「この度はご縁をいただきありがとうございます。昨日入厩させて最初の印象は、馬格もありますし、バランスの取れたすごくいい馬というもの。良血らしい綺麗な馬体で、正直このクラスの馬ではないような印象を受けました。ただ全体、特にトモの緩さというか頼りなさが目立つところがあって、その辺りが競馬にも影響しているかもしれません。午後から獣医にもチェックしてもらいますが、トモを中心に治療やケアも施してもらいます。今日は北馬場で軽く慣らしておきましたが、もう何年もうちにいるかのような落ち着きっぷりですし、馬房でも大人しくしていてすごく可愛い馬ですね。この後慣れてくると変わるのかもしれませんが、今のところ扱いやすい馬のように感じています。まずは環境に慣れさせて、稽古をやってから番組を考えていきますが、このトモの感じだとダートだけでなく、平坦の芝などもいいかもしれません。そのあたりは速いところをやってみての走りも見て決めていきます。厩舎一丸となって結果を出せるようやっていきますので宜しくお願いします」
【ソニックムーヴ】
「今朝、発走検査を受けました。もちろん一発合格ですが、行きっぷりが良すぎましたね。ゲートが開いてダッシュが決まり、ある程度の地点でスピードがゆるむものですが、鞍上の飛田愛斗ジョッキーが引っ張り通し。そのまま追い切りになってしまいましたよ。13回佐賀開催(10/02~)に向かいましょう」(山田徹調教師)
【スノークォーツ】
11日(日)に坂路コースで4ハロン66.1-48.9-31.4-14.8を単走で馬ナリに追われ、15日(木)にも坂路コースで4ハロン59.8-43.8-29.1-14.2を単走で馬ナリに追い切りました。「どこかを庇ったり痛がっているわけではないのですが、筋肉がほぐれずまだ全体的に硬い印象を受けます。しなやかな走りが特徴的だったスノークォーツなので、どうしても良い頃に比べると厳しいコメントになってしまう。乗り込むことでトモの緩さが解消し、どれだけ柔らかみが戻ってくるか。脚元のこともありますし、ひとまずは東京開催のダート戦に向かう予定とさせてください。番組はまだ決めずにじっくり進めて仕上げていきたいと思います」(大竹正博調教師)
*****5歳馬*****
【ルヴァンヴェール】
14日、竹内調教師から「レース後の脚もとや馬体に気になる箇所はありませんでした。次走は阪神か新潟競馬を目標に、ここで短期放牧を挟んで再調整します。今回は馬場が極端なスピード馬場になってしまったので参考外のレースだと思っています」との連絡があった。
【レッドエランドール】
角馬場後、坂路1本。
坂路 66.9-49.2-31.7-16.1 馬なり
助手「先生が海外出張に出ているため、私がコメントさせていただきます。昨日(水)帰厩して今日は軽く坂路を上がっておきましたが、昨日こそテンションは高めだったものの、今日はいつものエランドールといった感じでしたね。北海道でトモを痛めたということで、そのあたりを注意して坂路を上がりましたが、乗っている限り違和感はなかったですよ。無理せず回復に専念したことで、もう不安はなくなっていると判断していいと思います。牧場でもだいぶ乗ってくれたようで、そこまで重さも感じなかったですし、これから距離を乗りながら息を作っていく下地はできていると思います。新潟開催が目標ということでまだ時間もありますし、トモのこともあるので今週はジックリ歩様を確認しながらやっていくつもりです」
【エクストラノート】
14日(水)に坂路コースで4ハロン57.8-42.4-28.2-14.1を単走で馬ナリに追い切りました。「中間も変わらず順調に調整できています。以前は使った後の消耗が激しく、背肉も落ちやすかったと聞いていますが、こちらに来てからそういったところは見られません。去勢の効果が出始めて、体質面も改善されてきているように思えます。来週9/25(日)中山・3歳上1勝クラス(ダ1800m)に前走同様3kg減の原騎手で向かわせてください。調教だとそれほど目立つ動きをしませんが、実戦に行っていいタイプ。左回り右回りで特に得手不得手は感じませんし、初めての中山コースをこなせるようなら、また頑張ってくれるはずです」(加藤和宏調教師)
【モンストルオーソ】
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。予定通り、今月上旬以降は一段階ペースを上げて、連日ハロン18秒台で登坂しています。その後もこれといって気になるところはないため、明日16日(金)からは追い切りも織り交ぜていくつもり。今月中には北海道を送り出せるレベルまで状態を上げていきたい考えです。
*****6歳馬*****
【レッドクレオス】
馬体重488キロ
今週は坂路で15-14のペースで乗っています。ペースアップをおこないましたが、動きを見ても左前の硬さは気にならないですし、全体のバランスもしっかりしています。息の入りなども問題なくコンディションも良好。左前のケアをおこないながら、この調子で乗り進めていきます。
【リーピングリーズン】
吉澤ステーブルEASTで調整され、先週10日(土)に盛岡競馬場・櫻田康二厩舎に入厩しました。
「時の経つのは早いもので、あれから3年の月日が流れたんですね。その後の活躍はしっかりと拝見させていただいておりましたが、縁あってまたこちらに声を掛けていただき、本当にありがとうございます。以前と同じ厩務員が担当していますが、感慨深いものがあるようです。当たり前ですが、心身ともに成長して大人になりましたね。特に体つきがしっかりとしました。馬体重は518kg。来月の10/09(日)盛岡・いしがきマイラーズ(重賞・M3・芝1600m)を目標に調整を進めていきましょう」(櫻田康二調教師)
*****7歳馬*****
【レッドヴェイロン】
北の角馬場で運動。
鹿戸調教師「追い切り翌日なので、北の角馬場でダクだけ乗っています。うるさい面も見せず、運動中の脚取りもスムーズ。飼食いもしっかりしていて調子が良さそうですね。今週の中山に投票して除外の権利を取り、10月10日(月)の東京11R(グリーンチャンネルC)に北村宏司騎手で向かう予定です」
※9月18日(日)中山11R・ラジオ日本賞(3歳上オープン・ダ1800m)に投票しましたが、除外(非抽選)となりました。10月10日(月)東京11R・グリーンチャンネルC(L・ダ1600m)を北村宏司騎手で予定。
*****8歳馬*****
【アナザートゥルース】
現在は坂路2本(上限22~23秒ペース)のメニューで調整しています。今月上旬から騎乗調教を開始しました。しばらく楽をさせましたし、こちらでの調整自体もかなり久々になりますが、単走でもリラックスした雰囲気で臨めている点は好感が持てます。今のところ体調面に気になるところもないため、このまま徐々に進めていけそうです。
【プラチナムバレット】
「明日からの12回佐賀開催(9/17~25)での出走を予定したいと考えていましたが、この中間で右前肢の繋ぎに張りがみられました。獣医師の診断によると、ここまでの疲労が一時的に球節付近の組織に集中して蓄積してしまったことが原因ではないかとのこと。大事を取って次開催の13回佐賀開催(10/02~)にスライドしたいと思います」(山田徹調教師)