*****2歳馬*****
【レッドカフラー】
馬体重510キロ。
ウッド坂路を4ハロン60秒前後のペースで週2回乗っていますが、フォームはだいぶ改善されてきましたし、操縦性などにも問題ありません。また、運動量も十分積むことができていて、このまま強弱をつけて進めていければといったところです。明日(土)もウッド坂路で15-15を消化するする予定です。
*****3歳馬*****
【レッドモンレーヴ】
馬体重524キロ。
今週は角馬場で軽めの騎乗運動をメインにして、周回コースにてダク、ハッキング3600mのメニューで乗っています。先週と同様にペースは上げずに距離を延ばす形ですが動きは問題なく、脚元や蹄にも違和感はありません。ここまでは慎重に進めていますが、この後も休まず乗り込み、脚元や蹄の状態を見ながらメニューを組み立てていくつもりです。
【ルージュエピス】
馬体重457キロ。
馬体をケアしながら坂路主体の調整で移動の準備を整えています。レースを使っているので体はできているので、こちらでは仕上げに向かう調整ではなく、心身のケアに努めながら体調を整えていく感じです。捌きの硬さは残りますが、運動すればほぐれますし、この馬の特性というところもあるかと思います。心身のリフレッシュはできているので、声が掛かるまでに坂路で何本か速めのメニューも消化できればと思います。
【ジュレップグラス】
17日(日)に坂路コースで4ハロン58.4-43.2-28.9-14.8を単走で馬ナリに追われ、20日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.3秒先行して併せ、55.3-40.5-26.3-12.8を強めに追い切りました。「Wコースだと動けるのですが、坂路だと今ひとつ動ききれないところがあるのは、トモの力が足りないというのもあるのでしょう。鍛える目的でも坂路を駆け上がらせています。ポテっとした体つきも少し引き締まってきた感もありますし、変わらずに体調も良好です。週末に坂路かWコースかで最終調整をおこない、月曜日に選出された盛岡に向けて送り出します」(青木孝文調教師)
*****4歳馬*****
【ルージュアドラブル】
この中間も丹念に基礎トレーニングをおこなっています。課題への対策のひとつとして初歩の障害メニューも取り入れているのですが、その効果もあってか前後のバランスや体の使い方がしっかりしてきて、ハミ受けも随分と良くなって操作性が上がっています。トレーニング中もテンションなどに問題はなく、全体としていい雰囲気でやれていますので、もう少しこのメニューで進めてみてから、本格的な内容に切り替えていきたいと思っています。飼葉の食いは変わらず良好でコンディションは安定していますね。ふっくら感もキープできていますので、この雰囲気のまま次に進めていけるように引き続きテンションなど注意して見ていきます。
【レッドアウレア】
担当スタッフ「引き続き爪の状態を見ながらウォーキングマシンで進めています。着実に爪は伸びており良化傾向にあることは間違いないのですが、再発の可能性があるとのことで装蹄師、獣医師からの乗り出し許可がおりていません。もうしばらく爪の伸び具合を確認しながら現行メニューで動かしていくことになりそうです。馬自身も物足りなさを感じているでしょうけど、もう少し辛抱してもらえればと思います」
【ソニックムーヴ】
「今週7/19(火)に5ハロンから66.0-52.6-39.8の時計で最終追い切り。状態はいい意味で平行線をキープ出来ていると思います。10頭立ての3枠3番で確定しました。当初声を掛けていた御神本ジョッキーの騎乗馬が相手の本線となるでしょうか。前走の勝ちが本物だとすると、昇級初戦でも通用すると思っています。あとは鞍上の森泰斗ジョッキーに委ねましょう」(川島正一調教師)
【スノークォーツ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。トップラインの肉付きが戻ってきて、状態が緩やかに上昇してきたことから、今週より騎乗運動をおこなっています。トモの緩さも改善してきていますよ。左首に張りが感じられますが、大きな問題はないところ。乗り込みながら良化を待ちたいと思います」(担当者)
*****5歳馬*****
【ルヴァンヴェール】
22日、牧場担当者から「この暑さの中でも毛艶は良く、元気一杯です。先週から坂路調教で15-15を週2日に増やしています。秋競馬に向けて引き続き調整を進めていきます。現在の馬体重は510㌔」との連絡があった。
【レッドエランドール】
馬体重495キロ。
先週土曜日に入場しました。その日の馬体チェックでも歩様こそ問題ないものの両トモの疲労感が確認されたためショックウェーブ治療を施し、今週月曜日に乗り出しました。坂路ではハロン18~17秒ほどのペースで乗っていますが、乗った感じではまだ硬さが残っていることから、引き続き定期的にショックウェーブ治療をおこないながら調整を進める必要がありそうです。
【エクストラノート】
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(17~18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も週2で速いところを織り交ぜながらメリハリを付けたメニューで進めています。今週は暑さが落ち着いていることで、徐々に状態が上がってきています。緩さも解消してきましたし、更なる良化を促していくつもりです」(担当者)
*****6歳馬*****
【リーピングリーズン】
21日(木)に坂路コースで4ハロン55.3-40.2-25.9-12.4を単走で馬ナリに追い切りました。「報知杯大雪ハンデキャップにも特別登録させていただいたのですが、今週の競馬だとちょっとまだ疲れが抜けきらない様子です。暑さにへこたれることなく体調面は良好に映りますし、昨日の追い切りでも変わらず上々の動きを披露。3節でもし入るようなら、来週7/30(土)札幌・STV賞(芝1800m・混)から投票を考えさせてください。切れる脚が使えるタイプではないものの、洋芝であればそこを補えて頑張れるはず。万全の態勢に持っていけるよう仕上げていきます」(尾形和幸調教師)
*****7歳馬*****
【レッドヴェイロン】
馬体重519キロ。
今週も周回コースにてダク400m、1000mをハッキング1本、16-16ペースのキャンター1本のメニューで乗っています。引き続き同様のメニューですが、今週は暑さが比較的落ち着いて過ごしやすかったこともあり、稽古での動きはしっかりしていたと思います。疲れは抜けている印象で、飼い葉食いも良好です。次走の予定などはまだ決まっていないため、もう少しの間は現行メニューで進めていくつもりですが、今は状態も安定しています。
*****8歳馬*****
【プラチナムバレット】
「ずっと付きっきりで稽古をつけている飛田愛斗ジョッキーから『具合がいいので出走を前向きに検討しましょう』との進言を受けました。前走の8頭立てから増えて11頭になりますが、B-8組から組が1つ上がるだけですし、投票させていただきました。真ん中の6枠6番で確定しています。相手は内の2頭でしょうか。前走で1400mの壁を破りました。引き続き期待していてください」(山田徹調教師)