*****2歳馬*****

【ファントムシーフ】

チャンピオンヒルズで調整されています。予定通り、今週から乗り出しを開始しており、6日現在、角馬場でフラットワークを行った後、ダートトラックコースにて、ダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000mを乗られ、週1~2日は坂路1本をハロン20秒程度で乗られています。岡元厩舎長は「先週いっぱい休ませて、予定通り今週から調教を開始しました。馬体は、まだ薄っすらとアバラが浮いて見えていて、もう少しフックラさせたいという印象です。徐々に馬の状態を確認しながら進めたいと思います」とのことでした。

 

【パレルモ】

門別競馬場・米川昇厩舎で調整されています。当初は第8回門別開催を視野に進めていく予定でしたが、本日時点の登録状況を確認したところ13日の競馬に使えそうとのことで、予定を繰り上げて登録することになりました。米川昇調教師は「登録状況を確認したら13日の1800mのターフチャレンジI競走に使えそうでしたので、そちらに登録することにしました。オープンなので相手はそれなり強いと思いますが、距離を延ばしてどのような走りが出来るか、期待しています」とのことです。13日、門別競馬9レース、2歳オープン・ターフチャレンジI競走・ダート1800mに登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

門別競馬場・米川昇厩舎で調整されています。中間も次走に向けて変わりなく坂路で調整されています。米川昇調教師は「次走は次の7回門別開催も考えたのですが、ちょうどいい番組が組まれてなかったので、その次の第8回門別競馬(7月26日~8月4日)を視野に入れて進めていく予定です」とのことでした。

 

【ミラクルティアラ】

7月3日の検疫で札幌競馬場に入厩。

6日、加用調教師は「さっそくゲート練習を始めて、もうゲートを出るところまで進めています。まだ出は一息な感じでしたが、馬の雰囲気を見つつ練習がてらに試験を受けさせてみたいと思います」との連絡が入った。

7日、加用調教師は「本日、練習がてらにゲート試験を受けさせました。出はそれほど速くありませんでしたが、二の脚が良く無事に合格出来ました。少し様子を見て試験後に疲れが出なければ、徐々に調整を進めてみたいと思います」とのこと。

 

*****3歳馬*****

【ルピナスリード】

予定通り、1日にチャンピオンヒルズに移動しています。到着後は、骨瘤が出かかっている左前脚に対して、念のためレーザー治療を行っており、6日現在、ウォーキングマシン運動程度に留めています。小泉厩舎長は「レース後の疲れもあって、それが脚元に出たのだと思いますし、馬体も少し細く見えますね。脚元は治療を行って大分良くなっていますが、今週までは跨らずに休ませて、週明けの状態次第で乗り出しを開始するかを決めたいと思います」とのことでした。6日現在の馬体重は450キロ。

 

【ラッキーガブリエル】

美浦・高木登厩舎で調整されています。中間も次走に向けて順調に進められており、3日には南馬場ウッドチップコースにて助手が騎乗して、55.0-39.3-11.8を馬なりで計時しました。今週の追い切りは6日に南馬場ウッドチップコースにて菅原明良騎手が騎乗して、84.8-68.6-53.0-38.5-12.0を馬なりで計時しています。高木登調教師は「中間も特に変わりなく、良い状態をキープできています。飼葉もしっかり食べていて、元気もあります。今日の追い切りも力強さを感じる動きで、よく動けていました。来週出走させたいと思います」とのことです。17日福島、混合、3歳未勝利・ダート1150mに菅原明良騎手で出走を予定しています。

 

【ラブシックボッサ】

今週の、7月10日(日)福島・3歳未勝利(ダ1,150㍍)に丸田騎手で出走予定。

6日、伊藤大士調教師は「今朝は坂路コースにて併せ馬を行いました。前走から中1週になるので、14―13秒ぐらいの軽めにしましたが、良い動きをしていました。今週のダ1,700㍍も考えましたが、丸田騎手から『この馬の走りから1,150㍍戦の方がレースプランを想像しやすいです』との進言もありましたので、今回は1,150㍍を選択することにしました」と連絡があった。

 

【ウィズザタイムズ】

今週の、7月9日(土)函館・3歳未勝利(芝2,000㍍)に▲横山琉人騎手で出走予定。

6日、竹内調教師は「今朝は横山琉人を背にウッドチップコースで追い切り、道中は馬なりで進め、直線仕掛けて反応を見てもらいました。鞍上からは『手前替えもスムーズに行い、追い出してからの反応も良かったです』との話でした。レース後から調教で跨がっているので、馬の癖も把握していますので、前走以上の競馬が出来ると思います。今回はシャドーロールを外してレースに臨む予定です」とのこと。

 

【ラブシックボッサ】

7月3日・函館・3歳未勝利(芝1200m)に出走し10着。

5日、宮本調教師から「レース後、大きな問題は見られませんが、左前にソエが出かかっており、いったん一息入れさせることにしたいと思います。ウッドチップコースの無い札幌では脚もとに負担がかかってしまうので、いったん栗東に戻し放牧を挟んだ上で、小倉に向かうことにします。ソエが落ち着き次第、帰厩させて栗東の坂路で調整しレースに向かいます」との連絡が入った。

7月6日に函館競馬場を出発し、7日に栗東TCに無事到着。宮本調教師からは「輸送熱なども無く、到着後も元気な様子です。今週末に予定通り放牧に出します」との連絡が入っており、9日に栗東近郊のボンシャンス牧場へ放牧に出る予定。

 

【グロリアスヒーロー】

★7/06(水)川崎・ジュライフラワー賞(ダ1600m)森泰斗騎手 結果:優勝

「数字こそまた少し減っていましたが、暑さが堪えている様子もなく落ち着いた雰囲気でレースに臨めています。なにより雨が降らず、良馬場で走らせることができたのはグロリアスヒーローにとって良かった。ここは絶対に負けられない一戦でしたから、決められて正直ホッとしています。森騎手は『スタートしてすぐ他馬に迷惑をかけてしまいました。レースでも道中外へ外へと張って行く場面はありましたが、先行するスピードがあるし、直線で圭太の馬が並び掛けてくるとまたグイッとひと伸びしてくれた。トモがパンとしてくればもっと良くなる馬だと思う』とコメントしていました。この後のことはまた上りの状態など見てから判断させてください」(高木登調教師)

 

【ルージュエピス】

本日(木)社台ファームへ移動しました。

小島調教師「レース後、その日のうちに札幌競馬場へ移動しました。昨日(水)私が札幌に行って状態を確認しましたが、全体的に馬体が歪んでいる感じがしますし、トモにも疲れが見られますね。飼い葉の食いもあまり良くないため、この状態で続けて使うのは得策とは言えないでしょう。一度立て直しを図って、2回札幌開催での出走を考えています。今日(木)社台ファームへ移動しました」

 

【ルージュエクレール】

角馬場運動後、Bコース1周。

萩原調教師「追い切りは週末におこなう予定のため、昨日と同じく角馬場とBコースでの調整です。テンションは高くなっていませんし、フットワークも軽快さが目立ちますね。脚元も落ち着いており、飼い葉も与えた分は食べていますよ。今のところ来週に札幌競馬場へ移動する予定で、追い切りの日程なども考慮したうえで出発日を決めるつもりです」

 

*****4歳馬*****

【ブランメイユール】

笹川翼騎手 レース後コメント

「砂を被るとまだ脆いのが、今日はモロに出てしまいました。スタートも出ているし、やるべきことはやりましたが、向こうのスピードが1枚上で展開も噛み合いませんでした。枠が逆ならまた違うんですが・・」

池田孝調教師 レース後コメント

「レースを見ての通り、砂を被ると急にフワッとして頭を上げてしまい、あそこで完全にブレーキがかかってしまいました。あそこでブレーキがかかると、900mではさすがにちょっと厳しいです。馬の調子自体は悪くありませんでしたが、それが全ての敗因ですね。展開ひとつでこのクラスなら通用するだけの力は持っているので、枠順などもありますが、次のレースではこういう展開にならないように、また頑張ります」

 

川崎競馬小向TC・池田孝厩舎で調整されています。6日の競馬に向けて2日に最終追い切りが行われて、55.6-40.6を一杯に追われて計時しました。並木厩務員は「最終追い切りも、この馬はあまりやらない方がいいので、意識的にあの程度にセーブしていますが、具合は悪くありません。ここにきて心身共に成長しているのを感じますし、B級から降りてきた馬も何頭かいるメンバー構成ですが、揉まれずに行ければチャンスはあると思います」とのことです。6日、川崎競馬7R(17:45発走)、C1選定馬・疾風賞・ダート900mに9頭立ての5枠5番、笹川翼騎手、54キロでの出走が確定しています。

 

【ワイドアウェイク】

7月3日・函館・3歳未勝利(芝1200m)に出走し10着。

5日、宮本調教師から「レース後、大きな問題は見られませんが、左前にソエが出かかっており、いったん一息入れさせることにしたいと思います。ウッドチップコースの無い札幌では脚もとに負担がかかってしまうので、いったん栗東に戻し放牧を挟んだ上で、小倉に向かうことにします。ソエが落ち着き次第、帰厩させて栗東の坂路で調整しレースに向かいます」との連絡が入った。

7月6日に函館競馬場を出発し、7日に栗東TCに無事到着。宮本調教師からは「輸送熱なども無く、到着後も元気な様子です。今週末に予定通り放牧に出します」との連絡が入っており、9日に栗東近郊のボンシャンス牧場へ放牧に出る予定。

 

【レッドレジェーラ】

角馬場運動後、坂路1本。

坂路 65.8-49.3-32.7-16.1 馬なり

音無調教師「当初は今日追い切る予定だったのですが、番組の都合上、速いところは明日(金)消化することになったため、昨日と同じく坂路1本のメニューで軽めに乗りました。気合乗りは十分で、フットワークもしっかりしていますし、息遣いも問題なかったですよ。次走については地方交流競走を視野に入れており、7月28日(木)園田・加古川特別(ダ1400m)に申し込みをして選出されれば出走する方向で考えています。まだ時間はあるので、レースに向けてしっかりコンディションを上げていくつもりです」

 

*****5歳馬*****

【ルヴェルソー】

6日、田中博康調教師から「今朝の馬体検査では、特に異常はありませんでした。昨年後半あたりからレース内容に精彩を欠く面が見られ、ダートや距離延長を試してみても変り身が無く、年齢的なものが影響しているように思われます。ここ最近のレース振りを見る限り、このまま競馬を使っても難しいと思います。今後は繁殖として、彼女の貴重な血統を残してくれることを願っています」との話があり、師とも協議を進めた結果引退することになった。近日中に中央競馬の競走馬登録を抹消する予定。

 

【レッドカルム】

本馬は7月2日の福島競馬・3歳上1勝クラスに出走して12着での入線。レース後は引き運動で様子を見ていたのですが、5日(火)の馬体チェック時に左前脚の熱感が確認されたためレントゲン検査を実施したところ、左前膝の骨折が判明しました。全治3ヶ月の診断で比較的軽症だったものの、近走の成績や年齢的なことも踏まえたうえで、本馬の今後について関係者間で協議した結果、誠に残念ではございますがここで引退の結論に至りました。出資会員の皆様には追って書面にて詳細をご報告させていただきます。なお、本馬は繁殖牝馬となる予定です。長い間、レッドカルム号にたくさんのご声援をいただきありがとうございました。

奥村調教師「レントゲン検査によって左前膝の骨折が判明したことを受けて、関係者間で協議をおこなった結果、ここで引退することになりました。2歳時から脚元が丈夫な方ではなかったのですが、調教やレースになると手を抜かずに一生懸命、頑張って走ってくれる馬でした。ただ、前走で集中力が早い段階で途切れてしまったあたり、年齢的なものがあるのかもしれません。1勝クラスを勝たせてあげられなかったのは悔いが残るものの、これからは母親としての大事な仕事が控えていますからね。まずはゆっくり休んでもらい、怪我が一日も早く治癒することを願ってやみません。今までレッドカルムにたくさんのご声援をいただき感謝しています」

 

【レッドエランドール】

昨日(水)札幌競馬場ダートコースで追い切り。

札幌ダート 56.9-41.4-12.4 馬なり

今日(木)軽めの調整。

田中克調教師「元気が良くて、特に疲れも感じないということだったので、昨日(水)軽く時計を出しておきました。あくまでレース後の現状を確認する程度にしておきましたが、助手によれば『調子落ちはなくここ2戦と変わらない状態です』ということだったので、予定通り来週いけそうですね。脚元に不安はなく、蹄についても昨日、装蹄師さんに診てもらいましたが、こちらも『大丈夫』ということでしたよ。今回に関しては状態維持を第一に進めていくつもりなので、来週の追い切りも当日の感じを見てどのくらいやるか決めるつもりでいます。今のところ土曜に札幌から函館に移動、来週1本追い切って競馬に向かう予定です」

※7月17日(日)函館10R・駒場特別(3歳上2勝クラス・ダ1700m)を浜中俊騎手で予定。

 

*****6歳馬*****

【リーピングリーズン】

3日(日)にWコースで5ハロン72.2-55.4-40.0-12.3を単走で馬ナリに追われ、6日(水)にもWコースで6ハロンから0.5秒先行して併せ、85.2-68.2-53.1-38.4-12.6を馬ナリに追い切りました。「併せた相手に付き合った分、終いやや時計を要したものの、動きに関しては文句のつけどころがありません。痛いとか痒いところもないですし、気配良好に仕上げることができました。メンタルの部分がどうかも、稽古の感じからすれば牡馬相手に十分通用していいと思います。ただ、この馬の成績を調べてみると、好走している際の馬体重は490kg前後が大半を占めている。輸送して今回、510kgくらいの数字が予想されるので、そこが適正なのかどうかはまだ掴みかねているところ。そのあたりも見極める一戦になればと考えています」(尾形和幸調教師)

 

【レッドクレオス】

乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。

助手「昨日追い切ったので、北馬場で軽く乗っておきました。体つきも締まってスッキリしてきましたね。体重自体はそう変わらないのですが、この時季は代謝が上がって状態がいいのかもしれません。トモのことを考えて坂路でやってきていますが、昨日の息も気にならなかったようなので、週末、来週とやれば態勢は整うと思います。引き続きトモを含めて全体をケアしながら進めていくつもりです」