*****2歳馬*****

【ルージュメイベル】

馬体重:470キロ

牧場内で厩舎を移動したこともあり、坂路に入る回数を増やし、ハロン16~17秒の時計を2本出す日も設けています。周回コースにおけるキャンターも継続していますが、以前に比べると力みが取れ、スムーズに走れるようになってきました。まだ背腰に弱さがあり、当面は、さらなる体力強化を図りながら、じっくりと乗り込んでいく方針ですが、心身ともに順調な成長を示していることは間違いありません。

 

【レッドシュヴェルト】

馬体重:448ロ

馬体が減ってきたことも考慮し、ややペースを落としたメニューとなっていて、現在はハロン16秒の坂路調教を2本、周回コースにおける2500mのキャンターをおこなっています。走りのクオリティ自体は上がっていますが、まだトモに緩さがあり、当面は体力向上を主眼に、トレーニングを重ねていく方針です。本州への移動時期は未定ですが、一応、7月頃を念頭に、さらなる成長を促していきます。

 

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:497キロ

成長を阻害しないことを意識しながら、急激なペースアップはせずに、じっくりとトレーニングを重ねています。現在は坂路に入り、ハロン16秒の時計を2本出しているほか、周回コースにおける2500mのキャンターをおこなっています。背中の良さとスピード感溢れる走りがセールスポイント。当面は、トモの上手な使い方、バランスの向上を図るためにも、基礎体力の強化に努めていきます。

 

【レッドジャルダン】

馬体重:524キロ

週4回坂路に入り、内2回はハロン16秒、ハロン15秒ペースと2本時計を出しています。また、周回コースにおける3000mのキャンターも継続中。暖かくなってきたこともあり、活気ある走りを披露しています。しっかりとトレーニングを重ねながらも、馬体重が増加している点は好材料。数字は増えていても、馬体全体がシュッとしてきた印象を与えていることも、歓迎すべき要素といえるでしょう。

 

【ルージュアテナ】

馬体重:457キロ

一旦、リフレッシュ期間を設けてから、調教を再開。現在は、2本時計を出す日も設けたハロン16秒ペースを基本とした坂路調教、周回コースにおけるキャンターをおこなっています。休養を取っていたこともあり、馬体重は増えていますが、走りの方は、軽やかさが出てきた印象を受けています。以前は、角張って見えていた馬体に丸みが出て、前後のバランスも、さらに良くなってきました。

 

【ウィズアットダンス】

現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週からは周回コース、坂路コースともにややピッチを上げて調教を進めていますが、その後も飼い葉食いが変わらない点は何よりだと思います。調教に関しては行きっぷりがいい反面、力を溜めた感じの走りだとまだ我慢しきれず、ハミから逃げてしまうようなところも見受けられます。しばらくはその辺りの改善を目標に乗り込んでいきます。

 

【ファミナフォルテ】

現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。やや気負う面が見られ、時折走行中にツル頸になるケースも見受けられます。気合いが乗ってきた点はプラスに捉えていますが、もう少しリラックスさせて溜めを利かせる形が理想。今後のスピード調教に備えるためにも、人馬のコンタクトを密に取っていこうと考えています。

 

*****3歳馬*****

【ラブシックボッサ】

15日、牧場担当者は「週2日の坂路強め(火=15-15、金16~17)を順調に消化し、今日トレセンへ移動しました。体調面は良い状態をキープし、キコウも徐々に抜けつつあります。馬体重は477㌔」とのこと。

伊藤大士調教師は「本日の検疫で入厩しています。牧場での調整も目標レースに向けて順調に進みました。新潟1週目の芝1,400㍍に向け、週末から調整を始めていきます」とのこと。

 

【レッドモンレーヴ】

馬体重511キロ。

今週も坂路にて14-14ペースで乗っています。本数を重ねていますが落ち着いて稽古に取り組むことができており、動きにも素軽さが出てきました。硬さがぶり返すことはなく、飼い葉食いも良好で馬体重をしっかり増やせているように、ここまでは至って順調です。

 

【ルージュエピス】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

ウッド

ルージュエピス   68.2-53.8-38.9-12.2 馬なり

マサノパドゥシャ  68.8-54.2-39.2-12.2 仕掛け

フィールシンパシー 67.5-53.3-38.7-12.1 馬なり

小島調教師「今日は体重の軽い若手騎手が騎乗してウッドチップコースで追い切りました。3頭併せの3番手で進めて、直線でエピスが真ん中に入る形でやりましたが、前半からいいリズムで走っていましたし、トモの感じは悪くなく、仕掛け所のペースアップもスムーズ。最後までいい手応えでバランス良く走っていました。息遣いも着実に良化していて、ここまでは順調にきていると思います」

※5月1日(日)福島5R・3歳未勝利(若手・芝1200m)を予定。

 

【ルージュエクレール】

厩舎周りを引き運動。

萩原調教師「追い切った翌日ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。テンションは高くなっていませんし、運動中の歩様もスムーズ。飼い葉食いも良く、今日の運動後に裸馬の状態で計測したところ418キロありました。先週から微増とはいえ増えているのはいいことですし、体のラインも細くは映りませんから、このまま予定のレースに向けて進めさせていただきます」

※4月30日(土)東京4R・3歳未勝利(牝馬・芝1600m)を川田将雅騎手で予定。

 

【ルテリブル】

10日(日)にWコースで4ハロン55.4-40.1-12.9を単走で馬ナリに追われ、13日(水)にもWコースで5ハロンから0.6秒追走して併せ、67.1-52.1-37.4-11.4をゴール前一杯に追い切りました。「先週同様ウッドコースで追い切りを消化していますが、しっかりと動けていましたし、内目を回ったとはいえまずまずのタイムが出ました。状態は更に上がってきた感じで、いい雰囲気でレースに臨めそうですよ。久々の実戦となりますが、恥ずかしい競馬にはならないはずです。前走の1200m戦ではあのような形になってしまったので今回は距離を延ばしてみますが、本質的にこの条件をこなせるかどうかはやってみないと分からないところ。スムーズに流れに乗ってきてもらいたいと思っています。武藤騎手は自厩舎の調教を手伝わなければならなかったようで、追い切りには乗れませんでしたが、この馬の特徴などはしっかり伝えておきます。前進を期待して送り出します」(高柳瑞樹調教師)

 

【グロリアスヒーロー】

「稽古通りならと期待を持って臨んだ一戦でしたが、結果的にまだ体力不足の感が否めません。真面目な性格で気性面も特に問題を抱える馬ではありませんし、馬具云々ではなく、レースを使いながら力を付けさせていければ。脚元含め馬体にダメージは残っておらず、昨日から坂路コース入りを再開。芝部分からのスタートで行き脚付くかどうかですが、次走は距離を縮めて東京ダ1600mに向かいたいと思います。節や状態を見ながら、中2週くらいで予定しましょう」(高木登調教師)

 

【ジュレップグラス】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。右後肢の外傷部は安定していて、もうほぼ不安材料はありません。この中間もしっかりと積み重ねられていますし、そろそろ送り出しの態勢は整う感じです。声が掛かるまで引き続き乗り込んでいきます」(担当者)

 

*****4歳馬*****

【ワイドアウェイク】

3月30日にグリーンウッドTへ移動。グリーンウッドT担当者の話では「到着後に念のため右前肢の検査を行いましたが、骨やスジに問題は見られませんでした。先週までトレッドミル調整を行い、今週から馬場コース2000mと坂路1本17-17の調整を開始しています。このまま徐々に進めていきます」とのこと。現在の馬体重は510キロ。

 

【ルージュアドラブル】

馬体重410キロ。

今週は周回コースを1000m乗ってからウッドとダートどちらかの坂路をハロン18秒から14秒の間のペースで上がっています。ムキになることなく平常心で走れるようになっていますし、バランスも持ち直していて理想的なフォームで走れるようにもなりました。帰厩態勢は整っており、来週中に美浦・国枝栄厩舎に帰厩する予定です。

 

【レッドアウレア】

担当スタッフ「この中間も順調にトレッドミルでのメニューを消化することができています。キャンターペースに上げていますが、無理なく対応してくれましたし、しっかりと動けていますよ。精神状態も変わらず安定しており、好ムードのままトレーニングを進めていくことができそうです。馬体重は514キロ。月末からの乗り出し開始へ向けて、順調にきているかと思います」

 

【レッドレジェーラ】

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。

坂路

レッドレジェーラ 51.4-38.7-25.4-13.1 馬なり

アサクサゲンキ  51.5-38.0-25.5-13.2 馬なり

音無調教師「今日は坂路で追い切りました。テンから併せて行く形だったのですが、入りが少し速くなってしまったとはいえ、道中でも抜くところを作ることができていましたね。前半が速かったですし、帰厩して1本目の追い切りということもあって、最後は無理をさせなかっただけで、決してバテた訳ではありません。息遣いは悪くなかったですし、気も程良く入っています。これから本数を重ねていきながら、状態面の更なる良化を図っていきたいと思います。次走の番組は、4月30日(土)福島8R(ダ1700m)か5月1日(日)福島7R(ダ1700m)で考えていて、鞍上については調整中です」

 

【ソニックムーヴ】

「いきなりから虎視眈々と初勝利を狙っていたのですが残念でした。2回船橋開催(5/02~)で結果を出したいと思います。御神本訓史ジョッキーからトモのあまさを指摘されていますので、出来る限りの強化に努めましょう」(川島正一調教師)

 

【スノークォーツ】

現在は坂路1~2本(上限23秒ペース)のメニューで調整しています。単走で調教をおこなっていることもあって、物見することはありますが、少しずつ落ち着きが出てきました。ここまで患部の状態も特に変わりはありません。ただ、まだ動きには硬さが見られるため、この後もジックリ進めていく予定です。

 

*****5歳馬*****

【ルヴェルソー】

8日から、山元TCで調整中。

15日、牧場担当者は「入場時に歩様の硬さが見られましたが、馬体に大きな問題はありませんでした。ウォーキングマシン運動から始め、14日からトレッドミル調整を始めています。田中博康調教師から『今回は一度完全にリセットしてから立ち上げて欲しい』と聞いていますので、しっかりとリフレッシュさせてから騎乗運動を再開します。現在の馬体重は470㌔」とのこと。

 

【ルヴァンヴェール】

15日、牧場担当者は「入場後にショックウェーブ治療を施し、トモの疲労回復を図りました。現在は周回コースで3,000~4,000㍍のキャンターを中心に、週2日坂路で15-15を行なっています。来週の移動に向け、帰厩態勢を整えていきます。馬体重は503㌔」とのこと。

竹内調教師は「来週の検疫で帰厩し、新潟1週目のダ1,200㍍に向かう予定です」とのこと。

 

【レッドエランドール】

馬体重500キロ。

引き続き調整は順調に進んでおり、週に一度は4ハロン58秒ほどの時計を出しています。入場後は力んで引っ掛かるくらいで折り合い面に不安があったものの、ここ最近は落ち着いて冷静に走ることができるようになりました。明日(土)の検疫で栗東・田中克典厩舎に入厩する予定となりましたが、馬体面や調教の動きを見ても前回以上の状態で送り出せそうです。

 

【レッドカルム】

担当スタッフ「明日の検疫でのトレセン帰厩となりましたので、今晩こちらを出発します。今週は火曜日に周回コースでのキャンター後に坂路で1本。輸送も控えていたので、ペースは15-15で調整しています。ここまで順調に本数を消化してきてコンディションに不安はありません。福島での好レースを期待しています。542キロの馬体重で送り出します」

 

【エクストラノート】

現在は舎飼で様子を見ています。12日(火)に去勢手術を施し、無事に終了しています。出血は少なく、術後の感染症の心配もなさそう。その後も腫れなどが出てくることもありませんし、経過は順調です。状態を確認しつつ運動開始の時期を探っていきます。

 

【パラダイムチェンジ】

「最終的に今週の4/13(水)船橋・ハルジオン2200 B2B3選抜馬(ダ2200m)は地元船橋所属馬でフルゲートになりました。改めて1回浦和開催(4/25~)での出走に目標を切り替えましょう。先週4/9(土)に3ハロン44.2秒を馬ナリで、今朝は4ハロンから56.1-41.1の時計を稍強めで出しました。本番まであと1~2本追えますし、仕上がり十分な態勢に持っていくことが出来ると思います」(山越光調教師)

 

【モンストルオーソ】

「この中間でサッと追い切ってみましたが、もう少し追い切り本数が欲しい印象。脚元を含めた馬体には全く問題なく、動きもスムーズ。気持ちもシャキッとしています。あとは息遣いだけです。1回浦和開催(4/25~)、2回船橋開催(5/02~)のいずれかでの出走を予定しましょう」(佐藤裕太調教師)

 

*****6歳馬*****

【レッドクレオス】

馬体重498キロ。

先週まで周回コースで軽めに乗っていましたが、特に大きな問題はなかったため、今週から坂路入りを開始。15-14ペースで動かしてみたところ、いいバランスで走っていて息の入りもしっかりしていました。脚元も落ち着いていますから、このまま緩めずに乗り込んでいくつもりです。

 

【リーピングリーズン】

13日(水)に坂路コースで4ハロン57.5-41.6-27.3-13.2を単走で馬ナリに追い切りました。「9日(土)にも坂路コースで併せ馬の追い切りを消化していますが、暖かくなって体調面が上向き、それに伴い稽古の動きもだいぶ素軽さが増してきましたね。今朝の計量で528kg。前走時よりまたさらに一段状態を上げてレースに向かうことができそう。次走は4/30(土)福島・東北ステークス(ダ1700m・牝)を泉谷楓真騎手で予定しています。夏季番組のダート戦には3勝クラスで牝馬限定が組まれていませんし、なんとかここを勝ち切れるようにメイチで仕上げていくつもりです」(吉岡辰弥調教師)

 

*****7歳馬*****

【レッドヴェイロン】

北の角馬場で運動後、プール2本。

鹿戸調教師「今日も北の角馬場で騎乗運動をおこなってからプールで調整しました。ここまでゆったり乗っていることもあって歩様の硬さも軽減されてきましたし、気もしっかり入っていますよ。飼い葉はいつものように完食していて、体調そのものは良好です。この後は予定通り坂路やダートコースにも入れていこうと思っています」

 

*****8歳馬*****

【アナザートゥルース】

13日(水)にWコースで6ハロンから1.0秒先行して併せ、84.2-67.4-52.1-37.9-11.5を馬ナリに追い切りました。「この中間も順調に調整を進められています。レース間隔が詰まっているものの、疲労やダメージは残っていませんし、体調面良好で元気いっぱいの様子。稽古の動きからもデキ落ちはまったく感じられず、力を発揮できる状態にあると思います。ここは出走メンバーに先行脚質のタイプが多く、前半またペースが速く厳しい流れが予想できる。それでも道中揉まれず運べるようなら無理に主張する必要はありませんし、なるべく外めの枠を引きたいですね。コーナーリングでモタれるロスがないよう、今回も右片側だけブリンカーを着用。阪神コースはアナザーに合っていますから、なんとかここで頑張ってもらいましょう」(高木登調教師)

 

【プラチナムバレット】

「9頭立ての最内1枠1番で確定しました。持ち時計(1.22.5)からするとワンサイドの競馬が可能かと思います。前走同様、終いの直線で気合いを乗せる感じでいい最終追い切りが出来ました。ただ、道中でフワッとなったり、物見をしてしまったり、何があるかわかりませんから、鞍上には2戦目でも油断せずと気を引き締めさせておきましょう」(山田徹調教師)