*****2歳馬*****

【スマラグドス】

社台ファームで調整中。現在は週4回坂路入りし、うち2日は2本登坂のメニュー。その他の日は、周回コースでキャンター2500mを消化しており順調。

担当者の話では「やんちゃな面はありますが、前に出ようとする好戦的な気性の持ち主です。脚力はあるので、あとはメンタルがフィジカルに付いてくるのを待ちたいところ。15秒ラップを詰め込んでも背腰の疲労感はなく、状態は安定しています」とのこと。現在の馬体重は482キロ。

 

【ミラクルティアラ】

社台ファームで調整中。週2回坂路2本中心の調整。その他の日は、周回コースでキャンター2500m、或いはトレッドミル調整のメニューをそれぞれ週2回ずつ消化している。

担当者の話では「少し硬さがあるものの、キャンターの動き自体は良好です。順調に乗れていますが、2本目のラストの動きがまだ一息な感じ。手綱を引っ張りきりでフィニッシュを迎えられるように、体の伸縮性、脚力レベルを上げていければと思っています。成長曲線がゆっくり上昇するタイプのようですし、無理をせずに適性負荷をかけて軌道に乗せていきたい」とのこと。現在の馬体重は475キロ。

 

【アリアージュ】

3月に入り、BTCの周回600mダートコースで2,400㍍のキャンター中心に、週中での坂路強目をハロン15秒までペースアップしている。

担当者は「ここまで順調に進み、予定通り3月から坂路を15秒ペースまで上げています。現状のペースでも走りに余裕が有り、牧場内でも一番調教進度の早い組で順調です。走ることに対し積極的な面は変わらずにきていますので、今後も敏感な気性面に注意しながら乗り込んで行きます。小柄ではありますが、筋肉にメリハリが付き、幅も出てきた印象です」とのこと。現在の馬体重は447キロ。

 

【ウィズアットダンス】

現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。到着後も飼い葉食いは良好ですが、長距離輸送の影響もあって、体つきはかなり寂しく映ります。もともと小柄なようですし、お母さんも大きな馬ではありませんでしたが、もう少し馬体回復を図ってから次の段階に進めていきます。

 

*****3歳馬*****

【ラブシックボッサ】

18日、牧場担当者は「この中間も至って順調です。引き続き周回コースでのキャンターを中心に、週2日坂路強め(火=15-15、金16~17)を行なっています。今週の坂路調教では鞍上の感触も良く、先週より反応も良くなっています。この時期でも毛艶は冴え、新馬戦時と比べても馬体に実が入ってきたようです。現在の馬体重は472㌔」とのこと。

伊藤大士調教師は「中山の未勝利クラスへの出馬希望頭数が多く、福島開催も視野に入れていましたが、地震の影響で日程が流動的になりました。今後の番組発表を確認して次走日程を決めていきます」とのこと。

 

【ウィズザタイムズ】

18日、牧場担当者は「ノーザンファーム天栄は地震の影響もなく、翌朝から通常通りの調整を行っています。現在は週2日の坂路強目も順調に消化し、14-13ペースまで上げています。その他の日は、周回コースやトレッドミル、角馬場などを日替わりで使用しながら調整していて順調です。現在の馬体は456㌔」とのこと。

 

【ダイヤモンドフジ】

宇治田原優駿Sで調整中。

担当者の話では「15-15をコンスタントに乗り込み、先週土曜にも1本消化したのですが、週明け14日に右トモの筋肉に疲れが感じられましたので、獣医師のケアを受け1日楽をさせました。疲れはすぐに抜け翌日から軽めを乗り出し、16~17日には通常のメニュー(周回コース2400mと坂路を18秒程度)を再開できています。休まず進められましたので、週末以降に様子を見ながら強目を乗り出していこうと思っています」とのこと。現在の馬体重は457キロ。

 

【レッドモンレーヴ】

馬体重486キロ。

先週土曜日に入場しました。ケアしながら進めてきたこともあり、寝違えによる右半身の張りはだいぶ良化が窺えます。水曜日まではウォーキングマシン運動のみにとどめて様子を見てきましたが、昨日(木)からトレッドミル調整(ダク500m、ハッキング2000m)を開始。脚捌きは問題ありませんし、気合も程良く入っていました。調教後も特に気になるところはないため、引き続き馬体のメンテナンスを入念におこないつつ、今後は徐々に負荷を強めていこうと思っています。なお、16日(水)の夜に発生した地震で大きく揺れたものの、人馬ともに無事が確認されていますのでご安心ください。

 

【ルージュエクレール】

馬体重431キロ。

16日(水)の夜に発生した地震で大きく揺れたものの、人馬ともに無事が確認されていますのでご安心ください。今週は坂路にて14-14ペースを消化しています。全体のペースを上げてみましたが、動きに関しては言うことなし。すこぶる順調ですし、変にテンションが上がることもありません。息遣いも良化していて、コンディションは確実に上向いています。しっかり乗り込んでいながら馬体重を維持できているのも好材料です。

 

【ルージュエピス】

北の角馬場で運動。

小島調教師「今日から騎乗運動を再開しました。北の角馬場で軽めの調整ですが、運動中の脚取りはスムーズで、脚元にも違和感はありません。変にテンションが上がることもなく、日に日に飼い葉を食べる量が増えているのも好材料です。今のところ続戦の方向で進めていこうと思っています」

 

【ルテリブル】

チェスナットファーム阿見TCで調整され、本日18日(金)に帰厩しました。

「週中には高柳調教師から『早ければ今週末、遅くても来週には帰厩させます』と言われていたので、いつ声が掛かっても良いように速めのところを織り交ぜながら進めてきましたが、本日の検疫で帰厩しました。入場当初に比べて体付きが大分シャープになって張りが出てきました。この状態なら前進が見込めると思いますよ」(チェスナットファーム阿見TC・担当者)

 

【グロリアスヒーロー】

松風馬事センターで調整され、17日(木)に帰厩しました。

「検疫前16日(水)の調教中、止め際で両膝を地面に付くアクシデントがあったと放牧先から連絡が入りました。ただ、幸い少し擦りむいた程度で両膝とも腫れることはなく、予定通り昨日トレセンに帰厩させています。今朝は坂路コースで普通キャンターを2本登板。動き自体はそう大きく変わった感じに映らなかったものの、騎乗したスタッフからは『集中して走れる時間は前よりも長くなっている』と報告を受けて感触は悪くありません。まだこちらが促し促しで前進気勢に欠けるため、今後馬具なども試していくなかで、もう少しピリッとした面が出てくればと思います。週末から徐々にピッチを上げていき、3回中山開催(3/26~)の後半には使いたいですね」(高木登調教師)

 

【ジュレップグラス】

「現在は20~30分の程度のロンジングの運動で調整中です。先週末に獣医師に診てもらい『少しずつ動かしていっても大丈夫そうです』と言われたことから、今週より現状のメニューに移行しています。昨日から駈け足中心で進めていますが、動きは問題ないところ。外傷の浮腫みがもう少しスッキリとしてくれれば良いのですが、徐々に良化してきています。週末には騎乗運動をおこないたいと考えていますが、雨で馬場が悪くなるようなら週明けからにする予定です」(担当者)

 

*****4歳馬*****

【ルヴェルソー】

3月13日・阪神・ダ1800m(牝)に出走し6着。

16日、加用調教師は「レース後も脚もと等に問題は見られません。大きな疲れも無いようですし、このまま問題が無ければ中1週で牝馬限定戦への出走を考えています」とのこと。26日(土)阪神・4歳以上1勝クラス(ダ1800m・牝)に向けて調整する。

 

【ルージュアドラブル】

馬体重408キロ。

調整は順調に進んでおり、周回コースで乗ってから坂路を1本上がっています。ダート坂路では18秒から16秒の間、ウッド坂路では18秒から17秒ほどのペースで乗っていますが、だいぶバランス良く走れるようになり、気負うことも少なくなってきました。また、馬体重は先週と変わらないものの食べる量自体は問題なく、体つきも良くなってきているように内面のコンディションも上がってきている印象です。心身ともにリフレッシュできたようなので、来週からペースアップすることになるかもしれません。

 

【レッドレジェーラ】

馬体重492キロ。

調整は順調に進んでいます。連日、周回コースを普通キャンターで3周してから坂路をハロン17秒くらいのペースで1本上がっています。余計なことをすることがなくなって調教には真面目に取り組んでいますし、動きにも力強さが感じられて以前に比べて良くなっています。次走予定が決まっていないため、速いところを始めるのは来週からになりましたが、そのぶんフレッシュさが増すなどコンディションは上昇傾向にあります。

 

【レッドアウレア】

担当スタッフ「昨晩の地震でこちらも大きく揺れましたが、人馬とも無事ですのでご安心ください。中間も順調にメニューを消化しており、今日も休まず午前と午後にウォーキングマシンで動かしています。馬体重は512キロ。変わらず落ち着いて過ごすことができていますし、マシンのみのメニューにはなりますが、馬体の張りやツヤを見ても体調の良さが伝わってきます。この調子でじっくりと進めていきますよ」

 

【ソニックムーヴ】

今後の出走方針およびスケジュールについて小久保智調教師と協議をおこなった結果、ここで南関東競馬の他競馬場に環境を変えて再出発を図ることになりました。

船橋競馬への移籍を予定しており、預託厩舎が決まり次第お知らせいたします。

「勝ちにいく競馬をして、浦和ダ1400m戦の持ち時計をコンマ3秒詰める(1.29.5)ことが出来ましたが、初勝利を挙げるには及びませんでした。いくら小回りコースとはいっても、1400mという距離も微妙に長かったのかもしれません。4戦して最高着順2着、申し訳ありませんでした。船橋競馬はダ1200m戦が充実しており、毎開催ではありませんがダ1000mも組まれます。現状のソニックムーヴの持ち味をしっかりと発揮できる舞台ではないかと思います」(小久保智調教師)

 

★3/17(木)浦和・春の夢特別 C1(二)(ダ1400m)張田昂騎手 結果3着

「鞍上の張田昂ジョッキーは『前走で感じた踏ん張りの弱さは随分と解消されていたと思います。勝ち馬を目標に定めて、早めに動いて潰しにいったのですが、競り負けしたうえに最後は違う相手に差されてしまって、申し訳ありません。結果からするとワンテンポ仕掛けが速かったのでしょうか。ただ、今日は勝ち馬が一枚抜けていた印象。もう少し脚を溜めていても2着が精一杯だったかもしれません』と話していました」(小久保智調教師)

 

*****5歳馬*****

【ルヴァンヴェール】

今週の、3月19日(土)中京・4歳以上1勝クラス(ダ1,200㍍)に菅原明良騎手で出走の予定。

16日、竹内調教師は「先週金曜日に坂路に入り、今朝も坂路で時計を出しました。時計のかかる馬場状態と途中のペースが速くなったことで、ラスト1ハロンは13秒台になりましたが、動きや反応は良く、順調に仕上がっています。ここ最近の安定したレース内容から、前走以上のパフォーマンスを期待しています」とのこと。

 

【レッドカルム】

担当スタッフ「昨晩の地震でこちらも大きく揺れましたが、人馬とも無事ですのでご安心ください。今朝は周回コースでのキャンター調整ですが、火曜日から坂路での15-15を開始しています。福島開催が目標になってきますので、再来週あたりの帰厩になるでしょうか。馬体重は538キロ。肉付きも悪くないですし、落ち着きもあって状態面に気になるところはありません。今週末も15-15を予定していますが、この雰囲気をキープしつつ移動準備を整えていければと思っています」

 

【レッドエランドール】

運動のみ。

田中克調教師「追い切り後も飼い葉食いは落ちず、元気一杯という感じですね。ジックリ乗り込んできましたが疲れは感じさせず、ここまでは本当に順調にくることができましたよ。毛ヅヤや馬体の張りという部分はもちろんですが、醸し出す雰囲気が前走とは違っていると思うので、状態が良くなっているのは間違いありません。これなら最後までしっかり走り切ってくれるのではと期待しています。想定を見たところ、阪神の方が競馬はしやすそうですし、その後続戦した時のことも考えて、当初の予定通り阪神に投票するつもりです。スムーズに力を出し切れば勝負になるはずなので期待していますよ」

※3月20日(日)阪神12R・4歳上2勝クラス(ダ1800m)に西村淳也騎手で出走します。

 

【エクストラノート】

「直線に向いた際は入着の可能性が頭をよぎりましたが、いまひとつ伸び切れませんでした。最後まで集中できていたということで、何かがキッカケになれば、いい方向に変わってくるとは思うのですが。今週の出馬状況を参考にすると、来週の3/26(土)中京・ダ1400mもしくは阪神・ダ1400m戦のいずれかで出走が叶いそう。昨年からの在厩期間は長いですが状態落ちはみられません。中1週での出走を予定しましょう」(坂口智康調教師)

 

【パラダイムチェンジ】

「張田ジョッキーが返し馬を入念におこなってくれましたが、パドックで跨った際に、コズみ気味という印象を持ったようですね。ショックウェーブ治療を取り入れて万全を期したつもりでしたが、結果を出せず申し訳ありませんでした。次走については、地元の1回浦和開催(4/25~)が本線にはなりますが、中5週の間隔が空きますので、1回川崎開催(4/04~)や1回船橋開催(4/11~)など、状態と相談しながら他場への遠征を検討したいと思います」(山越光調教師)

 

★3/16(水)浦和・花見月特別 B2B3選抜馬(ダ2000m)張田昂騎手 結果5着

「鞍上の張田昂ジョッキーは『前にいきたい相手が揃っていましたし、ここ3戦を比較して少し馬体に硬さを感じたこともあって、レース前半はマイペースで進めてムリしたくないと。ポジションが後ろになってしまいましたが、その分、最後は差を詰めることが出来ました。格上B2クラスとの混合戦で、斤量2kg減の恩恵を生かした競馬をしたつもりですが、最低でも馬券圏内に入らないとですね。申し訳ありません』と話していました」(山越光調教師)

 

【モンストルオーソ】

「浦和での無敗記録が途絶えてしまいましたね。快勝した前走と同タイム(1.36.0)で走っても勝てなかったのは、格上との戦いということでしょう。相手が変わり、流れも変われば、掛かるプレッシャーも違いますからね。ただ、今回の一戦を経験したことで慣れが見込めるはずで、次からのB2クラスでのレースに活きてくると思います。馬体に問題はありませんが、テンションの高さが目立ちますので、まずは来週の12回船橋開催4日目(3/24)に連闘での出走はやめますね。1回川崎開催(4/04~)もありますが、本線は1回船橋開催(4/11~)もしくは1回浦和開催(4/25~)での出走を考えています」(佐藤裕太調教師)

 

*****6歳馬*****

【レッドクレオス】

乗り運動後、坂路下でダクを15分。

蛯名正調教師「昨日追い切ったので、軽く乗って状態を確認しました。急にしっかりするわけではありませんが、前回よりもトモの踏み込みが力強くなった感じで馬体も締まってきましたね。体重としてはそれほど変わらないと思いますが、前回よりも動ける体と見ています。距離を意識し過ぎてポジションが後ろになると決め脚で見劣るところがありそうなので、ここ2走くらいの位置で競馬ができるといいですね。明日は天気が崩れるようですが、できるだけ馬場が回復して欲しいと思っています」

※3月20日(日)中山9R・スピカS(4歳上3勝クラス・芝1800m)に杉原誠人騎手で出走します。

 

【リーピングリーズン】

近走の内容を踏まえて管理する吉岡辰弥調教師とも協議し、本馬はこのまま現役を続行することになりました。

この後はトレセン近郊の吉澤ステーブルWESTで調整することになり、17日(木)に移動しています。

「ここ2走の内容を見ても、芝の走り自体はけっして悪くありません。ただ、ワンペースで粘り込む形の競馬が理想なタイプだけに、展開面に恵まれないと、なかなかこのクラスで勝ち切るまでは厳しい印象です。休養明けを3戦して状態自体はだいぶ上向いていますので、一旦短期で出して疲れを抜いてやり、4/30(土)新潟・三条ステークス(ダ1800m・牝)を予定しましょう。またダート戦に戻しますが、2勝クラスで特別勝ちしている得意な条件ですし、ましてや牝馬限定ですから次は勝負に行けると思います。そこをメイチの仕上げで向かえるよう逆算して帰厩させるつもりです」(吉岡辰弥調教師)

 

*****7歳馬*****

【レッドヴェイロン】

北の角馬場で運動。

鹿戸調教師「追い切った翌日ということで、今日は北の角馬場でダクだけ乗って調整しました。うるさい面は見せていませんし、運動中の脚取りはスムーズ。脚運びもしっかりしていますね。飼い葉食いはいつものように完食していて、脚元も落ち着いています。ここまでは至って順調です」

 

*****8歳馬*****

【アナザートゥルース】

「中間まだ坂路主体に普通キャンターでの調整ですが、脚元含め状態は特に問題なく立ち上げられている。週末には速めの時計消化を行い、来週3/27(日)中山・マーチステークス(G3・ダ1800mハンデ)に菅原明良で向かう予定です。約3年ぶりの中山出走も、新馬からOP昇級まで全5勝を挙げている得意な条件ですから心配はしていません。それなりにハンデは背負わされるでしょうが、メンバーや展開面ひとつ。前走不甲斐ないレースをさせてしまったので、なんとか巻き返したいと思っています」(高木登調教師)

 

【プラチナムバレット】

「来週の23回佐賀開催後半(3/26~)での出走を目標に、順調に調整を進めることが出来ていますよ。1300m戦での当地デビューになると思います。週明け3/21(月)に最終追い切りをおこなう予定で、直線で気合いをつけておきますね。ナイター開催での出走となりますので、改めて前管理厩舎の雑賀正光調教師に連絡を取り、注意点をヒアリングしておきました。ナイター用の照明が点灯している時間帯で調教するなど対策をとっています」(山田徹調教師)