*****2歳馬*****

【ウィズアットダンス】

この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、昨日10日(木)に移動しました。

現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。輸送熱などの異常もなく、無事到着しています。長距離輸送で減った体が戻れば、騎乗を開始する予定です。

 

*****3歳馬*****

【ルピナスリード】

栗東・吉岡辰弥厩舎で調整され、5日阪神、牝馬限定3歳オープン・桜花賞トライアルのチューリップ賞(GII)・芝1600mに出走しました。五分のスタートを切るも中団から。向正面では、馬群の中程の7〜8番手を進み、3コーナー過ぎから徐々に動きますが前との差は縮まらず、直線に向いて追われてからはジワジワとしか伸びず、9着でした。レース後は、大きなダメージはないものの、1度リフレッシュ放牧に出る事になり、8日にチャンピオンヒルズに移動しました。吉岡調教師は「現状の力は出し切ってくれたと思います。桜花賞の切符を手にすることは出来ませんでしたが、今回の競馬は、きっと今後に活きてくると思います。なお、具体的な番組は未定ですが、今後は自己条件から使っていきたいと思います」のことでした。

 

【ラッキーガブリエル】

美浦・高木登厩舎で調整されています。中間は6日に南馬場ウッドチップコースにて助手が騎乗して、55.6‐39.7‐12.4を強めに追われて計時しました。今週の追い切りは、9日に南馬場ウッドチップコースにて菅原明良騎手が騎乗して行われて、84.1‐68.5‐53.9‐39.1‐12.6を馬なりで計時しました。高木登調教師は「これまで通り、調馬索から角馬場に行った後、追い切り以外の日はプールで調整しています。やはりトレセンではテンションが上がってしまうのですが、厩舎スタッフも扱いに慣れているので、問題はありません。順調に行けば、3回中山1週目のダート1200mへ出走を検討しています」とのことでした。

 

【ルージュエピス】

ウォーキングマシン運動。

小島調教師「追い切った翌日なので、今日はウォーキングマシン運動で様子を見ています。トモの踏み込みは問題なく、全体の歩様もしっかりしていましたよ。この馬なりに飼い葉も食べており、コンディションは良好です。想定を確認したところ、当初予定していた今週の中山1R・ダ1200m(牝馬限定戦)が節の関係で入りそうにありません。ギリギリまで他馬の動向を確認したうえで最終的に決めるつもりですが、入らないと分かった場合は土曜中山2R(ダ1200m)に差し替えて石川裕紀人騎手で投票したいと思います」

※3月12日(土)中山2R・3歳未勝利(ダ1200m)に石川裕紀人騎手で出走します。

 

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。

坂路

ルージュエピス 53.4-39.3-25.6-12.7 馬なり 

サマーモーリス 54.9-40.6-27.0-13.8 馬なり

小島調教師「今日は坂路にてエピスが追走する形で追い切りました。下ろしがけからリラックスしていて、モタれる感じも解消しています。最後まで動きが良かったように、ここまでしっかり乗り込んできたことでいい状態に仕上がったと思います。トモの踏み込みなども悪くなかったようです。今週の土曜中山4R(牝馬限定・ダ1200m)に出走する予定で、今回は減量騎手を使いたいので横山琉人騎手に依頼しました」

※3月12日(土)中山4R・3歳未勝利(牝馬・ダ1200m)を横山琉人騎手で予定。

 

【ルージュエクレール】

馬体重430キロ。

今週から坂路をメインに乗っており、火曜日には15-14ペースを消化しました。脚取りはしっかりしていて、いいフォームで走れているのは何より。飼い葉もこの馬なりに食べてくれていますし、馬体重もしっかり増やせているように状態は良好です。来週は更にペースを上げていきたいと思います。

 

【レッドモンレーヴ】

運動のみ。

蛯名正調教師「ここまで様子を見てきましたが、もうひとつ治りが悪いというかスッキリしてこない感じですね。右トモの下の方は良くなってきている反面、上の方の動きがぎこちないところがあって、右半身の張りが取れてこない状況です。恐らく寝違えたときにトモの中の方を痛めたのだと思います。『消炎剤を入れるなど治療しながら進めていくことは可能』という獣医さんのお話でしたが、前回のレース後の様子を見る限り疲れが溜まってきている感じもあり、ここで無理させると後々まで響きそうなので、一度立て直すことにしました。このまま進めてレースを使うと次の1戦は結果が出るかもしれませんが、そこでガクッときて将来的に悪い影響が出てしまうのではないかという判断です。もともと順調にいかない時期があり、これから成長してくる馬と見ているだけに、成長を止めたくはありませんからね。せっかくいい馬を預けていただき、使いたいのは山々なのですが、馬の将来のためということでご理解いただければと思います。今のところ土曜に天栄へ放牧に出して、良くなり次第立ち上げてもらうつもりです」

 

運動後、坂路下でダク。

蛯名正調教師「軽く乗り出していたのですが、日曜の朝に歩様の乱れが確認されました。右トモの送りがぎこちなかったので、すぐに獣医さんに診てもらいましたが明確な所見はなく、『恐らく夜中に寝違えてぶつけたか捻ったかしてしまったのだろう』ということでした。以前から寝違えることが多く、気をつけてはいたのですが…。申し訳ありません。とはいえひどいものではなく、右トモの違和感は日ごとになくなってきていますよ。今日は軽くダクで動かしていますが、そこまで気になる感じではなかったですね。ただ、癖になってしまっても困るので、完全に不安がなくなってからまた立ち上げていくことにしています。もともと中1週で使った後ということでしばらくは楽をさせるつもりではありましたが、この後の経過次第では当初の予定よりはずれてしまうかもしれません。明日以降の状態を見ながらにはなりますが、すぐに乗っていけるようならニュージーランドTあたりを視野に入れて進めていくつもりです」

 

【ルテリブル】

「現在は馬場をハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は14~15秒ペース)のメニューで調整中です。乗り進めてきて、体付きは大分シャープになってきました。体に張りも出てきましたし、気持ちも前向きですよ。いい流れになってきました。脚元も問題ないので、このまま帰厩に向けて態勢を整えていきます」(担当者)

 

【グロリアスヒーロー】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(16~18秒ペース)のメニューで調整中です。順調に乗り込めていますが、まだ体の線が細く見えますし、もうひと膨らみしてもいい感じ。気持ちはキリッとして、動きも良いですよ。それ以外に気になるところはないですし、帰厩に向けてこのまま乗り込みを重ねていきます」(担当者)

 

【ジュレップグラス】

「現在は30~40分の曳き運動のみにとどめています。外傷部には多少の浮腫みと張り感がありますが、悪化することはありません。歩様は相変わらずキビキビとしています。体重が大分戻ってきたように、体調面も良好。今週末にまた獣医師に診てもらう予定ですが、その結果次第で調教を再開するかどうかの判断をしたいと思っています」(担当者)

 

*****4歳馬*****

【ワイドアウェイク】

3月13日(日)阪神・ダ1800m(牝)に和田竜二騎手で出走予定。

9日、加用調教師は「本日は国分恭介騎手に跨がってもらい、CWチップコースで追い切りを行いました。続けて出走してきている馬なので、単走で6ハロン83秒1の時計で行き、終いサッと伸ばす内容です。前半無理をしていない分もありますが、終いはしっかり脚を伸ばして良い感じの内容でした。硬さがあるのはいつものことで、状態は変わりなくきています。金曜にゲートから出る練習を行い、レースに向かう予定です」とのこと。

 

【ブランメイユール】

川崎競馬小向TC・池田孝厩舎で調整されています。中間は調教を開始しており、9日現在、小向TCの走路でダクとキャンター合わせて2600mほどを乗られています。並木厩務員は「中間は、まずフラットワークに時間をかけて入念に身体をほぐしてから調教に入るようにしていて、レース直後に感じられた身体の硬さは解消し、問題なく攻め馬も出来ています。飼葉食いも悪くなっていませんし、このまま次の開催に向けて進めて行けそうです」とのことでした。

 

【ルージュアドラブル】

馬体重408キロ。

引き続き周回コースと坂路を併用して調整しています。坂路でのペースはハロン18秒から16秒ほどの間。左右のバランスが大きく崩れてフォームが傾いてしまっているため、現在はその修正に努めているところですが、少しずつバランスを取り戻してきました。また、体の疲れも取れたせいか、ここにきて飼い葉食いも良くなってきています。来週1週間も大幅なペースアップは検討されておらず、基礎の見直しに時間を費やすことになりそうです。

 

【レッドアウレア】

担当スタッフ「先週末からトレッドミルを開始する予定でいましたが、メニュー移行前に骨折箇所の確認をしたところ、回復具合が少しゆっくりな様子でした。馬の様子や歩様は変わらず、メニュー移行にも支障のない状態にはありますが、万全を期す意味もあってトレッドミルへの移行は延期することにしました。当初の予定を約1ヶ月ほど後ろにというイメージで、乗り出し開始の目標時期を4月末に変更。もうしばらくウォーキングマシンでの運動を続けていきます」

 

【レッドレジェーラ】

馬体重492キロ。

疲れは早々に回復して馬体もフックラしてきたため、今週月曜日に乗り出しました。現在は周回コースを2周してから坂路をハロン17秒ほどのペースで1本上がっています。以前ほど幼い面を見せず、調教でも集中して走っていますし、だいぶトモに力が付いていいバランスで走れるようになっています。順調にいけば来週から15-15を開始する予定です。

 

【ソニックムーヴ】

「今朝、4ハロンから最終追い切りをおこないました。馬ナリで53.8-39.0の時計です。直線で仕掛けましたが、鞍上のゴーサインに対する反応が良く、前脚のさばきの柔らかさが目立つフットワークでした。欲を言えば、まだまだ前輪駆動なので、後ろがしっかり使えるようになると、さらにスピードの乗りも良くなってくるのではないかと思います。来週3/17(木)浦和・春の夢特別 C1(二)(ダ1400m)での出走を予定。前走から100mの距離短縮が図れました。鞍上は引き続き張田昂ジョッキーに依頼しています」(小久保智調教師)

 

*****5歳馬*****

【ルヴェルソー】

10日、田中博康調教師から「今週はウッドチップコースで追い切りました。単走でしたので、大きな前進気勢は見られませんでしたが、走りのバランスは取れていました。来週は、レース前の最終確認も含め併せ馬で追い切ります。次走は、20日(日)中山・芝2,000㍍へ投票予定です。平場ですので、復調のきっかけを掴む意味でも、減量騎手起用も考えています」との連絡があった。

今週の房総特別は除外となり、3月20日(日)中山・4歳以上2勝クラス(混・芝2,000㍍)に投票予定。

 

【ルヴァンヴェール】

9日、竹内調教師は「次走目標の中京戦に向けて、今週末から時計を出す予定にしています。馬も厩舎で飼い葉をしっかり食べてくれていますので、続けて3走目になりますが、引き続き良い状態でレースに向かえると思います」とのこと。

3月19日(土)中京・4歳以上1勝クラス(ダ1,200㍍)に菅原明良騎手で出走の予定。

 

【レッドカルム】

担当スタッフ「脚元に疲れがきている様子はありましたが、レース後の反動からか両前の膝付近に腫れが見られたので念のためレントゲンを撮りました。検査結果に異常はなく、一過性のものですぐに治まってくれましたので、現在はケアは継続していますが軽めに乗って調整をしています。馬自身は体調も上向いており、飼葉の食いも良好で馬体重は542キロに回復。背肉も戻ってきていますよ。普通キャンターで様子を見て、問題がないようであれば来週末から15-15に移行というイメージで進めています」

 

【レッドエランドール】

運動のみ。

田中克調教師「昨日(水)追い切ったので運動だけにしておきました。まだ体に多少の余裕はありますが、やるごとに締まってきて見た目も良くなっていますよ。進めてきたので気持ちの面もピリッとしてきたとはいえ、以前のような嫌なテンションの上がり方ではなく気合が入ってきている感じなので、いい傾向だと捉えています。普段は割と落ち着いて過ごしていますしね。前回が気持ちの面だとすると走ってみないとわからない面はあるのですが、動きも気持ちも前回とは違いそうなので次は変わってくれると思いますよ」

 

角馬場後、CWで追い切り。

CW

レッドエランドール 85.4-69.6-54.4-39.0-11.6 馬なり

エンペザー     85.0-69.2-54.1-38.7-11.5 一杯

クロニクル     84.5-68.8-53.6-38.5-11.6 一杯

田中克調教師「坂井瑠騎手に乗ってもらってウッドで追い切りました。徐々に負荷を強めてきていて、今日はテンからある程度しっかりやってもらいましたが、だいぶ上向いている印象ですね。坂井瑠騎手もかなりいい手応えだったようで、『いつか競馬で乗せてください』とアプローチを受けるくらい良かったようです。前回の競馬前と比べると体つきなどは大きくは変わらずとも内面や活気といった面で違いは明白なので、前回はやはりまだ去勢の影響で本調子ではなかったのかもしれません。そろそろホルモンバランスなどの面も落ち着いてくる頃でしょうし、次は最後までしっかり頑張れると思いますよ。毛ヅヤも良化傾向で、順調に上がってきていると思います」

※3月20日(日)阪神12R・4歳上2勝クラス(ダ1800m)を松山弘平騎手で予定。

 

【エクストラノート】

9日(水)に坂路コースで4ハロン54.2-39.4-25.8-13.2を単走で強めに追い切りました。「昨日の追い切りは単走で。まずまず動けていましたし、先週しっかりと併せてやっていますので、これで十分。少し煮詰まってきている印象を受けていますので、今週の出走がベストタイミングかと思います。3/12(土)中京・4歳上1勝クラス(ダ1400m)が本線でしたが、節が足らず除外対象。前走と同条件の同日の阪神・ダ1400m戦に向かうことにしました。距離短縮しての2戦目。最後まで集中力を持続させて、上位に食い込みたいですね」(坂口智康調教師)

 

【パラダイムチェンジ】

「前走は格下C1クラスと、今回の3/16(水)浦和・花見月特別 B2B3選抜馬(ダ2000m)は格上B2クラスとの混合戦。2年連続で同レースへの出走となり、昨年は勝ち馬からアタマ差2着の実績。通用の余地は十分あると思いますが、今後を占う意味でも大事な一戦になりますね。今朝、4ハロンから最終追い切りをおこないました。馬ナリで55.4-40.5の時計、スタンバイ完了です。鞍上は引き続き張田昂ジョッキーに声を掛けています」(山越光調教師)

 

【モンストルオーソ】

「3/9(水)に4ハロンから馬ナリで追い切り。51.5-38.5の時計で動けましたね。具合は前走以上、申し分ありません。笹川翼ジョッキーも騎乗可能ということで、格上B2クラスとの混合戦にはなりますが、3/14(月)浦和・麗日特別 B2(二)B3(一)(ダ1500m)に出馬投票しましょう。抽選漏れの可能性がありますので、除外の場合は地元12回船橋開催(3/21~)に回りたいと思います」(佐藤裕太調教師)

 

*****6歳馬*****

【レッドクレオス】

乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。

助手「昨日はしっかりやって時計を出しましたが、トモもいつもの緩さというくらいで疲れなどはなさそうですね。年齢的に大きくは変わりませんが、前走が目一杯仕上げての競馬というわけでもなかったので、今回の方が体はしっかりしてきた印象。蹄は常に注意していますが、こちらも今のところ問題なくきていますよ。汗をかくようになって毛ヅヤも良化傾向ですし、ここまでは順調と言っていいと思います」

 

乗り運動後、坂路下でダク、その後坂路1本。

坂路

レッドクレオス 55.4-40.5-25.8-12.3 馬なり

ソルドラード  56.5-41.1-26.1-12.5 馬なり

助手「今日は坂路で追い切りました。坂路だとトモの緩さが気になるところではありますが、動きとしてはいつもと変わらずという感じですね。前走が1本足りないかなという中での競馬だっただけに、一度使って全体の動きに力感が出てきていますよ。切れという点では物足りませんが、これだけ動けていれば十分だと思います。このまま順調にいけば距離が延びても息は対応できそうですね」

蛯名正調教師「競馬後も大きな疲れはなさそうで、動きも悪くないですよ。使ってきていますし、年齢的に大きくは変わりませんが、この馬なりに状態は安定していると言っていいでしょう。来週の競馬に向けて進めていきます」

※3月20日(日)中山9R・スピカS(4歳上3勝クラス・芝1800m)を杉原誠人騎手で予定。

 

【リーピングリーズン】

5日(土)に坂路コースで4ハロンから0.5秒先行して併せ、52.5-38.3-25.0-12.8を一杯に追われ、9日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.2秒追走して併せ、56.2-40.9-26.4-13.3を馬ナリに追い切りました。「本番でも騎乗する斎藤新ジョッキーを背に併せ馬の追い切りを消化。とても力強い走りで登板できていましたし、自分からハミをグイグイ取る姿勢に好感が持てました。先週に続き、具合の良さがこちらにも伝わってくる稽古内容でしたね。今朝の計量で526kg。数字以上に体は引き締まって映り、実戦勘も戻りつつある状態。52kgのハンデも想定していた通りですから、一発があっていいはず。無理に主張するつもりはないものの、今回も前々のポジションから粘り込む競馬が理想でしょう。ここでの結果次第で今後の路線も決まってくるだけに、なんとか頑張ってほしいと思います」(吉岡辰弥調教師)

 

*****7歳馬*****

【レッドヴェイロン】

北の角馬場で運動。

鹿戸調教師「追い切った翌日ということで、今日は北馬場でダクだけ乗って調整しました。運動始めもリラックスしていましたし、歩様の硬さなども見られません。飼い葉も安定して食べており、追い切った後も変わりなくきていますね。今週の阪神・ポラリスS(L・ダ1400m)に特別登録をしましたが、除外が確実視されているため、ここに投票して除外の権利を取りにいくつもりです」

※3月12日(土)阪神11R・ポラリスS(L・ダ1400m)に投票しましたが、除外(非抽選)となりました。

 

角馬場運動後、ポリトラックコースで追い切り。

ポリ 50.7-37.6-12.3 馬なり

鹿戸調教師「今日はポリトラックコースで追い切りを消化しました。少し掛かり気味だったものの抑えは利いていて、脚をちゃんと溜めることができたと思います。直線ではオーバーワークにならないよう指示しましたが、やればまだまだ動けそうな手応えでした。息遣いも着実に良化していて、状態は整ってきた印象。この調子で進めていきたいと思います」

 

*****8歳馬*****

【カヴァレリア】

11日、牧場担当者は「周回コースと坂路でのキャンターを中心に、周回コースで週2日15-15を行なっています。ここまで歩様の硬さも見せず乗り込めています。荒山先生からの連絡があり次第、ペースアップ出来るよう態勢を整えていきます。現在の馬体重は528㌔」とのこと。

 

【アナザートゥルース】

「コーナーを回るたびペースがやや落ち着いて緩やかになり、緩急の付く流れに終始戸惑いながら走っていた印象です。ワンペースでも豊富なスタミナとスピードの持続が持ち味なタイプだけに、今回は走りのリズムが悪く、精彩に欠ける内容でアナザーの競馬をさせてもらえませんでした。昨晩遅く美浦に戻ってきてからも体調面は安定しており、右前脚管のあたりに軽く引っ掛けられた傷が見られるものの、特に大きなダメージもなさそう。あくまで状態を見ながらですが、問題がなければ3/27(日)中山・マーチステークス(G3・ダ1800mハンデ)を目標に調整していくつもりです」(高木登調教師)

 

★3/10(木)名古屋・名古屋大賞典(Jpn3・ダ1900m)菅原明良騎手 結果5着

「輸送して+6kgの馬体重。多少余裕を持たせた仕上げではあったものの、体調面含め状態自体は悪くなかったと思います。主張する馬がいなければ逃げて構わないとの指示で、スタートが決まり二番手からの追走も、コーナーリングごとに減速してしまい、道中はハミを噛む場面も見受けられてロスの多い競馬。緩急を付けた走りがあまり上手なタイプではないですし、上へ上へと抜けてしまって地面を捉えられておらず、今日のようなパサパサで細かい砂質もアナザーには合わなかったと思います。今日はアナザー本来の走りがまったくできずに終わってしまいました」(高木登調教師)

 

【プラチナムバレット】

「23回佐賀開催後半(3/26~)での出走申込を明日3/12(土)に。週明け3/14(月)に飛田愛斗ジョッキーが騎乗しての追い切りを予定しています。すでに15-15を数本こなしていますが、まだこのくらいの時計では、やめたりするようなところはなく、気分良さそうに走っていますね。こちらの馬場にも完全に馴染んだ様子。追い切りでの挙動をしっかりと観察したいと思います」(山田徹調教師)