*****3歳馬*****
【ルージュエクレール】
馬体重412キロ。
水曜日に入場しました。レース後、左前に疲れが出ていたようですが歩様には出ていませんし、気合も程良く乗っていました。飼い葉食いはマズマズといったところ。今週まではウォーキングマシン運動のみにとどめて楽をさせて、馬体や状態の回復具合を確認したうえで来週以降のメニューを決めていきたいと思います。
【レッドモンレーヴ】
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。
助手「中1週なので昨日はやり過ぎない程度にやっておきましたが、しっかり動けていたように状態は問題なさそうですね。硬さも出ていませんし、背腰の感じもいつもと変わらずというところで順調にきていると言っていいと思います。正直、距離に関しては走ってみないとわからない部分もありますが、もともとの能力からスピード負けすることはないはずですよ。中山のマイルだと能力以外の枠順とか道中の捌きが重要になってくるでしょうが、スムーズな競馬なら勝負になるはずです。本当に良くなるにはもう少し時間が必要かとは思いますが、いい形で次の厩舎に渡せるようにしたいですね」
※2月27日(日)中山7R・3歳1勝クラス(芝1600m)に川田将雅騎手で出走します。
【ルージュエピス】
ウォーキングマシン運動。
小島調教師「追い切った翌日ですから、今日はウォーキングマシン運動で様子を見ました。トモの踏み込みは悪くなかったですし、前の捌きもしっかりしていたと思います。程良い緊張感で稽古に取り組んでいて、飼い葉食いもいいですね。この後もしっかり乗り込んで、状態を上げていきたいと思います」
【レッドレジェーラ】
厩舎周りを引き運動。
音無調教師「追い切った翌日ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。運動中の脚運びも問題なかったですし、気も程良く入っていますね。飼い葉食いも安定しており、追い切った後も特に問題はなさそうです。レースを使ったことで調子は右肩上がりになっているだけに、前走からの前進を期待しています」
※2月26日(土)阪神6R・4歳上1勝クラス(ダ1800m)に和田竜二騎手で出走します。
【ルテリブル】
「現在は馬場をハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。先週と比べても脚元は大分落ち着いていることから、今週より15-15を織り交ぜています。まだ1本目なのでふわふわした感じでしたが、続けていけばしっかりしてくると思います。脚元に注意を払いながら、このまま乗り固めていきます」(担当者)
【グロリアスヒーロー】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(16~18秒ペース)のメニューで調整中です。左前の傷は気にならないレベルまで回復してきています。積み重ねてきたことで安定してきましたし、順調に進められています。そろそろ態勢が整いそうなので、このまま蓄積度合いを高めていきたいと思っています」(担当者)
【ジュレップグラス】
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、24日(木)に移動しました。
「入院馬房ではいくらか大人しく過ごせていても、ジュレップグラスらしさというのも垣間見えます。治療をする際に馬房から出すのですが、本人もわかっているので馬房からなかなか出ようとしません。治療が終わるとスタスタと馬房に戻るといった具合です。ただ、大きなアクションをおこして、傷口が開くということもなく経過は非常に順調。傷口を見ても綺麗に処置してくれたのがよくわかります。無事に退院という運びになり、環境の変化に敏感なタイプなので、引き続き松風で調整を進めるべく移動させました。獣医師とも連携を取りながら、動き出しのタイミングを図っていきます」(青木孝文調教師)
*****4歳馬*****
【ルージュアドラブル】
本日(金)朝にチャンピオンヒルズへ向けて出発しました。
馬体重405キロ。
ウォーキングマシン運動60分。
後藤場長「水曜日に入場。すぐに馬体チェックをおこなったところ、左後肢の蹄冠部に外傷痕、両後肢にクモズレの形跡がありました。どちらもレース中に作ったものだと思われますが、軽度のもので大したことはありません。ただ、ボロが緩かったように内蔵面に疲れがありそうですし、毛ヅヤもひと息。触診上も両背腰が張っていましたから、ある程度の回復期間が必要のように思います。本当に良くなるのは、暖かくなってからになるのではないでしょうか。昨日(木)国枝調教師が視察に訪れ、『距離や乗り方を見直すなど、色々と試行錯誤してみるよ』とおっしゃっていました。本日(金)の朝、チャンピオンヒルズに向けて出発しています」
【レッドアウレア】
担当スタッフ「この中間も変わらずウォーキングマシンでの調整をおこなっていますが、いい意味で変化はなく、来週末からの開始予定となっているトレッドミルへのメニュー移行へ向けて不安なく進めることができています。馬体重は520キロ。飼葉の食いも良好で、精神状態も変わらず安定。ここまで順調にきていますよ」
【ソニックムーヴ】
「勝ち負けを期待されていたにもかかわらず、惨敗の形。改めて申し訳ありませんでした。勝ち馬を追いかけて、オーバーペース気味ではあったと思いますが、100m長かったことが原因でしょう。中2週の13回浦和開催(3/14~)でリベンジさせてください」(小久保智調教師)
*****5歳馬*****
【ルヴェルソー】
今週の、2月27日(日)中山・4歳以上2勝クラス(混・ダ1,800㍍)に内田博幸騎手で出走予定。
24日、田中博康調教師から「今週の中山か阪神ダ1,800㍍を両睨みで検討しましたが、阪神の予定頭数が想像より多くなったので、中山の方に投票することにしました。今朝はウッドチップで併せ馬を行ない、追走から終い強目に追って併入しています。先週のフットワークが気持ち重かったので、当該週ですがしっかり動かしました。まだ、仕掛けた時の反応が、絶好調時と比べると一息に感じますが、調教よりも実践タイプの馬なので、レースでの変わり身を期待しています。ダート適性は未知数ですが、血統的にこなしてくれると思います」とのこと。
【レッドカルム】
厩舎周りを引き運動。
奥村調教師「追い切った翌日ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。出掛けの歩様は問題なかったですし、うるさい面を見せることなく落ち着いて歩いていましたね。飼い葉はいつものように完食していますし、除外続きでしたが状態は高いレベルで安定していますね。想定を見たところ今週は使えそうで、レースでいい走りができればと思っています」
※2月27日(日)中山6R・4歳上1勝クラス(牝馬・ダ1800m)に北村宏司騎手で出走します。
【レッドエランドール】
角馬場後、坂路1本。
田中克調教師「今日もコースを軽く1周した後に坂路を上がっておきました。まだ下準備の段階なので大きくは変わりませんが、走り足りないのか元気一杯で状態はすごく良さそうですよ。去勢の効果に関してはどのくらいで見られるのか競馬に使ってみないとわからない部分もありますが、立ち上がったり馬っ気を出したりということもここまではないので、徐々に出てきているのかなと考えています。週末か来週からコースでの追い切りも入れていって息を作りつつ、競馬に向けて気合も乗せていきたいですね。まだ予定まで時間もあるので、気持ちの面も気を付けながら進めていきますよ」
【パラダイムチェンジ】
「自厩舎に来てからの初白星が頭をよぎりましたけどね。今回は勝った馬が強かったです。次開催の13回浦和開催(3/14~)が中2週でありますので、改めてそこで約1年ぶりの勝利を目指したいと思います」(山越光調教師)
【モンストルオーソ】
「笹川翼ジョッキーと回顧したところ、逃げ馬の存在、後ろからのプレッシャーなど、見た目よりはるかにハードな展開。よく辛抱して頑張ってくれたとのこと。実戦を重ねながら着実に成長をたどってきているということを改めて実感しました。今回の賞金を加算しても、まだギリギリB3クラスにとどまれるのは大きいですよね。再度、2戦2勝の浦和コースに使いにいくか、もしくは地元12回船橋開催(3/21~)に回るか、状態面と相談して決めたいと考えています」(佐藤裕太調教師)
【エクストラノート】
24日(木)に坂路コースで4ハロン55.5-40.3-26.4-13.1を単走で馬ナリに追い切りました。「中1週の出走間隔(2節)馬同士での抽選。残り3頭の枠に5頭が投票し、除外馬2頭のうちの1頭となってしまいました。前走時と同様、今朝もコンディションを整える意味合いで軽く坂路でやって、馬体もスッキリと見せ、仕上がりに関しての不安はなかったので残念です。引き続き在厩で調整し、3/12(土)阪神・4歳上1勝クラス(ダ1400m)もしくは同日の中京・ダ1400m戦に向かいましょう」(坂口智康調教師)
*****6歳馬*****
【レッドクレオス】
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。
助手「今日は軽い調整です。年明けに使っているとはいえ入厩して間もないだけにどうかと思っていましたが、昨日の動きを見ると競馬でも動けそうですね。息に関しては不安もありますが、体は走れる状態だと思います。前走は今までと違う形で着順のイメージほどは負けていませんし、このクラスまでくるとある程度前で競馬をした方がいいのかもしれません。頭数もそこまで多くならないようなので、いい競馬を期待しています」
2月26日(土)中山11R・幕張S(4歳上3勝クラス・芝1600m)に杉原誠人騎手で出走します。
【リーピングリーズン】
23日(水)に坂路コースで4ハロン56.3-40.5-26.8-13.5を単走で馬ナリに追い切りました。「年齢と共に少しズブさは出てきているものの、旺盛な前進気勢で引っ張りきりの手応えのまま坂路を登板しています。今朝の計量で524kg。体も引き締まって稽古の動きに切れが増してきましたし、ようやくリーピングリーズン本来の姿に戻ってきた印象を受ける。前走時はまだもうひと息の状態に映りましたが、使った上積み十分で中身から違ってきていますね。このまましっかりと負荷を掛け、予定どおり3/12(土)阪神・飛鳥ステークス(芝1800m・混ハンデ)に向かうつもりで調整していきましょう。ある程度軽いハンデが見込めるはずで、次は一発あってもと色気を持てそうです」(吉岡辰弥調教師)
*****7歳馬*****
【レッドヴェイロン】
馬体重526キロ。
今週は周回コースにてダク500m、ハッキング1000m乗った後に18-16のキャンター1000mを1本消化しています。この中間からペースアップを図りましたが問題なく動けており、息の入りなどはしっかりしていて脚元にも違和感は出ていません。明日(土)の検疫で帰厩の運びとなりましたが、速い時計こそ出していないもののコンディションは上々なだけに、あとは厩舎でしっかり乗り込んでもらえればと思っています。
【ブリリアントリリー】
これまでの戦歴および現状を踏まえ、林幻調教師と協議をおこなった結果、誠に残念ではございますが、近日中に地方競馬登録を抹消し、匿名組合契約を終了することといたしました。
今後はオカダスタッドにて繁殖牝馬となる予定です。出資会員の皆様には追って書面にてご連絡させていただきます。
ブリリアントリリー号にお送りいただいたこれまでの温かいご声援、誠にありがとうございました。
「連闘のうえ今回が目一杯の競馬で、これまでになく疲労感がありますね。さらに前回の船橋2着と今回の浦和3着の賞金でB3クラスに再昇級しました。7歳でもありますし、ここでの進路変更がベストタイミングかと思います。今後は重賞勝ち馬でもある母トーセンリリーの後継という大役を背負うこととなりますが、その期待に応える活躍を切に願っています」(林幻調教師)
【ヴァイスブリッツ】
20日(日)に坂路コースで4ハロン54.8-40.2-26.7-12.9を単走で馬ナリに追われ、23日(水)にはCWコースで4ハロン54.5-39.2-12.1を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末に坂路コースで負荷を掛けて、昨日はCWコースで短めから追い切っています。仕上がりやすい馬なので、これで態勢は整った様子。体もまだ最低限の状態をキープできています。日曜日に追い切ったことでスイッチが入ったのか、今週は火曜日からテンションが高くなっていて、手こずるくらい唸っています。なかなかやる気に満ちていますし、なだめるのが大変なところ。ただ、転厩してきてからは拍子抜けするくらい大人しかったですし、短い距離を走るにはこれくらい気合いがあってもいい感じがします。あとは中央のダート戦でどれだけやれるかですね。芝スタートになりますし、ダッシュを利かせてキックバックを受けないような位置で運びたいところ。成績的にもここが試金石になるでしょうし、何とか好走させたいと思っています」(千田輝彦調教師)
*****8歳馬*****
【アナザートゥルース】
20日(日)に坂路コースで4ハロン58.1-42.6-27.6-13.5を単走で馬ナリに追われ、23日(水)にはWコースで5ハロンから0.4秒追走して併せ、67.6-53.4-38.5-12.0を馬ナリに追い切りました。「寒い時期は体調面も安定していますし、脚元に反動なく強い負荷を掛けられている。順調ですよ。先週の時点で概ね態勢は整っていましたが、もう少し時間をかけてやればさらに上向いてきそうな雰囲気。許容範囲の斤量で仁川Sに傾く気持ちはあったものの、長目からあと2本しっかりやって、3/10(木)名古屋大賞典(Jpn3・名古屋ダ1900m)を予定しましょう。直線が短いコースだけに、3角までには先頭に立つイメージで乗ってもらいたい。そのためキツいコーナーを回りながら、スムーズに加速できるかが課題となります。今回は稽古でもその点を意識しながら作っていくつもり。自厩舎の菅原明良でレースに向かわせてください」(高木登調教師)
【プラチナムバレット】
北山牧場で調整され、23日(水)に佐賀競馬場・山田徹厩舎に入厩しました。
「無事到着いたしました。飼い葉もしっかりと食べています。早速ですが、前管理調教師で親交の深い高知・雑賀正光調教師に連絡してアドバイスをいただきました。明日2/26(土)より馬場入りしますが、昨年のYJSファイナルラウンドで2勝を挙げて優勝した飛田愛斗(ヒダマナト)ジョッキーに声を掛けています。最下級C2クラスからのリスタートですし、なんとかもうひと花咲かせてあげたいと思います。厩舎スタッフ一同頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします」(山田徹調教師)