*****2歳馬*****

【ルパンⅡの20】

西舎共同育成場に在厩して調整されています。中間は年末年始を挟んで、BTCの屋内600mダートコースで、ダクとハロン18秒程度のキャンター3000mを乗られています。騎乗スタッフは「中間は屋内600mダートコースでキャンターの距離を延ばしています。一緒に調教している相棒馬のうちの1頭はちょっと掛かり癖がある馬なのですが、こちらはとにかく落ち着いていて、相棒につられることもなく安定感があります」とのことでした。12月末時点の馬体重は502キロ。

 

【マンテラライの20】

引き続き、門別競馬場・米川昇厩舎で調整されています。12月中は屋内ウッドチップ坂路をハロン17~20秒ペースで乗られて、年明けからはひと息入れてウォーキングマシン運動とパドック放牧が行われています。米川昇調教師は「1月14日までは楽をさせる予定で、以降は3月後半から4月の能力試験を視野に入れながら坂路でしっかりと鍛えていきたいと思います」とのことでした。

 

【レッドミラベルの20】

馬体重:451キロ

順調にメニューを進め、年末はリフレッシュに入りました。正月明けも問題なく立ち上がっており、現在は坂路にも入り、ハロン18秒ほどの時計を出しています。周回コースにおける集団走行では、先頭に立つといい具合に力が抜けるのですが、後ろに付くと少し力んで走る面もあります。まだまだ成長の余地が大きい牝馬ですが、長所を存分に引き出せるよう、じっくりとトレーニングを重ねていきます。

 

【ハイドバウンドの20】

馬体重:466キロ

年末はハロン16~17秒ペースの坂路調教まで進め、リフレッシュに入りました。年明けはトレッドミル、ロンギ場での乗り運動から立ち上げましたが、極めて順調で、すでに坂路にも入っています。トレーニングが進んだことで馬体が引き締まり、張りも出てきました。動きは軽く、芝適性の高さも武器となりそうです。冬場はじっくりと進め、しっかりとした土台を築き上げていく方針です。

 

【レッドアヴァンセの20】

馬体重:498キロ

年末にハロン16~17秒ペースの坂路調教、周回コースにおけるキャンターといったメニューを消化し、リフレッシュに入りました。手先が軽く、スピード感に優れた走りが特徴。現在は体型が変わってきている最中で、馬体のバランスが整ってくれば、さらに中身が濃い動きが出来るはずです。まだ気持ちが先行している部分もありますが、トレーニングを重ねながら、しっかりとした土台を築き上げていきます。

 

【ブルーミングアレーの20】

馬体重:494キロ

年末はハロン17~18秒ペースを基本とした坂路調教をおこない、ラスト1ハロンを15秒まで上げることにもトライしました。その後リフレッシュ期間を設け、年明けから乗り運動を再開。当面はしっかりと食べ、しっかりと動くことを念頭に、さらなる成長を促していきます。前向きで、力強さに優れた走りが特徴。入場当初は気性面の幼さを残していましたが、落ち着きが増し、だいぶ大人っぽくなってきました。

 

【インフレイムドの20】

馬体重:462キロ

放牧をしながら、周回コースと坂路を併用したトレーニングを重ねています。坂路調教のペースはハロン20秒といったところですが、力強い動きは目を引くものとなっています。また、トモが強化され、バランスの良い走りが出来てきた点も強調材料です。放牧の効果もあり、馬体には程良いゆとりが出てきました。当面、急速にペースを上げることはせず、確固たる下地作りに専念していきます。

 

【エーピードリームの20】

馬体重:未計測

Kinsman Farmスタッフ「コンディションに不安はなく、年末からここまで順調なトレーニングを継続することができています。コースでは引き続き1ハロン18秒程度のキャンターを中心としたメニューを組んでいますが、パドックに出し、ゲートにも通して、経験を蓄積しながら学習してもらっています。トレーニングで見せるフットワークに力強さが加わってきたように、乗り込みを重ねてパワーアップを図ることができています。性格が良く、いかにも優等生というタイプ。手がかからず、非常にスムーズにメニューを進めることができています」

 

*****3歳馬*****

【ルピナスリード】

この中間もチャンピオンヒルズの角馬場でウォーミングアップを行った後、ダートトラックコースでダクとハッキングで1000mとハロン20秒位のキャンター2000mを乗られ、週2日は坂路で計時区間の4ハロンを56~58秒程度の時計で乗られました。なお、厩舎の馬房調整がついて、1月12日の検疫で栗東・吉岡辰弥厩舎に帰厩しています。吉岡調教師は「中間も良い雰囲気で進める事が出来たようですね。身体にも程よく余裕があって、精神面も落ち着いており、いい雰囲気です。明日以降、目標に向けてしっかり進めていけそうです」とのことです。引き続き、2月5日中京、牝馬限定3歳オープン・エルフィンステークス(L)・芝1600mに池添謙一騎手での出走を目標にして進めていきます。

 

【ラッキーガブリエル】

美浦・高木登厩舎で調整されて、10日中山、3歳新馬・ダート1800mに出走しました。ゆっくりしたスタートでしたが、その後4番手まで上がって1コーナーを4番手で通過。道中は3~5番手で追走しましたが直線では目立った伸び脚は見られず、勝馬から4秒1差の7着でした。12日現在、在厩していますが、13日に松風馬事センターへ放牧に出る予定です。高木登調教師は「レース後も馬体は問題ありませんが、精神的にイライラするところが見られますので、ここでリフレッシュさせたいと思います。放牧に出てからの状態次第ですが、次走は2回中山開催を目標にしていけたらと考えています」とのことでした。

 

【ラブシックボッサ】

今週の、中山・3歳未勝利(ダ1,200㍍)に投票する。

13日、伊藤大士調教師は「今朝はウッドチップコースにて3歳1勝クラスの馬と併せ、先行して最後は併入しています。最後の1ハロン11秒台の時計もそうですが、何より一度レースを経験したことで動きがガラリと良くなりました。騎乗者からも『馬に落ち着きもあって、終いの反応もとても良かったです』と、状態の良さを口にしていました。今週の中山ダ1,200㍍に丸山騎手で投票しましたが、投票の結果除外となったため、少し間隔を空けて東京1週目のダ1,400㍍に向います」とのこと。

 

【ウィズザタイムズ】

今週の、1月16日(日)小倉・3歳未勝利(芝1,800㍍)に☆秋山稔樹騎手で出走予定。

12日、竹内調教師は「1月6日に小倉競馬場へ到着。長時間の輸送で馬体重を減らしましたが、現地環境に上手く順応出来て458㌔まで回復しています。今朝は上野騎手を鞍上に小倉ダートコースに入り、単走で5ハロン70~71秒ぐらいの時計を指示しました。鞍上からは『最後までしっかりと動けていて順調です』との報告が入っています。今週のレースに向けて、仕上がりも良く出走態勢は整っています」とのこと。

 

【ルージュエクレール】

馬体重436キロ。

今週も坂路にて14-13ペースで乗っています。手応え十分に駆け上がっており、スムーズかつ軽快な動きからも状態の良さが伝わってきます。この中間も飼い葉食いは良好で、体つきもだいぶ良くなってきた印象。帰厩も近いと思われるため、厩舎からいつ声が掛かってもいいように調整を進めていきます。

 

【レッドモンレーヴ】

乗り運動後、坂路下でダク、その後坂路2本。

坂路 56.1-40.9-27.0-13.4 馬なり

助手「今日は坂路を2本、2本目に併せて時計を出しました。40くらいまでペースを上げてみましたが、動きは特に問題なさそうですね。以前ほど集中を欠くことも少なくなりましたし、幼い面はあるものの走りに影響するほどではないですよ。競馬となるとまた違うとは思いますが、徐々にでも収まりが良くなっているのはいい傾向だと思います。時間もあるので、しばらくはジックリ乗りながら基礎的なところを底上げしていきたいですね」

藤澤調教師「ベースのところを固めている段階なので馬体に大きな変化はありませんが、この馬なりに順調にきていますよ。普段は子供でも前回は上手に競馬できたように、いいセンスをしていますからね。いい部分は消さないように、しっかり躾ながら進めていきます」

 

【ルージュエピス】

角馬場運動後、ウッドコースで追い切り

ウッド 69.0-53.9-39.4-12.7 馬なり

小島調教師「今日はウッドコースで追い切りました。単走でしたが序盤から良いリズムで走れていましたし、道中の走りのバランスも良かったと思います。3~4コーナーでも手前をきちんと替えていましたし、直線もスッとギアが上がっていました。大外を通っていたので時計的にも悪くなく、動きも納得できるもの。息遣いもしっかりしていますし、飼い葉も良く食べていますよ。今のところ、1回東京開幕週のダート戦を使うつもりです」

 

【ルテリブル】

この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、本日14日(金)に移動しました。

「きょうだいや父産駒のイメージから短距離という先入観を持っていたのですが、レースを見るとどうもそうでなさそうな感じ。レースに慣れてくれば、いずれはこの距離でも対応できるようになってくるかもしれませんが、現状の性格などを踏まえると、もう少しゆったりと運べる距離を選択してあげれば良かったと思います。レース後は、直線で一生懸命走ってきたこともあってか、左トモの筋痛症状が激しいですね。一応次の予定も考えていて、来週の中山・ダ1800m戦なら入りそうですが、昨日の時点でもまだ騎乗運動ができていなかったので、ボディコンディション的に難しい感じ。東京開催だとダ1600m戦は、昨年の状況では3節で抽選になるので入るかどうか微妙なところです。来週には回復して乗り出せるでしょうが、目標がずるずると先延ばしになるよりも、ここでしっかり一息入れてあげる方が先々良さそうなので、ここで一旦放牧に出すことにします。馬の状態を見て、また目標を考えていきます」(高柳瑞樹調教師)

 

【グロリアスヒーロー】

10日(月)に坂路コースで4ハロン53.5-38.7-25.3-12.6を単走で一杯に追い切りました。「変則開催により火曜がトレセン全休だったため、実質的な最終追いは月曜日に済ませてあります。今朝も普通キャンターによる調整を行い、稽古で少しずつ前向きさが窺えるようになってきたところ。正直使いつつのタイプかもしれませんが、本数を重ねながら状態面は着実に上がってきていると思います。操縦性は高く折り合いも付くので、ある程度前々から流れに乗って競馬させたい。あとはオン、オフの切り替えが実戦でうまくできればですね」(高木登調教師)

 

【ジュレップグラス】

13日(木)にWコースで6ハロンから1.8秒先行して併せ、85.9-69.0-54.3-39.5-13.0を馬ナリに追い切りました。「昨日はジョッキーが跨って坂路を駆け上がり、その後はゲートの駐立の確認をおこなっています。枠内でも無駄な力が抜けてリラックスできていたので、本番もこのままいきたいところ。今朝も引き続きジョッキーを背にしてWコースでの時計消化。もともと先週を目標にしていただけあって、ある程度仕上がっていましたので70-40を目安にするよう乗り手には指示しています。パートナーがモタついたたため、少し待つような場面はありましたが、ほぼほぼイメージ通りの最終調整ができたのではないでしょうか。我儘な部分はまだ残っているものの、ジュレップグラス自身が体力をつけてきたこともあり、以前と比べて素直に受け入れるようになってきました。体調の良さもキープできていますし、納得いく形での送り出しとなります」(青木孝文調教師)

 

*****4歳馬*****

【ブランメイユール】

阿見トレーニングセンター内チェスナットファームで調整されています。中間は屋外ダート馬場にてハロン20~22秒程度のキャンターを2000m乗られています。牧場スタッフは「特に気になるところもなく、順調です。現時点では、すぐに帰厩させるということではなさそうなので、じっくり進めていこうと思います」とのことでした。

 

【ワイドアウェイク】

1月15日(土)小倉・4歳以上1勝クラス(牝・芝1800m)に△小沢騎手で出走する。

12日、加用調教師は「本日CWチップコースで併せ馬の追い切りを行っています。相手は調教でもよく動くタイプで、本馬の脚色が見劣る感じでしたが、この馬なりに悪く無い動きはできていたと思います。前走は使い詰めできていて調子が一息でしたし、休みを挟んでリフレッシュしたことで変わってきてくれれば」とのこと。

 

【ルージュアドラブル】

馬体重428キロ。

ウォーキングマシン運動60分、角馬場で長めのダク、本馬場でキャンター1600mを上限17~18秒ペース。

後藤場長「この中間は日によって430キロ台を超すことがあるなど馬体重が微増を続けていることもあり、調整のピッチを徐々に上げています。それでも極端に減らなかったあたり、馬体を膨らませるために手を尽くしてきたことが実を結んでいるのかもしれません。引き続きジックリ乗り込んで送り出しに向けて態勢を整えつつ、更に馬体を膨らませることができればと考えています」

 

【レッドアウレア】

担当スタッフ「この中間もウォーキングマシンでの運動をおこなっています。現在は午前60分、午後に20~30分という内容で動かしていますが、しっかりと休まず継続できているように脚元や状態に関して問題は見られません。左前の骨折箇所については保存療法で進めていますが、再発防止のために時間をかけてやっていきますので、ざっくりですが現在のイメージでは2月いっぱいはマシン運動で3月からトレッドミル、4月から騎乗運動開始という形で考えています。馬体重は533キロ。元気はいいですけど、落ち着いて過ごせていますよ」

 

【レッドレジェーラ】

馬体重492キロ。

今週月曜日に入場し、水曜日から騎乗調教を開始しました。坂路でのペースはハロン20秒ほど。疲れが完全に取り切れておらず、前捌きが硬く感じますし、活気も不十分で良化の余地を残している状態です。初めて滞在する場所のせいか運動中に物見をすることもありますが、日に日に落ち着いて調教に臨めるようになっているので心配要らないでしょう。中央再登録の手続きをおこなうため、近いうちに栗東・音無秀孝厩舎に入厩する予定です。

 

【ソニックムーヴ】

「今朝1/14(金)に4ハロンから53.8-39.0の時計で追い切りました。アクション、ストライドともに大きく、伸び脚十分で、併走馬に3馬身程度先着を果たしています。鞍上の指示に対しての反応も良く、スピード感、力感もありました。申し分ない仕上り具合に持ってこれたのではないかと思います。前走から600mの距離延長となりますが、来週の開催3日目、1/19(水)浦和・ガーネット特別 C1(三)(ダ1400m)に向かいましょう。張田昂ジョッキーに声を掛けています」(小久保智調教師)

 

*****5歳馬*****

【ルヴァンヴェール】

竹内調教師から「本日、美浦トレセンに入厩しました。今週末から一回東京競馬2週目に向け調整を進めます」との連絡が入っている。

牧場担当者は「年末年始も馬体を緩ませず乗り込み、周回コース4,000㍍を17~18秒ペース中心に、週2回15-15の強目も周回コースで行ないました。馬の仕上がり具合も良く、良い状態の時に厩舎へ戻すことが出来ました。10日計測の馬体重は510㌔」とのこと。

 

【レッドエランドール】

馬体重518キロ。

調整は順調に進んでおり、今週から若干ペースアップしました。坂路で4ハロン56秒台の時計を出しましたが、軽く仕掛けられただけで瞬時に反応し、動きもシャープでキレが戻ってきています。普段の雰囲気も入場時と比べてかなり良くなりました。調教を強化しても脚元などに反動は見られないため、週末以降もしっかり負荷を掛けていけそうです。

 

【レッドカルム】

角馬場運動後、坂路にて単走で追い切り。

坂路 55.5-40.9-26.6-13.1 馬なり

奥村調教師「今日は坂路にて単走で追い切りました。下ろしがけは行きっぷりも良かったですが、すぐに折り合って道中も溜めが利き、いいリズムで走っていたのではないでしょうか。動きも最後まで楽でしたし、少し息が重たいかなとは思いますが、このまま乗り込んでいけばそのあたりも解消されるはずです。次走は2月6日(日)東京4R(牝馬限定・ダ1600m)を北村宏司騎手で予定しています」

2月6日(日)東京4R・4歳上1勝クラス(牝馬・ダ1600m)を北村宏司騎手で予定。

 

【エクストラノート】

13日(木)に坂路コースで4ハロンから2.0秒先行して併せ、57.4-41.2-26.2-13.1を末強めに追い切りました。「先週長めからしっかりとやっているだけに、今週分はこれで十分。やり過ぎるよりはと思いますし、終いの伸びや粘りを意識させるよう追い切っています。大方の読み通りで、小倉開催とバラけてフルゲート16頭に対し10頭立てで確定しました。前走以上にスムーズに運べるのではないかとみています。なんとかこの1勝クラスに目処を立てられるよう、際どい競馬が出来ればと思います」(坂口智康調教師)

 

【パラダイムチェンジ】

「来週の開催2日目、1/18(火)浦和・水仙特別 C1選抜馬(ダ2000m)を予定。昨日1/13(木)に4ハロン55.6-40.3の時計で追い切っておきました。連闘の後の中2週での出走ですから、サッと流して息を整える程度のものです。休み明けから地味に着順を上げてくることが出来ていますので、目標はもちろん勝ち負けに持ち込むことですが、3着以内ということになるでしょうか」(山越光調教師)

 

【モンストルオーソ】

★1/14(金)船橋・シンビジウム特別 B3(二)(ダ1600m)笹川翼騎手 結果4着

「デビュー以来キープしてきた馬券圏内の着順をとうとう外してしまいました。終いが垂れてしまったのは、勝ち馬を負かしにいったためで、もちろん休み明けの分もあるでしょう。今回は時季的なものもあって多少太めの造りになってしまったので、次は変わってくると思います」(佐藤裕太調教師)

 

*****6歳馬*****

【レッドクレオス】

今日(金)夕方に再度レントゲン検査をおこないました。明日(土)松風馬事センターへ移動する予定です。

藤澤調教師「今日の午後にもう一度レントゲンを撮ってみましたが、骨折などはなかったとのことでした。競馬後の一時的な疲れか捻ったかぶつけたかというところだとは思いますが、すぐには乗れないと思うので明日(土)放牧に出します。しばらく様子を見てもらってからになりますが、無理するつもりはないので状態を見ながらどうするか考えていくつもりです」

 

【レッドスプリンガー】

赤木場長「今週の月曜日に入場しました。火曜日にウォーキングマシン運動を消化し、午後の馬体チェック時に右前膝に浮腫と熱感が確認。獣医師によるチェックも受けたところ歩様には問題なかったことから、この日は特別な治療をせず水冷によるケアを入念におこなっています。ただ、翌日(水)になって腫れがだんだん大きくなってきたため、水曜日、木曜日は舎飼にして様子を見ました。依然として歩様に違和感は出ていないものの、今日(金)の午前中にレントゲン検査をおこなったところ、右前膝を骨折していることが判明しました。手術を要するほどの症状であることから、今後については関係者の間で協議したうえで決めることになるようです」

 

【リーピングリーズン】

9日(日)にCWコースで6ハロンから1.2秒追走して併せ、84.8-68.9-52.9-37.8-12.0を強めに追われ、13日(木)には坂路コースで4ハロン56.4-41.0-26.7-12.8を単走で馬ナリに追い切りました。「冬毛は伸びているものの、馬体の張りがだいぶ良くなって前進気勢も見られます。それでもまだ動きが緩慢。追い切りでも体を持て余し気味に映るため、やはり休み明けの感は否めません。ピリッとしてくるのは一度使ってからの印象を受けますね。脚元に反動はありませんので、予定どおり来週1/22(土)中京・遠州灘ステークス(ダ1800m・牝)に岩田望来騎手で向かうつもり。週末またコースで強い負荷をかけて仕上げていきます」(吉岡辰弥調教師)

 

*****7歳馬*****

【レッドヴェイロン】

北の角馬場で運動。

鹿戸調教師「昨日(水)午後のチェックでも歩様は問題なく、馬体や脚元にも問題はなかったため、今日(木)から騎乗運動を再開しています。北の角馬場でダクだけ乗りましたが、脚捌きはしっかりしていましたし、うるさい面も見せていなかったですね。思った以上にレースでのダメージは見られず、飼い葉食いも良好ですから、このまま厩舎置いて次のレースに向けて進めていこうと思います」

 

【ラヴノット】

8日(土)から軽めに乗り出したものの、10日(月)に角馬場での運動で歩様がスクんでしまい、全休日明けの12日(水)、そして昨日も同じような症状が見られました。あらためてトレセン診療所で獣医師に診てもらったところ、全身に酷い筋肉痛が出ているとの見解。出走できる状態に戻るには相応に時間が掛かりそうとの診断を受けたことから、関係者間で協議した結果、誠に残念ですがここで現役を引退させることになりました。

この後は近日中に競走馬登録を抹消し、北海道沙流郡日高町のオカダスタッドにて繁殖牝馬となる予定です。

ラヴノット号にお送りいただいたこれまでの温かいご声援、誠にありがとうございました。

「当初の見立てではそこまで重いものではないと思っており、今週から乗り出して問題ないようなら、来週の競馬で仕切り直そうと考えていたのですが、10日(月)に角馬場で乗っただけでスクんでしまいました。全休日明けの運動でも常歩では問題ないものの、軽いハッキングに移行すると跛行してしまう現状。状況がなかなか好転せず、獣医師の診断では程度が酷い筋肉痛との事でした。このまま進めていくことは難しく、年齢的に回復も遅くなってきていることから、クラブ側との話し合いの上、ここで引退させることとなりました。前走からここまでお待ちいただいた会員の皆様の気持ちを考えると大変心苦しいのですが、無事に繁殖に上がれるのは良かったと思っています。4歳2月からうちで管理させていただき、5歳5月に凌大を背に新潟で1勝クラスを勝ったのは思い出深いところです。牝馬の割に馬格がありますし、立派なお母さんとなってくれれば嬉しい限りです」(小西一男調教師)

 

【ブリリアントリリー】

「現在は屋外ダートコースにてダクと軽めのキャンター4500mのメニューで調整中です。寒い日が続いていることで馬場が凍結する日が多いため、今週はなかなか時計消化ができていません。今日ようやくラスト1000mを17~18秒くらいまで伸ばしたところ。状態面は良化が見られるので、この感じでもう少し乗り進めていきます」(担当者)

 

【ヴァイスブリッツ】

9日(日)に坂路コースで4ハロン61.5-44.7-28.8-14.1を単走で馬ナリに追われ、12日(水)にはCWコースで4ハロン53.6-37.5-11.6を単走で強めに追い切りました。「先週末の段階で脚元の腫れは落ち着いていたので、9日(日)に坂路コースで15-15を少し切るくらいのところを消化。週が明けてからも反動などは出てこなかったので、今週の出走に向けてCWコースで追い切りをおこなっています。気性面も考慮して4ハロンから追い切っていますが、こちらでは今のところテンションが上がるようなことはありませんし、今回も落ち着いて走れていました。ただ、馬場に入ると腹目がきゅっと上がりますし、牡馬にしてはスッキリしているので、小倉までの輸送をうまくこなしたいですね。本日の運動後の体重は448kgです。今回と同条件の前々走で、鞍上と喧嘩してレースにならなかったと聞いているので、今回は馬の気に任せて進めるつもり。逃げ、先行馬が割と多いので、この距離でもガーっと行ってしまうようなことはないのではないかと思っています。鞍上の黛騎手には、どのような形になってもマイペースで運ぶよう伝えておきます」(千田輝彦調教師)

 

*****8歳馬*****

【カヴァレリア】

12日、牧場担当者は「昨年末に2回目の血液検査を行なったところ、まだ疲労の値が高い状態でした。馬体の張りは戻ってきましたが、内面の疲れが取りきれていないみたいですので、強目の調教を始めるにはもう少し時間が必要です。現在は周回コースと坂路コースを併用し、合計4,000㍍を18秒前後で調整しています。今月末に再検査を実施し、その結果次第で獣医と相談します。馬体重は520㌔」とのこと。

 

【アナザートゥルース】

現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。多少背中に疲れは感じられるものの、落ち着きもあって雰囲気は悪くありません。食欲も旺盛ですが、まだ体が戻ってきていないので、もうしばらくはマシン運動を続けて馬体回復を促していきます。

 

【プラチナムバレット】

「C2クラスの選抜戦の1300mでも2番手で進めることが出来ました。いまひとつ成績が出なかった時とは行きっぷりが違うので、もう数戦使わせてください。これまでは基本的に中1週で出走してきましたが、次走はそれ以上に出走間隔を空けて臨む考えです。調整過程が変わりますので、それが多少の刺激となり、また違う結果になると思いますよ。もちろん良い方向に転ぶことを願っています。15回高知開催(1/30~)での出走が本線ですが、ひと息入れてあげて、16回高知開催(2/13~)にスライドしてもいいかもしれません」(雑賀正光調教師)