*****2歳馬*****

【ルピナスリード】

チャンピオンヒルズで調整されています。引き続き、しっかりと時計を出して進めており、15日現在、角馬場で入念にウォーミングアップを行った後、フェルトダートトラックコースで軽めキャンター3000mを乗られ、週2日は坂路に入って、計時区間の4ハロンを54~55秒台で進めています。14日には吉岡辰弥調教師が現地で視察されました。吉岡調教師は「順調に時計も出せていますね。相変わらず飼葉はゆっくりですが、それでも食べられているのは良いと思います。身体は出来たらあと10キロ位は欲しいところですが、今はこれ位あれば合格点かなとも思っています。検疫がなかなか確保できず申し訳ありませんが、現時点では、何とか再来週くらいの検疫ではと考えています」とのことでした。15日現在の馬体重は454キロ。

 

【ラッキーガブリエル】

美浦・高木登厩舎で調整されています。先週末から追い切りに入る予定でしたが、12日に57秒の予定で坂路に入ったところ、スイッチが入ってしまってコントロールが効かなくなってしまいました。そのため、まずは環境に慣らすことを優先して進めていくことになりました。高木登調教師は「普段は人懐っこくて愛嬌のあるかわいい馬なのですが、スイッチが入るとノーコントロールになってしまいます。今日は角馬場での運動で、キツいハミを使ったのですが、それでも効かず、すごい力でまるでラチにぶつかっていくかのような勢いでした。物見をして急に緩めてみたりもしますし、どこにスイッチがあるのかまだわかりませんが、徐々に環境に慣れていって落ち着いてくれるまで根気よく見ていかなくてはならないですね。飼葉は、厩舎でもナンバー1のスピードで完食していて、入厩時456キロの馬体重は15日現在452キロと大きく変動はありません」とのことでした。

 

【モンストルオーソ】

現在は馬場1周と坂路2本(上限23秒ペース)のメニューで調整しています。6日(月)から騎乗調教を開始しました。調教後も飼い葉をしっかり食べているように、体調面は特に心配ありません。まだ集中力には欠くところがあって物見も多いため、馬場と坂路を併用しながらコース周辺環境に慣れさせていった方が良さそうです。」

 

【ルージュエクレール】

厩舎周りを引き運動。

萩原調教師「昨日(水)午後に馬体チェックをおこなった際、歩様にはそこまで出ていなかったのですが、左前の球節に浮腫と熱感が見られました。すぐに獣医師に診てもらったところ、『軽度の捻挫』という診断でした、今朝も同じような状態でしたし、先週も右前脚に違和感が出ていたことから、無理はさせられないと判断して今週のレースも出走を見合わせることにしました。今日(木)午後から左前球節部のレントゲン検査を受けましたが、幸い骨に異常は見られませんでした。2週続けてこのようなことになってしまい、本当に申し訳ありません。1~2日は入念にケアしつつ様子を見てから今後については決めさせていただきます」

 

【レッドモンレーヴ】

馬体重:512キロ

週4回坂路に入り、日によっては2本登坂するなど順調な乗り込みを継続しています。ペースはハロン14~15秒。乗り込みを重ね改善傾向にありますが、まだトモに緩さが残るため、推進力には物足りない部分も感じます。このあたりが今後のポイントとなってきそうですので、10月初旬にはノーザンファーム天栄への移動が予定されていることもあり、トモの強化に重点を置いたメニューで鍛え込んでいきたいと考えています。

 

【ルージュエピス】

馬体重:470キロ

坂路調教では中間に2ハロン12-12を消化。癖でトモを落とすような仕草を見せますが、コンスタントに速いところを消化できるように体力も備わってきており、以前は見られた背腰への反動もいまは心配ありません。肉付きも良く、乗り込みを重ねながら馬体の張りも増してきた印象ですが、まだトモの強化など課題も残っている状況ですので、強弱をつけた課題克服を意識したメニュー構成で引き続き鍛え込んでいきたいところです。

 

【ラブシックボッサ】

15日、牧場担当者は「周回コース2,000~3,000㍍のキャンターを中心に、週2回の坂路入り(15-15、17-16)も消化し順調です。涼しくなってきたことで、馬も元気一杯に過ごしています。馬の食欲も良く体調も安定していますので、来月の移動に向けゲートも確認しつつ仕上げていきます。現在の馬体重は475㌔」とのこと。

 

【ウィズザタイムズ】

15日、竹内調教師は「本日はウッドチップコースでの併せ馬を予定していましたが、馬場閉鎖の影響で、急遽ポリトラックコースで3頭併せを行いました。道中は真ん中を進め、最後は内の馬と併入し、外の馬には2馬身先着しています。道中でポジション取りの際に頭を上げる仕草はあったものの、スピードに乗るとフォームは安定し、追い出してからの反応も上々でした。先週末のウッドチップでの追い切りも上手く加速出来ており、息遣いも良く順調に仕上がってきています。新馬戦は中山の芝1,600㍍戦を考えていましたが、多頭数でゴチャついてハミを取れない心配もありますので、スムーズな競馬が出来そうな2,000㍍戦に向かうことにしました」とのこと。

9月26日(日)中山・2歳新馬(芝2,000㍍)でのデビューを予定している。

 

【ダイヤモンドフジ】

9月18日(土)中京・2歳新馬(芝1200m)に富田騎手でデビューする。

15日、宮本調教師は「先々週、先週とびっしりやりましたので、今週は坂路単走でサッと追い切っています。4ハロン53秒2、ラスト12秒7を計時し、最終追い切りも良い動きを見せてくれました。頭数も10頭立てくらいに落ち着いて除外無く出られそうですし、どういう競馬をしてくれるか楽しみです」とのこと。

 

*****3歳馬*****

【ブランメイユール】

阿見トレーニングセンター内チェスナットファームで調整されています。この中間も変わりなく、屋外ダート馬場にてハロン18~20秒程度のキャンター3000mを乗られています。牧場スタッフは「中間も引き続き長めの距離をじっくりと乗り込んできました。そろそろ帰厩の声がかかるかと思いますので、良い状態で戻せるようにしっかり調整していきます」とのことでした。

 

【スノークォーツ】

現在は舎飼されています。この中間に獣医による患部のレントゲン検査をおこなったところ、まだ骨折線がうっすらと確認できたため、もうしばらくは現状の生活を続けることになりました。約1ヶ月後に再度検査を受けるまでは、引き続き馬房内で安静にさせる予定です。

 

【レッドアウレア】

厩舎周りを引き運動。

尾関調教師「追い切った翌日なので、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。出掛けの歩様はしっかりしていましたし、馬体チェックでも異常は見られなかったですね。飼い葉食いも安定していて、コンディションは良好だと思います。久々の芝のレースにはなりますが、いいレースを期待したいですね」

※9月18日(土)中山12R・3歳上1勝クラス(芝2000m)にM.デムーロ騎手で出走します。

 

【ワイドアウェイク】

9月18日(土)中京・ダ1800m(牝)に☆泉谷騎手で出走する。

15日、加用調教師は「今日も坂路で併せ馬の追い切りを行っています。オープン馬との併せ馬でしたので、脚色や手応えはさすがにちょっと見劣りましたが、それほど離されずよく食らい付いていたと思います。52秒台を計時したのも初めてだったと思いますし、良い状態でレースに臨めそうです」とのこと。

 

*****4歳馬*****

【レッドエランドール】

運動のみ。

田中克調教師「うるさくなることもなく、落ち着いて過ごしていますよ。気分転換と疝痛防止も兼ねて少し歩かせていますが歩様に違和感はありませんし、手術箇所も大丈夫そうですね。去勢の効果が出てくるまでにはしばらく時間が掛かるとは思いますが、硬さがなくなって自分の力を全部出せるようになれば、まだまだ上にいけると考えています。乗り出せるようになるまで我慢ですが、ストレスを溜めないようにケアしてあげたいと思います」

 

【ルヴェルソー】

今週の、9月20日(祝月)中山・ジャングルポケットC(3歳以上2勝クラス・混・芝2,000㍍)に柴田善臣騎手で出走の予定。

16日、田中博康調教師は「先週の追い切りでほぼ仕上がっていましたので、今朝は身体的な負荷はかけず、ポリトラックコースで併せ馬を行いました。柴田善騎手に追い切ってもらう予定でしたが、オーバーワークにならないよう助手が跨がりました。2歳馬を誘導する形で先行し、終始良いリズムで楽に走れており、気持ちの面でも良い調整が出来ました。中山コース、騎手との相性も良いので、上位争いを期待しています」とのこと。

 

【ルヴァンヴェール】

15日、牧場担当者は「先週までは、周回コース3,000~4,000㍍のキャンターと坂路での15-15を中心に調整してきましたが、今週は周回コースで、15―15の強めを行いました。周回コースでも、坂路同様に良い動きが出来ていました。体調面や精神面も安定し、至って順調にきています。馬体重は504㌔」とのこと。

竹内調教師からは「牧場での調整も順調に進んでいますので、東京開催に向けて来週入厩させる予定です」との連絡が入っている。

 

*****5歳馬*****

【リーピングリーズン】

現在は馬場1周と坂路1~2本(上限23秒ペース)のメニューで調整しています。まだ朝になると両トモは若干モヤついているものの、動かした後は浮腫みが解消されてスッキリしてくることから、このタイミングで騎乗調教を立ち上げることになりました。6日(月)より馬場入りを開始して、今は坂路も併用しながらジックリと乗られています。まだトモの状態は変わりありませんが、両前に関しては再度浮腫んでくることはないため、このまま徐々に進めていく予定です。

 

*****6歳馬*****

【レッドヴェイロン】

北の角馬場で運動。

鹿戸調教師「昨日追い切ったので、今日は北馬場で軽めに乗って調整しました。馬場入りもスムーズでしたし、いいフットワークでリラックスして動けていましたね。飼い葉はしっかり食べていて、コンディションは維持できています。予定のレースまでまだ時間がありますから、ジックリ乗り込んでいくつもりです」

※10月3日(日)中京11R・ポートアイランドS(L・芝1600m)を予定。

 

*****7歳馬*****

【カヴァレリア】

11日に小林分場の荒山厩舎へ入厩し調整されている。

16日、荒山調教師は「入厩後も夏バテの兆候は見られず、良いリフレッシュ休暇になりました。元々、右トモの歩様は良くない馬ですが、この中間もしっかり乗り込めています。今週末から徐々に調教ピッチを上げ、10月頭の大井開催を目標に進めています」とのこと。

 

*****8歳馬*****

【レッドイグニス】

北の角馬場で運動。

鹿戸調教師「追い切った翌日なので、今日は北の角馬場で運動しました。テンションもそこまで上がっていませんし、運動中の脚運びも硬さはなくスムーズでしたよ。飼い葉をしっかり食べていて体調もいいので、いいレースを期待しています」

※9月19日(日)中山10R・レインボーS(3歳上3勝クラス・芝1800m)に武藤雅騎手で出走します。