*****2歳馬*****
【ルピナスリード】
チャンピオンヒルズで調整されています。この中間は、大分馬自身にも活気が戻ってきており、しっかりと時計を詰めながら乗り込まれています。8日現在、角馬場で入念にウォーミングアップを行った後、フェルトダートトラックコースで軽めキャンター3000mを乗られ、週2日は坂路に入って、計時区間の4ハロンを55~56秒台で計時しています。小泉厩舎長は「良い頃の雰囲気が出て来たので、時計も詰めて本数を消化しているところです。大分毛艶も良くなって来ていますよ。後は、このまま乗り込み量を増やしていきながら、声が掛かる準備をしていきます」とのことでした。
【ラッキーガブリエル】
9日にゲート試験を受験し、合格しました。高木登調教師は「昨日のゲート練習もそれなりには出られていましたので、もう少し練習してからと思っていたのですが、テンションがかなり高くなってしまっており、これ以上練習するよりも試しに受けてみようと考えて、今日受験しました。入り、駐立ともに問題なく、ゲートの出はまずまずで、そこから二の脚がしっかりついて、スタートは良さそうです。ただ、前向きすぎてスイッチが入るとコントロールが難しく、角馬場運動の際もブレーキが利かず、なかなか大変でした。進めていって速い時計を出していくうちに落ち着いてくると良いですね。日曜から時計を出していって、このままデビューまで進めていくかどうかは進めてみてから判断したいと思います」とのことでした。
【ウィズザタイムズ】
8日、竹内調教師は「先週末に、ウッドチップコースで時計を出しました。初めてのコースで最初はフワフワしていましたが、ピッチが上がるにつれて集中力が増し、最後の1ハロンも余裕を持って12秒台をマークしています。まだキャンターの出だしでハミを取れない面もあり、今朝は馬自身でハミの取りやすい坂路に入れましたが、来週からはウッドコースで追い切るつもりです。息遣いも良くなってきましたので、中山3週目・芝1,600㍍から投票予定です」とのこと。
【ダイヤモンドフジ】
9月18日(土)中京・2歳新馬(芝1200m)に富田騎手でデビュー予定。
8日、宮本調教師は「今週はCWチップコースで6ハロンからの長目を乗り、3頭併せの追い切りを行っています。富田騎手を背に、手元の時計では82.3-66.5-51.9-38.1-12.2をマークしました。前の2頭を追いかけて内から差し切る良い動きを見せてくれており、デビュー戦が楽しみになってきました。富田騎手も『良く動いてくれています』と好感触だったようです。ここまでビッシリと調整して態勢が整いましたので、来週は体調を整える程度にサッとやれば十分だと思います」とのこと。
【ルージュエクレール】
厩舎周りを引き運動。
萩原調教師「昨日(水)午後に馬体チェックをおこなったところ、浮腫や熱感こそなかったものの、右前の出が良くありませんでした。すぐに獣医師に診てもらいましたが、右前脚全体を触診しても痛がる素振りは見られなかったため、様子を見ることになりました。今朝(木)のチェック時には歩様も良化していて、昨日の硬さは『一過性のもの』ということでした。ただ、今日の午後や明日(金)も経過観察をしたいところですし、使うからには万全の状態で送り出したいと思っているため、エクレールのデビューを楽しみにしていた会員の皆様には大変申し訳ありませんが、今週のレースは自重することにしました。今のところ軽度のものなので、1~2日ほど様子を見て問題なければ来週の日曜中山5R(牝馬限定・芝1600m)に使う方向で進めていきたいと考えています」
※9月19日(日)中山5R・2歳新馬(牝馬・芝1600m)を予定。
【ルテリブル】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで2400~3000m、坂路1本(17~20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間から調教量を増やして乗り込んでいますが、まだ全体的に筋肉が足りずに緩さが目立ち、動きもモサモサしていますね。体力的にも物足りませんし、しっかり負荷を掛けていきたいと思っています」(担当者)
【グロリアスヒーロー】
現在はトレッドミルで調整しています。普段の歩様なども大分スムーズになってきたことから、やや予定を早めて8日(水)よりトレッドミルでの運動を開始しました。常歩からダクヘ移行しての肢の運びを確認できればと思ったのですが、北海道以来の久々だったからかバタバタしたダクになったので、もう少し慣れが必要のようです。その後も歩様に気になるところはないため、しばらくはトレッドミルでの運動を継続し、慣れさせていこうと思います。
【ジュレップグラス】
現在は馬場2周と坂路1本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。今週からは周回コース、坂路コースともにペースを上げていますが、飼い葉を残さず食べて馬体重も増えてきたように、身が詰まってきた印象です。リフレッシュ休養後は気持ちの面でも落ち着いて調教に臨めていますし、この感じなら順調に負荷を強めていけそうなので、更に乗り込み量を増やして馬体面の強化を図っていこうと思います。
*****3歳馬*****
【ブランメイユール】
阿見トレーニングセンター内チェスナットファームで調整されています。この中間も、屋外ダート馬場にてハロン18~20秒程度のキャンター3000mを乗られています。牧場スタッフは「ようやく良くなってきた感じです。トモがしっかりしてきましたし、元気が良いですね。先週池田調教師から『17日までの川崎開催が終わったら帰厩させたい』と聞きましたので、それまでこのメニューで乗り込んでいきます」とのことでした。7日計測の馬体重は473キロ。
【ワイドアウェイク】
9月18日(土)中京・ダ1800m(牝)に泉谷騎手での出走を予定。
8日、加用調教師は「本日は坂路で併せ馬の追い切りを行い、泉谷騎手を背に本馬が先行してラストは同入の形で4ハロン53秒5、ラスト12秒5を計時しました。泉谷騎手の話では『前回乗ったときより良くなっていると思います』と感触は良かったようで、夏の放牧を挟んで良い感じにリフレッシュ出来ていますし、成長した走りを見せてくれればと期待しています」とのこと。
【ルージュアドラブル】
先週いっぱいは無理せず様子を見てきましたが、歩様も問題なく獣医師からの許可も出たので、月曜日から騎乗運動を再開しています。現在はサンシャインパドックでの放牧後に2000~3000mの軽めキャンターという内容で、右脇を痛める前のメニューに戻して進めることができています。テンションが少し高めの日もありますが、表情には余裕があって目つきも穏やか。イライラしているわけではないので大丈夫ですよ。飼葉の食いも変わらず良好で、首や肩回り、それに背腰に肉がついて全体に膨らんできたようにも見えます。さすがにドンと増えているとは思いませんが、来週の計測でどのくらいの数字になっているか。少しずつでも計測ごとにプラス体重でいければいいんですけどね。気温も徐々に下がってきているので、放牧時間を少しずつ短くしながら日々のメニューを消化しています。運動時の動きや雰囲気は変わらずいいので、引き続きテンションなどを見ながら稽古内容に変化をつけていきたいと思います」
【レッドレジェーラ】
馬体重480キロ。
今週月曜日に入場しました。到着後はウォーキングマシンやトレッドミルで調整を進めてきましたが、脚元など馬体面に問題は見られないことから、昨日(木)乗り出したところです。現在は周回コースを2周してから坂路をハロン17秒ほどのペースで1本上がっています。運動中は真面目に走っていますし、普段も以前滞在していた時よりおとなしい印象です。園田競馬への移籍に備えて、来週から距離を延ばすなど運動量を増やしていきます。
【レッドアウレア】
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
ウッド 蓑島J 83.7-68.1-52.9-37.5-11.6 一杯
グローリーヴェイズ馬なりの内0.7秒追走同入
尾関調教師「今日(木)は蓑島騎手が騎乗してウッドチップコースで追い切りました。アウレアが追走する形でおこないましたが、下ろしがけからリラックスしていて、道中も素軽いフットワークで動けていましたね。最初から最後までずっと右手前だったものの、最後もオープン馬相手に食らいついていましたよ。上がりの歩様も問題なく、息遣いも良化しています。ここまでは至って順調です。今回は芝に戻してみようと思い、来週の土曜中山12R(芝2000m)にデムーロ騎手で使う方向で進めていきます」
※9月18日(土)中山12R・3歳上1勝クラス(芝2000m)をM.デムーロ騎手で予定。
【ソニックムーヴ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18秒ペース)のメニューで調整中です。乗り進めても左前の蹄に亢進症状が出ることはなかったため、この中間よりピッチを上げて対応しています。その後も問題ありませんし、このまま蓄積度合いを高めていきたいところ。引き続き脚元の状態をよくチェックしながら、負荷を強めていくつもりです」(担当者)
*****4歳馬*****
【ルヴェルソー】
3日から、美浦トレーニングセンターで調整を開始している。
9日、田中博康調教師は「函館後の短期放牧を挟み、フレッシュな状態でトレセンに戻ってきました。今朝はウッドチップコースで、半マイルから56秒前後の追い切りを行いました。時計は速くないですが、フットワークに躍動感もあり、とても良い動きでした。来週は柴田善臣騎手に跨がってもらい、馬に刺激を与えてレースに向かいます」とのこと。 9月20日(祝・月)中山・ジャングルポケットM(2勝クラス・混・芝2,000㍍)に柴田善臣騎手で出走の予定。
【レッドカルム】
担当スタッフ「先週末は坂路で40秒くらいのところを予定していたのですが、パートナーとの兼ね合いもあって3ハロン37.2-12.5のタイムに。予定よりも速い時計になりましたが、最後まで馬なりのままで余裕たっぷりの動きでした。来週にもトレセンへという流れになるかと思うので今週末は15-15くらいにとどめる予定ですが、コンスタントに時計になるところを消化しながら状態を整えることができました。馬体重も527キロと安定していますので、この気配をしっかりとキープして送り出せればと思っています」
【レッドエランドール】
田中克調教師「麻酔から覚めた後も問題なくきています。体温は安定していて、食欲もありますよ。今朝(金)軽く運動してみましたが、元気も良さそうだったので今のところは順調といっていいと思います。患部の回復次第ですが、しばらくは入院馬房で過ごすのでストレスを溜めないようにしてあげたいですね」
【レッドルレーヴ】
馬体重471キロ。
今週も坂路にて14-14ペースで乗っています。軽快なフットワークで坂路を駆け上がっていますし、乗り込んできたことで体つきがだいぶしっかりしてきた印象です。まだ帰厩の予定はありませんが、引き続き入念に乗り込んで態勢を整えていければと考えています。
【エクストラノート】
「現在は角馬場でダクと、1100mの馬場をハッキングキャンターで1100~2200m、坂路コースを1本(17秒ペース、週2回は14~15秒ペース)のメニューで調整中です。今週も水曜日に4ハロン56秒くらいのところを消化していますが、本数を重ねる毎に動きが良くなってきました。付くべきところに肉が付いてきたのもいい傾向。まだ少し緩さは残っているので、このまま乗り込んでいきたいと思っています」(担当者)
【パラダイムチェンジ】
「9/8(水)に5ハロンから66.8-52.6-39.2という時計で最終追い切りを無事に済ませました。しっかりと負荷を掛けましたので、この一追いで心肺機能も仕上がってくるでしょう。当初からの青写真通りで、来週の開催初日、9/13(月)川崎・日和風特別 B3(二)(ダ1500m)に左海誠二ジョッキーで出走を予定したいと思います。2000m戦と迷いましたが、休み明けですので1500m戦を選択。叩き良化タイプですが、目処の立つ競馬は出来ると思いますよ」(今井輝和調教師)
*****5歳馬*****
【レッドクレオス】
馬体重482キロ。
左前膝、球節の浮腫と熱感はだいぶ治まってきたため、今週は坂路のペースを15-15に上げてみました。このペースでもしっかりとした動きを見せていて、変にテンションが上がることもなく集中して稽古に取り組めています。左前も小康状態を保っているだけに、このまま進めていくつもりです。
【レッドスプリンガー】
平田調教師「番組が発表になり、17日(金)の4R(ダ1400m)に出走することになりました。開催最終日ですが、最後の本追い切りは少し早めに明日(土)おこなうことにしました。時計や感触などは明日お伝えします」
※9月17日(金)川崎4R・C3一二三(ダ1400m)を予定。
【カグラヒメ】
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週からは坂路にも入れて徐々に乗り込みを強化していますが、体調面は変わりなく良好です。馬場入りの時こそ少しテンションが上がるものの、動き出してしまえば問題なく走れており、次走目標へ向けてこのまま順調にペースを上げていけそうです。
*****6歳馬*****
【レッドヴェイロン】
北の角馬場で運動。
鹿戸調教師「昨日追い切ったので、今日は北の角馬場で軽めに乗って調整しました。馬場入りを嫌がることはなかったですし、出掛けの歩様もスムーズ。気合も程良く乗っていて状態は良さそうです。ただ、今日の想定を確認したところ、予定している京成杯オータムハンデは上位馬で回避する馬がおらず除外が濃厚です。予定通り投票はしますが、除外となった場合は4回中京最終週のポートアイランドSに向かおうと考えています」
※9月12日(日)中山11R・京成杯オータムハンデ(G3・芝1600m)に投票しましたが、除外(非抽選)となりました。10月3日(日)中京11R・ポートアイランドS(L・芝1600m)を予定。
【ラヴノット】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで2400m(20秒ペース)のメニューで調整中です。大きな疲れも見られなかったことから、先週末より騎乗運動をおこなっています。問題なければ次の新潟開催での出走を予定しているとのことなので、緩ませないように進めているところ。このまま徐々にピッチを上げていきます」(担当者)
【ブリリアントリリー】
「単勝1.7倍に支持され、目標とされて連勝とはなりませんでした。勝ち馬には完敗ながらも、昇級初戦で2着ですから、決して悲観することはないと思います。逃げても番手に控えても、自在に競馬が出来る器用さがあり脚質不問。ただ、その分キレる脚が使えないジリなタイプですね。7回船橋開催(9/27~)でリベンジしましょう。いつでも使える状態ですから、その前の7回浦和開催(9/21~)もメンバー次第で前向きに出走を検討したいと考えています」(林幻調教師)
【ヴァイスブリッツ】
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間から少しずつピッチを上げて乗り込んでいます。深管部はよく触ると反応がありますが、乗っている分には問題ありません。引き続きテンションも落ち着いていますし、大きな問題はないところ。このまま乗り込みつつ良化を促していきたいと思います」(担当者)
*****7歳馬*****
【カヴァレリア】
9月10日、牧場担当者は「現況は坂路で週2本の15-15と毎日周回コースで4,000㍍のキャンターを行っています。今月の帰厩に向け、スタミナ強化を図っています。猛暑を上手く乗り越えたことで、スムーズにペースアップが出来ました。荒山調教師に、入厩態勢が整った旨の連絡をさせていただいています。現在の馬体重は510㌔」とのこと。
荒山調教師は「ここまで順調に調整が進みましたので、11日入厩予定です。入厩後の状態次第でレースを検討していきたいと思います」とのこと。
【アナザートゥルース】
5日(日)に坂路コースで4ハロン58.1-42.1-27.4-13.8を単走で馬ナリに追われ、8日(水)にも坂路コースで4ハロン54.0-38.7-25.3-12.5を単走で一杯に追い切りました。「目の周りが黒ずんでいて警戒はまだ必要ですが、夏負けしている様子はありません。帰厩後1本目の追い切りもマズマズといった内容。年齢的に柔らかみという点では物足りなさを感じるものの、全身を使ってよく動けていると思います。先週末に申し込みした白山大賞典(Jpn3・金沢ダ2100m)は補欠の3番手でした。順位的にまず回ってきそうもないですし、10/02(土)中京・シリウスステークス(G3・ダ1900mハンデ)を目標に進めていきましょう。それなりのハンデを背負わされる立場になるでしょうが、左回りでこの舞台にも実績はある。鞍上は松山君に声をかけています」(高木登調教師)
【プラチナムバレット】
「10頭立ての真ん中の5枠5番で出走が確定しています。ここまで5戦に出走してきて、意外にも1400mは初距離ですが、まず問題ないと思いますよ。今回は馬体重490kg台で臨みたいですね。相手関係からここは落とせない一戦ですし、前走の雪辱を果たして、再び勢いを取り戻したいと思います」(雑賀正光調教師)
*****8歳馬*****
【レッドイグニス】
北のダートコースを1周。
鹿戸調教師「今日は北のダートコースを1周のメニューで乗りました。うるさい面は見せていませんし、運動中の脚運びも気にならないですね。飼い葉食いも安定しています。レースを一度使ったことで体調は確実に上向いていると言えるでしょう。来週の出走に向けて、この後もしっかり乗り込んでいきます」
※9月19日(日)中山10R・レインボーS(3歳上3勝クラス・芝1800m)を武藤雅騎手で予定。