*****2歳馬*****
【ルピナスリード】
栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。ゲート試験合格後も体調面に問題はなく、そのままデビューに向けて進められており、今週は7月28日に調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、58.1-41.5-26.8-13.5を馬なりで計時し、併せた相手と同入しました。吉岡調教師は「ゲート試験後も飼葉食いは落ちていませんし、体調面も問題はないと思います。先週末から15-15程度の追い切りを開始していますが、頭も上がらず、テンションも落ち着いています。今週末から徐々に負荷を強めていく予定です。跨った感じでは、やはりスピードがあって、能力も高そうです。少し腹周りが巻き上がって映りますが、体型的なところもあって、余計にそう映る部分もあるかと思います。今後は、次の新潟開催でのデビューに向けて進めていきます」とのことです。今後は、8月28日新潟、牝馬限定2歳新馬・芝1600mでのデビューを目標に進めていきます。
【ラッキーガブリエル】
キタジョファームで調整されています。引き続き、順調に調教メニューを消化しており、27日現在、屋内800mダート坂路2本を18-18のキャンターで乗られ、その他ウォーキングマシン運動を調教の前後に30分ずつ行っています。岡氏は「この暑さですので、中間、ペースは上げていませんが、馬は元気いっぱいで順調にメニューをこなしており、馬体が引き締まってきたように映ります。引き続き、しっかり体調を管理しながら進めていきます」とのことでした。27日現在の馬体重は452キロ。
【ラブシックボッサ】
28日、牧場担当者は「現在は周回コースでのキャンターを中心に、週2回坂路に入り、1回は15-15も消化しています。強めでの動きも徐々に良化を見せ、脚もとや体調面も問題ありません。伊藤大士調教師から『夏場は牧場でしっかり乗り込んでもらい、暑さが一段落した頃の入厩を考えています』との話しがありました。現在の馬体重は465㌔」とのこと。
*****3歳馬*****
【ブランメイユール】
阿見トレーニングセンター内チェスナットファームで調整されています。この中間も引き続きウォーキングマシン運動で調整されています。牧場スタッフは「先週から大きな変わりはありませんが、飼葉はしっかり食べられていますので、焦らず良くなってくるのを待ちたいと思います」とのことでした。
【ルージュジェイム】
角馬場運動後、ウッドチップコース1周。
小島調教師「先週金曜日の朝、馬体チェック時に左トモの歩様が乱れていたため、すぐに獣医師を呼んで診てもらったところ筋肉痛のような症状で、その日はウォーキングマシン運動のみにとどめて様子を見ました。翌日(土)もマシン運動にとどめましたが、左トモに劇的な良化は見られなかったものの、獣医師と相談した結果、一度休ませるよりはこのまま乗り進めた方がいいという結論に達し、日曜日から騎乗運動を再開しています。私自身が乗りましたが脚運びは気になりませんし、左トモをかばっている感じもなかったですね。昨日(火)は坂路に入れてみましたが、フットワークもスムーズ。今日(水)は角馬場とウッドチップコースで軽めのメニューでしたが、今のところ問題ありませんし、脚元の方も落ち着いています。今日の午後に状態をもう一度確認して、引き続き問題なければ明日(木)追い切ることも考えています」
【レッドレジェーラ】
厩舎周りを引き運動。
音無調教師「先週木曜日から乗り出したのですが、連戦で使ってきたこともあって、ここにきてだいぶ疲れが見られますね。飼い葉食いもひと息ですし、馬体もまだ戻り切っておらず、歩様にも硬さが出ている現状。これから追い切りを開始し、出走に向けて調整していくには厳しいと言わざるを得ないことから、明日(木)社台ファームへ放牧に出すことにしました。今後については関係者間で協議し、決まり次第報告いたします」
*****4歳馬*****
【ルヴァンヴェール】
21日から、美浦トレーニングセンターで調整されている。
28日、竹内調教師は「先週末に軽めを行い、今朝坂路コースで去勢後初の追い切りを行いました。今日は、調教場への移動や調教時などで改善が見られるかを確認しましたが、終始集中力を切らさずに出来ており、去勢効果は出ていると感じました。また、登坂時での反応も鋭くなり、馬体重も487㌔と全体的に馬体が絞れてきています。最初の追い切りから良い感触でしたので、4回新潟に向けてしっかり調整して行きます」とのこと。
【レッドカルム】
先週土曜日に山元トレセンへ移動しました。
奥村調教師「先週金曜日に騎乗運動をおこなって確認したところ、歩様などは安定していて体調面は問題ありません。ただ、先週の想定を見る限り、節的に今開催の新潟での出走は厳しい状況。このまま進めていくよりは一度リフレッシュさせた方が得策と思い、先週土曜日に山元トレセンへ移動させました。節を稼ぐ意味も含めてジックリ進めてもらえればと思っています」
*****5歳馬*****
【レッドクレオス】
助手「痛み自体はほとんど取れてきていて、歩様のぎこちなさもなくなってきました。今週から軽くキャンターも入れて乗っていますが、回復傾向にあるのは間違いないでしょう。馬自体は元気もいいですし、蹄を気にするところもなくなってきているので、もう少しといったところですね。今のところこのまま在厩で立ち上げていく予定になっているので、脚元の様子を見ながら負荷を掛けていきます」