*****3歳馬*****

【ワイドアウェイク】

7月10日(土)小倉・3歳以上1勝クラス(ダ1,700m・牝)に和田竜二騎手で出走し7着。

加用調教師は「昇級初戦としては良く頑張ってくれました。ただ、小倉までの輸送で馬体重が14キロも減ってしまったのが予定外でした。夏場の長距離輸送は初めてでしたし、今回は大雨の影響で輸送に時間がかかり、馬への負担が大きかったのかもしれません。和田騎手は『このクラスでも通用する力がある』と言ってくれましたし、クラス慣れしてくれば変わってきそうです。馬体重が大幅に減っているので、この後のことについては厩舎に戻ってからの状態を見て考えます」とのこと。

 

【レッドレジェーラ】

音無調教師「馬体重は大きく減っていましたが細くは見えなかったですし、パドックでの歩きなどもスムーズだったと思います。ただ、レースではスタートから進んで行きませんでしたね。ずっとジョッキーが促している状態だったので脚が溜まらなかったのもありますが、今回はパシュファイヤーを装着しましたけど、馬具がどうというよりも馬の気持ちが走る方に向いていないようでした。出走メンバーからも最低でもここは権利を取りたかったのですが、このような結果となってしまい申し訳ありません。今後については状態を見ながら考えさせてもらいます」

 

【ルージュジェイム】

7月13日(火)の検疫で美浦・小島茂厩舎に帰厩の予定です。

 

*****4歳馬*****

【レッドエランドール】

田中克調教師「時間をかけて上向かせたこともあって、輸送も問題なくいい状態で競馬にいけたと思います。騎手とは出たなりでと話していましたが、突っ張ってくる馬もいなかったので楽にペースを握れましたね。勝負処から後ろも詰めてきてくれたので、気を抜いたりすることなくしっかり反応してくれたということですが、あの形であっさり交わされてしまっては相手が強かったというしかないでしょう。3着は離していますし時計的にも十分走っているんですけどね。それでもクラスが上がっても通用することがわかったのは収穫でした。ただ、競馬で両前を落鉄してきていたので、どこでやったのかはわかりませんが、その影響もあったかとは思います。もともと少し爪に不安がある馬なので鉄には気を付けていたのですがすみません。爪は一度やってしまうと長引きますし、先手先手でケアしていきたいので、ここは続けて使いたくなるところですが無理せずトレセンに戻すつもりでいます。この競馬ならこのクラスはすぐにチャンスがくるでしょうし、将来も考えての判断とご理解ください。まだまだ成長してきそうですから大事にしていきたいと考えています。火曜日に栗東へ向けて函館を出発する予定です」

 

*****6歳馬*****

【レッドヴェイロン】

復活へのきっかけを掴むためには大きな変化が必要との考えから、本馬は中内田充正厩舎から美浦・鹿戸雄一厩舎へ転厩することとなりました。拠点の移動による様々な環境変化が本馬の新しい一面を引き出してくれることを期待しています。

 

*****8歳馬*****

【レッドイグニス】

鹿戸調教師「真ん中の枠で競馬もしやすいだろうということで、ジョッキーには促して前目のポジションを取って欲しいとお願いしていました。スタートも五分で出てくれましたし、理想的な位置でレースを運んでくれたと思います。直線でもスパッと切れる脚は使えませんが、この馬の持っている力はしっかりと発揮してくれましたね。着順は7着ですが内容も悪くなかったですし、川又騎手も上手く乗ってくれたと思います。さすがに走り切ったこともあって上がりの枠場ではフラフラしていましたので、まずは厩舎に帰ってから入念にケアしていくつもり。レースでの疲れもあるはずですから、この後はひと息入れるつもりです」